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センゴク8

この物語で、あんまり、リアルリアルといわない方がいいと思います。
どっちかというと、マンガらしい。そのマンガらしいところが、とっても魅力的です。

リアルな世界では、人はフワリとは落ちてきません。

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Y十M3 柳生忍法帖

多分、十兵衛が、自分で敵にやっつけちゃうことは簡単なんだろうなぁ。
でも、それでは、おもしろくないという思いがある。
そのあたりは、優しいというよりも、自分の楽しさのためで人でなしなんだろうなぁと思います。

ちょっと、「パイナップル・アーミー」を思い出したりしました。

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センゴク7

あぁ、でも、このノリは悪くないなぁ……と思ったりして。
これはこれで、わかりやすい「魅力」であると思います。
まぁ、宗教というのは、人を食い物にしていくものであるというのは、事実です。

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Y十M2 柳生忍法帖

うーん、山田風太郎が、この十兵衛の3部作を続き物ととらえていたかどうかはあやしいのですが、この物語の十兵衛は、「魔界転生」や、「柳生十兵衛死す」に比べると、たしかに若い感じがあります。
とくに、わざわざ困難なことにこそ、首をつっこみたがるところとか。

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Y十M1 柳生忍法帖

「次は、『魔界転生』を描け~!!」

とわめいていたので、この展開は、けっこううれしかったりします。
このまま、十兵衛三部作を全部マンガにしてほしいです。

しかし、この題。ちょっと、笑いました。
Yは「柳生」で、十が「十兵衛」なのはすぐにわかったけど、Mって何?て思いました。
Mは、光厳のMなのね。

あと、「この物語は無論のこと創作物(フィクション)也」というのも、笑ってしまった。
「也」ってなんナリ?
そんなしゃべりかたする人は、「キテレツ大百科」のコロ助ぐらいしかしらないナリよ。

いや、ホント、期待しています。

「んふっ」

に若干の不安はあるものの(笑)
般若面、正体まるわかり(笑)