ゲーム会レポート,プレイ記録,ボードゲーム,ボードゲーム日記,京都ドイツゲームサークル,2003年3月京都ドイツゲームゲーム会,トランスアメリカ,マスターラビリンス,メトロ,ラビリンス,1号線で行こう

1号線で行こう

えっ、このゲームのレポートもするの?
はい。いやならやめればよいのです。多分、書こうとしているのは、いやではなかったからでしょう(笑)

わたしの苦手な鉄道ゲームです。
「メトロ」みたいな見たくれをしています。うーん、見たくれだけなら、「メトロ」よりも複雑でないかも。
でも、「メトロ」よりもずっと、難しくて意地悪なゲームでした。
いや、いい意味で(なんじゃそりゃ)

ゲームは、大きく大胆に前半戦と後半戦の2つに分かれます。
前半戦は、線路をひいていくゲームです。そして、後半戦は、ひいた線路の上に列車を走らせるレースゲームです。

前半戦は、線路をひいていくゲームです。自分のスタート位置に対応するゴールに向かって、ひたすら線路をひいていきます。線路はタイルでてきています。直進、カーブ、二股に分かれた道、いろいろなカードがあります。そのカードを順番にどんどんおいていきます。
そうそう、スタートとゴールは、人によって場所が違います。多分距離は同じで、不公平にはならないようになっていると思います。
それから、自分のスタートからゴールに最短距離で線路をひくのではなく、途中で2ヵ所ほど経由しなければならない停留所を決められています。
ゲームボードには、はじめから、この停留所になる建物が描かれているわけですが、これも、タイルと同じく四角い形をしています。
普通なら、この横を線路が通るだけだでオッケーだと思うでしょう?しかし、なんと意地悪なことに、このゲームは、それだけでは許してくれないんです。その建物を最初に横切った線路のとなりに停留所が建ってしまうのです。建物には、上下左右と4つの辺があります。自分は、

「右側を通過したら楽だ」

とか思っていても、

「あぁ、この駅じゃまー」

とか言って、自分より先に駅の左側にカーブなんかつけちゃった人がいると、そこに停留所ができちゃうわけです。
そうすると、自分の線路をその線路にドッキングさせるしか、道はない(うむ。まさに言葉通り)わけです。

そして、ドッキングした先は、人がひいてきた線路です。自分が進みたい方向に線路がひいてあるなんてラッキーなこと少ないわけです。

「トランスアメリカ」なんかの線路ひきだと、つながってさえいたら、たとえどんな風にカーブしようと問題ないですよね。
でも、「1号線で行こう」の場合は、後でその線路の上を列車が走ります。当然、列車はヘアピンカーブや、後退はできません。
だから、たとえ線路がつながっていても、行けない道があるのです。

どういうことか?
例えば、二股に分かれた線路の描かれたタイルがあります。おしりみたいな形です。逆さま向けたら、カモメがとんでいるみたいな形です。伝わりますか?
このタイルは、二股の根本(おしりの割れ目、カモメの体)を中心に2つの道がつながっています。でも、おしりの形においたとき、上から右、上から左、右から上、左から上には列車が走れるのですが、決して左から右や、右から左には列車が走ってくれないのです。

タイルはもうおかれたタイルでも、一部の例外を除いて、道がつながりさえすれば、おきかえてもいいというルールがあります。最初、これはなんて思いやり深いルールだと思いましたが、だまされました。
意地悪なことに、左から右、右から左に走っている直線タイルをこのタイルにおきかえることができるのです(だだし、二股の根本の部分にまだタイルがおかれていない状態でなければなりません)。
そうすると、なんと、あら不思議今までつながっていた道が、すっかり不通状態に(笑)

そのために、せっかくゴールの駅を目の前にして、いらんところをグルグルグルグルとまわるはめに。

スタートからゴールまでつながると、「つながった宣言」をして、みんなの前でそれを証明します。証明できたら、その人は、後半戦の列車レースに移ることができます。
後半戦は、サイコロを振って、出た目だけタイルを進めます。なかに、スペシャルな目があって、その時は、一気に次の停留所まで跳んでいくことができます。うーん、豪快な気持ちいいルールだ。

「『H』マーク!次の駅までワープだって、1しか進めないやんけ!」

どこまでも、意地悪ですか?
はやくゴールした人、たった1人だけが勝者です。勝負の道は厳しいのです。

まずは、線路引きで苦労します。
ゴール地点の前で道がカーブしていて、とんでもない方に続いています。
このとんでもない方から、ゴールまで続けるしかなさそうです。

「そこ、おきなおした方が、速いじゃあ……」

えっ、せっかくここまでつながったのに……。

「よし。線路つながりました。見てて」

こーいって、あーいって、そういって……。

「つながってなかった……」

すいません。わたしは、このお手つきを2、3回してしまいました。
地図を見るのは、苦手なんだよーー。

ゴール前で2回ぐらいグルングルンと謎の旋回をするコースがやっとつながりました。
みんなは、もう、スタートしています。

出遅れて、長距離コースで、勝てるわけありませんねぇ。

今回のゲーム会では、これと「マスターラビリンス」が、頭を限界まで使ったゲームでありました。
まぁ、すぐ限界になりますが。

元気なときに、またしよう。
意地悪に耐えられる強いぼくのときに(笑)

文中、不適切な表現が会ったような気がしないでもありません。
ここでまとめて、お詫び申し上げます。

「1号線で行こう」補足

 

どうやら、「1号線で行こう」は、わたしが書いたほど意地悪なゲームではなかったようです。

白紙さんのご指摘によると、

「タイルを置きかえる場合は前のタイルの線路部分は残らなければならない」はずです。
つまり直線のタイルを置きかえたいならば、直線の部分は残ったまま、そこに曲がった線路が付け加わったタイル(俗に矢印タイルや富士山タイルというやつ)を置くことになります。
だから直線タイルをお尻タイル(かもめタイル)には置きかえられないはずです。

とのことでした。
ルールにあたったわけではないのですが、Webで検索かけて調べてみても、そんな感じてした。

ですから、下の文章のタイルおきかえのルールは、信じずに読んでください。
お騒がせしました。

わたしだけが、勘違いしていた可能性もあり、
その場合、1番人に意地悪をしていたのは、わたしということになるかもしれません(笑)

Y(゜_゜)Yヒエー。お許しください。

うつぼゲーム会,ゆうもあ,ゲーム会レポート,プレイ記録,ボードゲーム,ボードゲーム日記,子ども,2003年2月うつぼゲーム会うつぼゲーム会,ゲーム会,メトロ,子ども,13

メトロ

ゲームファミリーの方とした、もう1つのゲームです。
鉄道ゲームということと、むちゃくちゃ複雑につながったレールの絵のタイルということで、はっきりいってわたしは、尻込みをしておりました。

「これは、1年生にもでもできる簡単なゲームですよ」

と誘っていただいて、

「とても、そんな風には見えないのですが…」

と思いつつ、インストしていただき、プレーしました。

うーむ。どっちが、ホストでどっちがゲストかわかりませんねぇ(笑)

線路が迷路みたいにつながっているので、そこが複雑そうに思いましたが、ゲーム自体はたしかに簡単なものでした。

ゲームボードの四辺の部分が、列車の発着駅になっています。最初、自分の列車コマを決まった出発の駅に置きます。

プレーヤーは、それぞれ1枚線路のかかれたタイルを持ってスタートします。このタイル線路がだいたい4本かかれています。これが、迷路みたいに複雑に絡み合ってかかれているので、ちょっと難しそうに思うのですが、手に持つのが1枚ということ、それから、タイルを置くときの向きが始めから決まっているということで、ややこしさが軽減されています。

自分の手番になったら、タイルを配置します。
タイルは、今持っているタイルを配置してもいいですし、それを配置したくない場合は、山札から1枚引いて、それを配置してもかまいません。
山札から引いたタイルは、必ずすぐに配置しなければなりません。

あとは、これをくり返していくだけです。
線路が、出発駅から終着駅(車庫かな)までつながったら得点計算です。
得点は、その列車が走る線路のタイルの枚数になります。だから、自分の線路はできるだけグルグルと複雑なコースをとって、相手の線路は短いコースで終了させてあげる(誰が線路をつなげても、そこを走る列車コマを持っている人に点数が入ります)というのが、作戦のようです。
出発駅から終着駅までつながると、列車コマは終着駅まで走っていって、点数に変換されてゲームボードから取り除かれます。

「終着駅」は、基本的にゲームボードの四辺、「出発駅」の隣にあるのですが、ボードの真ん中には、大きな駅が4つ存在します。もし線路がここにつながり、列車を走らせることができると、なんと得点が2倍になります。

わたしは、初プレイということで、人のジャマをあんまり考えずに、ひたすら自分の列車の走る線路を中央の駅にドッキングさせることばかり考えて遊んでいました。

タイルの選択肢が、手持ちの1枚と、山から取ってくるランダムな1枚だけなので、これだけでもけっこう難しいものです。
しっかりと、続いていると思っていたら、途中でつながってなかったとかけっこうあります。
このときは、ファミリーのパパさん、ママさん、それから低学年ぐらいの子どもとわたしと、あとこのゲーム初プレーの大人の方と一緒に5人でプレーしていました。

自分の線路だけ見て、タイルを置いているつもりなんですが、となりの人のタイルとくっついちゃうと、もう先がよめなくなってきます。
終盤が近づくにつれ、もう絶対に人のタイルのとなりに置くことになりますので、けっこう「どうなるのかな」とおもしろかったです。

わたしは、なんとか1つの線路を中央の駅に到達させて、中盤では1回トップをとったのですが、あとの列車が全然距離をかせげず、最終的に子ども抜かれてしまいました。

順位は、子ども、わたし、ゲーム初プレイの方、パパさん、ママさん、だったかな?
もしかして、こっち初心者ということで、ファミリーの方に、気をつかったプレーをしていただいていたかも。

うーむ。どっちが、ホストで、どっちがゲストかわかりませんねぇ(笑)

これから、わたしも精進します。

うつぼゲーム会,ゆうもあ,ゲーム会参加報告,ボードゲーム,ボードゲーム日記うつぼゲーム会,こぶたのレース,クラウン,ゲーム会,ココタキ,ソロ,ボーナンザ,ミッドナイト・パーティ,メトロ,ワードバスケット

回数を重ねるごとに、スタッフ、参加されるご家族ともに、増加しております。

きょう、わたしが子どもたちと遊んだゲームは、

「3Dパイプビルダー」
「ミッドナイトパーティ」
「クラウン」
「ファンタスミ」
「Hive」
「ワードバスケット」
「ソロ」
「ココタキ」
「九路盤囲碁」
「こぶたのレース」
「ボーナンザ」
「メトロ」
「てんとう虫のパーティ」
「りこうなバウワー」

ぐらいだったかな。
忘れないうちにメモメモです。