ビブリア古書店の事件手帖5 栞子さんと繋がりの時
なんか、裏で流れている大きなお話が動き出した感じがあって、前巻ぐらいからおもしろいです。
なんか、3巻目ぐらいまでは伏線をひくためのものだったみたいですねぇ。
いや、栞子さんが、ものすごく黒い人なんじゃないかと思っていて、大介だまされているのではないかと思っているのですが、それでも、ちょっと魅力的に見えてきた。
今回も、いいお話でしたね~。
風月譚で、風は光榮、月は兼良で、2人が主人公とか思っていたのですが、活躍しているのは、ほぼ光榮ですね。
しかし、大元の「陰陽ノ京」のお話が始まってから、驚くぐらい少ししか時間が経過していないのがわかりました。
この年、京の町は、大混乱の年ですね。
このすべてが、陰陽寮に権力を集中させようとする賀茂の長老あたりの陰謀だったりして……。
先輩と後輩篇みたいな。
このドキドキな感じは、本当にすごいです。なにがあるわけでもないけれど、このドキドキな感じだけで、毎日が終わる様な。ドキドキとコンプレックスのグルグルは、とっても相性が良かったりします。
ところで、先輩の目の周りの点々はなんでしょう?個人的には、目の隈だと思うのですが。