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プロジェクトコア高槻店

 

新しいお店も開拓しましたが、やっぱりりんの基本は、このお店です。
大阪までは遠いので、行くのは月1回ぐらいにしようといいながら、12月~1月のあいだに4、5回は行ってしまっています。

年末によったときには、「ナッシュ」と「ビーバーバンデ」と「ギプフ」と「ラー」を購入しました。

「ナッシュ」は、「バンプレス」の2号に載っていたゲーム。「ビーバーバンデ」は、「バンプレス」の10号に載っていたゲームです。
「バンプレス」の2号と10号をプロジェクトコア 高槻店で購入して、帰りの電車の中で読んでいると、さっきゲーム屋で見たゲームが、載っていて、けっこう子どもにもできそうなルールで、

「あぁ、なんでさっき買わなかったんだよ~~」

と電車から飛び降りて、また、高槻にもどろうかと思ったぐらいでした(その時は、そのあと高槻にこれほど来ることになるとは思ってもいなかったという…)。

どちらも、レビューによると20分程度で終わる短いゲーム。そして、シンプルなルールで、小学校の低学年ぐらいの子でも、遊べそうです。

「ビーバーバンデ」は、今までの1回戦だけ「マンマミーア」の地位を奪いつつあります。
もちろん、「マンマミーア」は、とても楽しいゲームなのですが、現状の時間設定では、最後まで遊べません。
その点、「ビーバーバンデ」は、時間が来たと思えば、その場でノックして終了することができますので、せわしない世界で遊んでいるわたしたちにとっては、とっても、遊びやすいゲームです。
どっちも、それほどしゃかりになって覚えなくてもいい、覚え系のゲームです。

「ナッシュ」は、箱を開けて最初に思ったのは、

「お、『フォレロッテ!』だ!!」

です。

メーカーが、「フォレロッテ!」と同じで、サイコロの入り方、カードの入り方、カードの裏面のロゴなどが、「フォレロッテ!」と同じだからです。
箱は、上箱、下箱にわかれてパカッと開くタイプではなくて、グリコのキャラメルの箱みたいなタイプです(伝わりますか?)。
うーむ。この手の箱は、ちょっと開け閉めがしにくいという欠点があります。特に片づけるとき、箱の中に入れる舌の部分が、カードをひっかけてカードが折れたりしちゃうんだよなぁ。

「6ニムト」や、「ボーナンザ」みたいに、パカッと開くタイプの箱の方が好きだなぁ。ただ、パカッと開くタイプの箱は、持って移動するときにもパカッと開いてしまうという欠点もありますが…。

「フォレロッテ!」は、どっちかというと人とあまり関わりなく、1人でサイコロをころがしていくゲームでした。一方、「ナッシュ」は、騎士同士の戦いがテーマとあって、人の城を攻めにいったりと積極的に人に関われるようになっています。
このゲームは、まだ実際に遊んでいないのですが、多分、「フォレロッテ!」が好きだった子たちは、気に入るのではないかと思っています。
「ギプフ」は、ちょうど「ノイエ」の7号でのデザイナのクリス・ブルム氏のインタビューやレビュー、「バンプレス」の9号の特集などを読んで、

「今までアブストラクトゲームには、あんまり興味ないなぁ」

と思っていたのが、ちょっと変わりつつあったために購入しました。

あと、「うつぼゲーム会」に行ったときに、ギプスプ・ロジェクトのおそらく「デュボン」(だったと思うのですが)を見かけて、全然、ゲームとかはしなくて、やり方とかはわからなかったのですが、

「ちょっと、かっこいいなぁ」

と思ったからでもあります。
それから、ちょっと計算高いところでは、ちょうどこのころ、自分の中で、

「子どもと一緒にゲームを遊ぶときに、親に受け入れやすいゲームとは?」

とか考えていて、

「親が見て子どもがかしこそうに見えるゲーム。それは、アブストラクトゲームではないだろうか?」

てなことも考えていたということもあります。

まあ、子どもがわたしのところに遊びに来るのは、やっぱり親の許しがあってのことです。
わたしの願いは、夕食後のちょっとした時間などに、家族が食卓を囲んでゲームをしている姿です。
もちろん、ゲームのことを大好きな人間が、自分たちでサークルなどをつくって遊んでいくという今までのボードゲームの文化は、とても大切だと思います。
この日記を読んでいただければわかるように、わたしも、そんなサークルや集まりに参加させていただき、とても、楽しませていただいています。
その楽しさを、家庭に少しでも広めていきたいと考えているわけです。

そのためには、やはり、保護者の理解というのは、大切になってくると思います。
楽しいゲームがたくさんあるのに、保護者が引っかかる可能性があるゲームをするよりは、少しでも受け入れられるゲームをしたいなぁと思うわけです。

だからといって、おもしろくない見た目だけ小難しそうなゲームをやるとか、勧めるという意味ではないですよ。
やってみておもしろくなければ、子どもは正直ですから、すぐに来なくなります。

そのうちに、親をまきこんでいきたいなぁと思っているのですが、まぁ、託児所ぐらいに思われていればいい方なので、気長にいきたいと思っています。
子どもが、ゲームで一人遊びしている様子を写真に撮って帰られたお母さんもいるので、「まきこむ」の「ま」ぐらいはできたかな?
でも、まだこの子の場合は、一人遊びだったんだよなぁ。

「ギプフ」は、たっぷり時間がとれて、少し子どもが少ないときに、1回じっくりとしてみようと思います。

あと、もう1つぐらい大きいゲームがほしいなぁと店内を見回します。
競馬のゲームとかもおもしろそうなのですが、子どもにはちょっとかなぁ。ルールがということではなくて、上でしゃべっているように内容的な問題です。
うーん。お父さんには、大うけかもしれないけど、やっぱりまずかろう。
といいつつ、碁石をチップにして、5、6年生の子に「クク」は教えてますので(しかも「大人の時間」という言葉つき。だって、これメチャクチャ理解しやすい言葉です。ほぼ一発で子どもも理解します。この言葉考えた人は天才やーー)、基準は、りんの中にあるすごくあやふやなものです。

候補にあがったのが、「プエルトリコ」と「貴族の務め」と「ラー」でした。

一番最初に候補から落ちたのが、「プエルトリコ」。はやっているし、やってみたいゲームではありますが、今のわたしのゲーム環境で、プレイできるわけがない(笑)。子どもともできないだろう(時間的にも、ルール的にも)。

ということで、候補はあと2つ。
「貴族の務め」か、「ラー」か。

「貴族の務め」は、「じゃんけん」のゲームと、「安田均のボードゲーム大好き!」に書いてありました。
一方の「ラー」は、「競り」のゲームという情報を仕入れています。
「じゃんけん」と「競り」なら、「じゃんけん」の方が簡単そうです。

「貴族の務め」のマイナスファクターとしては、「泥棒」。貴族の務めとして泥棒をやとって人の美術品を盗むということをゲーム中にしなきゃいけない。
うーん、ちょっと抵抗あるかなぁ?

「ラー」のマイナスファクターとしては、「神様」。ゲームとは多分何の関係もないのだろうと思うけれど、宗教関係については、きびしく考えられているお家もあります。
そういったお家の子が混ざる場合は、「オバケ」が出てくるゲームなどはできませんので、とうぜんこの「神様」も難しいでしょう。
そうすると、その子は(ある程度は自分の信仰の問題なのでなっとくしていますが)、ゲームには参加できないことになってしまいます。
まあでも、その場合は、その子がいないときだけ「ラー」をするということも、注意すればできます。

簡単そうで子どもたちとできそうなのは「貴族の務め」なのですが、「ラー」は親からの苦情がなさそう(苦笑)。

うーむ。と、ちょっと箱をとってみる。

「貴族の務め」プレイ時間60分~90分。
「ラー」プレイ時間50分。

「競り」ゲームと「すごろく」ゲームで、なんで、「すごろく」ゲームの方が長い時間かかるのだろう?
もしかして、「ラー」の方が簡単??

30分という制限時間から考えると、両方プレー不可能ということも考えられるが、とりあえず、短い方を買っておくべきだな。

ということで、「ラー」を購入しました。

家で、箱を開けて、
うーーむ。難しそうだ。

「競り」ゲームということで、1人では不可能かもしれないけれど、ルールを見ながら、タイルをならべたりしてみます。
こみいった交渉というのがないので、1人でも、ルールを理解するぐらいのことはできました。

「なにこれ。すごいプレーしやすい」

見た目から、想像もつかないほどわかりやすいルールです。
点数計算に少し癖があって、早見表みたいなものを作った方が良さそうですが、

「これやったら、子どもにもできるわ」

という印象でした。
時間が問題ですので、遺跡のタイルを抜いて、2期でおわりということになるかもしれませんが、それでも、充分に楽しめそうです。

この「ルールわかりにくそう」と思わせるゲームのセットに対して落差のあるわかりやすいルール。
それから、いろいろな方法で点数をとるやり方。
どっかで、経験あるぞ。
エポックから出たゲームで、難しそうやと思ってわたしが敬遠したゲーム。しかも、やってみたら、一番簡単やったあのゲーム。

「アフリカ」と似てる。

「ラー」のデザイナーは、「アフリカ」と同じくライナー・クニツィアでした。
そんなことも知らんと買ったのか?と言われそうですが、知りませんでした。
子どもとするのにいいよ、以前、「The Game Gallery掲示板」の書き込みで勧めていただいたデザイナーでした。

ラッキー。そして、わたしの選択は正しかった(爆)

問題は、早見表を作っている時間がないということでね。

さて、以上は、年末のお話。
新年あけてからも、行ってきましたよ。プロジェクトコア 高槻店。
以前に書いたとおり、ゲームウォークというイベントがありましたので、遊ばせてもらいに行きました。

せっかく大阪まで行ったのだから、なんかゲーム買わないとねぇ。
うーん。
なんか、あるゲームで、ほしいものは、みんな買い尽くしたという感じがしないでもない……。

今日、遊ばせていただいた「そっとお休み」とかは、ここにはないんだよなーー。
うーむ。前回、買うのを見合わせた「貴族の務め」にしようか?
↑ 何で「プエルトリコ」を買わないことにしたのか、その理由は、すっかり忘れているらしい。同じ理由で、買ったって意味ないだろうに。

「『ババンク』は、持ってますか?」

と白紙さん。

「聞いたことないです」

と見てみると、けっこうちっちゃな箱に、とっても濃いめのおっちゃんとおばちゃんの絵(この際、りんの顔かて濃いということや、この日にちょうどやった「ダークサイド」というゲームで、もっとも見かけがあやしいプレーヤーに認定されていたということは、Webで読んでいる人にはわからないので内緒です)。

こわい絵なので、目に入っていても、買ってなかったと思います。

「どんなゲームですか?」

と聞くと、一緒にゲームしてくださっていた方が、いろいろと教えてくださいました。

クイズ番組で、最後の問題だけ1万点とか一発逆転のチャンスがあったりします。なんか、そういう感じのおバカなところ(とは言わなかったかな)か、すごく楽しいゲームなのだそうです。
ゲーム時間は、30分。
あ、けっこう軽い。できるかも。
対象年齢、12歳以上って書いてあるなぁ。そこが気になるといえば気になるけど、対象年齢12歳以上なら、10歳ぐらいからできるでしょう。

クイズというのが気になります。

「あのー、言葉がドイツ語で書いてあるとか、そんなことはないですか?」

この日遊んだ、「ダークサイド」は、わたしにとっては、すごくうけたゲームでしたが、言葉がドイツ語で、白紙さんは、わざわざカードに日本語訳を貼っておられました。
「うつぼゲーム会」でやられていた「プエルトリコ」も、たしか、訳のカードを作って遊んでおられたのを見ました。
そういった作業は、少しきびしいです。

「全然、そんなんないですよ」

ということで、「ババンク」を購入しました。

家に帰って、ルールを読んでみる。
うーん。カジノのゲームか。
子どもとは、無理かな?

一応、1人で、コマをならべたりして遊んでみる。

「あ!このゲーム。たしかに、遊んだらうけるやろうな」

カジノで、お金を稼ぐゲームなんですが、そのお金の稼ぎ方が、後になるほどうなぎのぼりになって、まさに、一発千金、一発逆転のゲームなんです。
クイズ番組の点数といっておられたのは、そういう意味でした。わたしは、てっきりクイズゲームだと思って、「クイズ」がドイツ語で書いてあるのかと心配してたのですが、もちろん、そんなことはありません。
どっちかというと「ブラフ」系で、「ギャンブル」という感じではありません。

やりたいな。

「ギャンブル」というと抵抗ありますが、クイズの賞金だったら抵抗ないかな?
どこのテーブルに、いいカードが隠れてて、どこのテーブルに、悪いカードが隠れているかを当てるクイズ。
じょうずに当たると、50万点(円じゃないところが、ポイント)!!

うーむ。出来そうな感じ。

高槻からの帰りのJRの中で、バラックさんとこんな会話を。
なん個ぐらいゲームを持っているかという会話の後、

「まあ、でも、ゲーム増えるの止まるかなぁと思ってるよ。わたしが買うのは、軽い子どもと出来るゲームばっかりやから」

と言うりんに、バラックさんは、

「そう思うでしょ。それが、そうはいかないんですよ」

と笑っておられました。
さて、どっちが正しいか?
ところで、この「お買い物」日記も、あと2日ぐらい続く予定です(笑)。
結論は、でているようで。

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マンマミーア

子どもたちの冬休みが終わって、お久しぶりの「子どもと遊ぼう」です。
最近は、大人と遊ぶという楽しみを覚えたため、とってもうれしくなってはしゃぎまわっているりんですが、本業は、子どもと遊ぶことです。

???

なんか、大きな間違いをしているような気もしますが、まあ、そういうことで(どういうことやー)、子どもたちが帰ってきて(これも微妙に謎な表現だな)、とっても、喜んでいます。

大阪の旭屋書店でついに手に入れることができた「ワードバスケット」と「プロジェクトコア高槻店」で購入した「ビーバーバンデ」が、今年のはじめの定番ゲームとなりそうです。

でも、最初のゲームは、去年から続いての「マンマミーア」です。

今年も、ここを待ち合わせ場所にしている3年生がやってきました。
もう、この時点で、わたしとしては、「ビーバーバンデ」を勧めたくて、勧めたくて仕方なかったのですが、

「ピザのやつやろう!!」

と目をキラキラさせながら言われたら、無理じゃないか。

で、さっそくピザのやつ。
1回戦までしかしていませんが、プレイ回数だけならこのゲームがこの子にとって一番多いゲームです。
ルールだって、完璧です。

カードを久方ぶりに箱から出して、

「何色がいい?」

と必要なレシピカードを渡して、「ザ・職人」のカードを入れて、残りのトッピングカードをシャッフル。
うーん、流れるような準備だ。

ん、なんか違和感が。なにか、忘れているような気が。はっ!

なんと、わたしは、トッピングカードを全てシャッフルしていました。
せっかく、2人用に各トッピングを5枚ずつ抜いてあるカードをわざわざシャッフル。
はぁ。少しこのゲームを触らなかった時期があっただけなのに。
と、年はとりたくないねぇ。最近、物忘れが激しいんです。

「あっ!」

のわたしの声に、子どももビックリして、

「どうしたの?」

と聞いてきます。
どうしよう……時間がなくなって遊べなくなるといやなので、そのままでいきます(笑)。
でも、いつもよりカードが多くなっています。

カードが多くても、ゲームは進みます。
むしろいつもより、ピザの出来はいいはずです。よすぎるかも。

「うーん。チーズを5枚」

「それ、チーズとちゃうで。わたしは、サラミを3枚」

もちろん、指摘を受けているのは、りんの方です。

途中で、待ち合わせのもう一人が来てしまいました。

「今年、はじめてのゲームだから、最後までやりたいよー」

まあ、わたしの方の時間があったし、後から来た子もOKということで、続きをします。

「あ、これでた。終わりや」

と、引いてきたのは、「ザ・職人」のカード。山は、あと半分ぐらい残っています。
おいおい。そういうルールやったか?

「違う、違う。それを引いたら、それを表向けて、もう1枚山から引いてくるんやで。そんで、山がなくなったら、ゲーム終了」

正しいルールは、いちよう教えておかなければ。

「でも、今日のところは、ここまでにしとこうか。待ってくれてやるでな」

「うん。わたしが、このカードとったし、ならべるしな!」

ずっと、ならべてみたいと思ってたようです。今まで、ほとんど「ザ・職人」わたしがとっていたんですねぇ。自分でとったときは、まだ、ルールがよくわからないときで、結局、わたしがならべたりしていました。
でも、この子も、成長しているのだよ。

結果。
りん 3枚。
まーさん 2枚。

りんは、3枚出したレシピカードのうち、1枚は放り込んだトッピングカードで作って、あとの2枚は、手札から足してなんとかしのぎました。
まーさんは、レシピカードは3枚出していて、そのうち1枚は、サラミのトッピングカードが1枚だけ足りなくて完成しなかったのでした。

わたしのレシピがまーさんの失敗の後、同じトッピングをつかって完成していますから、もし、まーさんのレシピが全部成功していたら、必然的にわたしのレシピは、完成しません。

「あぶない。あぶない。このピザが完成してたら、負けてたわ」

「もうちょっとで、勝てたのにーー!」

「でも、強くなったなー」

「だって、ちゃんと、何がいくつ入ったか、数えてたもん!!」

うん、本当に成長しています。

今回、偶然の産物ですが、カード全部使って、「ザ・職人」のカードが出てきたら終了というルールも、ちょっといいかも思いました。
ランダム性が強くなって、山の上に入りすぎるとゲームが成り立たなくなりますが、1回戦しかしないなら、それぐらいのギャンブルが入った方が、バランスがとれそうです。
レシピカードをはやく放りこんでしまうか、確実に待つのかという選択も出てきます。
カードが多くなった分、時間が長くなる可能性もあるんですけどね。

わたしは、頭が固いので、こういうルール変えるのを考えるのが苦手なんです。
でも、今回は、けっこう楽しめたし、一考の価値ありかな。

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バケツくずし

これは、子どもたちとも何回かやっています。
「マンマミーア」、「6ニムト」、「ヒューゴー」などとならんで、子どもたちにも、人気のあるゲームです。
ゲームを始めるまでの準備に少しかかかるのですが、思ったほど大変ではありません。

箱を開けると、中箱には、カードとバケツの形をしたタイルが入っています。そのバケツ形のタイルがはいっている中箱も、バケツのもようにくり抜かれていて、こういう細かいところが、すごくいい雰囲気です。

プレイヤーは、5色のバケツタイルを各色3つずつ計15枚持ちます。
そして、動物の絵の描かれたカードを12枚ずつ配られます。

動物の種類は5種類で、それぞれの動物には、それぞれ好きな色が決まっています。
カードには、動物の絵とその動物の好きな色、そして、1から8までの数字がかいてあります。

プレイヤーは、手札のカードと相談しながら、バケツをピラミット状に積み上げます。
15枚のバケツをピラミッド状ですから、下から順番に、5つ、4つ、3つ、2つ、1つとバケツを積んでいくわけです。

ゲームは、カードを順番に出していくことにより進行します。
カードは同じ種類のカードなら、1度に1枚から3枚まで出すことができます。カードを出した後、1枚だけ山札からカードを補充します。
次の人は、前の人よりも数値の合計が大きくなるように同じ種類のカードを出していかなければなりません。
1周すれば、自分が前に出したカードの上に、さらに同じ種類のカードをのせて、合計値を大きくしていきます。
カードが出せなくなったり、カードを出したくない場合は、その動物のカードに対応するバケツを1つ自分のピラミットからはずさなければなりません。

このゲームの世界のバケツは、2次元の世界にあるので、中央のバケツや、土台になっているバケツをとっても、ガンガラガーンと自動的に崩れ落ちることは、ありません。
しかし、この世界でも、下のバケツがなくなると、やはり上のバケツは、支えきれなくなります。
自分で、

「ガラガラガラ」

とでも、好きな擬音を立てて、崩れるバケツをピラミットから取りのぞいてください。

そして、今度はバケツを取りのぞいたプレイヤーから、また、カードをプレイしていきます。
何人かのバケツが完全になくなるれば、ゲーム終了です。

バケツのタイルのかわりに、実際の小さなカップなどを使ってするリアル「バケツくずし」も、面白いよと、教えていただきました。
でも、そのときは、カップの材質には、充分注意してください。
ガラスのグラスなんかでした日には、あとかたづけがえらい事になると思います。

ぐれた娘とやるときは、積み木でするのがいいでしょう。これがほんとの「積み木くずし」。
べたべたすぎかつ、年がばれるので、控え目に書いておきます(笑)。

プラスチックあたり、がいいかと思いますが、カップだけでなくて、カップをおく台が何かによっては、ものすごい音がしてしまうかもしれませんので、充分、注意してください。
紙コップがベストかな?

さいしょのバケツの並び方が重要です。
たくさん持っているカードや、合計値の大きい動物のカードと対応するバケツは、、多分、くずされにくいはずです。
逆にカードの少ない、合計値の小さい動物のカードに対応するバケツは、くずされる確率は高くなります。
さっき、「プレイヤーは、手札のカードと相談しながら、バケツをピラミット状に積み上げます。」と書いたのは、そういう意味です。

このゲームは、今回、「京都ドイツゲームサークル」でプレイした人の中で、誰よりもりんが一番慣れていたような気がします。どっちかというと、子ども向けのゲームだったからかな?
(なのに、インストは、やっぱりバラックさんに任せてしまいました。ごめんなさい)

最初のバケツのならびというのは、けっこう重要なのですが、このゲームで一番大切だと思うのは、「運」です。
まあ、最初にバケツをならべるところからして、配られたカードと相談ですから、どんなカードが来るかという運がすごく大きいです。

それでいて、運が悪くても、被害を出来るだけ小さくするためにどうしたらいいのかという考えどころも結構あります。

今回は、わたしは、はじめに数字の大きなカードがきていたので、その色のバケツを土台の方において、

「オラオラ」

という感じで、ブイブイいわせてました。
でも、そうすると、数字が大きかっただけで枚数少なかったため、手札の中のカードがあっという間に無くなってしまってあせりました。

なんとか、その場をしのぐことができて、あまりくずされずにすんだかな?

はじめてする人で、バケツの組み方がわからないと、最初の1周目でおおくずれしてしまい、自分から出したカードで、自爆してということがあって、イヤンな印象をもたれてしまうこともあります。
(↑ 子ども約1名、「このゲーム嫌い」と言わせてしまった)
そんなときは、その人にルールがわかったなと思った時点で、

「はい。練習、おわり。ならべなおそうか」

と言ってあげるのも、よいかもしれません。

もちろん、2回目からは容赦なしです。

あ、あと、このゲーム、自分の手番の終わりに山札からカードを1枚引いてくるのですが、ここで引き忘れると、厳密には後から引かせてもらえません。
シビアなゲームをするならば、人がカードの引き忘れをして、自分がそれに気づいても、
「ウフフ。あいつ、忘れとる。忘れとる」
と心の中だけでほくそえんでいたらいいわけです。
まあ、それも、シビアなゲームをしたい人ばっかりとするのなら、いいと思います。

でも、初心者をまじえてやる場合は、やっぱり、

「ひかなあかんで」

と言ってあげたいものです。
言ってあげるのを忘れたら、まあ、そのゲームぐらいは、後からカード引いてもいいんとちゃうだろうか?

こら、だからといって、そこ、自分も忘れてたからって、後から引かない(笑)

今回は、バラックさんが気をつけて結構声をかけてくださっていました。

「あ、りんさん、また、忘れてますよ」

忘れていたのは、誰でしょう?

更新雑記マンマミーア,子ども

書きました。

これで、とりあえず今年のゲームをプレイしたネタは、全部です。

年末は、いとこの子どもたちと遊べるかな~。

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さて、話は、コンピュータを買いに行く前の日に戻ります。

子ども達も、先週ぐらいから”冬休み”にはいったそうで、なかなか、遊びに来られなくなってしまいました。

なんで、休みになったのに遊びにこれないんだ?
普通、逆だろう?
と言いたくなるのですが、まぁ、不思議な事にそうなんです。

まぁ、こういった長期の休みになると、家ですごす時間が増えます。
そうすると、家族と触れ合う機会が多くなってきます。
特に、冬休みなんかだと、会社もお休みになったりするので、親も子どもと過ごす時間というのが、増えていくわけです。

冬休みは夏休みのような宿題がなかったり、少なかったりするでしょうから、子ども達は、ひまな時間を過ごします。
夏休みなら、1日中外に行って遊ぶということもできますが、今は冬休み。自然と、家の中で遊ぶ事が多くなります。

昼間は、当然、友だちと遊びます。
オーソドックスなところで、テレビゲームとか、トランプ。
まあ、ちょっと気の利いたところで、もう、色が変わりかけたウノなんかをするわけです。
これは、これで、けっこう楽しい。

夜は、家族の時間です。
まあ、テレビを見たりしながら過ごすわけです。
ときには、「お正月の番組におもしろいものなし」ということに気づいて、一家で遊んだりします。

子どもも、大人も一緒にできるゲームといえば、「家族マージャン」
いや、それは、選ばれた家族だけの楽しみでしょう。
今から、十数年さかのぼる高校時代、お正月に友だちと遊ぼうと思って電話をしたら、
「ごめん。正月は、家族みんなでずっとマージャンしてるし、出れへん」
と友だちに言って、ことわられたことがありました。
だから、そういう家族も、まぁ、なん家族かはいます。

子どもも、大人もできるゲーム。
トランプ。
でも、それももう、やりつくしたような感じです。
時に、昼間、友だちともやっていた子ども達にとっては、もう、やりつくしたーーという感じです。
やってるゲームも、みんなが出来るとなると、「大富豪」、「7ならべ」、「ダウト」、「ババぬき」ぐらいでしょうか?

「『ダウト』には飽きた。『ウノ』するぞ」

とか、

「『ババ抜き』ぬきには飽きた。『ジジ抜き』するぞ」

とか、いろいろ工夫をしてみますが、なかなか上手くいきません。

そんなときに、子どもがりんとしたゲームのことを思い出して、

「おもしろいのあるし、買いに行こう」

と家族をさそう。

うーん。ドリーム。

そして、トイザラスとかに行って、売ってないという…

ダメぢゃん。

まあ、最近は、「ブロックス」とか置いてありますし、新聞や、テレビなどでも紹介されたりしていますので、ちょっとずつこういった問題は、解決していくだろうと思います。

こんなときや、週末のために、「6ニムト」などかさばらないゲームを貸し出し用にいくつか揃えておくのもいいかもしれません。

冬休みあけに、子どもが、

「なー、あのゲーム、どこに売ってるの?」

とか聞いてきたら、ホンマもんです。

さて、そんな冬休みにはいった日。
子ども達も、そろそろ、集まらなくなって、このメンバーでゲームをするのも、おそらく最後の日。
それが、コンピュータを買いに行く前の日でした。
子ども達も、いそがしいようで、この日にやって来たのは、いつもの待ち合わせのあーさんだけでした。

「でも、待ち合わせも、きょうで終わるねん」

とのこと。

「ほな、今年最後のゲームになりそうやな。なにするよ?」

あーさんと2人でするゲームといえば、

「今度こそ、ピザのやつ!!」

ということで、「マンマミーア」です。
なんで、「もちろん」で、「今度こそ」かという説明は、以前のゲーム日記の「アンダーカバー その2」を読んでください。
ついでに、何でコンピュータを買いに行った日の前の日のことが、今頃になって書かれているんだという疑問も、下を読んで想像してください。

あーさんが、まだ1ラウンドも終了した事がないというとと、この前、まーさんとやったときにりんが、鬼勝ちしたという事もあり、今回は、ハンデをつけることにしました。
それは、あーさんがトッピングカードを出すときは、りんにトッピングの種類は見せるけど、枚数までは教えなくていいというハンデです。

相手の出したカードの種類がわかりませんので、わたしの方は、あてずっぽにドンドンレシピカードを放り込んでいきます。
一方、あーさんの方は、わたしが放り込むから数が混乱するのか、全然、レシピカードを入れません。

「レシピ入れて、ピザ完成ささないと、点数にならないよ」

と言うのですが、メチャクチャ慎重です。

ゲーム終わって入れたレシピカードの数は。りんが、8枚全部。あーさんが、2枚だけでした。

これまた、圧勝かな?

そう思いながら、ピザを作ります。
ピザ作りは、はじめてなので、ザ職人のカードどっちが引いたのかには関係なしに、わたしが作っていきます。
出てくるのは、りんのレシピばっかりです。
でも、さすがに数がいい加減なだけに、なかなか、ピザが完成しません。

で、いろんなカードがかなり出揃ったところで、あーさんのカードがでて、上手にあーさん1枚ピザを作ります。

りんの方も、カードを無駄にしながら、何とかピザを作ります。

結果。
りんが、3枚。
あーさんが、1枚。

でも、りんは3/8、あーさんは1/2の完成率ですからねぇ。

そんなこんなで、この子たちとの今年最後のゲームは、終わりました。

感想。
はじめてだったのでまけました。
レシピをあんまり出さなかった。
10点。