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ワードバスケット その2 正式ルール

ワードバスケット

今回も、素直な4年生たちが相手です。
10月20日の更新履歴に、「性格は素直です。」と書きましたが、まさか、次の日と今日、本当に、

「おっちゃん、遊ぼう」

とりんをさそうようになるとは、思ってはいませんでした。
きみたち、めちゃくちゃかわいいな。

というわけで、きのうは「ザップゼラップ」、今日は「ワードバスケット」をしました。
「ザップゼラップ」は、コマ3つルールでやってみたのですが、バラックさんのご指摘のように3つは、少し間延びしちゃうかなという感じでした。
結局、30分ではゲームは終了せずに、2つのコマをゴールさせていた子がいたので、その子を勝利としました。
1つだと戦略性がなくなるから、2つぐらいが妥当かな?

きょうも、

「あのチェスみたいなヤツしよう」

とやってきました。
チェスみたいか?どこが?
とか思っていたのですが、弟子ゴマは、たしかにチェスにたかたちをしているといえなくもないかな。
でも、きみたち、今日は5人もいるのだよ。
というわけで、

「しりとりしよう!」

と言うと、大ブーイング。

「しりとりってどんなん?」

「しりとり、知ってるやろうが」

「えー」

「じゃあ、ぼくが、だれかのしりとるの」

「ほうよ。そんで、自分のしりは、とられんようにかかえとかなあかんでなぁ」

という感じのお約束(?)な会話をしながら、カードバスケットのバスケットを組み立てます。

で、簡単なルール説明。
今回は、4年生ということもあり、文字も3文字以上、ワイルドもしっかり前の字につなげるという正式ルールを教えます。

と、カードを配っているあいだに、2人がやってきました。
途中でも、人数増えても、すぐに用意できるのが、このゲームのいいところです。

思えばこのゲームは、この4年生のためにあるようなゲームです。
元気いっぱい、いつでも、ワイワイさわいでいます。
気後れという言葉は、この人たちの辞書にはない。もちろん、ほめ言葉だよ。

スタートです。

「は」

さすがに、最初は、ゆっくりめにスタートです。
おら。

「原田知世!」

いきなり「ワイルド6」です。
もちろん、こんな名前を4年生が出したはずがありません。

「だれやねん、それは」

「まあ、おっちゃんの好きやった人とだけいっておこう」

「よ、よ、よ、よっぱらい」

子どもと思えん言葉ですが、これは、わたしでありません。

傾向として子どもたち、3枚とか、2枚とかになると、すぐにリセットしてしまうんですね。
だから、それぐらいからカードが減らない。

「ほくとのけん」

と「ワイルド6」。

「『ん』、がついたら、あかんやろーー」

これは、わたしではないです。息の長いマンガやなーー。

「ティーチャーで、『や』だしたらあかんの?」

最近の小学生は、英語を習っているようです。

「チャーってなばすから、『あ』です」

「ひ、ひ、ひ、ひでぶーで、『ぶ』はあかんの?」

北斗の拳から、離れなさい。だいたい名詞でないやろう。

「『黄色い』で『い』は?」

「『黄色』はいいけど、『黄色い』は、ものの名前じゃないやろう」

このあたりの区別は、難しいようでした。

「じゃあ、『黄色い固いは』」

「いっしょやーー。」

「うーん、『黄色い貝』は?」

「えっ?」

「あかんの?」

「えーと、まあものやからよし」

と言ってしまいましたが、実蔡のところ、どうなんでしょう?

わたしは、大人の貫禄で1ぬけ。
どんどん抜けて、最後の2人は、リセットかけまくりであがれませんでした。

「あー、しりとりも、こうやったら、おもしろいなぁ」

とは、子どもたちの終わってからの一言です。

簡単にリセットをかけるクセがなくなったら、わたしも、いつまでも1ぬけというわけにはいかなさそうです。


1月ゲームウォーク その5 闘え!ぼくらのマイティ・ソー

トール

さて、このお話も、予定ではあと2日で最終回です。
ただし、木曜日と金曜日は、仕事の関係上、なぜか船の上にいますので、はたして日記をアップできるのかどうかわかりません。
荷造りがあるから、明日も無理かな?
うまくいったら、船の上から、レポートをしたいと思います。
あんまり、期待せずにお待ちくださいませ。

さて、今回のゲームは、「トール」です。
トールといえば、北欧神話の雷神。
ファンタジー好きですので、わたしの辞書では、「雷神」と漢字で書くと、「トール」とルビがふられてしまう感じです。

さらに、マーヴル社のアメコミが好きということもあって、「トール」といえば、「マイティ・ソー」です。
魔法の金槌ムジョルニアで、敵をバッコンバッコンたたいてやっつけてしまうあのスパイダーマンや、Xマンの親戚(みたいなもの)です。

今回、ゲーム内容を思い出すためにWebで検索をかけるとき、「ソー」でかけたらいいのか、「トール」でかけたらいいのか、一瞬わからなくなってしまいました。
「トール」「カードゲーム」で、検索をかけると、「真・女神転生カードゲーム」の「悪魔トール」と、トールキンの指輪物語の世界を再現したカードゲームとかいうのばっかりでてきて、さらにわたしの混乱に拍車をかけるという。
けっきょく、「名古屋EJF」のページに載っていました。

正しいの名前は、「トール」です。
これも、けっこういいなぁ、ほしいなぁと思ったゲームです(題を忘れていたくせにというツッコミはしない)。
わたしは、短くて、軽いゲームをさがしているので、カードゲームとかに対しては、けっこうひいき目に見る傾向があるかもしれません。

まず、すごくカードがきれいでした。神様のイラストとかが描いてあるのですが、これもすごく親しみやすい絵です。
親しみやすい絵の基準は、人によって違うと思います。りんは、マンガやアメコミ好きということも考慮に入れて、文章を読んでください。

今回は、基本ルールで遊んだのですが、ルールが簡単なのに、なかなか頭も使います。

カードは、神様カードと供物カードにわかれています。
神様は6柱いて、神様カードは、種類ごとにわけて表をむけて山にします。
供物カードは、カードの色によって、どの神様用の供物なのかが決まっています。供物カードは、各プレーヤーに均等になるように配ります。

自分の手番がきたプレーヤーは、自分の手札のなかから、1枚の供物カードを対応する神様の前におきます。そして、好きな神様カードの山から1枚カードを取ることができます。
そうやって、どんどん、神様の前に供物をおいて、神様カードを取っていきます。
人気のある神様カードは、なくなってしまうかもしれません。その場合は、その神様カードは取ることができません。
そして、どれかの神様の前に、6枚の供物カードがおかれると、その時点でゲーム終了になります。

供物カードには、その供物の価値が数字で書いてあります。ゲーム終了の時点で、出された供物カードの山の1番上のカードの数字が、その神様の1柱の得点です。
神様1柱の得点に自分が取った神様カードの数をかけあわせて、すべての神様の分を合計したのが、自分の得点となります。

ようするに、ゲーム終了時に点数の高い供物を出されていた神様カードは、価値が高くなるということです。その神様をたくさんもっていたら、ラッキーです。
逆に、ある神様1柱について、せっかくたくさんカードを集めていても、ゲーム終了時に点数の低い供物が出されてしまったら、全然、点数になりません。

とりあえず、ゲームを。
まず1回戦目は、どんなゲームがわからないので、様子見です。
とりあえず、フレイヤ様のカードが美人なので、いろいろ供物をだして、フレイヤ様のカードを集めてみる(笑)。

「トールは、タイトルになったのに人気ないなぁ」

どうやら、このゲームは、昔別のタイトルで出されていたゲームのリメイクという話でした。
そのころから、トール神は、人気がなかったのか?
逆に、フレイヤ様は、結構人気のカードでした。
1回戦目、そこそこの成績。

2回戦目。
前回のフレイヤ様のように人気のある神様は、けっこう偏るようです。みんなが取っている神様は、みんな点数が低くなることを嫌うので、最後の最後に低い点数をおいて、ひっくり返されるということは、少ないだろうということに気づきます。
ちょっと、みんなの取る神様カードを頭に入れながら、プレイします。
もう一つ、考える要素は、自分の手札。手札に、極端に数字の大きな供物や、極端に数字の小さい供物があった場合は、一気に逆転をねらえる(もしくは、誰かをどん底に落とせる)可能性があるということです。
そして、同じ神様ための供物カードが偏っていれば、その神様に出す供物の数を自分が制御しやすいわけです。
うーん。人と同じことをやっていても、真ん中ぐらいの順位にしかなれません。

3回戦目。
たくさんの人が取っている神様カードを保険にしつつも、自分が大きい数字の供物カードをもっている神様カードも、取っていきます。
神様の前の供物が、4つや、5つになってくるとヒヤヒヤものです。
今おくべきか?でも、下手すると、まだ「1」が残ってるから、上からおかれてしまう。
今は、待つべきか?でも、あの神様にあと1枚供物をおかれたら、ゲームが終わってしまう。
結構、ドキドキハラハラです。

1手で、天国と地獄にわかれたりもします。
こんどは、拡張ルールでも、やってみたいです。


大人とあそぼ その5

ボーナンザ

きのうも、書いたのですが、わたしのゲームのやり方は、こんな感じです。

  1. 「リプレイなどの記事」
  2. 「購入」
  3. 「ルールを理解するために一人でやってみる」
  4. 「子どもにルールを説明して実際にプレイ」

「ボーナンザ」は、マンガの「アクア・ステップ・アップ」を読んで、楽しそうだなぁと購入したゲームです。
交渉ゲームということで、普段あんまりしゃべらない子どもとかが、それを通してしゃべってくれたら楽しいなというような思いもありました。
まあ、「1」、「2」とここまでは、順調にきたわけですが……。
そこで、はたと困りました。

交渉は、一人ではできない……

カプコン版の「カタン」を買ったときもそうだったんです。
「ロード・オブ・ザ・リング」や、「ニューエントデッカー」など、けっこう重たいゲームでも、1人でコマを動かすことができるゲームというのは、なんとかルールを理解することができます。

でも、「ボーナンザ」や、「カタン」、「クーハンデル」、「操り人形」など、交渉が絡んだり、相手になにか隠しておくことが重要なゲームというのは、1人で何役もするのは、無理なのでした。

もちろん、「N.Y.チェイス」や、「6ニムト」なども、1人でできるゲームではないのですが、こういったゲームは、比較的簡単なルールです。

そして、「ボーナンザ」は、ルールを読んだだけでは、想像もつかないゲーム(笑)として、おもしろそうなにおいだけさせつつ、お蔵入りになっていたのでした。

バラックさんは、いぜんわたしが、ゲーム日記に「おもしろそうだけどやったことがない」と書いていたのを読んでいてくださっていて、

「ボーナンザやってみましょうか」

と言ってくださいました。

ボーナンザは、カードを使った交渉のゲームです。

カードには、お豆の絵とそのお豆のカードが何枚あるかを表す数字が書いてあります。たとえば、「18豆」のカードは、全部で18枚あるわけです。
それから、下には何枚集めたらいくらになるかが絵と数字で表されています。「18豆」の場合は、「3枚カードを集めれば1ターラー」、「6枚カードを集めれば2ターラー」、「8枚カードを集めれば3ターラー」、「9枚カードを集めれば4ターラー」というふうにかいてあれます。ターラーというのは、この世界でのお金の単位です。
少ないカードほど貴重ですから、少ない枚数で稼げます。「14豆」の場合は、「3枚集めれば1ターラー」は一緒ですが、「5枚で2ターラー」、「6枚で3ターラー」、「7枚で4ターラー」になります。

そう、ゲームの目的は、できる限り同じ種類(番号)の豆を集めて、たくさんのお金をゲットすることです。
ここまでは、簡単。普通のゲームです。

さて、お豆をお金に換えるにはどうするか?
そう、畑にお豆を植えて育てなければなりません。
でも、畑は最初、1人に2つずつしかありません。お金が貯まれば、2ターラーで3つ目の畑を買うことができますが(今回は、4人でしたのでこのルール。5人の場合は3ターラーかかります)、最高でも3つまでしかもてません。
そして、このお豆、贅沢なことに、1つの畑に1種類のお豆しか植えられないのです。

お豆の種類は、「空豆」、「紅花インゲン」、「そらまめ」、「いんげん豆」、「大豆」、「ささげ」、「赤豆」、「ゴガツササゲ」の8種類。はい。わたしは、今、ルールブックをカンニングしながら書いています。聞いたこともないようなお豆もありますが、普段は、「18豆」とか数字でよぶから平気です(笑)。

手札のカードは、最初は5枚。そして、これがこのゲームの味噌。配られたカードは、絶対に順番を変えてはいけない。
同じ種類のカードを集めるゲームですから、ついつい、「同じカードは近くにおいとこ」と思うのですが、このゲームでは、それは御法度です。

別に、「手札の並び替えをすると、対戦相手に自分の持っているカードがばれてしまうから」とかいう、上級者同士の胃が痛くなるような麻雀みたいな理由で、並びを変えるのが禁止されているのではありません。

「手札のお豆のカードは、絶対に配られた順番にしか畑にまくことができない」という、このゲーム独特のルールがあるからなのです。

自分の手番の最初。プレイヤーは、手札の最初のカードを絶対に畑に植えなければなりません。

たとえば、「16豆」、「14豆」、「18豆」、「20豆」、「16豆」と5枚のカードをこの順番に持っていたとします。

このプレイヤーは、最初に絶対に「16豆」を畑に植えなければなりません。

もし今、2つの畑のうち、どちらかが開いていたら、そこにこの「16豆」を植えることになります。
もし、2つの畑のうち、どちらかが「16豆」の畑だった場合は、その畑にこの「16豆」もプラスして植えることができます。

でも、今もし、2つの畑のどちらともに「16豆」以外のお豆が植えられていたら?そして、3つ目の畑をもっていなかったとしたら?
その場合は、今、植えられているお豆のうちどれか1つを換金して、無理矢理空けた畑に「16豆」を植えなければなりません。

換金して、ちゃんとお金が入ってくればいいですよ。でも、畑に植えてあるのが、

「18豆」×2
「14豆」×4

とかだった場合、「18豆」は、3枚集めないとお金にならない。「14豆」は、せっかく4枚まで集めてあと1枚あつめれば2ターラーになるのに、今、売っちゃうと1ターラーにしかならない。
どっちをすてるにしても、とっても、悩ましいことになります。

そして、さらに手番のプレイヤーは、山札から、2枚カードを引いてきて、このカードを処理しなければなりません。このカードは、自分の手番で、どこかの畑に植えてしまわなければならないのです。

一番簡単なこの後からめくった2枚のカードの処理方法は、「自分の畑に植える」です。でも、こんなことしていたら、いくら畑があっても足りないのは、目に見えています。

そこで出てくるのが、「交渉」です。

手番のプレイヤーが、1枚ないし2枚のカードを畑に植えて、山札から2枚のカードをめくったら交渉スタートです。

「めくったカード」が、「自分の畑」に植えてあったら、ラッキーです。そのまま、自分の畑に植えることができます。

でも、「自分の畑」が埋まっていて、しかも、植えてあるお豆が「めくったカード」と違う場合は、どうする?自分の畑を1つ空けるか?

その前に、まわりを見まわすんだ。
だれか、この「めくったカード」をほしがっている人にあげればいいんだ。
そして、もしその人が、自分の畑に植えられるカードを持っていれば、ついでにそれと交換しよう。

交渉のときだけは、手札のどの位置からでも、カードを出していいのです。

だから、さっきのプレイヤーは、自分のカードの一番最初の「16豆」を畑におけなくて困っていましたが、自分の手番がくる前に、この「16豆」を交渉で他のプレイヤーに渡していたら、次の「14豆」は、畑にそのまま植えることができて、ちゃんと無駄なくお金に換金できたのです。

「交渉」ですから、相手も自分もなっとくしないと成立しません。
複数の人から、

「このカードほしい」

とお声がかかれば、条件のいい方と取引することができますし、相手にとってどうしても邪魔なカードは、

「えーい、ただでもってけ」

てなことにもなります。

でも、「相手もニコニコ」、「自分もニコニコ」。
これが、ボーナンザの交渉なのです。

交渉が終われば、交渉で得られた全てのカードは、すぐに畑に植えられます。
そして、手番プレイヤーは、山札から3枚カードを引いて、手札にくわえて、自分の手番を終わります。

こうして、山札が、3回なくなるまでプレーして、なくなった時点でゲーム終了。
ターラーを一番稼いだ人が勝ちです。

ルール読んでもわからないのに、やったことない人は、絶対にこの文読んだだけでは、理解できないな。

うーむ。
まあ、やったことある人に教えてもらいながら、1回プレーすると、思ったほど複雑じゃなくてビックリすると思います(笑)。

りんは、もう理解したぞ。多分……。

で、実際のプレーですが、4人で遊びました。
「ボーナンザ」の交渉は、不思議と「だまされた」という感じがなくて、本当に、みんなニコニコの交渉です。
なんせ、目先の自分のいらないカードがなくなったら、うれしいですからねぇ。
はじめは、自分の手札に少ないカードをできるだけ交渉の場に出していました。

でも、少しずつ交渉がしにくくなってきた。
交渉がしにくいというのは、交渉の余地が少なくなってきたという意味です。
なんでだ?

よく見ると、わたしと同じお豆を植えている人が複数人。
ほしいお豆が競合しているんですねぇ。
そうすると、その競合している「お豆」を植えてない人は強いです。

A:「このカードほしい人」

と言えば、

B:「きみの畑のお豆を2枚あげます」

C:「こっちは、3枚だすよ」

てな感じになって、

A:「じゃあ、これ3枚の方に渡すね」

となっても、

B:「あーでも、もっててもしゃあない、ただでもらって!」

と、人が勝手に、自分の畑を大きくしてくれます。

こう気づいた後も、なんか、どうしても、自分の手札にあるカードの数ばっかり数えて、人の畑なんて見ちゃいない(笑)。

あー、3人も植えてるお豆を自分の畑に植えてしまった!!

てなことばっかりやってました。
で、結果は、ビリッケツ。

強制的に、話さなければ成り立たないゲームだし、交渉がメチャクチャシビアな感じのゲームでもないので、はじめてあった人とかとすると、結構、しゃべるきっかけになって、場が和むのではないでしょうか?

「子どもには、ちょっと難しいかな?」

とゲームを終わったあとにしゃべっていたのですが、ルールを理解している人が、1人ついていたら、できそうな感じもします。

機会があったら、子どもたちとも挑戦してみたいゲームです。

あれ?1/3のつもりが、4/10でした(笑)。
ということで、また、続きます。


ボードゲームはじめまして物語 第2話

「アクア・ステップ・アップ」 オバケが開けた新しい扉

さて、そういうわけで、大人になって初のボードゲーム体験は散々でした。
実際、妹は、これ以来一緒にゲームをしてくれなくなりました。
もしこのゲームが「トレインレイダー」でなく、もっと簡単なゲームだったりしたら、きっと今持っているゲームのテストプレイぐらいはつきあってくれていると思います。
↑ だからといって、「トレインレイダー」がダメなゲームであるとかいうわけではありません。ただ、りんのまわりには、一緒にしてくれて楽しみ方を教えてくれる人がいなかったというだけです。
りん自身も、そんなこともあり、ボードゲームから遠ざかるかと思っていたのですが、ここに思わぬ伏兵(?)が出てきました。それが、「アクア・ステップ・アップ」です。

「アクア・ステップ・アップ」は、グループSNEの安田均と友野詳が原作で、田嶋安恵が作画のコミックです。
ボードゲーム大好きな中学生の女の子が、友だちを巻き込みながらボードゲームをしていくというストーリーです。
なんと、1話に1このボードゲームの紹介をするというすごい企画とともに今現在も、「コミック・バーズ」(幻冬社)で連載が続いています。
マンガの中では、すごい大まかなゲームの説明しかしていないのですが(単行本では巻末にくわしいゲームの説明がついています)、ボードの絵、コマの絵なんかもとても丁寧に描いてあって、なによりも、本当に楽しそうに遊んでいるのです。
特に2巻の「ブラフ」を遊んでいるところなんかは、
「やってみたい!!」
と思わせるものがありました。
特に、りんが惹かれたのは、小説版(小説版も2巻まで出ています。2巻まではコミックと一緒に出ていたのですが、3巻からは出なくなって残念です。出版社がかわったせいでしょうか。小説は川人忠明著です)2巻の1連のオバケゲームです。

「ミッドナイトパーティ」と「ファンタスミ」です。
本を読むだけで、伝わってくるメチャクチャ簡単そうなルール。それでいて、盛りあがりそう。
「これなら、子どもにもうけるに違いない!!」
そう思ったのですが、やっぱりドイツゲームは、遠い存在だったのでした。


大阪物語 第2話

「キャントストップ」 もうどうにも止まらない

さて、きのうの続きです。
きのうは、『プロジェクトコア あべの店』に行ったところまででした。
で、次にむかうところは、『イエローサブマリン 大阪日本橋店』の『1号店』と『2号店』でした。
天王寺駅まで帰るのは簡単。来た道を戻るだけです。
地下鉄に乗り込んで、恵美須町駅へ。
ここで少し問題が。
『イエローサブマリン』Webサイトの中の地図では、この駅「恵美須駅」になっています。でも、駅の運賃表では、「恵美須町駅」になっています。
ちょっと、よぎる不安…。
まあ、都合よく考えれば、

  1. ただ単に、地図が間違ってる(だって、『プロジェクトコア たあべの店』の地図も、間違ってたし)。
  2. むかしは、「恵美須駅」だったけど、最近「恵美須町駅」になった。
  3. 本当は、「恵美須町駅」が正式名称だけど、地元の人はみんな「恵美須駅」って呼んでる。

という解釈が考えられます。
でも、最悪の場合は、

「恵美須町駅」と「恵美須駅」は全く別もので、全然知らない世界に連れて行かれてしまう。

実はこの時点で11時40分ぐらいです。仕事は1時から。12時50分ぐらいには、会場に着いておきたい。食事に30分ぐらいは見ておきたい。
移動時間や、店の中見て回る時間を考えると間違えるわけにはいきません。
で、地図と運賃表を比べながら、うんうんとうなります。
「地図にも、表にも、地下鉄堺筋線ってかいてあるよな。堺筋線をずっとたどるとーー。
うん、恵美須とつく駅は、『恵美須町駅』だけだな」
結論づけて、切符を購入。地下鉄のホームに。
「あっ」
その時、駅のホームから電車がまさに発車していたのでした。
これは、都会で住み慣れた人にはわからないかもしれませんが、田舎育ちの人間にとっては、とってもショックなことです。なぜなら、田舎では、1本電車を逃すと、次にいつ電車が来るかわからないから。1時間まち、2時間まちなんてのはザラ。場所によっては、朝、昼、夕の3本しか電車が来ないこともあるのです。
もちろん、ここは大阪。そんなことあるはずもない。5分もすれば次の電車が来ます。理屈ではわかっていても、長年しみついた習慣からくる反応というのは、侮れません。
うー。傷心が癒えるよりもはやく来た次の電車に乗って、「恵美須町駅」へ。
「恵美須町駅」に降りたって、地上に出ました。今回は、目印になる建物「あさひ銀行」と「浪速警察」の近くに出られるようにしっかりと出口を確かめて地上に。
でんでんタウンの通りは電気屋が集まっているので、だいたいの方向もわかります。
不安なのは、普通のビルの5階とか4階に店があることです。
お店の入り口をひとつひとつ見ながら、さがすとちゃんと見つかりました。『イエローサブマリン 大阪日本橋1号店』。
さっそくエレベータに乗って、5階のお店に。
このお店は、20代を越えた大人の人が多いようです。ボードゲームの棚を見に行きます。
今回は、いい感じです。
『京都店』と品数は同じぐらいなのですが、『京都店』で見たことないものが、結構置いてあります。
目についたのは、「キャントストップ」と「カルカソンヌ追加キット」です。それも、同じゲームが2、3個ずつ置いてあります。
「キャントストップ」は、以前、ボードゲーム紹介マンガ「アクア・ステップ・アップ」で紹介されていたゲームです。なんか、箱が想像以上に長細い。こんなでかいゲームをアクアたちは、喫茶店でやってたんでしょうか?
「カルカソンヌ追加キット」は、「カルカソンヌ」を買ったとき『京都店』で見かけたのですが、その時一緒に買っておかなかったら、次行ったときはなくなっていたゲームです。
どっちもほしいなー。でも、『2号店』には、もっといろいろあるかもしれないぞ。それを見てから、決めよう。
もしかしたら、「キャントストップ」と「カルカソンヌ追加キット」は売れているのかも。だって、何個も置いてあるよな。だったら、向こうのお店に置いてある可能性も高いよな。
人間、いいことがあるとすぐ楽観的になるものみたいです。
で、『1号店』を出て、『2号店』探しの旅に。

地図によると『1号店』の延長ぞいに『2号店』は、あります。
途中で、ショックなものを発見。それは、でんでんタウンのなかにある「恵美須町駅」への入り口。
「もしかして、地上にわざわざ遠回りして出たんか?」
まあでも、帰りにここ利用して帰ったらはやいしいいだろう。
そう思って、また店の入り口をのぞきながら、ドンドン進んでいきます。
ドンドンドン。ドンドンドン。
おかしい。この地図では、NTTこえたらすぐぐらいにビルがあるはずやのに。いつまでたってないぞ。
ドンドンドン。
12時20分になってしもた。やばいぞ。
ドンドンドン。
道路をへだてた向こうに見えるのは、「高島屋東別館」。
さすがのりんも気づきます。
行き過ぎや。見落とした。
あわてて、Uターン。
「やばい。メシくってる間、あるやろか」
焦りながらもどります。結構戻ります。もし、『1号館』まで戻ってしまったら、もう、今日は『2号館』は、あきらめよう。
もどっていくと、さっき駅を発見したところに、『イエローサブマリン』の看板が。
「なにー。ここかー。」
どっから入るんや?と見ると、地下鉄の駅のホームに向かうためのエレベーターに、「ホーム階」、「地上階」、「1階」、「2階」……の文字が。
わ、わかりにくすぎるー。
4階までエレベーターがあがるのももどかしく感じながら、お店に。
エレベーターの出口の前が通路になっていて、店内がエレベーターから見渡せないのは『1号館』と同じ感じです。
店内に入ってみると、お客さんはこっちの方が少ない感じ。でも、おばあさん連れの小学生がいたりして、この手の店にしてはファミリアーな雰囲気です。
そこで、りんは知りました。
そう、2号店のことをよく知っている方ならば、もうこのオチはわかっていることでしょう。
2号店は、
なんと2号店では、
ボードゲームは、扱っていなかったのでした……。

さて、ここで選択の時間。
ここで、このまま駅まで降りて、大阪商工会議所までいけば、ファーストフードか、コンビニによれば、何とか食事がとれます。
でも、『1号店』にもどって買い物をして、ここに帰ってくれば、食事をする時間はありません。
今回の仕事がいかに自主的なものといえども、他人が関わってくださっている以上遅刻することは許されません。
でも、ゲームは、今日手に入れないと、2度と巡り会えないかも。大阪にだって、早々出てこられるものでもありません。
昼飯か?ゲームか?
ゲームを選びましたよ(泣)。
「腹は減っても、仕事はできる」
と言いますからね。一食ぐらいダイエットだと思えば。
で、手に入れたのが、「キャントストップ」でした。
「カルカソンヌ追加キット」は、またいつか京都店とかで出会えるかもしれないので、おあずけにしました。
この話、まだ続くんや。われながら…。

しかし、ここは、更新履歴を書く予定だったところでは、なかっのか??