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底抜け合衆国 アメリカが最もバカだった4年間

ブッシュ大統領選の時になにが起こったかという記録です。
日本のマスコミのニュースを通してしか見てなかったので、こういった直接のレポートは、おもしろかった。というか、知らんことの多さに、毎度、びっくりします。

基本、今まで読んでエッセイは楽天的なものが多かった作者ですが、今回は、かなり悲観的です。あれ?これが、今まで読んだ3冊のなかで1番古いのかな。

アメリカは、この悪夢を通して少しましになった気もしますが……日本は、リーダー選びを間違えているような気が……。

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橋下「大阪維新」の嘘

これを読むと、でたらめで、滅茶苦茶だけど、やってることに根拠がない訳ではないというのは、なんか伝わってくる。
そこが、よけいに怖いわ。

でも、わたしはやっぱり、橋下さんのやりかたは、イヤだし、ダメだと思う。
不幸な人の方が、増えそうな気がする。

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池上彰の学べるニュース5 臨時特別号

去年の震災とそれに続く原発の事故をうけて、緊急出版されたものです。
これを読むと、自分がなんにも知らないことがよくわかります。ニュースで、こういうことをもっと流すべきだと思うのですが、なかなか、詳しい話というのは、難しいのかな?

まあ、少なくとも、この本の元になった番組はあったわけだから、酷いものばかりではないはずなんだけど。しかし、デマ系の話の方が、よく流通しているような気がします。
実は、報道する方も、ここまでわかってないことも多いのかも。
報道しているのは、マスコミでも、その発言は個人の責任で、流したことに責任をとらないしなぁ。

おもしろい馬鹿発言をする人がいて、問題が起これば、それこそニュースになって、おいしいぐらいに考えてないか?

専門外のコメンテーターなんて、ことこういう問題においては、語らせるのは、百害あって一理なしな気がします。
また、こういう、刺激の少ない考えないと理解できないことは、テレビ向きでは、無いのかも。
テレビは、刺激とか、インパクトが、大事にされすぎる傾向が強いと思います。

悪貨は良貨を駆逐します。

池上 彰,「そうだったのか!池上彰の学べるニュース」スタッフ
海竜社
発売日:2011-04-30
 

きら,読書きら,クイーンズコミックス,マスコミ,僕らはみんな死んでいる♪,集英社

僕らはみんな死んでいる♪3

神様の正体は、何なのか。
無責任なマスコミとか、世間とか、そういうものを象徴してるのかな?
それとも、面白がってみているのは、作者か、わたしたちか?

そして、急接近の凜とユアン。茜がけっこういい子だといことまで、作者の悪意に感じられる。
ゾゾッとします。

できるシリーズ編集部,小林祐一郎,読書できるシリーズ編集部,できるポケット+,クラウドコンピューティング,マスコミ,小林 祐一郎

クラウドコンピューティング

まあ、危険性のあたりは、思った通りだなぁと。
しかし、使うと便利そうなのが見えると、危険でも使ってみたくなるのは人情だなぁ。

そうして、使ってみて、多分、9割方はなんともないんですよ。でも、みんなが使い出すと、バーッと情報流出が始まったりする。

多分、マスコミは、

「なんかおもしろいことおこらないかなぁ~」

と手ぐすね引いて待っているハズです。基本、あの人たち、なにかを防ごうとは思わんからなぁ。

そうすると、たいしたことには使えなくて……難しいところです。

小林 祐一郎,できるシリーズ編集部
インプレスジャパン
発売日:2010-02-15