エドゥアルド・バレット,ジョン・ルーカス,スティーブ・リーバー,フレイザー・アーヴィング,ポール・ジェンキンス,ラモン・バックス,リー・ウィークス,秋友克也,読書anthony horowitz,Eduardo Barreto,Frazer Irving,John Lucas,Lee Weeks,Paul Jenkins,Ramon Bachs,ウォッチメン,エドゥアルド・バレット,シビル・ウォー

フロントライン BOOK2 シビル・ウォー

これ、つまり真実を見つけたマスコミだけど、その真実は発表しないということかな?
これは、「ウォッチメン」とは、逆の結論な感じがします。でも、公の利益のためには、そうせざるえないのが現代的なのかも。

それとも、皮肉を言っているだけ?そんな感じではないよなぁ。

今回のシビル・ウォーで、トニーが1番、見える故に貧乏くじを引かざる得なかった感じですね。

フロントライン BOOK2 シビル・ウォー
(MARVEL)
FRONT LINE
A MARVEL COMICS EVENT
CIVIL WAR

ラモン・バックス,Ramon Bachs,
スティーブ・リーバー,Steve Lieber,
リー・ウィークス,Lee Weeks,
エドゥアルド・バレット,Eduardo Barreto,
フレイザー・アーヴィング,Frazer Irving,
ジョン・ルーカス,John Lucas,
ポール・ジェンキンス,Paul Jenkins,
秋友 克也

ヴィレッジブックス

橋本武,読書マスコミ,岩波ジュニア新書,岩波書店,橋本 武,銀の匙,,<銀の匙>の国語授業

<銀の匙>の国語授業

100歳の授業。
どんなんだろうなぁと思います。

その100年を本当に、好きに生きてきたんだなぁということがよく分かります。

でも、教え子が自分より先に亡くなっていくというのは、けっこうたまらなくさびしいものがあるよなぁと思います。

そして、今も昔も変わらず、マスコミは、はじめから自分で決めたストーリーで報道するというのがよくわかる一冊だ。

人間、自分の大好きなことをして一生過ごせれば、それが1番です。
そういう人生を過ごすために、がんばろう。

百田尚樹,読書マスコミ,マンガ,戦争,映画,永遠の0,百田 尚樹,講談社,講談社文庫,

永遠の0

ストーリーは、凄くいい。
実際、最後の2章なんて、寝る時間を削って読み進みました。
主張していることにも、ものすごく納得できます。

でも、なんだ?このノレなさは。

これが、小説ジャンなくてルポタージュなら、超感動したと思うんですよ。
小説であっても、多分、回想の部分が、三人称で書かれていたら、もうちょっと入り込める気もするのですが。

何だろう。
老人たちが、自分たちの戦争体験を蕩々と話す。

「それは昭和○○年、○月○日のことじゃ……」

事典?なんか、カンペでも見て話しているような感じがして、しかたない。

「そして、わたしはそのとき、妻を思いっきり抱いたのじゃ」

って、そんなこと、この世代の人たち、絶対に言わないからと思ってしまいます。

そして、この主人公兄弟と新聞記者のなんか、薄っぺらさ。

うーん。特効に対する主張、海軍やマスコミに対する問題提起(それは、今への問題提起でもある)は、ものすごく正しいと思うのです。

でも、それをなんか生きていない登場人物を通して見せることで、なんか全部嘘くさくなっている気がする。

うーん。主張したいことはわかるし、共感もするのだけども、物語というか小説としては、おもしろいとは感じなかったです。

だから、もしかしたら映画とかマンガは、もっと面白いのかもしれないと思いました。
うーん、わりとわたしは基本原作至上主義者なんですが。

デビュー作だから、粗のかなぁ。
本屋大賞の「海賊とよばれた男」は、面白いのかな?あわない物はあわないような気もする……。

映画見た方、どうですか?

吉田寿夫,読書マスコミ,北大路書房,吉田 寿夫,子ども,心理学,教育,本当にわかりやすいすごく大切なことが書いてあるごく初歩の統計の本,

本当にわかりやすいすごく大切なことが書いてあるごく初歩の統計の本

仕事で必要になったから泥縄で読んでいる統計学の本パート3です。

というか、この作者の吉田先生って、わたしが大学時代にお世話になった先生です。
その頃は、わたしが入っていた大学のゼミの先生の助手をされていました。

教育学と心理学の先生だと思っていたのに、なぜ統計の本なんて……と思いましたが、よく考えれば、心理学ってそういえば統計の塊みたいな学問でした。でないと、科学的な研究をしているのか、エッセイを書いているのかわかんなくなりますからね。

まあ、実は教育学もそうで、今、全国学力調査の話なんかして、マスコミなんかは都道府県の順位を出して、なにか伝えたつもりになって喜んでますが、実は大切なのは、そこから何が読み取れるかということだと思います。
それも、「あぁ、何県何位だったとか」そういうことではなくて、「このでている差というのは、本当に差として考えていいのか?それとも誤差なのか?」という部分から考えていかないといけないのだと思います。
本当は、そういう単純なデータではなくて、分析された結果こそを伝えていかなければならないのだし、その時に、ミスリードしないことを考えなければならないのだけど……。
もちろん元のデータについては、分析結果に疑問をもったときのために、アクセスできなければならないと思いますが。

というか、多分、このテストが当該学年の悉皆調査の時点で、まぁ、いい加減な人間がデザインしているということがわかりますけどねぇ。

わたしたちは、普段、ものすごく単純にしか物事を捉えることができない。けっこう、いろいろなところで、錯覚を起こします。
たとえば、「朝食を食べている家庭の子は成績がいい」とか聞くと、「じゃあ、子どもに朝食を食べさせなければ!!」とか、単純に思いがち。
もちろん、朝食を食べることは大切だけど、じゃあ、「朝食を食べれば成績があがる」かというと、そんなことはない。多分、もっと上に両方に影響があるような要因があるはず。
その捉え方をいろいろな面から拡張してくれるのが、統計なのかなぁと思います。
でも、錯覚をおこさせるのも、統計だという、ものすごい諸刃の剣だ。

で、この本ですが、そういう諸刃な部分にたいする記述が、けっこうおもしろく書いてあります。
コレを読んで、やっと前2冊の本に書かれている内容がわかってきた気がします。
まあ、まだ難しい部分もあるのですが、読み物としておもしろい本になっています。

お酒の話を聞くと、吉田先生の顔を思い出します。

最後の練習問題とその後のお話とか、いいわぁ。

これと「心理学のためのデータ解析テクニカルブック」とあと2、3冊で、何とかなりそうです。

池上彰,読書「そうだったのか!池上彰の学べるニュース」スタッフ,マスコミ,政治,池上 彰,池上彰の学べるニュース,海竜社,

池上彰の学べるニュース6 日本の政治 領土問題編

喫緊の問題というやつですね。
まあ、池上さんがいつも正しいわけでもない。というか、簡単に単純化して伝えようとすると、やっぱり抜け落ちていく問題はあるわけで、難しいものです。