機動戦士ガンダムさん やっつめの巻
お笑い一直線も正史にいれてきたか~(笑)その力技に、乾杯。
そして、イデオンのあれをした人と、マクロスの人が一緒だったというのを、今初めて知りました。スゴい勉強になるよ、この本。
役には立たないかもしれないけど。
まぁ、いつかガンダムでプロジェクトXが作られるのなら、こんな話になるのかも。
結構丁寧にかいてます。
輝の優柔不断さも、ミンメイの小悪魔で憎めないところも、ロイの無駄にかっこいいところも、テレビ版以上のできです。
あとは、このクオリティーでかき続けられるかどうかですね。美樹本 晴彦、けっこうあきっぽい感じが……。まあ、今回は、お話ができあがっているので大丈夫かな?
10巻ぐらいまで気持ちが続くと大傑作になる予感がします。
最後は、なぜか、熱血マンガになって終わります。
でも、こういう展開は、悪くないと思います。
そして、どんどん、番外編が増えていく。
基本的には、ディテールから攻めていく作家なのかも。美樹本 晴彦は。
安彦 良和の「ガンダム」に続いて、美樹本 晴彦の「マクロス」が読めるなんて、なんか、感無量です。
マクロス、中学生ぐらいのときだもんなぁ。懐かしい。
まあ、心配なのは、マンガ家美樹本 晴彦が、あんまりメインのお話をかくのが得意じゃないって事ですね。
たしか、「マクロス7」の時も、番外編みたいな話だったし、「マリオネット・ジェネレーション」も、なんか、本筋がグダグダになっていた記憶が……。おもしろくないことはないんだけどね。
やっはり、ミンメイなんですけれど、ちょっと、男も渋くかけるようになってきた?
シバ自身が、マックスのことをどう思っていたかは、わからないままという演出です。
このあたりの話の作り方は、けっこう、うまいと思うのですが、伝え方は、下手だな。