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ハチワンダイバー1

おもしろいって、書評か何かで読んだんですよ。
確かに、おもしろそうだ。将棋マンガ、好きだしね。

でも、実際に本屋に行って手に取ってみると、あの絵じゃないですか……かなり、迷いました。

まあ、ものは試しにと購入。
読んでみると、カバー以上に壊れた絵。

でも……、おもしろいわコレ。

こういう感動をあじわったのは、「マキバオー」以来かも。いや、マキバオーには、ほとんど女の子はでてこなかった。あの絵なのに、ホントにみるくちゃんが、かわいく見えるというのが、謎だ(笑)

なんか、謎すぎる、あり得ない登場人物だと思いますが、ものすごい魅力的です。

あっという間に、既刊の3巻まで読んでしまいました。

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みどりのマキバオー3

菅助のムチに泣かされます。
そして、絶対、ギャグだと思っていた「イヌ走り」も、実は伏線。

すごい。

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みどりのマキバオー2

昔、

「『マキバオー』?オレ、あんな絵のマンガ読まない」

とか言っていました。
そのとき、すすめた友だちは、

「あんな絵やけど…あんな絵だからこそ、このマンガは、いいんだよ!!」

と熱く語っていました。
そして、今、他の人に、同じ様にすすめる自分がいます(笑)

例えば、マキバオーや、騎手の菅助が、小さいこと。それは、ギャクではなくて、きちっとした意味があるんですよ。
そして、その事が、物語としっかりと結びついています。

「函館山の誓い!!」は、おぶ調教師が言われたようなことを、最近、わたしも言われたことがあるので、身にしみました。

なんで、手前らが、こいつらの限界を決めちまうんだ?
オレは、こいつらができるようになると信じてるよ。
手前の判断で、転ばないように先回りして、世話してやんのが親切で、いいことなのか?
人それぞれに対応するというのは、そういうことじゃねぇだろう?

それがわからないのなら、ずっと、わたしとは理解し合えないかもしれない。

自分のことをどうこうしたいと言っている訳じゃない。でも、こいつらがなんか少しでもできるようになったら、自分でできることが増えたら、うれしいじゃないか。
そういう欲望なら、確かにある。

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みどりのマキバオー1

「ごっちゃんです!!」がおもしろかったので、アニメにまでなったこの作品も読んでみる気になりました。

前半は、下ネタ(しかも、エッチじゃない方)のオンパレードで、かなり苦しいのですが、マキバオーが走りはじめてからは、すごいよいです。

というか、人間が、ネズミや馬と平気でしゃべっていて童話的なのに、妙にリアルです。
そうか、あのスタイルや、顔にも、意味があったのか……。

そしてすごいのは、あの顔が、愛らしく見えてくることですね。

作者のつの丸さんの写真があるのですが、知り合いに似ている……のね。