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きみを死なせないための物語1

なんちゅう題名のお話や。というのが、最初の印象。
「アンの世界地図」と違って、ボードゲームは出てこないらしいという情報もあって、しばらく置いてあったのですが、これをかき出す前のマンガ家と担当者のエピソードのお話を聞いて、それが良くって、読み始めました。
まあ、「アンの世界地図」が、けっこう圧倒的におもしろかったので、いつかは読みたいと思っていたのですが、それが早まった感じです。ちょうど完結もしたみたいですし。

ということで、1巻。
SF。
わりと管理社会的な世界でのお話です。人との接触は制限されていて、でも多分心理的な安定のために、パートナーという制度をとって、ある程度は接触できる「親しい間柄の友だち」はいる感じです。主人公たちは、宇宙に浮かぶ都市に住んでいる。
そして、主人公は、成長の極端に遅い新人類たちです。

この1巻だけで、ものすごいジェットコースターを味わいました。
すごいよ、コレ。

世界の説明して、アングラな裏面を見せて、でもそこからものすごい救いを見せて、一気に突き落としてきます。

祇園が、地球見て泣いて、ターラの両親の話あたりで、涙腺爆発しておりましたが、そこから……。
これだけでも、謎はいっぱいあるのだけれど、物語として「完璧」と感じてしまいました。まだ、プロローグなのに。
でも、この後、不幸にしかなりそうにないと敬遠してしまう人もいるのかなぁ。

どんな結末を迎えても、わたしは信用しています。
オススメです。

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ボードゲーム・ストリート 2018

2017年を振り返る「ボードゲーム・ストリート2018」。
ちょっと、時代に追いついてきたかな。

「アズール」や、「エルドラドを探して」なんかがあるので、ものすごく最近という気もしますが、それは、新しいゲームを積極的に遊ぶ機会が減っているためでもあると思います。
まさかその時にはコロナ渦で、今みたいに、対面で遊ぶことができなくなるなんて思ってもいませんでしたから。

「アズール」も「エルドラドを探して」も、まだまだ、遊び足りてない感じが一杯です。

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放課後さいころ倶楽部14

「ウボンゴ」が出てきて、うれしいです。
「ウボンゴ」は、わたしのなかでは、10満点中10点ゲームです。今は、ジーピーががんばって、割と安価で流通しているところもポイント高いですよね。
まあ、ルールはちょっと変わっちゃいましたが。昔の方が……と思うのは、初心者ゲーマーとはいえなくなってきた証拠なんだと思います。

ボードゲームのオープン会とか、この巻の中の学祭とかは、コロナの影響をモロに受けまくっていますねぇ。
ゆうもあゲーム会・草津も、長らく止まっています。日常がもどるのは、本当にいつなのでしょう。

この巻の発光は2019年5月。まだまだ、コロナの影響は出ていないです。
物語は、2年生、1年生ともに、恋のお話になってきていますね。
楽しいが大切で、ジャンルはそんなに大切ではないんだろうなぁと思います。

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コロナ渦の2020年も、あと数時間を残すだけとなりました。
本年中は、本当にお世話になりました。
来年度も、よろしくお願いいたします。

2020年は、まあ、世界中がひっくりかえった年として記憶されることになると思います。
半分ぐらいは、政治の無能が招いたゴタゴタという気もしますが、それでも、どうしようもないことはあるし、今までの「普通」の生活というのは、あっという間になくなってしまうものだということをものすごく感じさせられた1年でもありました。

人とあうということが制限されているために、ゲーム会に行けないどころか、自分が主催しているゲーム会すら、1回も開けることができない状況でした。
仕事環境的にも、仕事の量の割にストレスがかかることが多かったです。なんせ、常にいくつかのシナリオを考えて複数で同時進行させなければならない上に、直前変更が多い多い。なんというか、積み上げてやってきたことが無駄になってしまうことが多くて、大変、悲しかったです。

あと、うちのサイトとしては、データがふっとんだというおそろしい事件がありまして、記事が全部ふっとんでしまいました。
当初は、本当にもうなにもかもがなくなってしまったので、もう、そろそろ、このサイトも(最近、更新も滞ってきたし)潮時かなぁとも思ったのですが、なんとか古いバックアップがありまして、2019年9月までの記事は、復活することができました。

とまあ、ネガティブになりがちですが、生きているだけでめっけもんかもしれませんし、それなりに楽しんで生きています。
例年よりも短めの冬休みは、「セーラームーン」ブートキャンプをしております。1

ではでは、今年1年を振り返ります。

ゲームハウスのゲームと本たち

2019年の記事は、データが吹っ飛んでしまってあとかたもないので、2018年の記事を参考にしていきます。
2018年の12月には、1169種類のボードゲームがあったようです。
現在は、「playgameボードゲームデータベース」によると、1255種類のゲームが登録されています。ということで、86種類のゲームが増えたことになります。1年で半分と考えると43種類。1年で50種類いかなかったので、まずまず抑えたのでは……。2

本の方は、現在3945冊の本を自炊して処分しました。2018年度には2399冊の本を自炊したと記録に残っていますので、1546冊の本を処分しました。1年に800冊ぐらいずつ、かつて金魚屋ダンジョン(オーバー)と言われたゲームハウスの書庫から、本が消えていってることになりますねぇ。

わが家のニュース

でこねぇさんは、在宅モードです。
週2回ぐらい仕事場に行って、あとはリビングで仕事をするスタイルです。
わたしは、基本、現場に行かないとどうしようもない仕事なのです。

とうとうエアコンが死んでしまいまして、リビングと寝室のエアコンを刷新しました。
ついでに、でこねぇさんの愛用していたテレパソも壊れてしまいまして、今は、わたしが前の前の職場で使っていた個人持ちのミニPCを、新しく買った小さなテレビにつなげて使っています。テレビも、パソコンも使えて、前と同じ環境だといいたいのですが、録画関係は、テレビよりもテレパソの方が、ちょっと小回りがきく感じですねぇ。

ゲームは、「あつまれ どうぶつの森」がはやりました。わたしのスイッチに島を創ってねぇさんと2人で同じ島で遊んでいます。
学校ぽいところをつくったり(青空)、喫茶店ぽいところをつくったり(青空)と、楽しかったですが、そろそろ飽きてきた頃かな。これ、それぞれのスイッチで島をつくった方が、自由度が高くて楽しかったかもとちょっと思っています。
今更、新しい島をつくるのは、ちょっと辛い。

「ドラクエ11S」も、やってました。それなりに、おもしろいんだけど、ものすごく相性がいいというわけではなかったです。ループものだったので、そのあたりのしつこさがちょっとねぇ。面倒くさく感じました。
でこねぇさんは、途中で止まっているのかな。
わたしは、一応、クリアしました。
お気に入りは、マルティナでした。お色気、マシマシでした。

まあでも、最終決戦よりも、「しあわせになりたい」の方が、エンディングっぽいので、あれがあそこにあるのは、どうかと思います。3

あとは、「ゼノブレイド」が出たので、それもしました。「2」よりだいぶ遊びやすかったです。まあ、その分、はまり度は低いかも。

今は、「ゼルダ無双 厄災の黙示録」もやっています。
これをやって、今年の年賀状の牛の撮影のために「ゼルダの伝説 ブレス・オブ・ワイルド」を起動してやっていたら、「ブレス・オブ・ワイルド」があまりにも難しくて、よくこんなゲームしていたなぁとビックリしました。まあ、使ったセーブデータがマスターモードの途中だったというのもあるのですが。

あと、今年ゲームハウスで、はやったものといえば、「本好きの下剋上」です。
もともと、Netflixのアニメで見ていたのですが、おもしろい。
でこねぇさんは、在宅モードのために、電車に乗って本を読むということがほとんどなくなったので、他の本を読まずにひたすら、原作を全巻読破して、永遠にループして読み返しています。
わたしは、Kindleで買ったのをチビチビ読んでいます。

2020年の映画とか

映画は、コロナだからねぇ。といいつつ、良い映画が多かったです。

バイオレット・エバーガーデン

作りが王道ですよねぇ。でも、なんていうかテレビでの印象深いエピソードをからめながら、小さな人の一生の中での時代の変化と、それから数世代分の時代の変化というのをものすごく丁寧に見せてくれました。
「いや、生きてたんかい!」問題はあるんだけれど、なんというか、大団円になって欲しかったのであれで良かったのだと思います。あそこで、「みちしるべ」かかったら、全部赦してしまいます。
物語、特にファンタジーがなんのためにあるかというと、普段だと重たすぎたり陳腐になりすぎたりして素直に言えない言葉や行動が、すっと自然に示されるところにあったりするのではないかと思います。
オマケ冊子の「if」も、おもしろかったです。
実は、映画は、外伝とのつながりもほしかったんですが、まあ、外伝は外伝ということで。

ストーリー・オブ・マイライフ わたしの若草物語

まさにコロナの直撃(と、「鬼滅の刃」の直撃)をうけたということもあって、あんまり話題にならずにあっという間に公開が終わってしまったけれど良い映画でした。
普通の「若草物語」を知っている前提で、その先の物語を語っていこうという感じがするお話でした。この「知っている前提で」というところが、この映画の評価の難しいところかもしれませんが。でも、女同士の姉妹とか母親のものすごく密なところが出ていていいなぁと思いました。

鬼滅の刃 無限列車編

まあ、知ってる前提といえばテレビの続きの「鬼滅の刃」。今年の映画は、全部コレに持っていかれた感じですねぇ。
売れる要素は、ストレートなところなのかなぁと思いながら、これも、楽しめました。
10月から11月は、あう小学生、あう小学生がみんな、

「『鬼滅』見に行ってきた」

と、言っていて、あまりの人気にビビりました。しかも、うどんやの定員のおねえさんまでが、

「おもしろいですよ。わたし、2回行って来ました。」

と言ってましたからねぇ。
2回行くほどではないと思うけど、続きは見たいです。コミックスは、読むかなぁ……。読むには、無理のない長さですが。

クイーンズ・ギャンビット

Netflixでチェスのドラマ「クイーンズ・ギャンビット」も見ました。
これは、女優さんの顔がものすごく好きでねぇ。なんというか、いい目なんですよ。
映画は、ものすごく悲劇の予感を感じさせながら進んで、最後は……。いや、本当にあのラストは、想像以上の凄さでした。いい意味で、裏切られました。

ジョゼと虎と魚たち

年末の最後に行って来た映画です。
予告編の映像見たときから、コレは見に行かなければと思っていたのです。
ものすごく爽やかなファンタジーでした。でも、良質なファンタジーで、好きですねぇ。
その後、原作を読んで、原作のコンパクトさやそれでいて水の中にいるようなねっとりした(?あっさりもしているのですが、なんか不思議と空気に重たさがあるような感じ)にやられてしまいました。
うーん、「聲の形」と同じ雰囲気の話です。「聲の形」が高校生の話で、ジョゼは大人ということを考えると、原作の大人な雰囲気もちょっと入れて欲しかったかなぁとも思います。

でも、原作にはない劇中の紙芝居のストーリーがよくできていて、感心しました。ものすごい上手な着地の仕方。

2020年、よく遊んだゲーム

コロナのせいで、まったく対人では遊べていません。
うちに遊び相手がいるはずなのですが、まあ、テーブルが在宅モードということで、ボードゲームを広げるスペースがなく、全然、遊べていないのです。

ということで、オンラインで「ボードゲームアリーナ」で遊んでいることが多かったです。
今までは、オンラインで遊んだゲームは、基本的に、ボードゲームで遊んだ回数にはいれてなかったのですが、今年は、それも入れて記録しました。

オンラインで遊んだゲームを入れているので、けっこう毎年よりも多めにカウントされています。

さて、今年よく遊んだゲームは、1位「タルバ」、2位「バックギャモン」、3位「ロール・フォー・ザ・ギャラクシー」、4位「レース・フォー・ザ・ギャラクシー」、5位「ぴっぐテン」となっています。
4位までが、ボードゲームアリーナでオンラインで遊んだゲームですね。5位の「ぴっくテン」は、コロナ休みに突入する前までに、子どもたちと遊んでいたゲームです。

ちなみに6位に「ドミニオン 夜想曲」が入っていて、これは、「ドミニオン 移動動物園」が出るということで、今のうちにしておかないとということで、集中してプレイしていたようです。
これも、緊急事態宣言の前かな。それから、きっと、緊急事態宣言後は「ドミニオンオンライン」で遊んでいたようです。

さて、来年はどんな年になるのか?
あんまり、明るい見通しはもてない今ですが、それでも、力一杯、楽しい年になるようにしていきたいと思います。

それでは、良いお年を。

  1. そのせいで、でこねぇさんが、興奮しすぎて腹痛で倒れるというハプニングもありましたが…。 []
  2. ちなみに、個数ではもう少し増えています。 []
  3. いや、目的を考えずにすぐに「しあわせになりたい」を選んだわたしが間違っている可能性も高いですが……。いや、しあわせになりたいじゃないですか。 []

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トランプゲーム大全

消えたので、書き直しです。
完全に消えているので、うろ覚えですが。

えーと、最近というか、ここ数年ボードゲーム関係の書籍はあんまり読んでなかったのですが、実は、ずーーっと、この本を前から順番に読んでました。
まあ、本というよりは、事典ですね。
圧倒的なボーリューム。

これ1冊あれば、多分、一生トランプゲームには困らないのではないかと。
まあ、これを読んで遊んでみる実用書的な感じでもないです。いや、遊べるようには書いてあるのですが、遊びやすいようには書いていないです。

でも、トランプのルールとかって、どんどん変化していったり、散逸してなくなったりするので、貴重な資料です。