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天の華・地の風 完全版 5 私説三国志

棐妹、再登場。

書きたいものは、歴史ではなくて物語。
そういう態度が、明確に出ている1巻です。

まあ、やおいという時点で、歴史ではないだろうという気もしますが……。まあまあ……。

でも、こういう物語的な展開が、とっても楽しいのです。

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すくらっぷ・ブック4 小山田いく選集6

すくらっぷ・ブック、終了です。

うん、なんか自分の原点を見てきたような気がしました。

この先、この子たちが、どう育っていくのかはわからないのですが……そのまま、カップルのまま大きくなっていくことは、可能性として少ない気が今はしていたりしますが、それでも、この時代を、この素敵な思春期を生きたということは、決して変わらないのだと思います。

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すくらっぷ・ブック3 小山田いく選集(5)

3巻目も読みながら、自分の影響の受け方、小学校高学年からのかわらなさに、ちょっと、恥ずかしかったり、ドキドキしたりしています。

そして、中学校に入る前に、この中学校を舞台にしたマンガに出会えていたということは、とっても、自分にとっては、ラッキーだったなあと思います。

この作品、後の小山田 いくの作品よりも、確信を持って書いている部分が強いように感じました。いろいろ、悩んだりするんですが、物語の行方に迷いがない。これは、作者自身も、迷いなくこの物語をつくりあげていったんからではないかと思います。

次を考えずに、全部のアイデアをつぎ込んだ印象があります。1

  1. 同時期に、「星のローカス」もかいているはずなので、「すくらっぷ・ブック」に全力ということはないとは思いますが。 []

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天の華・地の風 完全版 4 私説三国志

3巻からはじまる「彼の蒼なるものの名は」の完結です。

蜀取りから劉備の漢中王になるまでと、関羽の死から劉備の死までの2つの時代の出来事が、平行して書かれていきます。

別に、謎解きがあるわけではないのですが、なんか、良質なミステリーを読んだような気にさせてくれます。

最後、そうきたか。でした。

でも、この後、彼が生きていくのは、なんのだめなんでしょう?

なかなか、悲痛な叫びの聞こえそうな1冊でした。

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すくらっぷ・ブック2 小山田いく選集4

ちょうど、いろいろなものに興味が広がっていく時期に、ちょうど、この本に出会ったのだなあとつくづく思います。

わたしの趣味のほとんどは、昔からのものであればあるほど、兄の影響を色濃くうけていますが、これは、違うんですよねぇ。