センチメントの季節7
さらに、悪意の度合いが増えている気がします。
まぁ、もともと、センチメントっていうのは、少年少女が感じるものではなくて、少年少女を見た大人が感じるものであるという、当然のことに、ちょっと気づかされたりします。
いつかは、どんな人間でも、生きていれば醜悪な大人になっていく。それはそれで、悪いものでもないのだけれど。
さらに、悪意の度合いが増えている気がします。
まぁ、もともと、センチメントっていうのは、少年少女が感じるものではなくて、少年少女を見た大人が感じるものであるという、当然のことに、ちょっと気づかされたりします。
いつかは、どんな人間でも、生きていれば醜悪な大人になっていく。それはそれで、悪いものでもないのだけれど。
どこか、大島 弓子をおもいだしすところもあったりします。
まぁ、大島 弓子がかかないところを、あえて、露骨にかいていたりするのですが、どこか、心の動き方や、物語のまとめかたで、そんな感じがします。
新年、1発目の本がこれかよというのはあるのですが……。
秋からはじまったこのマンガ、2回目の秋のお話です。
今までは短編集だったのですが、ここからは、1巻完結のお話になるみたいです。
心と体、両方大切。多分、そういうお話です。
感覚のリアルと現象のリアルとは違うもので、感覚のリアルを出すために、現象の嘘を重ねてみる。
そういうお話なんだと思います。
基本的に、同じフレーズの繰り返しマンガです。
でも、繰り返し使っても大丈夫なぐらいのリアルさが自分にあるなら、それは、すごい武器になる。