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まあいろいろとネタは尽きない(笑)
おもしろいか、どうかは、別として。

ということで、年に10回ぐらい行われるという近所の子ども向けの囲碁・将棋クラブに顔を出すことになりました。

えーと、対象は小学校4年生から6年生までの子どもたちです。
15、6人の子どもがいることになるのかな。
もちろん、全然、プロとかは、目指していなくて、囲碁・将棋クラブであるにもかかわらず、囲碁の打てる子はほとんどいないそうです。

「じゃあ、5、6年の子たちは、去年は、ひたすら、将棋ばっかり指してたの?」

と聞くと、恐るべき答えが(笑)

「1番やったのは、『まわり将棋』。
 それから、コマをはじいてするオハジキのゲームを考えついて遊んでいたで」

おいおい(笑)

まあ、ここで、わたしに望まれている仕事は、将棋に飽きちゃった子どもたちに、それに変わるようなゲームを紹介してあげることに違いない……。
と、思ったのですが、子どもたちは、意外と保守的というか、何というか、まあ、半分ぐらいの子は、将棋をするということでした。
↑ 全員が、いっぺんに来ても困るので、これは、これでOKではあります。

今回は、ここの雰囲気に合うようにと言うことで、アブストラクトチックなカードゲームじゃないゲームを持って行ってみました。
うーむ。イメージとしては、「頭脳スポーツ」なたいな感じです。まあ、りんのチョイスなので、ちょっといびつな感じは否めないかも(笑)

  • ギプフ
  • ゼヘツ
  • デュボン
  • トラベルアバロン
  • ガイスター
  • カタン
  • ブロックス
  • ミシシッピクイーン
  • ハイパーロボット(第2版)

えーと、「タムスク」が入ってないのは、あれシビアにやるとケンカになりそうという理由からです(笑)
「ミシシッピクイーン」とかは、もう、ただ単に自分が遊びたいだけですね。

人気があったのは、「ガイスター」と「アバロン」。

「ガイスター」は、将棋クラブ(囲碁はどこにいった?)だけに、ルールを説明すると楽しんで遊んでいたようです。
えーと、ルールを説明する前は、赤いオバケチームと青いオバケチームに別れて戦っておりました。それ、永遠に勝負つかないと思う……。
実は2セット持っていったのですが(何故2セットあるのかは、聞いてはいけない)、どちらも、ずっと遊ばれておりました。

「アバロン」の方は、さすが5年生というか、自分たちで説明書を読みながら進めていました。

あとで、遊んでみたいゲームのアンケートを取ったのですが、「ミシシッピクイーン」は、残念ながら1人もいませんでした。
なんでや~。

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本日、第3回の「ゆうもあゲーム会・草津」が滋賀県草津市の草津市立図書館3階のギャラリーで開催されました。

今回は、6月の日程がなかなか決まらなかったこともあり、「ぱふ・草津店」に、1枚もチラシを置かず、宣伝なしの開催でした。

それにも関わらず、スタッフをあわせて33名という参加がありました。

これぐらいだと、スタッフも、充分に対応できてよい感じでした。

今回、子どもがゲームを選びながら。

「あー、来てよかった。」

と言ってくれて、大変、感動しておりました。

図書館の方も、活動に理解を示していただき、これからも、この会場を使わせていただけそうな感じです。

参加している子どもたちの平均年齢が約6歳ぐらいです。

今回もっていったゲームは、比較的、遊びやすいものが多かったようです。
わたしが遊んだゲームは、

「おなじはど~れ」
「ハイパーロボット」
「オバケたぞ~」

などなどでした。

数が少ないのは、草津では、受付担当だから~。
そういう意味では、「ハイパーロボット」は、よいゲームだと思います。受付しながらでも遊べます。

あと、食事をしながら反省会のときに、

「デュエル」

を遊びました。
2人用の子どもでもできるゲームをさがしているので、これはなかなか、よい感じ。

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ゆうもあゲーム会・京都に参加してきました。
今回も、人、多かったですよ~。

でも、スタッフも、めちゃくちゃ充実してきました。
だから、手が足りなくててんてこ舞いということはなかったと思います。

なんで、「思います」かというと、半分ぐらいの時間は、「インコグニト」に集中していたからです。

ということで、遊んだゲームです。

「インコグニト」
「コヨーテ」
「ピッチカー」
「ハリガリ」

「ハイパーロボット」
「コヨーテ」
「クイズヘキサゴン」
「クルクルケッコー」

などなどを遊びました。

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インコグニト

「インコグニト」は、見た目がとってもかっこいい(そして、アヤシい)ゲームです(笑)
それもそのはず、「1988年ドイツ年間ゲーム大賞特別美術賞受賞」に選ばれたゲームです。

お祭りに沸くヴェネチア。その影に暗躍する4人のスパイ。
敵か?味方か?お互いの正体を探り合いパートナーを見つけて、暗号となっている指令文を解読して、自らの使命を果たさなければなりません。

ドキドキしてくるでしょう?

このゲームは、なかなか遊ぶ機会が難しいゲームでもあります。
4人のスパイで2対2のチーム戦をするゲームなので、プレイ人数が4人限定なのです1
あと、サイコロのかわりに、「警告の印」というのを使うのですが、これがけっこう派手な音をたてるということもあります。
あと、ボードが大きいです(笑)普通、2つおりか、4つおりのボードが多いと思うのですが、このゲームは、なんと6つおりです。

まず、プレーヤーは、自分の色を選びます。
プレーヤー1人にコマは4種類あります。コマは、それぞれ体型が違っていて、ノッポ、チビ、デブ、ヤセの4種類があります。このうちの1人が自分の正体で、あとは部下という感じです。

このゲームは、推理ゲームです。相手の正体をメモを持って推理します。全員のいろが決まったら、メモ用紙に他のプレーヤーの名前と色をメモします。
最初にわかっている他のプレーヤーに対する情報は、たったこれだけです。

コマを自分の色の4つマスに配置して、メモを見られないようについたてに隠します。このついたて、パスポートなのだそうです。このパスポート、自分に見える方の側には、暗号読解の方法が書いてある優れものなのですが、残念ながらドイツ語で書いてあるので、わたしたちは日本語の訳のプリントを見ながら遊びました。

自分たちの色のコマの他に、「大使コマ」という黒いコマがあります。このコマは大使館に置きます。

さて、4人のスパイは、コードネームだけわかっています。
「フィドルボトム卿」、「バブル大佐」、「X」、「マダム・ザザ」。
プレーヤーは、この4人のうちの1人を演じることになります。

「正体カード」は、自分がどのキャラクターを演じるかがかかれています。これを裏むけによく混ぜて配ります。
「体型カード」は、自分のキャラクターの体型がかかれています。これを裏むけによく混ぜて配ります。
「指令カード」は、暗号で自分の果たすべき指令ががかかれています。この暗号は、パートナーの暗号と2つあわさってはじめて意味が出てきます。これも裏むけによく混ぜて配ります。

3枚のカードが配られたら、自分がいったいどのキャラクターを受け持つのか、そして、自分を表すコマが本当はどれなのかが自分ではわかります。
他のプレーヤーは、自分の「正体」と「体型」とは違うキャラクターを演じるはずです。

自分のパートナーを「敵」よりもはやく見つけて、気付かれないように素早く指令を果たさなければなりません。

さて、りんは黄色のコマをもってプレイします。配られてきたわたしの正体は、「フィドルボトム卿」。そして、体型は「ノッポ」です。

プレーヤーのすることは、まずは情報を集めて、自分のパートナーを探すことです。
「フィドルボトム卿」のパートナーは、「バブル大佐」です。他の3人のプレーヤーのなかから、「バブル大佐」を探さなければなりません。
そのためには、まず他のコマに接触しなければなりません。自分のコマを他のコマのいるマスに移動させることが出来れば、相手はプレーヤーの正体に対するウワサを教えてくれます。

さて、移動ですが、サイコロのかわりに「警告の印」というのを使います。
「警告の印」は、すごいアヤシい装置です。なんといっても、その形が、なんともアヤシくて雰囲気があります。写真のある紹介サイトを参照にしてもらうといいのですが、なんか、仮面をしたマリアさま見たいなヤツです。
実は、ただ単にいくつかの色の玉が入った箱で、振って置くとなかに入っている玉のうち3つの玉が見えるというものです。
わたしこれしってます。「アブ・ディ・ポスト」の「暗雲」と同じ仕組みのものです。

さて、この玉ですが、色が5色あります。出た色によって、動けるコースや、動かすコマやがかわってきます。
まず、「赤」、「青」、「黄色」は、自分のコマを動かすことが出来ます。
「赤」は、陸路を動けます。「青」は、さすが水の都ヴェネチア、水路を動けます。「黄色」は、水陸どちらの道も動けます。
「黒」は、自分のコマではなくて大使コマを動かします。大使は、水陸どちらの道も動けます。
「白」は、だれも移動させられない残念な色です。

だから、「赤」、「青」、「黒」とでたら、好きな順番に、自分のコマの1つを陸路で1つ、自分のコマの1つを水路で1つ、大使コマを水陸どちらかの道で1つ動かすことが出来ます。
「白」が3つでれば、何にも出来なくて1回休みになっちゃいます。

さて、自分のコマを上手に他のプレーヤーのコマのいるマスに移動させることが出来たら、相手に正体を尋ねることができます。相手は、自分の正体の情報を3つ提示します。この3つのうちの1つは、真実です。

また、大使と接触できると、好きなプレーヤーの正体について尋ねることができます。さすがに、この人、大使だけあって情報通です。そして、お祭りのせいで酔っぱらっているのか、誰にでも情報だだ漏れです。なんと情報を2つ提示してくれて、そのうちの1つは、真実です。

最初、わたしは、赤色のプレーヤーコマと接触しました。
情報を聞くときは、「正体」の情報がほしいのか、「体型」の情報がほしいのかを選ぶことが出来ます。「正体」を聞けば、「正体」の情報が2つと「体型」の情報が1つもらえます。「体型」を聞けば、「正体」の情報が1つと「体型」の情報が2つもらえます。
まずは、パートナーがだれなのかを探らなければなりません。ということで「正体」の情報を聞いてみました。

「マダム・ザザ」。「バブル大佐」。「ヤセ」。

出てきた情報は、この3つです。このなかのどれか1つは正しい。
うーむ。パートナーを出来るだけはやく探した方がいいので、とりあえず赤のプレーヤーを仮想パートナーと考えて、集中的に情報をとっていきます。
前は、「正体」の情報を聞いたので、今度は「体型」の情報を。今にして考えると、「正体」の情報ばっかり聞いて、考えた方が良かったかもしれません。

「バブル大佐」。「ヤセ」。「チビ」。

わたしは、「ノッポ」な「フィドルボトム卿」なので、「ノッポ」と「フィドルボトム卿」は、除外です。といっても、はじめっから情報のなかに入っていません。
前回の情報と今回の情報でダブっているのは、「バブル大佐」と「ヤセ」です。

えーと、だからー、今のところなにも除外されない??
けっこう頭を使うゲームですが、何回ぐらい聞いたら確定するんだ???

このゲーム、まともに相手のコマに接触して聞いていたら、頭が痛くなります。
大使コマが超重要ということがやっとわかってきた。

ということで、大使に接触して、赤の正体を。大使は2つの情報を教えてくれます。

「マダム・ザザ」。「バブル大佐」。

ここで、ルールをインストしたわたしが、ちょっとミスしています。このカードの組み合わせは、1回め出したカードの組み合わせに含まれます。こういうまったく同じ情報の組み合わせは、ルール違反で出せないのでした。
でも、見過ごしてしまったんですね。なんと、これ、指摘していれば、指摘された方は、カード1枚少なくして提示しなければなりません。そうすれば、正体がすっかりわかっていたのですが……。

気がついたときは、プレーが進行していたのでしかたないですね。そのままプレーです。まだ、赤の正体がわからないので、赤にからみついています。
大使に正体を聞いて、

「マダム・ザザ」。「X」。

あっ。わかった。赤の正体は、「マダム・ザザ」だ。

もしかして、大使に2回正体聞いたら、すぐに確定するのでは。というか、1回目で、相手が自分の正体ともう1枚のカードを出してきたら、それで確定??

大使は、超重要です(笑)

ということで、赤は、敵と判明したので、パートナー探しです。もちろん、そんなことをやっている間に、他のプレーヤーのもとにも、着々と情報が集められているわけです。

こっちの正体を大使を2回使って探っていた青に探りをいれます。

いきなり本物の正体カードと、指令カードの片割れを見せてもらいました。
そうです。相手が、本当のパートナーだと確信できれば、3つの情報を提示しているフリをして、真実の情報を見せることが出来るのです。

「指令カード」は、2つ集まってはじめて意味をなす指令となります。
指令が理解できたら、後半戦のスタートといっていいでしょう。

相手に気付かれないように、その指令を達成して、指令が達成されたと思ったら、自分のパートナーだと思われる人に握手を求めます。そして、お互いががっしりと握手をすることができたら、そのチームの勝利です。なんて、かっこいいんだ。
でも、最後で、握手をさしだすパートナーを間違ったり、指令を達成していないのに握手をしようとしたら、一気に負けです。かっこわりぃ。

さて、わたしたちに示された指令は、

「バブル大佐へ。フィルボトム卿と会え。彼があなたの耳にだけ入れるべき情報を持っている。
バブル大佐とフィルボトム卿同じマスにいさせる

です。ただし、わたしは、指令の内容を両方とも見たので理解していますが、パートナーのバブル大佐は、未だに自分の使命カードしかわかりません。
なんとか、相手から接触してもらって、こちらの使命カードも相手に見せなくては……。

あと、どのプレーヤーがバブル大佐かはわかりましたが、どの体型のコマが本当のバブル大佐なのかは、まだわかりません。
こっちからも、接触をしていかなければなりません。

ドキドキ。

てなことを考えていると、相手チームのコマが、青いコマに接触。

がっしりと手と手を握りあう赤と緑のプレーヤー。

やられた~。

相手は、もうお互いにパートナーをみつけて、指令の情報交換もすませていたようでした。ちなみに、彼らの指令は、

「本部からの無線連絡:バブル大佐がGrasse Zampanoこと、001である。彼を生け捕りせよ。
任意の自分のコマをバブル大佐のところに移動させる

でした。

うーむ、なかなか、ドキドキするゲームです。
前半の重苦しい腹のさぐり合いと、後半の指令達成へ動くときのスピード感も、けっこうメリハリが利いております。
今度遊ぶときは、もっと上手にやるぞーという気持ちがわいてきますね。

うーむ。今度は、いつあるんだろう。

この作品のデザイナーが、アレックス・ランドルフというのが、ちょっと信じられません。まあ、そんなにランドルフのゲームをよく知っているというわけではないのですが。
うちのあるゲームで、ランドルフのゲームは、「はげたかの餌食」、「ハイパーロボット(第2版)」、「ガイスター」、「チャオチャオ」、「ヴェニスの運河」、「インコグニト」の6作です。
これプレーしたことがある人は、わかると思うのですが、「インコグニト」以外は、ものすごくシンプルなルールのアブストラクト・ゲームに近いようなゲームばかりです。
でも、「インコグニト」は、ストーリーがすごくしっかりとあるゲームです。
このあたりは、このゲームが、ランドルフだけのデザインではなく、レオ・コロヴィーニに合作というあたりに理由があるのかもしれません。レオ・コロヴィーニのゲームは、わたしは、「クランス」しかしたことありませんが。

  1. えーと、正確に書くと3人~4人用のゲームで、4人推奨となります []