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バケツくずし

これは、子どもたちとも何回かやっています。
「マンマミーア」、「6ニムト」、「ヒューゴー」などとならんで、子どもたちにも、人気のあるゲームです。
ゲームを始めるまでの準備に少しかかかるのですが、思ったほど大変ではありません。

箱を開けると、中箱には、カードとバケツの形をしたタイルが入っています。そのバケツ形のタイルがはいっている中箱も、バケツのもようにくり抜かれていて、こういう細かいところが、すごくいい雰囲気です。

プレイヤーは、5色のバケツタイルを各色3つずつ計15枚持ちます。
そして、動物の絵の描かれたカードを12枚ずつ配られます。

動物の種類は5種類で、それぞれの動物には、それぞれ好きな色が決まっています。
カードには、動物の絵とその動物の好きな色、そして、1から8までの数字がかいてあります。

プレイヤーは、手札のカードと相談しながら、バケツをピラミット状に積み上げます。
15枚のバケツをピラミッド状ですから、下から順番に、5つ、4つ、3つ、2つ、1つとバケツを積んでいくわけです。

ゲームは、カードを順番に出していくことにより進行します。
カードは同じ種類のカードなら、1度に1枚から3枚まで出すことができます。カードを出した後、1枚だけ山札からカードを補充します。
次の人は、前の人よりも数値の合計が大きくなるように同じ種類のカードを出していかなければなりません。
1周すれば、自分が前に出したカードの上に、さらに同じ種類のカードをのせて、合計値を大きくしていきます。
カードが出せなくなったり、カードを出したくない場合は、その動物のカードに対応するバケツを1つ自分のピラミットからはずさなければなりません。

このゲームの世界のバケツは、2次元の世界にあるので、中央のバケツや、土台になっているバケツをとっても、ガンガラガーンと自動的に崩れ落ちることは、ありません。
しかし、この世界でも、下のバケツがなくなると、やはり上のバケツは、支えきれなくなります。
自分で、

「ガラガラガラ」

とでも、好きな擬音を立てて、崩れるバケツをピラミットから取りのぞいてください。

そして、今度はバケツを取りのぞいたプレイヤーから、また、カードをプレイしていきます。
何人かのバケツが完全になくなるれば、ゲーム終了です。

バケツのタイルのかわりに、実際の小さなカップなどを使ってするリアル「バケツくずし」も、面白いよと、教えていただきました。
でも、そのときは、カップの材質には、充分注意してください。
ガラスのグラスなんかでした日には、あとかたづけがえらい事になると思います。

ぐれた娘とやるときは、積み木でするのがいいでしょう。これがほんとの「積み木くずし」。
べたべたすぎかつ、年がばれるので、控え目に書いておきます(笑)。

プラスチックあたり、がいいかと思いますが、カップだけでなくて、カップをおく台が何かによっては、ものすごい音がしてしまうかもしれませんので、充分、注意してください。
紙コップがベストかな?

さいしょのバケツの並び方が重要です。
たくさん持っているカードや、合計値の大きい動物のカードと対応するバケツは、、多分、くずされにくいはずです。
逆にカードの少ない、合計値の小さい動物のカードに対応するバケツは、くずされる確率は高くなります。
さっき、「プレイヤーは、手札のカードと相談しながら、バケツをピラミット状に積み上げます。」と書いたのは、そういう意味です。

このゲームは、今回、「京都ドイツゲームサークル」でプレイした人の中で、誰よりもりんが一番慣れていたような気がします。どっちかというと、子ども向けのゲームだったからかな?
(なのに、インストは、やっぱりバラックさんに任せてしまいました。ごめんなさい)

最初のバケツのならびというのは、けっこう重要なのですが、このゲームで一番大切だと思うのは、「運」です。
まあ、最初にバケツをならべるところからして、配られたカードと相談ですから、どんなカードが来るかという運がすごく大きいです。

それでいて、運が悪くても、被害を出来るだけ小さくするためにどうしたらいいのかという考えどころも結構あります。

今回は、わたしは、はじめに数字の大きなカードがきていたので、その色のバケツを土台の方において、

「オラオラ」

という感じで、ブイブイいわせてました。
でも、そうすると、数字が大きかっただけで枚数少なかったため、手札の中のカードがあっという間に無くなってしまってあせりました。

なんとか、その場をしのぐことができて、あまりくずされずにすんだかな?

はじめてする人で、バケツの組み方がわからないと、最初の1周目でおおくずれしてしまい、自分から出したカードで、自爆してということがあって、イヤンな印象をもたれてしまうこともあります。
(↑ 子ども約1名、「このゲーム嫌い」と言わせてしまった)
そんなときは、その人にルールがわかったなと思った時点で、

「はい。練習、おわり。ならべなおそうか」

と言ってあげるのも、よいかもしれません。

もちろん、2回目からは容赦なしです。

あ、あと、このゲーム、自分の手番の終わりに山札からカードを1枚引いてくるのですが、ここで引き忘れると、厳密には後から引かせてもらえません。
シビアなゲームをするならば、人がカードの引き忘れをして、自分がそれに気づいても、
「ウフフ。あいつ、忘れとる。忘れとる」
と心の中だけでほくそえんでいたらいいわけです。
まあ、それも、シビアなゲームをしたい人ばっかりとするのなら、いいと思います。

でも、初心者をまじえてやる場合は、やっぱり、

「ひかなあかんで」

と言ってあげたいものです。
言ってあげるのを忘れたら、まあ、そのゲームぐらいは、後からカード引いてもいいんとちゃうだろうか?

こら、だからといって、そこ、自分も忘れてたからって、後から引かない(笑)

今回は、バラックさんが気をつけて結構声をかけてくださっていました。

「あ、りんさん、また、忘れてますよ」

忘れていたのは、誰でしょう?

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ボーナンザ

きのうも、書いたのですが、わたしのゲームのやり方は、こんな感じです。

  1. 「リプレイなどの記事」
  2. 「購入」
  3. 「ルールを理解するために一人でやってみる」
  4. 「子どもにルールを説明して実際にプレイ」

「ボーナンザ」は、マンガの「アクア・ステップ・アップ」を読んで、楽しそうだなぁと購入したゲームです。
交渉ゲームということで、普段あんまりしゃべらない子どもとかが、それを通してしゃべってくれたら楽しいなというような思いもありました。
まあ、「1」、「2」とここまでは、順調にきたわけですが……。
そこで、はたと困りました。

交渉は、一人ではできない……

カプコン版の「カタン」を買ったときもそうだったんです。
「ロード・オブ・ザ・リング」や、「ニューエントデッカー」など、けっこう重たいゲームでも、1人でコマを動かすことができるゲームというのは、なんとかルールを理解することができます。

でも、「ボーナンザ」や、「カタン」、「クーハンデル」、「操り人形」など、交渉が絡んだり、相手になにか隠しておくことが重要なゲームというのは、1人で何役もするのは、無理なのでした。

もちろん、「N.Y.チェイス」や、「6ニムト」なども、1人でできるゲームではないのですが、こういったゲームは、比較的簡単なルールです。

そして、「ボーナンザ」は、ルールを読んだだけでは、想像もつかないゲーム(笑)として、おもしろそうなにおいだけさせつつ、お蔵入りになっていたのでした。

バラックさんは、いぜんわたしが、ゲーム日記に「おもしろそうだけどやったことがない」と書いていたのを読んでいてくださっていて、

「ボーナンザやってみましょうか」

と言ってくださいました。

ボーナンザは、カードを使った交渉のゲームです。

カードには、お豆の絵とそのお豆のカードが何枚あるかを表す数字が書いてあります。たとえば、「18豆」のカードは、全部で18枚あるわけです。
それから、下には何枚集めたらいくらになるかが絵と数字で表されています。「18豆」の場合は、「3枚カードを集めれば1ターラー」、「6枚カードを集めれば2ターラー」、「8枚カードを集めれば3ターラー」、「9枚カードを集めれば4ターラー」というふうにかいてあれます。ターラーというのは、この世界でのお金の単位です。
少ないカードほど貴重ですから、少ない枚数で稼げます。「14豆」の場合は、「3枚集めれば1ターラー」は一緒ですが、「5枚で2ターラー」、「6枚で3ターラー」、「7枚で4ターラー」になります。

そう、ゲームの目的は、できる限り同じ種類(番号)の豆を集めて、たくさんのお金をゲットすることです。
ここまでは、簡単。普通のゲームです。

さて、お豆をお金に換えるにはどうするか?
そう、畑にお豆を植えて育てなければなりません。
でも、畑は最初、1人に2つずつしかありません。お金が貯まれば、2ターラーで3つ目の畑を買うことができますが(今回は、4人でしたのでこのルール。5人の場合は3ターラーかかります)、最高でも3つまでしかもてません。
そして、このお豆、贅沢なことに、1つの畑に1種類のお豆しか植えられないのです。

お豆の種類は、「空豆」、「紅花インゲン」、「そらまめ」、「いんげん豆」、「大豆」、「ささげ」、「赤豆」、「ゴガツササゲ」の8種類。はい。わたしは、今、ルールブックをカンニングしながら書いています。聞いたこともないようなお豆もありますが、普段は、「18豆」とか数字でよぶから平気です(笑)。

手札のカードは、最初は5枚。そして、これがこのゲームの味噌。配られたカードは、絶対に順番を変えてはいけない。
同じ種類のカードを集めるゲームですから、ついつい、「同じカードは近くにおいとこ」と思うのですが、このゲームでは、それは御法度です。

別に、「手札の並び替えをすると、対戦相手に自分の持っているカードがばれてしまうから」とかいう、上級者同士の胃が痛くなるような麻雀みたいな理由で、並びを変えるのが禁止されているのではありません。

「手札のお豆のカードは、絶対に配られた順番にしか畑にまくことができない」という、このゲーム独特のルールがあるからなのです。

自分の手番の最初。プレイヤーは、手札の最初のカードを絶対に畑に植えなければなりません。

たとえば、「16豆」、「14豆」、「18豆」、「20豆」、「16豆」と5枚のカードをこの順番に持っていたとします。

このプレイヤーは、最初に絶対に「16豆」を畑に植えなければなりません。

もし今、2つの畑のうち、どちらかが開いていたら、そこにこの「16豆」を植えることになります。
もし、2つの畑のうち、どちらかが「16豆」の畑だった場合は、その畑にこの「16豆」もプラスして植えることができます。

でも、今もし、2つの畑のどちらともに「16豆」以外のお豆が植えられていたら?そして、3つ目の畑をもっていなかったとしたら?
その場合は、今、植えられているお豆のうちどれか1つを換金して、無理矢理空けた畑に「16豆」を植えなければなりません。

換金して、ちゃんとお金が入ってくればいいですよ。でも、畑に植えてあるのが、

「18豆」×2
「14豆」×4

とかだった場合、「18豆」は、3枚集めないとお金にならない。「14豆」は、せっかく4枚まで集めてあと1枚あつめれば2ターラーになるのに、今、売っちゃうと1ターラーにしかならない。
どっちをすてるにしても、とっても、悩ましいことになります。

そして、さらに手番のプレイヤーは、山札から、2枚カードを引いてきて、このカードを処理しなければなりません。このカードは、自分の手番で、どこかの畑に植えてしまわなければならないのです。

一番簡単なこの後からめくった2枚のカードの処理方法は、「自分の畑に植える」です。でも、こんなことしていたら、いくら畑があっても足りないのは、目に見えています。

そこで出てくるのが、「交渉」です。

手番のプレイヤーが、1枚ないし2枚のカードを畑に植えて、山札から2枚のカードをめくったら交渉スタートです。

「めくったカード」が、「自分の畑」に植えてあったら、ラッキーです。そのまま、自分の畑に植えることができます。

でも、「自分の畑」が埋まっていて、しかも、植えてあるお豆が「めくったカード」と違う場合は、どうする?自分の畑を1つ空けるか?

その前に、まわりを見まわすんだ。
だれか、この「めくったカード」をほしがっている人にあげればいいんだ。
そして、もしその人が、自分の畑に植えられるカードを持っていれば、ついでにそれと交換しよう。

交渉のときだけは、手札のどの位置からでも、カードを出していいのです。

だから、さっきのプレイヤーは、自分のカードの一番最初の「16豆」を畑におけなくて困っていましたが、自分の手番がくる前に、この「16豆」を交渉で他のプレイヤーに渡していたら、次の「14豆」は、畑にそのまま植えることができて、ちゃんと無駄なくお金に換金できたのです。

「交渉」ですから、相手も自分もなっとくしないと成立しません。
複数の人から、

「このカードほしい」

とお声がかかれば、条件のいい方と取引することができますし、相手にとってどうしても邪魔なカードは、

「えーい、ただでもってけ」

てなことにもなります。

でも、「相手もニコニコ」、「自分もニコニコ」。
これが、ボーナンザの交渉なのです。

交渉が終われば、交渉で得られた全てのカードは、すぐに畑に植えられます。
そして、手番プレイヤーは、山札から3枚カードを引いて、手札にくわえて、自分の手番を終わります。

こうして、山札が、3回なくなるまでプレーして、なくなった時点でゲーム終了。
ターラーを一番稼いだ人が勝ちです。

ルール読んでもわからないのに、やったことない人は、絶対にこの文読んだだけでは、理解できないな。

うーむ。
まあ、やったことある人に教えてもらいながら、1回プレーすると、思ったほど複雑じゃなくてビックリすると思います(笑)。

りんは、もう理解したぞ。多分……。

で、実際のプレーですが、4人で遊びました。
「ボーナンザ」の交渉は、不思議と「だまされた」という感じがなくて、本当に、みんなニコニコの交渉です。
なんせ、目先の自分のいらないカードがなくなったら、うれしいですからねぇ。
はじめは、自分の手札に少ないカードをできるだけ交渉の場に出していました。

でも、少しずつ交渉がしにくくなってきた。
交渉がしにくいというのは、交渉の余地が少なくなってきたという意味です。
なんでだ?

よく見ると、わたしと同じお豆を植えている人が複数人。
ほしいお豆が競合しているんですねぇ。
そうすると、その競合している「お豆」を植えてない人は強いです。

A:「このカードほしい人」

と言えば、

B:「きみの畑のお豆を2枚あげます」

C:「こっちは、3枚だすよ」

てな感じになって、

A:「じゃあ、これ3枚の方に渡すね」

となっても、

B:「あーでも、もっててもしゃあない、ただでもらって!」

と、人が勝手に、自分の畑を大きくしてくれます。

こう気づいた後も、なんか、どうしても、自分の手札にあるカードの数ばっかり数えて、人の畑なんて見ちゃいない(笑)。

あー、3人も植えてるお豆を自分の畑に植えてしまった!!

てなことばっかりやってました。
で、結果は、ビリッケツ。

強制的に、話さなければ成り立たないゲームだし、交渉がメチャクチャシビアな感じのゲームでもないので、はじめてあった人とかとすると、結構、しゃべるきっかけになって、場が和むのではないでしょうか?

「子どもには、ちょっと難しいかな?」

とゲームを終わったあとにしゃべっていたのですが、ルールを理解している人が、1人ついていたら、できそうな感じもします。

機会があったら、子どもたちとも挑戦してみたいゲームです。

あれ?1/3のつもりが、4/10でした(笑)。
ということで、また、続きます。

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6ニムト

まずは、「牛」から。
「6ニムト」は、いいゲームですねぇ。

ゲームなれている人も、なれていない人も、

「うんうん」

と考えながら、ゲームできます。
そして、考えて、考えて、考えて、

「えいや!」

と出した一手が、大量の牛さんを引き寄せたり、

「もういい!」

とか煮詰まって出した札が、セーフだったりします。

はじめての人にも、充分勝つ可能性がありますし、何回やった人でも、油断ができません。
この牛さんたち、さびしがり屋ですねぇ。
なぜか、いっぱいいるところにさらに集まりたがる性質があるような気がします。

ということで、今回も、かなり牛を集めた人がおられました。
わたしは、ぼちぼちかな。
たくさん牛が集まった順からいえば、2位ぐらいでした(笑)。

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さて、話は、コンピュータを買いに行く前の日に戻ります。

子ども達も、先週ぐらいから”冬休み”にはいったそうで、なかなか、遊びに来られなくなってしまいました。

なんで、休みになったのに遊びにこれないんだ?
普通、逆だろう?
と言いたくなるのですが、まぁ、不思議な事にそうなんです。

まぁ、こういった長期の休みになると、家ですごす時間が増えます。
そうすると、家族と触れ合う機会が多くなってきます。
特に、冬休みなんかだと、会社もお休みになったりするので、親も子どもと過ごす時間というのが、増えていくわけです。

冬休みは夏休みのような宿題がなかったり、少なかったりするでしょうから、子ども達は、ひまな時間を過ごします。
夏休みなら、1日中外に行って遊ぶということもできますが、今は冬休み。自然と、家の中で遊ぶ事が多くなります。

昼間は、当然、友だちと遊びます。
オーソドックスなところで、テレビゲームとか、トランプ。
まあ、ちょっと気の利いたところで、もう、色が変わりかけたウノなんかをするわけです。
これは、これで、けっこう楽しい。

夜は、家族の時間です。
まあ、テレビを見たりしながら過ごすわけです。
ときには、「お正月の番組におもしろいものなし」ということに気づいて、一家で遊んだりします。

子どもも、大人も一緒にできるゲームといえば、「家族マージャン」
いや、それは、選ばれた家族だけの楽しみでしょう。
今から、十数年さかのぼる高校時代、お正月に友だちと遊ぼうと思って電話をしたら、
「ごめん。正月は、家族みんなでずっとマージャンしてるし、出れへん」
と友だちに言って、ことわられたことがありました。
だから、そういう家族も、まぁ、なん家族かはいます。

子どもも、大人もできるゲーム。
トランプ。
でも、それももう、やりつくしたような感じです。
時に、昼間、友だちともやっていた子ども達にとっては、もう、やりつくしたーーという感じです。
やってるゲームも、みんなが出来るとなると、「大富豪」、「7ならべ」、「ダウト」、「ババぬき」ぐらいでしょうか?

「『ダウト』には飽きた。『ウノ』するぞ」

とか、

「『ババ抜き』ぬきには飽きた。『ジジ抜き』するぞ」

とか、いろいろ工夫をしてみますが、なかなか上手くいきません。

そんなときに、子どもがりんとしたゲームのことを思い出して、

「おもしろいのあるし、買いに行こう」

と家族をさそう。

うーん。ドリーム。

そして、トイザラスとかに行って、売ってないという…

ダメぢゃん。

まあ、最近は、「ブロックス」とか置いてありますし、新聞や、テレビなどでも紹介されたりしていますので、ちょっとずつこういった問題は、解決していくだろうと思います。

こんなときや、週末のために、「6ニムト」などかさばらないゲームを貸し出し用にいくつか揃えておくのもいいかもしれません。

冬休みあけに、子どもが、

「なー、あのゲーム、どこに売ってるの?」

とか聞いてきたら、ホンマもんです。

さて、そんな冬休みにはいった日。
子ども達も、そろそろ、集まらなくなって、このメンバーでゲームをするのも、おそらく最後の日。
それが、コンピュータを買いに行く前の日でした。
子ども達も、いそがしいようで、この日にやって来たのは、いつもの待ち合わせのあーさんだけでした。

「でも、待ち合わせも、きょうで終わるねん」

とのこと。

「ほな、今年最後のゲームになりそうやな。なにするよ?」

あーさんと2人でするゲームといえば、

「今度こそ、ピザのやつ!!」

ということで、「マンマミーア」です。
なんで、「もちろん」で、「今度こそ」かという説明は、以前のゲーム日記の「アンダーカバー その2」を読んでください。
ついでに、何でコンピュータを買いに行った日の前の日のことが、今頃になって書かれているんだという疑問も、下を読んで想像してください。

あーさんが、まだ1ラウンドも終了した事がないというとと、この前、まーさんとやったときにりんが、鬼勝ちしたという事もあり、今回は、ハンデをつけることにしました。
それは、あーさんがトッピングカードを出すときは、りんにトッピングの種類は見せるけど、枚数までは教えなくていいというハンデです。

相手の出したカードの種類がわかりませんので、わたしの方は、あてずっぽにドンドンレシピカードを放り込んでいきます。
一方、あーさんの方は、わたしが放り込むから数が混乱するのか、全然、レシピカードを入れません。

「レシピ入れて、ピザ完成ささないと、点数にならないよ」

と言うのですが、メチャクチャ慎重です。

ゲーム終わって入れたレシピカードの数は。りんが、8枚全部。あーさんが、2枚だけでした。

これまた、圧勝かな?

そう思いながら、ピザを作ります。
ピザ作りは、はじめてなので、ザ職人のカードどっちが引いたのかには関係なしに、わたしが作っていきます。
出てくるのは、りんのレシピばっかりです。
でも、さすがに数がいい加減なだけに、なかなか、ピザが完成しません。

で、いろんなカードがかなり出揃ったところで、あーさんのカードがでて、上手にあーさん1枚ピザを作ります。

りんの方も、カードを無駄にしながら、何とかピザを作ります。

結果。
りんが、3枚。
あーさんが、1枚。

でも、りんは3/8、あーさんは1/2の完成率ですからねぇ。

そんなこんなで、この子たちとの今年最後のゲームは、終わりました。

感想。
はじめてだったのでまけました。
レシピをあんまり出さなかった。
10点。

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アンダーカバー

金曜日。

「今日こそは、終わりまでやりたい」

ということで、3年生のあーさんが持ってきたのは、「ピザのやつ」こと「マンマミーア」でした。
今まで、何回か、あーさんとは、このゲームで遊ぼうとしているのですが、残念ながら、いつも時間切れになってしまってばかりで、1ラウンド目の最後の点数計算までいけた事がないのです。
それで、カードを配っていると、同じく3年生のはーさんとまーさんがやって来ました。

「まぜてーーー」

まだ、ゲームが始まっていないですし、できだけたくさんの子どもといっしょにゲームをするというのは、わたしのテーマでもあります。

「6ニムト」とかの場合は、新しく来た子たちにカードを配ればそれで始められます。
「ハゲタカのえじき」ならば、もっと簡単で、自分の色のカードを、ポイッと渡すだけです。
でも、今回の「マンマミーア」は、微妙です。

「マンマミーア」には、個人で持つ自分の色の「レシピカード」と、それから全員共同で使う「トッピングカード」が存在します。
「レシピカード」は、色別で枚数が決まっていますし、片付けるときに色別に片付けますので、子どもたちにも、
「ハイ」
と言ってすぐに渡す事が出来ます。
でも、「トッピングカード」の方は、人数によって数を変更していかなければなりません。

あー、コンピュータを共有している人たちが帰って来てしまった。
メチャクチャ途中ですが、まずは、ここまで。
「アンダーカバー」をやるところまで、進んでいません。