ドラゴンランス 魂の戦争 第2部 喪われた星の竜
唯一神の正体。「魂の戦争」という題名の意味。
いろいろなことが、あきらかになる1巻。
お話的にも、あっちでも、こっちでも、大きな動きがあって、メチャクチャ面白いです。
しかし、あんな敵に対抗するには……。
唯一神の正体。「魂の戦争」という題名の意味。
いろいろなことが、あきらかになる1巻。
お話的にも、あっちでも、こっちでも、大きな動きがあって、メチャクチャ面白いです。
しかし、あんな敵に対抗するには……。
「魂の戦争」三部作を読むぞということで、第一部です。
この第一部だけ、2年ほど前に、3巻本で読んだことがあります。まあでも、これから続き読むので、いままでのお話の確認の意味もこめて、再読。今回は、第一部が1冊にまとまっている合本版。
こうやって1巻にまとまっている方が、気持ち的にも、ストーリー的にも、気持ちいいよなぁと重いながら読んでいました。
1巻にまとまっていないと、1冊読み終わった時点でどうしても間があいて、緊張が解けてしまうところがあります。まあそれは、物語の問題というよりも、わたしの本の読み方の問題という気がしますが。
ドラゴンランスは、いろんなピースがいっぱいあって、作者の2人は、そのピースをいつも、ものすごく上手く組合わせていて凄いです。
さて、次の巻からが、本番。
ちょっと、コーヒーブレイクということで、男前ダンジョンこと「ダンジョン オブ マンダム」を。
チキンレースです。
勇者がダンジョンに潜ろうとしています。プレーヤーは、勇者です。みんな同じだけの実力とガチガチの装備です。
防御力をあげてくるれる「鎧」、「盾」。弱いモンスターを寄せ付けない「たいまつ」。アンデット系のモンスターに強い「聖杯」。ドラゴンを一撃で倒す「ドラゴンランス」。そして、無敵の怪物ジャバウォック1さえも倒すという「ヴォーパルソード」。
このままダンジョンに潜って、モンスターを退治するのは簡単です。でも、男ならそんなぬるま湯のような状況にぬくぬくと甘えていてはいかんのある。
男なら、いや漢なら、ギリギリで、モンスターを倒さねばならないのである。
「オレなら、聖杯なんてなくっても、大丈夫だぜ!」
「オレも!!オレも!!」
「オレなら、聖杯だけでなくて、ドラゴンランスもいらないぜ(実は、このダンジョンには、ドラゴンはいないんだぜ)」
「オレも!!オレも!!」
てな感じで、どんどん装備を脱ぎ捨てていく勇者たち(笑)
「じゃあ、オレは、鎧も脱ぐぞ!!」
「えー、さすがにそれは無理」
と最後まで残った1人が、残った装備で、ダンジョンに潜って生き残れるかどうかの度胸試しをします。
大きくわけて、出来ることは、モンスターカードをめくるか、パスするかです。
パスをしたプレーヤーは、弱虫として、もうその回のゲームには参加できません。
モンスターカードを1枚めくって自分だけが見た場合、そのカードをダンジョンにセットするか、自分の手札にがめることができます。
ダンジョンにセットすると、どんどん自分たちが倒さなければならないモンスターが増えていきます。
「ドラゴンをダンジョンに配置。こんなモンスターがいても、オレならいける!!(なぜなら、ドラゴンランスは脱がないからだ!!)」
自分の手札にがめた場合は、装備を1つ外します。手札にがめたモンスターは、ダンジョンには配置されません。
「こいついないんだから、この装備を外したって、大丈夫なはず」
まあでも、ときにはブラフをかけて、自分は次の回にパスして、相手の足元をすくいます。
ダンジョンに潜って、2回モンスター討伐に成功すれば勝利になります。
でも、ダンジョンに潜って、1度でも失敗したらその場で、ゲームから脱落です。2
3回目。和邇乃児さん、ダンジョン制覇。
4回目。ヴォーパルソードのおかげで、りん、ダンジョン制覇。
5回目。ヴォーパルソードが残っているので大丈夫と思って、鎧も脱いでみたら、和邇乃児さんがパス。
うーむ。何をいれたかな?さっきは、ヴァンパイア宣言して成功したので、今回も。
と思ったら、ゴーレムがいました。
死んだ。
ということで、和邇乃児さんが唯一の生き残りということで、チキンレースを制しました。
全員1回ずつ、ダンジョンを制覇しました。最後は、がまんが足りない人が負けるかな(笑)
命、大事に。
さて、3人とも今回が初プレイです。
1回目、和邇乃児さん、りんと男子2名がそうそうにパス。
残ったでこねぇさんが、勝利。
2回目、わたし、
ドラゴンをダンジョンに配置。
次の手番、ドラゴンランスを脱ぐ。
次の手番、パス。
そて、でこねぇさんを死のダンジョンに。
多分、席順は、りん、和邇乃児さん、でこねぇさんで、りんのパスを見て和邇乃児さんがパス。でこねぇさんは下りられない状況に。
ここで、1人脱落。 ((すいません。脱落は2回しらたでした。 [↩]
すべてのカードか、出そろった感じです。
いよいよ、話が動き出すぞ~。という、この感じが、素晴らしい。
うーん、合本版があるから、もう1回読んどくか?
そう思わせる本って、貴重。
まあ、はじめっから合本版出しとけよという話もあるけれど。
シリーズの枝葉(?)の部分、歴史設定の部分が、少しずつ明らかになっていきます。
このあたりは、実は、ドラゴンランスのゲームをリアルタイムに追っている人たちには、自明のことなのかも。わたしにとって「ドラゴンランス」は、マーガレット・ワイス&トレイシー・ヒックマンの小説のことだけなので、新しい話には新鮮な気持ちで「おぉ!!」という感じですが。
小説だけで、ゲームの展開を知らなくても充分楽しめる作りになっています。
またまた、タッスルが、この話を動かして行くみたいす。歴史改変には、ケンダーが必要みたいな話が、そういえば「ドラゴンランス伝説」にあった気がします。