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21エモン2 モンガーちゃん 藤子・F・不二雄大全集

けっこう、基本1話完結でありながら、ストーリーが積み上がっていく感じが新鮮です。
以前読んだことはあって、その時から今までもっていた印象は、ホテルでウダウダしているだけのマンガだったのですが、けっこう、宇宙旅行もしていて、なんていうか、飽きない仕組みになっています。

これ、「ドラえもん」より前にかかれたマンガだったんですね。
わたしは、きっと、「ドラえもん」の後で読んでます。

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Uボー 藤子・F・不二雄大全集

これも、まったく知らない藤子・F・不二雄のマンガでした。

驚異の見開き1ページマンガ。これを毎週4年間つづけたんだから、本当にすごいです。

コミックスにすると、コマが小さくて、ギッシリつまっている感じです。
読みにくくはないけれど、藤子・F・不二雄のマンガにしては、読むのに時間がかかりました。

お話自体は、幼年版のドラえもん。出てくる道具も、ドラえもんとコンパチなものもありました。
1976年から1979年なので、ドラえもんとかで脂がのっているときですね。

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ミラ・クル・1 宙ポコ/宙犬トッピ 藤子・F・不二雄大全集

コロコロコミックスに掲載された短期で終わった連載ものを集めた回のようです。
パーマンごっことか、素敵だなぁと思いました。

まぁ、F氏の少年もののいつもパターンといえば、いつものパターンです。
なので、それぞれが、より有名な「ドラえもん」であるとか、「パーマン」であるとか、「キテレツ大百科」とかに入れ替えてもおかしくない感じです。
逆にいうと、出来も、それらの作品と甲乙つけがたいもので、上質です。だから、有名な方の作品に統合されていってもおかしくはないのかなぁ。
少なくとも、商業的には、正しい感じです。

なんで、これらの作品が消えていって、有名な方が残ったのかというのは、分析してみるとおもしろいかも。
時代背景的なものも大きいとは思いますが。

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ドラえもん11 藤子・F・不二雄大全集

けっこう、自分のことをドラえもん博士だと思っていて、知らない「ドラえもん」なんて少ないはずだったのですが、全然、知らない話ばかりです(笑)

そうか、この時代は、もう自分は「ドラえもん」を卒業していたのか、そして、卒業した後も、ずっと「ドラえもん」はそこに有り続けたのかと思うと、ものすごくふしぎな感じがします。

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ドラえもん10 藤子・F・不二雄大全集

前巻あたりが、自分と同学年のドラえもん。

そして、このあたりは、自分より1年下の学年が読んでいたドラえもん。
このあたりで、ほぼ「ドラえもん」から卒業しちゃったあたりみたいです。ほとんど知らないお話ばかりでした。

自分より、上の学年のドラえもんは知っているのに、自分より下の学年のドラえもんは知らないということは、ぼくたちは、のび太と一緒に学年を上がっていき、そして、ドラえもんを卒業していったっていうことなんでしょうね。

バンダムとか知ってたら、けっこう大喜びしたと思います。

永遠に続くモラトリアム的な時間だと信じ込んでいたけれど、時々示されるその先には、やっぱり意味があったのだと思います。
ふしぎな感じがします。