ドラえもん一覧

アイデアも、一周まわって

大長編ドラえもん5 藤子・F・不二雄大全集

もはや、全く知らない映画用ドラえもん。
それなりに楽しいのですが、ネタ的には、一周まわっている感じです。年に1回はかなり厳しかったのではないかと思われます。

「のび太とブリキの迷宮」のブリキたちは、「のび太と鉄人兵団」のロボットととどこが違うのかというか、劣化してないか?

「のび太の夢幻三銃士」の解説なんかを読むと、一回、すべての限界をとっぱらった想像力で、「大長編ドラえもん」をかいて欲しかったなぁと思います。


かわいくないけど、読んでみ

モジャ公 藤子・F・不二雄大全集

はっきり言って、なんの期待もせずに読み出したのでした。
モジャ公、なんか毛のないヤマアラシみたいで、カバー絵見ても色的にもかわいくないし。

でも、これがよかった。
なにがよかったって、お話が短編の読み切りではなくて、けっこう長いストーリーなところがよかったです。

「ドラえもん」とか読んでいると、このわずかなページに、よくこんな濃い物語が入っているなあと感心することがあるのですが、冒険は、やっぱり、これぐらいのボリュームがある方がいいなぁと思ったりしました。

ロボットが、ゴンスケとちょっと同じような性格なんですが、こっちの方が愛嬌ある気がします。

「21エモン」よりも、こっちの方か楽しい感じになっています。
まぁ、「21エモン」も、ちょっとだけ大人の香りがあったのですが、これは、もうちょっとその感じが強いです。
いいのか、コレ的な。

主人公が、無茶苦茶な乱暴者(でも弱い)というところも、すごいなぁと思います。

ダイヤモンドが、選んだところを思い出した。


いつも黄金期

ドラえもん17 藤子・F・不二雄大全集

安定期という感じがしますねぇ。

前もかいたような気がしますが、「ドラえもん」って、自分が読んでいた時代が、黄金時代だと思っていたのですが、ぼくたちが「ドラえもん」を卒業した後も、ずっと、黄金期だったんだなぁと、改めて思います。

今の子は、のび太が嫌いって、本当ですか?

その上昇志向は、人を不幸にするような気もします。


カメラのヨドバさん

SF・異色短編2 藤子・F・不二雄大全集

カメラのヨドバさんのシリーズです。

まあ、ドラえもんの大人バージョンといってもいいと思います。
Fさんの場合は、ブラックな笑いよりも、諦観の方にいってしまうような気がします。


思考実験

冒険放送局 手塚治虫文庫全集

今、本を手元に置かずに題名だけを見て感想を書いています。
が、「冒険放送局」……なんじゃ、そりゃ。そんな本読んだか?と思ってしまいました。

思わずWebで検索をかけたら、手塚 治虫でした。
ついでに、Webに書かれているあらすじも、ちょっと読んで、「あぁ、あの話かぁ」と思った次第。

かなり、初期の少年向けSFです。
ドラえもんの「もしもボックス」みたいなアイデアで、思考実験していく話です。
つまんないわけではないけれど、印象に残らないなぁ……。