藤子・F・不二雄,読書ドラえもん,パーマン,マンガ,ロボット,小学館,岡田 斗司夫,藤子・F・不二雄,藤子・F・不二雄大全集,

すすめロボケット1 藤子・F・不二雄大全集

ロケットだけどロボットで、ロボケット。
岡田 斗司夫が好きだったという話を聞いたことがあるような気がします。

わたしは、今回読むまでまったく知らなかったです。

お兄さんというキャラが出てきて、その人が、いろんな発明をするので、「ドラえもん」的な要素もあります。でも、メインのストーリーは、トラブル解決であったり、悪人退治であったりするので、「パーマン」的でもある。
いろいろな後に開花する藤子・F・不二雄の要素がギュッとつめこまれているのがわかるマンガです。

藤子・F・不二雄,読書ドラえもん,マンガ,子ども,小学館,藤子・F・不二雄,藤子・F・不二雄大全集,

ドラえもん18 藤子・F・不二雄大全集

幼年向けの「ドラえもん」が入っている1冊。
多分、今までのコミックスには入っていないんじゃないかと思います。
もったいない。
藤子・F・不二雄の幼年むけマンガのおもしろさは、異常だと思います。
2ページとか、1ページのマンガなのに、おもしろい。
たしかに、難しい話はできないけれど、子どもの「できたらいいなぁ」、「あったらいいなぁ」が、本当に詰まっています。

解説の人は、これは、「子ども向けに書いたわけではないからだ」的なことをかいていますが、わたしは逆に、この子ども向けにしたときのバッサリした切り方が、凄いと思います。
普通の人なら、せめて道具の名前をいうシーンぐらいは入れようとすると思います。でも、そんなもの幼児にはいらないとバッサリ切ってしまって、本当に大事で、しかも伝わるエッセンスの部分だけをかいています。

確かに「離乳食」というのは、ものすごくうまい表現です。

藤子・F・不二雄,読書のび太とブリキの迷宮,のび太と鉄人兵団,のび太の夢幻三銃士,ドラえもん,ロボット,大長編ドラえもん,小学館,映画,藤子・F・不二雄,藤子・F・不二雄大全集

大長編ドラえもん5 藤子・F・不二雄大全集

もはや、全く知らない映画用ドラえもん。
それなりに楽しいのですが、ネタ的には、一周まわっている感じです。年に1回はかなり厳しかったのではないかと思われます。

「のび太とブリキの迷宮」のブリキたちは、「のび太と鉄人兵団」のロボットととどこが違うのかというか、劣化してないか?

「のび太の夢幻三銃士」の解説なんかを読むと、一回、すべての限界をとっぱらった想像力で、「大長編ドラえもん」をかいて欲しかったなぁと思います。

藤子・F・不二雄,読書ダイヤモンド,ドラえもん,モジャ公,ロボット,小学館,藤子・F・不二雄,藤子・F・不二雄大全集,,21エモン

モジャ公 藤子・F・不二雄大全集

はっきり言って、なんの期待もせずに読み出したのでした。
モジャ公、なんか毛のないヤマアラシみたいで、カバー絵見ても色的にもかわいくないし。

でも、これがよかった。
なにがよかったって、お話が短編の読み切りではなくて、けっこう長いストーリーなところがよかったです。

「ドラえもん」とか読んでいると、このわずかなページに、よくこんな濃い物語が入っているなあと感心することがあるのですが、冒険は、やっぱり、これぐらいのボリュームがある方がいいなぁと思ったりしました。

ロボットが、ゴンスケとちょっと同じような性格なんですが、こっちの方が愛嬌ある気がします。

「21エモン」よりも、こっちの方か楽しい感じになっています。
まぁ、「21エモン」も、ちょっとだけ大人の香りがあったのですが、これは、もうちょっとその感じが強いです。
いいのか、コレ的な。

主人公が、無茶苦茶な乱暴者(でも弱い)というところも、すごいなぁと思います。

ダイヤモンドが、選んだところを思い出した。

藤子・F・不二雄,読書ドラえもん,小学館,藤子・F・不二雄,藤子・F・不二雄大全集,

ドラえもん17 藤子・F・不二雄大全集

安定期という感じがしますねぇ。

前もかいたような気がしますが、「ドラえもん」って、自分が読んでいた時代が、黄金時代だと思っていたのですが、ぼくたちが「ドラえもん」を卒業した後も、ずっと、黄金期だったんだなぁと、改めて思います。

今の子は、のび太が嫌いって、本当ですか?

その上昇志向は、人を不幸にするような気もします。