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指輪物語6 王の帰還 下

結局、去年中には読めずに、今年に入ってから読み終えました。

けっこう意外だったのが、指輪を火の山に放り込むのが、物語の前半だったことですねぇ。
でも、それから後に続くお話は、この長い長いお話の大団円にふさわしいものだと思いました。

むかしよんだときの記憶では、フロドがエルフたちと行っちゃう状況は、とっても、重苦しいものだという印象だったのですが、もしかすると、そうでもないかも。

「優しい心の贈り物である憐れみを軽んじてはいけない」

というのは、今回、あぁ、わたしのモヤモヤとしていものを言葉にしてくれたセリフだなぁと思った。

「不便でしたが、不幸ではありませんでした」

という言葉が、あたかも、正解のように語られるたびに、

「かわいそう」

という言葉が非難されるたびに感じていた違和感。
それが、ちょっとすっきりしました。

不幸であるかどうかは、やっぱり、人それぞれの状況によって違ってくるのものです。
ときに、人の同情が、人を救うこともあります。
それを否定すると、なんだか、住みにくい世界になってしまうような気がします。

優しさは、やっぱり、優しさとしてうけとめていきたいものです。

さて、後は、追補編だけです。

文庫本1を持っているのに、わざわざハードカバーを買ったのは、この追補編を読んでみたかったからです。
あとで、文庫で、これも出て、ちょっとショックをうけてしまいましたが……。

  1. 全6巻の字がメチャクチャ細かいやつです []

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指輪物語5 王の帰還 上

とうとう、第3部まで来ました。
1巻を読み終えたのが去年の8月ですから、結局1年以上かかって、ここまでたどり着いたということですねぇ。

この巻は、派手なシーンも多くて、大好きな、「王様の手は癒しの手」のエピソードもあって(ロードにクラスチェンジですねぇ)、楽しめました。

さて、いよいよフィナーレ。
最終巻は、今年中に読み終えられるのでしょうか?

……あっ、別冊があった?

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指輪物語4 二つの塔 下

えーと、だいぶん前に読み終えていたのですが、本が行方不明になっておりました(爆)

以前、学生時代に「指輪物語」を読んだときは、このゴクリの話のあたりが、1番つらかったのを覚えています。
映画で見ると、戦争ばっかりの第2部より、このエピソードがはいる第3部の方が、おもしろく感じました。
二重人格的なゴクリの性格を映画を見るまで理解できていなかったからだと思います。
なんか、独り言をいうシーンとか見ても、ワザとサムに聞かせているのかなぁと思っていたわけですね。

きっと「王の帰還」を読み始めるのは、今年の8月あたりからではないかと思います。

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指輪物語3 二つの塔 上

上巻で、もうアイゼンガルドが落ちちゃうのか~とビックリしましたが、思い出してみると、上巻が別れた仲間たちのストーリーで、下巻がフロドたちのストーリーになっているので、それでいいんですね。

映画では、サルマンがいったい何考えいるのかというのが、イマイチ見えにくかったのだなぁ。

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ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還

「ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還」を見てきました。

長い映画ということで、しかも、「見た」という人の感想を読んでいると、「終わりそうで終わらなくてダレた」という感想があったので、ちょっと心配をしていたのですが、わたし的には、全然そんなことなかったです。

1度も、時計を気にすることなく、映画のなかに没頭しました。
いや、

ファラミアとエオウィンはどうなったの?
とか、
最後のホビット庄での攻防は?

とか思うと、かえって短すぎるぐらいです(笑)

後半、ホビット庄のことを思い出すフロドとサムのシーンとか、4人のホビットたちにかしずくゴンドールの人たちとか、別れのシーンとかは、もう、涙だだ漏れでした(ちなみに、わたしは、すぐ泣きます)。

エオウィンが、サッと兜を脱いで顔を出すシーンも、イメージ通りでした。
あのシーン、「指輪」で、実は1、2を争うぐらい好きなシーンです。
女っ気のあんまりない「指輪」。全編通して、女の人が活躍するシーンって、あそこだけという気もしますが。
多分、トールキンも、堀井雄二とか、鳥山明といっしょで、冒険物語に女の子は、おんまり不要だと思っているのかもしれませんねぇ。

あと、今回の「王の帰還」では、みんなが歌っていたところがよかったです。
「旅の仲間」、「二つの塔」を見てて、原作ファンとしては、歌がすくないなぁと思っていましたので。

あと、ドワーフの名前が、ギリムではなくてギムリだということを、今日生まれてはじめて知りました。
間違った知識満載です。