ガクエン退屈男1 カラー完全版
この二人に出会ったのは、実は「バイオレンスジャック」からで、後からオリジナルのコッチを読みました。
これは、なかなか、「デビルマン」は別格にしても、永井 豪の最高傑作の1つといっていいのではないかと思います。
圧倒的なキャラクターの魅力があります。「バイオレンスジャック」でも、メインのキャラクターを喰いかねないほど生き生きしていました。
まあ、完結していないというか、盛り上がりピークで、バツンと終わってしまうところは、「凄ノ王」とかに被りますが。
新世紀のデビルマン。
ミキちゃんがちょっと変な感じ。でも、それも後半の名シーンから来ているようです。
明は、ほとんどアモンに喰われた感じで、そのあたりは、テレビ版の様でもあります。だけど、時々、マンガの名シーンの再現があって、そこがくすぐられる。
でも、くすぐられない世代にとっては、どうなんだろう。
そろそろ、デビルマンも必修の共通教養とはいえなくなってきた気がする。それは、ぼくらの世代からすれば、少し悲しいことだけど。