ダニーは世界チャンピオン ロアルド・ダール コレクション 6
これは、いかにおもしろいと感じても、子どもには読ましちゃいかんだろう。
わたしは、あんまりモラル高い方ではないけど、自分の楽しみのために、なんやかんやと人を悪者にしたてあげて、自己正当化するというのは、好きではないなぁ。
そして、訳者・柳瀬の解説は、相変わらずヤな感じです。
これは、いかにおもしろいと感じても、子どもには読ましちゃいかんだろう。
わたしは、あんまりモラル高い方ではないけど、自分の楽しみのために、なんやかんやと人を悪者にしたてあげて、自己正当化するというのは、好きではないなぁ。
そして、訳者・柳瀬の解説は、相変わらずヤな感じです。
うーん、はじめ読んだときは、悪い方のダールだと思ったのだけど、いい方のダールも混ざっている感じです。
それは、マチルダとミス・ハニーの魅力のせいです。
本を読む人に対しては、それだけで、好意度がアップするわたし……。
あと、テレビに関する考え方は、わりとダールと一緒なんですよねぇ。特に、子どもとテレビについては。
大切なことは、マチルダみたいな環境におかれている子どもは、実はけっこういるということ。
そして、もっと大切なことは、そのなかでマチルダみたいに育つことは、メチャクチャ困難だということ。
以下、ちょっと物語のラストにふれているので、隠します。