ロアルド・ダール,柳瀬尚紀,読書Quentin Blake,Roald Dahl,ダニーは世界チャンピオン,ダール,ブレイク,ロアルド・ダール,ロアルド・ダール コレクション,子ども,評論社

ダニーは世界チャンピオン ロアルド・ダール コレクション 6

これは、いかにおもしろいと感じても、子どもには読ましちゃいかんだろう。
わたしは、あんまりモラル高い方ではないけど、自分の楽しみのために、なんやかんやと人を悪者にしたてあげて、自己正当化するというのは、好きではないなぁ。

そして、訳者・柳瀬の解説は、相変わらずヤな感じです。

ロアルド・ダール,清水達也,読書,鶴見敏Quentin Blake,Roald Dahl,ダール,ブレイク,ロアルド・ダール,ロアルド・ダール コレクション,子ども,評論社,魔女,魔女がいっぱい

魔女がいっぱい ロアルド・ダール コレクション 13

「ネズミの心臓」の章で語られる言葉。これは、本当に子どもにとっての真実だなぁと思いました。
これがあるから、ダールって、侮れない。

でも、全体的には、この異種族への理由のない憎悪には、同意できないわたしです。種族をひとくくりにして憎悪している感じがイヤ。

おばあちゃんも、てっきり、魔女なんだと思っていましたが、それは、予想はずれでした。

ロアルド・ダール,柳瀬尚紀,読書Quentin Blake,Roald Dahl,すばらしき父さん狐,ダール,ブレイク,ロアルド・ダール,ロアルド・ダール コレクション,評論社

すばらしき父さん狐 ロアルド・ダール コレクション 4

うーん。
これは、普通のダールだな。

しかし、この後どうするのという問題は、言ってはいけない疑問なのか?

本文はともかく、この訳者のあとがきは、かなりイヤです。
自分の解釈で、訳をねじ曲げていそうな感じです。

ロアルド・ダール,宮下嶺夫,読書Quentin Blake,Roald Dahl,ダール,ブレイク,ホラー,ラー,ロアルド・ダール,ロアルド・ダール コレクション,子ども,評論社

魔法のゆび ロアルド・ダール コレクション 3

カッとなると制御不能の魔法を使ってしまう魔法使いの女の子のお話。

これは、女の子が、ある意味「正しい認識」をもって、ちゃんと怒っているから、いいお話になっているのですが……もし、それがなかったら、というか子どものワガママだけで動くと……途端にホラーになりそうです。

そうして、大人、子ども関係なしに、そういう大きな力をもってしまうと……。

いや、単純に、かわいいお話として読めるんですけどね。

ロアルド・ダール,子ども,宮下嶺夫,読書Quentin Blake,Roald Dahl,クェンティン・ブレイク,ダール,ブレイク,マチルダは小さな大天才,リアル,ロアルド・ダール,ロアルド・ダール コレクション,子ども

マチルダは小さな大天才 ロアルド・ダール コレクション 16

うーん、はじめ読んだときは、悪い方のダールだと思ったのだけど、いい方のダールも混ざっている感じです。
それは、マチルダとミス・ハニーの魅力のせいです。
本を読む人に対しては、それだけで、好意度がアップするわたし……。

あと、テレビに関する考え方は、わりとダールと一緒なんですよねぇ。特に、子どもとテレビについては。

大切なことは、マチルダみたいな環境におかれている子どもは、実はけっこういるということ。
そして、もっと大切なことは、そのなかでマチルダみたいに育つことは、メチャクチャ困難だということ。

以下、ちょっと物語のラストにふれているので、隠します。