ダレン・シャン イン ジャパン
吸血鬼「ダレン・シャン」のシリーズとは、まったく関係ありません。
作者のダレン・シャンが、日本に来てインスピレーションをうけて書いた話。
まちがった日本のイメージが、クニツィアの「サムライ」と同じぐらいには全開です(笑)
女の子の名前が、コーヤサンって……。ヤマダサンとかいう人もいた。
まあ、別に舞台が日本とかかれているわけではないので、そういう世界もあるのだろう。
しかし、ダレン・シャンは、けっこう上手に話をつくります。
取られている題材に比べて、落としどころもものすごく健全。それが、物足りないところであり、児童文学としてわるくないところでもあります。