マジンサーガ1
いろいろある「マジン」シリーズのなかで、わたしは多分、1番おもしろいのは、これではないかと思っています。
まあ、例によって、例の如く、途中で終わっているんですけどね。
何回も、何回も、出版社を変えたりしながら復活しています。そして、全部買っているのに、全部未完……。
これも……。
しかし、この神の鎧の設定にしても、空中元素固定装置にしても、凄いこと考えるよなぁ……。
「マジンガーZ」ではなくて、「Zマジンガー」。まったくの別物です。主人公、兜 甲児だけど。
絵柄や、あらすじみてて、期待してなかったけど、読んでみると結構おもしろかったです。
Zの中の人、どう見ても、ハチュウ人類みたいで、ちょっと怖いけど。
このあたりは、もう神展開で、わかっていても凄いとしかいいようがないです。
「激マン」読むと、おもしろさが倍増とはいわないけど、1.5倍ぐらいに増えます。
ちょっと、ラストシーンあたりのかき足し部分の流れに違和感がないことはないですが。デビルマンが倒れるシーンは、もっと前にいれないといけないだろう……。
まあでも、それは細かいことです。
くだらないんですよ。真マジンガーも、一緒にのってる「キューティーハニーvsあばしり一家」も。とことんくだらない。
それを、この巨匠本人がやってしまうというところが、本当にすばらしいと思います。
これは、確か西原 理恵子が言っていたと思うけど、ボクら世代の男の子の半分は、本当に、永井 豪で出来ています。