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夕方。
会場は、まだまだ、盛況です。

むこうでスタッフと「ドリュンター・ドリューバー」している女の子は、確か一番最初に1人でこの会場に来ていた「ソロ」をした女の子です。

スタッフに教えてもらいながら、クリスタルな「チェス」を遊んでいるのは、さっき、女の子軍団の中にいた子たちです。

「ブロックス」している男の子たちも、さっきはいなかったけど、見た顔ぶれだからもどってきてくれたようです。

うーむ。途中、この会場から抜けていた子も、気に入ってくれて、また戻ってきてくれているようです。
これって、かなりよい傾向ではないですか?

そろそろ、フェスティバルも終了です。「カラバンデ」も、片づけられはじめました。

「おっちゃん、また来たで。遊ぼう」

お菓子をいっぱい持ってやってきたのは、この子も、女の子軍団にいた子ですね。軍団は、すでに解散して、各々で動いているようです。それでも、ここを選んでくれてる。うれしいですねぇ。
でも、

「見てみ。もう、片づけの段階や」

「ええやん。遊ぼう」

慣れてくると、1人でも強引やなー。
ということで、まわりのスタッフも巻き込んで、簡単に遊べる「ダイナマイト」を。

中学年か、高学年ぐらいですので、これぐらいの引き算は、朝飯前。

ドカーン

と何回か楽しんで、いよいよ本当のお別れです。

「このチラシ持って帰り」

とスタッフが、「うつぼゲーム会」のチラシを渡しています。

「おっちゃんら、月に1回、うつぼ会館っていうところで、こんなゲームして遊んでます。来てくれたら、参加費ただで遊べるので、お父さんにねだって、連れてきてもらいや」

「絶対、行くわ」

この手の約束って、あんまり期待しすぎるとよくないんだけどね。
みんな、待っております。

「うつぼ公園って知ってるやろ?その近くやし」

「えー、そんな公園知らん」

地元ではないのか、うつぼ公園(笑)
小学生の行動範囲の中には入ってなかったということか?

オチがついたところで、スプリング・フェスティバルのレポートは、終了です。

本当に、「うつぼゲーム会」お待ちしておりますので、来てね。

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週末に、
「ころぽっくるの家」と「KID’S いわき ぱふ」に行って、ゲームを仕入れてきました。

「ころぽっくるの家」では、

「ダイナマイト」
「妖精探しゲーム」
「PICK-IT」

を購入。

「KID’S いわき ぱふ」では、

「ノイ」
「ヴェニスの運河」
「キャッチ ミー!」
「カヤナック」

を購入。

また、「ころぽっくるの家」では、1時間以上居座って、いろいろとお話を聞かせていただきました。

ありがとうございました。

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2月15日(土)。
突然思い立って、京都は宇治市のKID’S いわき ぱふへ行くことを決意しました。

KID’S いわき ぱふのWebサイトから、周辺の地図を出して印刷して、地図で確認して、レッゴー。

自動車で行きます。ナビには、今日もヒマな妹さん。でも、ナビゲーターとしての能力は、ほとんどゼロです。さすが、りんの一族です。

京都の小倉に伯母の家があります。たしか、そこって観月橋に近かった様な気が……。

それぐらいの前知識で、いきなり自動車に乗り込むところが、方向音痴の証拠です。

「とりあえず、伯母さんの家の方に行くね」

ブッブーと自動車は走ります。
伯母さんの家にも、もう2年ぐらい行っていません。
あら不思議。京都に入っていきなり、道に迷ってしまいましたよ。

「あれ?小倉って、こんなに遠かったっけ?」

「道こんでるから、そう思うだけとちがう?」

「でも、もうこのあたり、『宇治』っていう看板が出てるんですが……」

おかしいですねぇ。小倉を通って宇治に出る予定だったのに、小倉を全然通らないうちから、もう宇治に着いたと看板がいうのです。
まったく、こまった看板だ。

けっこぅ細い道を行きますと、観月橋という看板が。

「観月橋あったぞ。地図見て、地図」

「わたしたち、橋のどっちから来たの?」

「宇治橋、わたってええんか?わたるぞ」

「えっ、ちょっとストップ」

こういう状況のときが、1番事故にあいやすいので、注意しましょう。
とりあえず、宇治橋を渡って、第一ホテルの駐車場に車をおいて、地図を確認。

「わかった。ばっちりやで、りんちゃん。もう、すぐそこや」

すごい。奇跡です。一発で目的地に着いたようです。
なんで、小倉を通るという過程が間違っていたのに、素直についたのか?
それはもう、方向音痴というマイナスと、小倉を通るという過程の間違いのマイナスが、かけあわさってプラスになったとしかいいようがありません。
まぁ、いいや。ちゃんと着いたんだし(笑)

「KID’S いわき ぱふ」は、自動車一方通行の商店街の中にあるお店です。自動車は、商店街の駐車場に止めて、お店に行きます。
本屋さんの隣の大きなお人形のおかれたお店で、看板も大きくでています。

中にはいると、本と木のおもちゃがたくさんおいてあります。
ズカズカと入ると、妹が着いてきません。
??

「すいません、お客様。はきものをはきかえてお上がりください」

お店の方にいきなり注意されてしまいました。
このお店も、入り口でスリッパにはきかえないといけないのでした。

「いやぁ、下駄箱があったからどうしようかと」

と妹。

「しってんにゃったら、言ってくれよ~(泣)」

気を取り直して、靴は着替えてお店にゴーです。
お店の中は、特にすごい数の絵本です。
お店の方が電話の対応をされています。
なになに、お手玉のことがラジオで取り上げられてから、お手玉がすごく売れて、売り切れ状態だみたいな話をされているようです。

入り口付近には、ハンマー・トイとかがあります。
妹は、そういう乱暴なオモチャは、大好きなようです。ハンマーを振り回したり、吊ってある木のモービルをはじいたりしてめずらしそうにしています。
でも、わたしは、キョロキョロ。

ボードゲームとか、カードゲームは?

奥まですすむと階段があります。階段のところにも、所狭しといろいろな子育て関係、絵本関係の本が置いてあります。
上は、物置かな?のぼっていってもいいのかな?

木のおもちゃも、最近大好きになりつつあるのですが、これだけだったら、来た甲斐がありません。

「あのー、ボードゲームとか、カードのゲームを探しているのですが?」

とお店の人に尋ねると、そういったちょっと年上の子ども用のおもちゃは、2階にありますよとのこと。
2階にレッツゴー。

2階。
2階は、パラダイスでした。

「ど、どうしよう」

「どうしたん?」

「お金がたりない」

「まだ、買うもん決めてもいやへんやんか!」

だって、ざっと棚を見渡しだけで、「カヤナック」はあるわ、「ディスクショット」はあるわ、「枝のゲーム」はあるわ、「ノエ」はあるわ、「ダイナマイト」はあるわ……。
あぁ、「リーチ」までおいてある。

棚の前で、

「うっ」

と、うめいているわたしを見かねて(?)、お店の方が来てくださいました。

「あの、何歳ぐらいのお子さんがおられるのですか?」

きた。いつもの質問。

「えーと、小学校1年生ぐらいなんですけどね」

多分、妻だと思われている妹が隣で爆笑を押さえていますが、最近、この言葉がスラスラ出てくるわたしです。
平気で、嘘をつく人々?
だって、嘘じゃないもん。

なんと、一番奥の棚は、見本の棚だそうで、自由に遊んでもいいのだそうです。
子ども連れのお客さんが、わたしたち以外に1組。見本の棚から、色々出して遊んでいます。

わたしたちも、いくつか、カードゲームを教えてもらいました。
やっぱり、こういうお店に働いておられる方は、自分の売っているものに対して、誇りと愛情を持っておられるのだなぁと感じる一瞬でした。

「これは、わたしのオススメなんです」

と紹介していただいたゲームが、「かしこい農夫」でした。

それから、「ピノキオ」、「メルヘンカルテット」などを実演しながら紹介してくださいました。
「メルヘンカルテット」は、「YELL」というお店で手に入れていたのですが、あれ以外にも種類がいろいろありました。探してみたら、しってるお話ばかりのカードもありそうでした。

妹もあとから、

「お店の人のお気に入りがあるってすごいなぁ」

と言っておりました。

「ちょっと、テレビゲームのおもちゃ屋さんとは違う感じでしょ」

と言うと、

「うんうん」

とうなずいておりました。

一通り、多分20分ぐらい説明していただいて、棚を探して買うものを考えます。

イメージとしては、ボード1つとあとカードがいくつかほしいなー。

ボード。「ディスクショット」、「カヤナック」、「すすめコブタくん」、「枝のゲーム」……。もうすでに、予算オーバーです(笑)

「カヤナック」と「枝のゲーム」は、予算オーバーになるので、今回はパス。
「すすめコブタくん」は、サーカスをしているコブタくんがあまりにもかわいいので、購入決定。でも、家帰ってから、ゲーム中はサーカスしないことが判明して、ちょっとショックを受けました(笑)
「ディスクショット」は、こういう体動かし系のゲームを持っていないので購入。

次は、カードゲーム。
まずは、ハバのリトルゲーム「ニャーニャー」購入決定。ハバのリトルゲームで、ネコだから(笑)。
「ダイナマイト」と「ノイ」だったら、数字が増えていく「ノイ」の方がいいよなぁ。
「コンツェルト・グロッソ」は、ほしかったゲーム。「ラーのリファレンス」があった場所と同じところに「コンツェルト・グロッソのリファレンス」もおいてあったよなー。
「メルヘンカルテット」の生活のヤツは、けっこう誰でも出来そうだったよなー。
「妖精さがし」もいいなー。でも、「動物さがし」は、お店の方に紹介してもらったよなー。
あぁ、でも、オススメと言わはったゲームは、「かしこい農夫」だぞ。

どんどんどん、と机の上にカードの箱が積み上がります。

「ハウマッチ?」

「うーん、○○円ぐらい」

妹は、方向音痴ですが、計算は速くて正確です。やっててよかった公文式。

「思いっきり、予算オーバーしてますなぁ」

「今日の映画が見に行けへんようになるほど買ったらあかんよ」

その日は、「指輪物語 第二部 二つの搭」を夜に見に行く予定の日です。

なくなく、減らします。
ジェスチャーゲーム、「コンツェルト・グロッソ」。
オススメゲーム、「かしこい農夫」。

品物持って、レジに。

チーン。

「ありがとうございました。
オモチャのこと、たいへん、お詳しいんですねぇ」

調子に乗って、知ってるゲームは、妹に解説しておりました。それを聞かれたらしい。

「えっ、ええまぁ。し、仕事がらかな…」

また、となりで妹が笑い死にしかけています。
どんな仕事やねん。おもちゃ屋か?すわっ、ライバル?

というような感じでしたが、品揃えも豊富で、とってもよいお店でした。
1階にも、子どもたちが遊ぶスペースがあって、家族連れが見られました。

「あれ、2階に直接上がる階段があるやん」

「でも、ドアのところ、1階から入ってくださいって書いてあったよ」

本当ですか?

帰りしは、「大津」という看板の方向へ。
行きしなには通ったことのない、山道に入っていきます。

「ほんまに帰れんのか?」

「大津って、書いてあるやん」

「奈良県大津とかとちゃうやろなー」

なんと、南郷のあたりに道はつながっていました。

「YELLにもよって帰るか?」

「あぁ、あの椅子」

ちょっと、思い出してうっとりしています。

「でも、第2、第3土曜は、休みやったんとちゃう」

その通りでした(笑)

お給料もらった、また行こう。
ということで、無事に家に帰り着きました。

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ノイ

「立命館大学ドイツゲームサークル」は、「ドイツゲームサークル」ですが、日本人の作ったゲームも遊ばれます。

「オセロも、日本人の作ったゲームなんだよ」

「え、そうなんですか?」

それは、今まで生きてきて、はじめて知った衝撃の事実。

日本人の作ったゲームの中でも、「オセロ」、「ノイ」、「ワードバスケット」は5本の指に入るすばらしいゲームだといわれているそうです。

ということで、今回の最初のゲームは、「ノイ」です。

「ノイ」。アルファベットで書くと「neu」。たぶん、英語で書くと「new」ではないでしょうか?そうだと聞いたような記憶があります。
日本のゲームだれど、なぜかドイツ語のゲームです。

チップを3枚もってスタートです。
プレーヤーは、手札を3枚ずつ持ちます。
最初のプレーヤーから、1枚ずつ手札を出していきます。
手札を1枚出せば、山からカードを1枚引きます。引き忘れると手札が2枚とかになってしまいますので、めちゃくちゃ損です。
カードには、数字が書いてあります。
場に出されたカードの数字は、どんどん足していきます。
そして、この場の数字が101を越えないようにプレイしていきます。出せるカードがなくなると、負けになって、チップを1枚なくしてしまいます。

本来ですと、チップを全部なくした人はゲームから抜けていって、1人が最後勝ち残るまでやるのだそうですが、今回は、1人がチップをなくした時点で、終了とすることにしました。

カードは、足し算をしていく数字のカードばかりではなく、いきなり101になるカードや、自分の順番をスキップさせるカード、順番が逆になるカードや、次の人に2枚ださせるカード、次の順番の人を指定するカードなど、いろいろな特殊カードがあります。

感じとしては、今までプレーしたゲームのなかで、「ダイナマイト」というゲームとよく似ています。
ただ、ダイナマイトは20からの引き算だったのに対して、こっちは、101への足し算です。小さい子に勧めるとしたら、「ノイ」の方ですね。

軽くて、テンポ良くサクサク進みます。
最初は、調子よくてチップいっぱい残していた人もいたのですが、

「これはもう、誰をターゲットにするか、わかってるよね」

の言葉の元、集中攻撃がおこったりもしていました。
すいません、煽ったのは、わたしでした(笑)

自分の順番の次の人を指定する「ターゲット」というカードがあるので、それが出まくると本当に集中攻撃が出来てしまいます。
でも、数字が小さいときにまわってきても、全然こわくないし、すべての攻撃を受け流したときは、すごい快感だと思います。

「リバース」「リバース」攻撃で、同じ人ばっかりカードを出しているのとかも、なんだか、「ダウト」とか「ウノ」を思わせて、ほほえましい感じ(?)でした。

「ダイナマイト」は、「ダイナマイト」のカードという使えないイジワルなカード(使った瞬間に負けが確定する)があるのですが、「ノイ」にはそういうのはなくて、札の引き忘れがある感じかな。

でも、このゲームサークルに来ている人は、みんなジェントルメンで優しいから、引き忘れがあると、

「忘れてるよ」

と言ってくれていました。

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ダイナマイト

さて、5歳の彼ができるゲーム、他に何があるかなぁと考えて、出てきたゲームが、「ダイナマイト」です。

今度は、引き算のゲームです。
さすがに5歳に引き算は、難しいかなぁ。と思ったのですが、数字が減っていく様子が、視覚的に理解できれば、けっこう楽しめそうです。
そこで、取り出しましたのが、「カルカソンヌ」の点数ボードと、コマ1つ。
これでまず、20のところにコマをおきます。そして、数字が減っているごとにだんだんとコマを0に動かしていくわけです。
本当は、火が燃えているような絵であったり、ダイナマイトの絵であったりする方が、よかったのですが、まあ、今回は贅沢を言ってはおれません。

スタート。思った以上に簡単に、ゲームに入り込むことができました。
コマを動かして、視覚的にわかるようにしていましたが、そんなのなくても大丈夫だったかもしれません。
ときどき、大きなカードを出して、

「それは出せないよ」

という場面はあったのですが、充分、楽しんでプレーしていました。

ここでも、彼のプレーは、とにかく攻めのプレーです。特殊カードがあれば、絶対それから使ってきます。
特に、「2枚引き」と「リターン」が好きで、手に入ればそれを速攻で使ってきました。

わたしは、席順がとなりでので、結構、「リターン」で返されたりしておりました。

でも、このプレーには、欠点が。
このゲームの特殊カードは、時間が進まない出しても絶対に安全なカードなのです。
その安全なカードを先に先に出してしまうと、いざというとき、「残り1秒」のときなどに手番がまわってくると、自分が出せるカードがなくなってしまうんですねぇ。
だから、ここぞという時のために温存しておくのが、勝つためのセオリーです。

「おっちゃんやったら、そのカード、大事に残しとくわ」

とちょっとアドバイスもしてみたのですが、何で残すのかわかんなかったみたいです。
それ以上に、

「なんで、敵の言ってること、聞かなくちゃいけないんだ?本当とは、限らないぞ!!」

というのが、あったりして……。

でも、そんなプレーでも、彼のところでばっかりダイナマイトが爆発するということはなく、彼自身も、すごく楽しんで、プレーしていたので、よかったと思います。