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DUNGEONS&DRAGONS 影の疫病

「D&D」のアメコミ。
よく見ると、ヴィレッジブックスでもなく、小学館プロダクションでもなく、KADOKAWAでした。なるほど、流れとしては、アスキーエンターブレイン系なのね(多分)。
まあ、こういうレーベルが出てきたのはうれしいけれど、角川系だと、けっこう売り上げがシビアで切られるのが早いんでないかと心配もしています。
今は、クトゥルー神話系とか、D&D、エルリックとか、TRPGと関わりの強そうなところを攻めている感じですね。

ただ、わたしはイマイチわかっていないのですが、「D&D」というのは、システムの名前であって、世界観ではないんですよねぇ?だから、ルール的には同じでも、多分、「ドラゴンランス」の世界や、「ダークエルフ物語」の世界とは繋がっていない。そして、「ドラゴンランス」の世界ですら、世代によってちょっと世界観が変わってくるという感じになっているんだと思います。
あってる?これで?

ということで、これは無印の「D&D」なのかな。そんなに世界的な設定とかはなくて、おなじみなファンタジー世界で、おなじみの種族が、おなじみのモンスターと戦って、おなじみの冒険をするという感じです。世界の設定そのものを改変してしまったり、パワーバランスを壊すような大きな冒険はしない感じで、冒険者の日常という感じです。
初期のソード・ワールドTRPGのスチャラカ冒険隊みたいな感じ。
まあ、「D&D」も知らないうちに、いろいろな種族が増えているので、わたしにとっておなじみというわけではないんですけどね。

物語としては、そら、スケールが大きい物の方が、ファンタジーという感じがしますけど、こういう小さな冒険も好きです。
やがて英雄とよばれるようになるのかどうか?それは、わからない。
でも、若さとなんとかなるという自信だけは、もっている。
そういうお話。

そして、続き、あるのか?

しかし、KADOKAWAなら、こんなヴィレッジブックスみたいな値段にしなくても出せたのでは……。

アンドレア・ディ・ヴィート,Andrea Di Vito,
ジョン・ロジャーズ,John Rogers,
府川 由美恵
KADOKAWA
発売日 : 2019-12-17

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ぺらぺらーず漫遊記 ソード・ワールド短編集

ソード・ワールドの小説を数えたら、あとアトンを倒すまでに10冊以上あって、まだまだ楽しめるなぁと。
まあ、ケイオスランドとかの続きも、気長に待ってたらあるのかもしれない(笑)

ぺらぺらーずは、他のパーティと比べると力押しが少ない頭脳はパーティです。まあ、力押しが出来ないというのが正直なところかもしれませんが。

戦闘はRPGの花なんだけど、それだけが楽しさじゃ亡いよというのを示してくれるシティ派な彼らも、けっこう好きです。

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ロードス島戦記 上 ファリスの聖女 完全版

物理的なスペースの問題もあり、わたしの中のソード・ワールドは、2.0にはバージョンアップしないことになりそうです。まだ読んでいない本をブックオフに持っていくのは、なんというか悲しいものがありますが。
もう、TRPGをすることもないのかなぁ……。

まあそんなことは置いといて、「ロードス島戦記 ファリスの聖女 完全版」です。TRPGが青春だった時代。もう本当に20年以上前、そろそろ30年以上前の作品になります。そして、けっこう掲載誌がどんどんつぶれて放浪するという不幸なマンガですが、それでも、良いものは生き残る力があるのだなぁと思います。

「ファリスの聖女」は、小説では「ロードス島伝説」の魔神戦争時代をかく山田 章博のマンガです。実は、「ロードス島伝説」の5巻目も、「ファリスの聖女」というサブタイトルがついているというややこしさ。しかも、同じ時代を同じ登場人物でかくこの「ロードス島戦記 ファリスの聖女」と「ロードス島伝説」は、けっこう、違った話になっています。
これは、小説の「伝説」がマンガ「ファリスの聖女」より後にかかれたのですが、原作者の水野 良が、小説書くときに話を膨らませたからです。

もともと、「ロードス島戦記」という、魔神戦争が終わってからの物語があって、そこで六英雄というのこの世界にいたんだよといわれています。(TRPGの設定としてあったんですね。強すぎるNPC的な存在として)

で、その六英雄の話としてマンガ版の「ファリスの聖女」が書かれて、そこでは、生き残った六英雄の他に、歴史の中では語られないけれど、7人目のフラウスという「ファリスの聖女」がいたんだとよという、この本の物語がかかれました。

さらに、「伝説」を書くときに、完全に正史から消されたナシェルという人がいてね……とやったら、このナシェルという人がとんでもない成長をして……。

みたい感じになっております。
だから、このマンガは、公式な設定としては外伝的な扱いになるのかなぁと思います。もしくは、人が伝え聞いているサーガとしての六英雄の物語というのは、こういうものだよと思ってもいいかも。

これねぇ、すごい絵が良いんですよ。もう、マンガの絵とは思えないような絵で描かれています。
そして、魔法の詠唱とか、伝説が、詩として表現されているのですが、これがまた、凄い。

ストーリー的には、ある程度設定を知っていないと難しいというか何しているのかわからないところはあるのですが、実は、ロードスのシリーズの中で最高傑作ではないかと思います。少なくとも、マンガ化されたロードスのシリーズの中で、これを越えるものは、これから後も出てこないと断言できます。

和製ファンタジーが好きな人なら、その原点にあるこの物語にぜひ触れてみて欲しいです。

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幸せをつかみたい! サーラの冒険5 ソード・ワールド・ノベル

えらい、悲惨な話になってきた。
これ、ハッピーエンドで終わるとばかり思っていたのですが、最後、「続く」的な終わりにしかならないような気がしてきた。

サーラは、勇者になるのか?
なるためには……。
それとも。

朱鷺田祐介(スザク・ゲームズ),真・女神転生,真・女神転生TRPG 魔都東京200X,読書,魔都東京200Xリプレイ,RPGジャイブ,ソード・ワールド,ペルソナ,女神,朱鷺田 祐介,真・女神転生,聖華学園退魔生徒会,,JIVE TRPG Series,RPG

聖華学園退魔生徒会 Replay:真・女神転生TRPG 魔都東京200X

なんか、久しぶりにソード・ワールド以外のリプレイを読んでいる気がします。

現代物だと、「真・女神転生」が、いろいろ要素も入っていて楽しいと思います。
で、こういうノリが、1番わかりやすく良いのではないかと。
あんまり、「真・女神転生」の世界を前面に押し出してしまうと遊びにくくなると思うのです。

昔、そろばんを2こ装備したら移動力があがるというのがあって、履くのか~と爆笑したことがあったような。あれは、「真・女神転生」というより、「ペルソナ」だったかな。