ゲーム会レポート,プレイ記録,ボードゲーム,ボードゲーム日記,湖畔のゲーム会,2014年12月中旬湖畔のゲーム会アクアスフィア,エニグマ,カヴェルナ,グラスロード,ゲームハウス,ゲーム会,ソロ,ラミィキューブ,宝石の煌き,湖畔のゲーム会

落水邸物語

落水邸物語
さて、自治会から帰ってきたのが20時すぎで、20時半ぐらいから「グラスロード」を始めたので、もう大概の時間です。
でも、4人でしかできないゲームがあるので、ぜひしたい。

ということで、「落水邸物語」です。

トリックテイキング・ゲームです。
わたしはトリックテイキング・ゲーム好きです。
実は、トリックテイキング・ゲームと「ドミニオン」と「ラミィキューブ」は、1日中やっていても大丈夫なレベルです。

1日中やっていても飽きないというわけではなくて、だんだんと頭がトリックテイキング・ゲームや、「ドミニオン」や、「ラミィキューブ」に特化されていって、トリテ脳や、ドミニオン脳や、ラミィキューブ脳になっていく感じが好きなのです。
そういえば、以前、

「『ドミニオン』をしていると、頭の中にドミニオン汁が分泌されている感じになる」

とドミ中1プレーヤー(わたしではないよ)から聞いたことがありますが、トリックテイキング・ゲームしているときのわたしも、多分、同じ感じなのだと思います。

元々、ボードゲームにはまるきっかけは、トランプの「ナポレオン」でした。
ちょっと前までは、「ウィザード」とか、「七つの印」みたいな、割とシンプルなトリックテイキング・ゲームでないとトリップしなかったのですが、最近は、「トリックマイスター」とか「ドワーフの王様」とかのヘンタイ系(笑)でも、トリップ出来るようになりました(爆)

でまぁ、トリックテイキング・ゲームは、機会があればしたいのですが、実はわたしのまわりのゲーマーは、同じようなゲームをそこまでしたいとは感じないようです。
そして、3人ではあまり面白くない。4~5人は人数が必要ということで、あまり遊ぶ機会がなかったのです。

さて、そんなトリテ好きのわたしが、ずっと探していたゲームが、「落水邸物語」です。
同人ゲームで、かつて1度だけ、白紙邸で遊ばせていただいたことがあったのですが、それ以降、なんとか手に入らないかと探していたまぼろしのゲームです。
これを最近、ゲームフィールドさんが、再販したということで購入していたのですが、4人でゲームをするという機会に恵まれず、そのままとなっていました。

そのゲームを和邇乃児さんも、ちょうど購入されていて、かぶった(笑)。
これを、今回の最後のゲームとしよう。

さて、「落水邸物語」は、トリックテイキング・ゲームの中でも、かなりユニークなルールを持つゲームです。
全部のカードをプロットしてから、最後に置いたカードがらほぼ全自動で流れるトリックテイキング・ゲームです。
プロット好きにもたまりません。

裏向けに、カードを出していってすべて置き終えたら、最後に置いたカードからカードをオープンして、トリックを取っていきます。
基本、他のプレーヤーの出したカードを見ずに出していますので、リードしたカードが強いです。でも、スートは3色なので、必ず1トリック中にだれかが同じ色をだしていることになります。それが、リードスートだったりすると、計算したのとは違った番狂わせが起こります。

トリックを取ったプレーヤーは、そのトリックの隣に置かれた得点カードを手に入れます。得点カードは、赤色と青色の得点があって、その得点の差の絶対値が最終的な得点となります。つまり、全部のトリックを取るとプラスマイナス0点になってしまいます。
以前、1回しかやったことないのですが、プラスのカードも、マイナスのカードも取りまくって、けっきょく得点が伸びなかったような記憶があります。

リメイクということで、ちょっと以前とはルールが変わっているのかな?以前は、トリックを1枚もとらなかったら3点というルールはなかったような気がします。

トリックを取りまくるか、まったく取らないかという極端なことはやりやすそうな気がするので、今回は、トリック取らない作戦で。
と思ったのですが、でこねぇさんとわたしの作戦が被ってしまい、2人ともトリックをとってしまいますひどい。

こうして、スタートプレーヤーを交代しながら4回戦が終了したら、今までの得点を合計します。

3点って、けっこう大きいです。ということで、一発逆転を狙って、2回戦以降も、トリック取らない作戦を取ったのですが、これも、ことごとくでこねぇさんと被って、結局、4回戦中1回も達成ならず。ひどい。

1位白紙さん、10点。2位和邇乃児さん、9点。3位りん、2点。4位でこねぇさん、1点。

ということで、今回は終了。

4人、5人で遊ぶの機会も、必要ですねぇ。
また、お越し下さいませ。

  1. ドミニオン中毒 []

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この後、わたしは、自治会の会議があるので、一旦退室。
S本くんも、仕事ということで、

「今日は、2つしかでけへんかった~」

と、帰って行かれました。

わたしは、1時間ぐらい自治会の会議に出ていました。その間に、のこった3人は、「宝石の煌き」、「ラミィキューブ」、「エグニマ」と遊んでいたようです。
わたしが、ゲームハウスに戻ってきたときには、「エニグマ」の真っ最中でした。
和邇乃児さんもパズル強いと思ったけど、白紙さん凄え。タングラム普通に解いてる。

グラスロード

グラスロード
これは、ソロプレイのときの盤面です

それが終わって、4人でできる適当な重さのゲームということで、「グラスロード」をチョイス。
最近、ぞくぞく日本語版が出たり、ゲームが日本に入ってきたりしているウヴェ様こと、ウヴェ・ローゼンベルクのゲームです。

これも、ゲーム会の1週間ぐらい前に手に入れて、でこねぇさんとインストの練習がてら、数回遊んでおりました。
そのときは、まぁ、「アクアスフィア」ほどではないですが、試行錯誤を繰り返して、なんとか正しいルールにたどりつくことが出来ました。
で、そのとき思ったのは、このゲームは、バッティングゲームなので、2人でするよりも4人でした方が面白そうということだったのです。

初4人プレーでした。
でこねぇさん、わたし以外はしたことがないということで、わたしがインストを。

プレーヤーは、15種類の職人を使い、自分のガラス工場とレンガ工場の2つの工場を利用して、自分の個人ボードの土地に建物をたてて、得点を競い合います。

プレーヤーは、それぞれ15種類15枚ある職人カードと、個人ボードと、生産ホイールを受け取ります。
この個人ボードに、建物を建てていきます。この個人ボードに建てた建物が最終的に得点になります。

建物は大きく分けて3種類あります。
1つは、変換系の建物です。これは、ある資源を別の資源に変換したりします。1度建てれば、いつでもなんどでも利用することが出来ます。上手により宇出来れば、ジワジワと効果を発揮します。序盤に建てた方が効果が高そうです。
もう1つは、インスタント系の建物です。建てた瞬間にだけ効果を発揮します。一気に資源をゲットしたりすることができます。これは、序盤、中盤、終盤のいつ建てても、自分の作戦とあえば便利な感じです。ただし、このゲームでは、1度建てた建物を取り除いたりすることは出来ません。だから、よく計画して建てないとあとで邪魔になってしまうかもしれません。
最後の1つは、得点系の建物です。ゲーム終了時の個人ボードや、生産ホイールの状態によって得点を得ることが出来ます。個人ボードには、始めからこの種類の建物が3つかかれています。その建物だけは、アップグレードして、さらに効率のよい建物に変換することが出来ます。これが大きな得点元ですから、基本的には、この建物を目指すのですが、あまりにも序盤に建ててしまうと、効果もないし、自分の戦略が相手に読まれやすくなってしまったりもします。だからといって、あまりにも、終盤過ぎると、思っていたものが手に入らなかったりするかもしれません。いつぐらいから、この建物を狙いだすかは、けっこうポイントになるような気がします。

建物には、それぞれ、その建物を建てるためのコストと、その建物自身が持っている素点もあります。だから、基本的には、得点系の建物をめざしてプレイするのだと思いますが、けっこう素点が4点とかの高い変換系やインスタント系の建物がある場合は、そちらの得点もバカにならないです。

さて、建物をたてるためのコストは、生産ホイールに置かれている資源から払います。
この生産ホイールが、このゲームのすごい発明です。
生産ホイールは、ガラス工場とレンガ工場を表していて、そこに基本の資源を入れることによって、ガラスとレンガを製造します。
普通のゲームだと、

「『珪石』と『飯』 と『炭』と『水』と『木』1を1つずつ支払って、『ガラス』を作ります」

って、いう感じで、プレーヤーが、基本の資源を支払って、「ガラス」や「レンガ」などの高級な資源に変換します。
でも、このゲームでは、なんと、必要な資源が工場に持ち運ばれたら、直ちに、自動的に、「ガラス」や「レンガ」を作ってくれます。プレーヤーの意図に関わりなく、勝手に資源を利用して!!
オートメーション工場。(いや、多分、工場で働いている人はいます)
その処理も、めんどくさくなくて、本当にオートメーションです。それを表しているのが、この生産ホイールです。
はじめ、ルール読んだときは、まったく意味がわかりませんでしたが、理解してくると感動します。
しかも、この生産ホイールという仕組みだけで、基本の資源のもてる上限や、「ガラス」、「レンガ」の持てる上限の数も示しています。
実物と仕組み、ぜひ見てください。

さて、資源を集めたり、建物をたてたりするために、15人の職人を使っていきます。
15人の職人は、資源を集めたり、個人ボードに新しい地形タイルを置いたり、建物をたてたりと、さまざまな能力を2つの組合わせでもっています。職人によっては、コストを払わなければ能力を発揮しないカードもあります。
それぞれもっている15枚の職人カードから、今回使いたい職人カードを5枚選びます。
スタートプレーヤーから順番に、そのラウンドに使うカードをさらに5枚のなかから1枚選び、プレイしして、その職人の能力を使っていきます。
このとき、他のプレーヤーが選んだカードの中にスタートプレーヤーが選んだカードがあれば、たのプレーヤーは、そのカードを出さなければなりません。
ここが、バッティングゲームになっています。もし、他のプレーヤーがだれもそのカードを出さなければ、職人の2つの能力の両方をプレイしたプレーヤーは使うことが出来ます。でも、だれかとバッティングした場合は、バッティングしたすべてのプレーヤーは、2つの能力のうちどちらかしか使うことが出来ません。

ここ、2人ゲームと3人以上のゲームで少し違っていました。2人ゲームの場合は1人ずつカードを決めてプレイしていくのですが、3人以上でする場合は先に全員で1枚カードを選んでから、1人ずつプレイすることになります。同じラウンドに同じ職人カードをふせた場合、その職人はバッティングしないことになります。
今回、このルールを忘れてしまっていて、通常のルールよりも、バッティングがしやすくなっていたと思います。

こうやって、全員がふせたカードを公開したら、また、全員が1枚ふせて同じようにスタートプレーヤーから公開していきます。
そうして、ふせた3枚のカードを公開したら、1回戦が終了します。
つまり、選んだ5枚のカードのうち、3枚は必ずプレイして、少なくとも2つあるうちのどちらかの効果を使うことが出来るのですが、あとの2枚はバッティングしないとまったく無駄になってしまいます。

1回戦が終了したら、建物を補充して、また、15枚の職人カードから5枚を選ぶ作業にうつります。
そして、次のスタートプレーヤーから2回戦目が始まります。
こうしてた、4回戦したらゲーム終了で、得点を計算します。

選ぶ5枚のカードですが、3枚は必ず出せるわけですから、そこは計画が立つかなぁと。

「これで資源を補充して、これで『森』を除去して、そうすると生産ホイールが動いて、そうすると、このカードであの建物が建つぞ」

てなことを考えるのですが、両方のアクションができるつもりで出したら、バッティングされて、一方しか選べなかったり、人が出したカードとバッティングしていたためにコスト集まっていないのに後から出すつもりだったカードを1枚目から出さざるをえない状況になったり……。
けっこう、やってみなければわからない感じになっています。

それにさらに、慣れない生産ホイールが拍車をかけます(笑)

「あー、まわっちゃった……」

てなことは、やっぱり起こってしまいます。

「うーん、見えにくいゲームやなぁ」

とは、和邇乃児さん。
ルール自体は、ウヴェ様の最近のやりすぎワーカープレイスメント(誰か止めるヤツはおらなんだかい)2なゲームに比べて、とてもわかりやすいものになっていると思うのですが、まあ、どうなるかというのは、何回かやってみたいなと見えにくいところはあります。
たしかに、ワーかプレイスメントは、ルールは多いのですが、そのアクションをした結果というのは、見えやすいです。
得点は、多分30点もとれたら凄い感じかなぁ。その後、何回かソロプレイをしましたが、1番良く取れたときで27点でした。そのあたりも地味な感じです。

始めルールを読んだときは、カードのバッティングということで、「魔法にかかったみたい」を思い浮かべていたのですが、このゲームって実は、「宝石の煌き」に近いのではないかと思っています。
最初に並んだ建物を見て、建物の素点で得点を稼ぐのか?得点系の建物で高得点が稼げるのか?博打を打つのか?みたいなことを計画して、プレイしていく。

そして、3回戦目、4回戦目には、きっと建物をたてる系の職人カードが使われるはずだから、それにむかって、バッティングしても大丈夫なように用意しておく。
あと、ラウンドの始めにいきなり建物をたてる系の職人カードを使われたりして焦ることもあるので、人の資源の様子を見ておくというのも超重要です。けっこう、インタラクションがあります。

まあ、建物の種類が多いので、その組み合わせによって、絶対に強いという確定した作戦というのはないと思います。
それでいながら、ゲーム中に出てくる建物自体は少なく、すべてオープンなので説明は比較的簡単なところもよくて、わたしは、けっこう好きなゲームです。
でも、変換系の建物とかも、どれをどう変換したらお得なのかけっこう難しいです。今回、わたしは、1回戦目に変換系の建物を取ったのですが、1、2回しか使えませんでした。このあたりの使いこなしができると強くなるのだと思います。

結果。1位でこねぇさん、23点。2位白紙さん、20点。3位りん、18点。4位和邇乃児さん17.5点。

今回、でこねぇさんは素点だけで17点。得点系の建物で6点取っています。初期建は、全部0点というかなり極端な得点でした。
得点系の建物は、1つ4点以上ぐらいにならないと苦しい感じですが、それも、オープンになっている建物によるかなぁという感じです。

しばらく、へピーローテーションで遊びたい感じですが、さて。
取りあえず、今回、ルール間違いをしていましたので、次は正しいルールでせねば。

  1. 多分、「ガラス」のなかに「飯」が混入しているのではなくて、これは労働力的なものだと思います。「炭」とか「木」も、炉のためのものですね。 []
  2. 「カヴェルナ」とか、「アルルの丘」とか。 []

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ドミニオン

ドミニオン 陰謀

ドミニオン 海辺

ドミニオン 錬金術

世間では、奇数番目おもしろいけれど、偶数番目はいけてないとかいわれることもある「ドミニオン」です。
いけてる奇数番目は、無印「ドミニオン」と「ドミニオン 海辺」と「ドミニオン 繁栄」で、いけてない方のドミニオンは、「ドミニオン 陰謀」と「ドミニオン 錬金術」だそうです。
「繁栄」…おもしろそうですよね。カード見ているだけでワクワクしてきます。はやく日本語版でないかなぁ。10月ぐらいという噂です。

わたしは、どれも好きですけどねぇ。というか、どんなカードが出てきても対応できるようになりたいなぁと思います。

嫌われる理由は、「陰謀」、「錬金術」ともに、プレーヤー同士の絡み合いが大きいからかなぁ。「ソロプレイ的」といわれたり、「絡み合いが強すぎる」といわれたり、忙しいゲームです。

まあ、わたしも「錬金術」には、ちょっと不満があって、それは、「なんであのカード12種類しかないの」というところだけなんですれど。
ランダムに混ぜてシャッフルしたら、1~2枚ぐらいしか入ってこないという。これが、今まで通り24枚ぐらいあったなら、1/4の確率になって2~3枚ぐらいはいるのになぁということです。まぁ、この先、拡張がどんどん増えてくるとまた比率はかわってくるのですが……。

ということで、りんの家では、いつでも、10枚の王国カードを決めるときに、91枚のランダマイザーをシャッフルして、10枚めくって決めています。
ただし、めくったランダマイザーに「錬金術」のカードが入っていた場合は、あと「錬金術」のカードが3枚めくられるまでランダマイザーをめくり続けて、「錬金術」のカード3枚を決めてから、残りのカードを決めるということをしています。

例えば、4枚目のランダマイザーで「錬金術」のカードが出た場合は、1~4枚目までのカードは、今日の王国に入ることが決定します。そして、あと2枚「錬金術」のカードが出るまでカードを捨て続けます。残りの2枚「錬金術」のカードが出たら、あとの6枚は、続きにまたランダマイザーをめくって決めています。
たがら、この残りの6枚のなかに「錬金術」のカードが、さらにはいることもあります。また、「錬金術」のカードが、9枚目や10枚目にめくられた場合は、今日の王国のなかに「錬金術」のカードが2枚や1枚しか入らないこともあります。

「錬金術」が、使うときはサプライに3~5種類入れて使うこと推奨なのは、「ポーション」があるからなんだと思います。
「ポーション」は、「ポーション」つきの王国カードを買う以外にはほとんど役にたたなかいカードです。たった1種類しか「ポーション」つきの王国カードがサプライにないときは、その1種類を買うためだけに「ポーション」をデッキに入れていいのかどうかという判断を迫られます。
まあ実は、「ポーション」つきのカードって、+アクションのカードも多くて、その1種類のために「ポーション」入れてもいい場合も多いのではないかと思っていますが……。

それでも、「ポーション」つきのカードというのは、今までも見てきたように、購入、効果を発揮するのが遅いカードです。
普通は、王国カードを買う、シャッフル、王国カードを使用するというながれが、「ポーション」を買う、シャッフル、「ポーション」つきの王国カードを買う、シャッフル、「ポーション」つきの王国カードを使用するという、効果を発揮するまでに2倍ぐらいの時間がかかります。
しかも、「ポーション」を1枚しか買わなかった場合は、せっかく「ポーション」が手札にきたのに欲しいカードの値段に届かなかった場合は、またシャッフルがあるまで飽きらめなければなりません。もっとなやましいのは、6金+「ポーション」とか、8金+「ポーション」とかで、本当に、「変成」とか「ブドウ園」とか買ってもいいの?ということでしょう。でも買わなかったら、次ポーション出てくるまでに時間がかかってしまいます。

このバランスの取り方は絶妙で、一概に、「錬金術」のカードの方が強いから、「錬金術」のカードばっかり取っておけば勝てるとは限らなくなっています。

さて、そんな「錬金術」のカードのなかで、極めつけに強く、極めつけに遅いカードが、「支配」です。
「支配」は、6金+「ポーション」という高価なカードです。そして、決まれば、次の人のターンを1ターン自分のターンにできるという夢のある(ある意味ひどい?)カードです。

ただ、6金+「ポーション」というのは、「属州」の購入できる8金をそろえるのと同じぐらいのスピードでしか貯まりません。
ですから、このカードを使いたいのなら、このカードの購入を目指してデッキを作っていかなければなりません。他の方法をとるよりも、当然、デッキの完成は遅くなってしまいます。

今回は、そんな「支配」のある王国カードの組み合わせです。
ねぇさんは、「錬金術」のカードを駆使して「支配」を目指し、りんは、「錬金術」のカードには目を向けずに「拷問人」ロックを目指します。
「拷問人」ロックのデッキならば、「支配」されたときも、相手が操作しにくいのではないかという意図もあります。

[開始:2010/08/15 18:18]

プレイヤー
プレイヤー1:deko (初期手札)[銅貨][屋敷][銅貨][銅貨][銅貨]
プレイヤー2:rin (初期手札)[銅貨][屋敷][銅貨][屋敷][銅貨]

使用サプライ
[薬草商][村][執事][賢者の石][偵察員][航海士][貢物][拷問人][探検家][支配]
[勝利点]=8枚 [呪い]=10枚 [ポーション]=16枚

ゲーム開始
●deko 1ターン目 山札=5枚 捨山=0枚
(手札)[銅貨][屋敷][銅貨][銅貨][銅貨]
(購入)[ポーション]
ドロー:[銅貨][銅貨][屋敷][銅貨][屋敷]

●rin 1ターン目 山札=5枚 捨山=0枚
(手札)[銅貨][屋敷][銅貨][屋敷][銅貨]
(購入)[執事]
ドロー:[銅貨][銅貨][銅貨][銅貨][屋敷]

●deko 2ターン目 山札=0枚 捨山=6枚
(手札)[銅貨][銅貨][屋敷][銅貨][屋敷]
(購入)[執事]
ドロー:[銅貨][ポーション][銅貨][屋敷][銅貨]

●rin 2ターン目 山札=0枚 捨山=6枚
(手札)[銅貨][銅貨][銅貨][銅貨][屋敷]
(購入)[銀貨]
ドロー:[銅貨][銅貨][銅貨][執事][銅貨]

●deko 3ターン目 山札=7枚 捨山=0枚
(手札)[銅貨][ポーション][銅貨][屋敷][銅貨]
(購入)[賢者の石]
ドロー:[銅貨][屋敷][銅貨][屋敷][銅貨]

●rin 3ターン目 山札=7枚 捨山=0枚
(手札)[銅貨][銅貨][銅貨][執事][銅貨]
(プレイ)[執事] 選択:< <+2コイン>>
(購入)[金貨]
ドロー:[銅貨][屋敷][屋敷][屋敷][銀貨]

●deko 4ターン目 山札=2枚 捨山=6枚
(手札)[銅貨][屋敷][銅貨][屋敷][銅貨]
(購入)[村]
ドロー:[執事][銅貨][村][銅貨][屋敷]

●rin 4ターン目 山札=2枚 捨山=6枚
(手札)[銅貨][屋敷][屋敷][屋敷][銀貨]
(購入)[村]
ドロー:[銅貨][銅貨][銅貨][銅貨][屋敷]

●deko 5ターン目 山札=9枚 捨山=0枚
(手札)[執事][銅貨][村][銅貨][屋敷]
(プレイ)[村] ドロー:[銅貨]
(プレイ)[執事] 選択:< <手札2枚廃棄>> 廃棄:[屋敷][銅貨]
(購入)[薬草商]
ドロー:[銅貨][ポーション][屋敷][屋敷][銅貨]

●rin 5ターン目 山札=9枚 捨山=0枚
(手札)[銅貨][銅貨][銅貨][銅貨][屋敷]
(購入)[偵察員]
ドロー:[村][銀貨][銅貨][銅貨][銅貨]

●deko 6ターン目 山札=3枚 捨山=5枚
(手札)[銅貨][ポーション][屋敷][屋敷][銅貨]
(購入)[薬草商]
ドロー:[銅貨][銅貨][賢者の石][屋敷][薬草商]

●rin 6ターン目 山札=4枚 捨山=6枚
(手札)[村][銀貨][銅貨][銅貨][銅貨]
(プレイ)[村] ドロー:[執事]
(プレイ)[執事] 選択:< <+2コイン>>
(購入)[金貨]
ドロー:[屋敷][金貨][屋敷][銅貨][銅貨]

●deko 7ターン目 山札=9枚 捨山=0枚
(手札)[銅貨][銅貨][賢者の石][屋敷][薬草商]
(プレイ)[薬草商]
(購入)[銀貨]
戻す:[賢者の石]
ドロー:[賢者の石][村][銅貨][銅貨][屋敷]

●rin 7ターン目 山札=11枚 捨山=0枚
(手札)[屋敷][金貨][屋敷][銅貨][銅貨]
(購入)[拷問人]
ドロー:[金貨][執事][銅貨][銅貨][銀貨]

●deko 8ターン目 山札=5枚 捨山=5枚
(手札)[賢者の石][村][銅貨][銅貨][屋敷]
(プレイ)[村] ドロー:[ポーション]
(購入)[賢者の石]
ドロー:[薬草商][銅貨][銅貨][執事][銀貨]

●rin 8ターン目 山札=6枚 捨山=6枚
(手札)[金貨][執事][銅貨][銅貨][銀貨]
(プレイ)[執事] 選択:< <手札2枚廃棄>> 廃棄:[銅貨][銅貨]
(購入)[拷問人]
ドロー:[銅貨][銅貨][村][銅貨][屋敷]

●deko 9ターン目 山札=11枚 捨山=0枚
(手札)[薬草商][銅貨][銅貨][執事][銀貨]
(プレイ)[薬草商]
(購入)[探検家]
戻す:[銅貨]
ドロー:[銅貨][屋敷][銅貨][ポーション][薬草商]

●rin 9ターン目 山札=1枚 捨山=10枚
(手札)[銅貨][銅貨][村][銅貨][屋敷]
(プレイ)[村] ドロー:[偵察員]
(プレイ)[偵察員] 公開:[金貨][拷問人][屋敷][拷問人] 引く:[屋敷] 戻す:[拷問人] 戻す:[拷問人] 戻す:[金貨]
(購入)[村]
ドロー:[金貨][拷問人][拷問人][金貨][銀貨]

●deko 10ターン目 山札=7枚 捨山=5枚
(手札)[銅貨][屋敷][銅貨][ポーション][薬草商]
(プレイ)[薬草商]
(購入)[賢者の石]
戻す:[ポーション]
ドロー:[ポーション][村][銅貨][賢者の石][屋敷]

●rin 10ターン目 山札=4枚 捨山=8枚
(手札)[金貨][拷問人][拷問人][金貨][銀貨]
(プレイ)[拷問人] ドロー:[銅貨][執事][屋敷]
deko選択:< <手札を捨てる>> 捨てる:[屋敷][ポーション]
(購入)[属州]
ドロー:[銅貨][拷問人][執事][偵察員][銅貨]

●deko 11ターン目 山札=3枚 捨山=12枚
(手札)[村][銅貨][賢者の石]
(プレイ)[村] ドロー:[銅貨]
(購入)[村]
ドロー:[賢者の石][銅貨][銅貨][銅貨][探検家]

●rin 11ターン目 山札=13枚 捨山=0枚
(手札)[銅貨][拷問人][執事][偵察員][銅貨]
(プレイ)[偵察員] 公開:[属州][村][屋敷][銅貨] 引く:[屋敷] 引く:[属州] 戻す:[村] 戻す:[銅貨]
(プレイ)[執事] 選択:< <手札2枚廃棄>> 廃棄:[屋敷][銅貨]
ドロー:[銅貨][村][銀貨][拷問人][金貨]

●deko 12ターン目 山札=14枚 捨山=0枚
(手札)[賢者の石][銅貨][銅貨][銅貨][探検家]
(プレイ)[探検家] 選択:< <公開しない>> 獲得:[銀貨]
(購入)[金貨]
ドロー:[村][執事][銅貨][ポーション][屋敷]

●rin 12ターン目 山札=6枚 捨山=5枚
(手札)[銅貨][村][銀貨][拷問人][金貨]
(プレイ)[村] ドロー:[屋敷]
(プレイ)[拷問人] ドロー:[銅貨][村][屋敷]
deko選択:< <手札を捨てる>> 捨てる:[屋敷][ポーション]
(プレイ)[村] ドロー:[金貨]
(購入)[属州]
ドロー:[銅貨][属州][銅貨][金貨][屋敷]

●deko 13ターン目 山札=9枚 捨山=9枚
(手札)[村][執事][銅貨]
(プレイ)[村] ドロー:[銀貨]
(プレイ)[執事] 選択:< <+2コイン>>
(購入)[貢物]
ドロー:[薬草商][賢者の石][村][賢者の石][薬草商]

●rin 13ターン目 山札=12枚 捨山=0枚
(手札)[銅貨][属州][銅貨][金貨][屋敷]
(購入)[貢物]
ドロー:[偵察員][村][銅貨][金貨][銅貨]

●deko 14ターン目 山札=3枚 捨山=14枚
(手札)[薬草商][賢者の石][村][賢者の石][薬草商]
(プレイ)[村] ドロー:[屋敷]
(プレイ)[薬草商]
(プレイ)[薬草商]
(購入)[属州]
戻す:[賢者の石]
戻す:[賢者の石]
ドロー:[賢者の石][賢者の石][銅貨][銅貨][銀貨]

●rin 14ターン目 山札=7枚 捨山=6枚
(手札)[偵察員][村][銅貨][金貨][銅貨]
(プレイ)[村] ドロー:[属州]
(プレイ)[偵察員] 公開:[拷問人][村][屋敷][拷問人] 引く:[屋敷] 戻す:[拷問人] 戻す:[村] 戻す:[拷問人]
(購入)[拷問人]
ドロー:[拷問人][村][拷問人][執事][銀貨]

●deko 15ターン目 山札=18枚 捨山=0枚
(手札)[賢者の石][賢者の石][銅貨][銅貨][銀貨]
(購入)[属州]
ドロー:[貢物][薬草商][執事][屋敷][属州]

●rin 15ターン目 山札=0枚 捨山=14枚
(手札)[拷問人][村][拷問人][執事][銀貨]
(プレイ)[村] ドロー:[拷問人]
(プレイ)[拷問人] ドロー:[村][属州][金貨]
deko選択:< <手札を捨てる>> 捨てる:[属州][屋敷]
(プレイ)[村] ドロー:[屋敷]
(プレイ)[拷問人] ドロー:[銅貨][銅貨][金貨]
deko選択:< <呪い獲得>> 獲得:[呪い]
(プレイ)[執事] 選択:< <手札2枚廃棄>> 廃棄:[屋敷][銅貨]
(購入)[属州]
ドロー:[偵察員][貢物][銅貨][屋敷][銅貨]

●deko 16ターン目 山札=13枚 捨山=8枚
(手札)[貢物][薬草商][執事][呪い]
(プレイ)[貢物] rin公開:[属州][拷問人] ドロー:[ポーション][銅貨] 捨てる:[属州][拷問人]
(プレイ)[執事] 選択:< <手札2枚廃棄>> 廃棄:[呪い][銅貨]
(プレイ)[薬草商]
戻す:[ポーション]
ドロー:[ポーション][銅貨][銀貨][賢者の石][銅貨]

●rin 16ターン目 山札=11枚 捨山=2枚
(手札)[偵察員][貢物][銅貨][屋敷][銅貨]
(プレイ)[偵察員] 公開:[拷問人][属州][銅貨][金貨] 引く:[属州] 戻す:[銅貨] 戻す:[金貨] 戻す:[拷問人]
(プレイ)[貢物] deko公開:[村][薬草商] 捨てる:[村][薬草商]
(購入)[薬草商]
ドロー:[拷問人][金貨][銅貨][村][村]

●deko 17ターン目 山札=5枚 捨山=13枚
(手札)[ポーション][銅貨][銀貨][賢者の石][銅貨]
(購入)[支配]
ドロー:[金貨][探検家][村][銅貨][屋敷]

●rin 17ターン目 山札=5枚 捨山=9枚
(手札)[拷問人][金貨][銅貨][村][村]
(プレイ)[村] ドロー:[金貨]
(プレイ)[拷問人] ドロー:[属州][執事][銀貨]
deko選択:< <手札を捨てる>> 捨てる:[屋敷][銅貨]
(プレイ)[村] ドロー:[拷問人]
(プレイ)[拷問人] ドロー:[銅貨][属州][屋敷]
deko選択:< <呪い獲得>> 獲得:[呪い]
(プレイ)[執事] 選択:< <手札2枚廃棄>> 廃棄:[屋敷][銅貨]
(購入)[属州]
ドロー:[属州][偵察員][銅貨][薬草商][拷問人]

●deko 18ターン目 山札=0枚 捨山=21枚
(手札)[金貨][探検家][村][呪い]
(プレイ)[村] ドロー:[村]
(プレイ)[村] ドロー:[賢者の石]
(プレイ)[探検家] 選択:< <公開しない>> 獲得:[銀貨]
(購入)[属州]
ドロー:[賢者の石][薬草商][執事][銅貨][支配]

●rin 18ターン目 山札=1枚 捨山=12枚
(手札)[属州][偵察員][銅貨][薬草商][拷問人]
(プレイ)[偵察員] 公開:[貢物][村][属州][銀貨] 引く:[属州] 戻す:[銀貨] 戻す:[村] 戻す:[貢物]
(プレイ)[薬草商]
(購入)[屋敷]
ドロー:[貢物][村][銀貨][拷問人][属州]

●deko 19ターン目 山札=14枚 捨山=8枚
(手札)[賢者の石][薬草商][執事][銅貨][支配]
(プレイ)[支配]
(購入)[公領]
ドロー:[賢者の石][銅貨][銅貨][属州][銀貨]

●rin(支配) 18ターン目 山札=7枚 捨山=7枚
(手札)[貢物][村][銀貨][拷問人][属州]
(プレイ)[村] ドロー:[属州]
(プレイ)[貢物] deko公開:[貢物][ポーション] 捨てる:[貢物][ポーション]
(プレイ)[拷問人] ドロー:[金貨][村][拷問人]
deko選択:< <呪い獲得>> 獲得:[呪い]
(プレイ)[村] ドロー:[執事]
(プレイ)[執事] 選択:< <+2コイン>>
(購入)[公領]
ドロー:[銅貨][金貨][銅貨][執事][属州]

●rin 19ターン目 山札=14枚 捨山=0枚
(手札)[銅貨][金貨][銅貨][執事][属州]
(プレイ)[執事] 選択:< <+2コイン>>
(購入)[公領]
ドロー:[村][村][属州][屋敷][拷問人]

●deko 20ターン目 山札=7枚 捨山=17枚
(手札)[賢者の石][銅貨][銅貨][属州][銀貨][呪い]
(購入)[属州]

ゲーム終了
●deko 30点   20ターン
●rin 28点   19ターン
★勝者: dekoさんが30点で勝利!!!

終了時デッキ内容
deko [銅貨]=5枚 [銀貨]=3枚 [金貨]=1枚 [屋敷]=2枚 [公領]=2枚 [属州]=4枚 [呪い]=2枚 [ポーション]=1枚 [薬草商]=2枚 [村]=2枚 [執事]=1枚 [賢者の石]=3枚 [貢物]=1枚 [探検家]=1枚 [支配]=1枚
rin [銅貨]=2枚 [銀貨]=1枚 [金貨]=2枚 [屋敷]=1枚 [公領]=1枚 [属州]=4枚 [薬草商]=1枚 [村]=2枚 [執事]=1枚 [偵察員]=1枚 [貢物]=1枚 [拷問人]=3枚

[終了:2010/08/15 18:32]

前半戦。

りんは、「執事」で圧縮を進めながら、「金貨」と「拷問人」、「村」を集めます。
アクションカードがいっぱい入ったデッキの場合は、+2アクションがないときに+ドローのカードをプレイするのはリスクの方が高いです。でも、「魔女」や、「拷問人」など、アタックカードの場合は、撃ってなんぼなのだから…ということで、アクションが足りなくても撃っています。このあたりは、研究の余地有りで、特に相手の効果を選ばれてしまう「拷問人」の場合は、無理に撃つよりも、次のターンでのコンボにかけた方がいいかもしれません。

ねぇさんは、「ポーション」を積極的に使って、「賢者の石」を取っていきます。わたしは、今回、「執事」で圧縮をかけるので、「賢者の石」とは相性が悪いなぁということで、使わない作戦です。
「拷問人」ロック自体も、完成するまでに時間がかかるデッキですのに、「ポーション」にいっている暇がないということもあります。
「賢者の石」は、どんどん価値の上がっていくお金です。今回の「薬草商」とは、とても相性がよく、ねぇさんは、上手に使い回しています。

11ターン目、りん。9金「属州」購入。中盤戦に突入。この時点で「金貨」2枚は、若干不安な感じです。
アクションカードは、「村」2枚、「偵察員」1枚、「執事」1枚、「拷問人」2枚。経験的には、+2アクションのカードは、アクションのないカードと同数位ないとうまくまわらない感じ。少し「村」がすくないか?「ドヤ顔ビレッジ」と言われようが、男を2ランク下げようが、アクションは過多でもまわるけど、少なすぎるとまわりません。
+購入が、「薬草商」しかなくて、そこにいけていないのも辛いです。でも、「支配」にいかれる前に勝負してしまいたい。
この時点で、ねぇさんの購入した「賢者の石」3枚から3金の価値になっています。

12ターン目、りん。10金「属州」。2枚目。逃げ切れるか。こっちのアドバンテージは、圧縮していることと、どれだけ相手の動きを止められるかです。
ねぇさんは、「金貨」も購入して、「賢者の石」と合わせて実質「金貨」4枚。

14ターン目、ねぇさん。「村」-「薬草商」-「薬草商」、「賢者の石」、「賢者の石」。8金「属州」。反撃開始。
「薬草商」の効果で「賢者の石」を2枚とも次のターンに持ち越し。これは、連続購入になりそうな感じです。

14ターン目、りん。「村」-「偵察員」とプレイしていますが、これは、あきらかにプレイ順が間違っています。「偵察員」をプレイしてから、「拷問人」を山札の上に置いて、「村」で引いてくるべきでした。1ターン、無駄にしてしまいました。

15ターン目、ねぇさん。10金「属州」。1番高価な財宝カードを2枚次のターンに送ったのですから、当然。りんの14ターン目のミスが悔やまれます。せめて、-1点を送っておければ。
りん「属州」2枚。ねぇさん「属州」2枚。「属州」の数は並びました。りんの方が圧縮をかけているので点差的には、ねぇさんリードでしょうか。
終盤戦、突入です。

15ターン目、りん。終盤戦に突入しているので、ここは、「屋敷」ではなくて、「銅貨」を2枚すてて8金にすべきだったかも。後から見直すとミスが目立ちます。
やっと、2回「拷問人」が撃てて、動きを遅くできた感じです。
りん、「属州」3枚目。

16ターン目、りん。「貢物」の結果が、アクションカード2枚という、考えられる最悪の結果に。そして、「薬草商」……「薬草商」?
多分、「アクションカードもっと多くても大丈夫ジャン」的ななにかを考えていたのだと思います……。
終盤戦だっちゅうの。

17ターン目、ねぇさん。「支配」購入。
「支配」の購入は、こんなふうに、ゲームの終盤になります。「支配」を購入するのか、勝利点カードを購入するのか迷うところです。
ゲーム終了に「支配」のプレイが間に合うかどうがか、微妙なところです。

18ターン目、りん。
ここでも、「屋敷」と「銅貨」をすてて9金にしています。うーむ、このときは、「序盤」、「中盤」、「終盤」という考え方がなかったみたいです。
でも、確かに圧縮がかかっているので、「屋敷」をすてないとしんどいか……。
りん、「属州」4枚目。2枚リードは、いい感じです。

18ターン目、ねぇさん。8金「属州」。「属州」ラスト1枚。
このタイミングで、シャッフルが入ります。

18ターン目、りん。「拷問人」を撃っても、3金にしかならないので、今回は「薬草商」で、2金「屋敷」。「銅貨」はもどしても仕方ない。

19ターン目、ねぇさん。シャッフルして、いきなり「支配」が来ています。非道い。そして、「賢者の石」が4金の価値に。
「支配」をプレイして、5金「公領」購入。

18ターン目(追加ターン)、りん。ねぇさんの「支配」ターンです。ターン数が戻っているのは、「ドミニオン対戦ツール」の仕様です。1
このとき、ねぇさんの手札は、「賢者の石」「銅貨」「銅貨」「属州」「銀貨」です。「賢者の石」が4金(1枚捨て札にすれば5金)で、次のターンには、「属州」に手が届きます。
りん「属州」4枚と「屋敷」。「屋敷」は、何枚か「執事」で圧縮。
ねぇさん「属州」3枚、「公領」1枚。「屋敷」は圧縮していないが、「呪い」が1枚入っています。
このターンで、「属州」を購入できれば、ねぇさんは、勝利です。

しかし、ここでねぇさん、「支配」のルールを勘違いします。

「支配」のターンは、相手のターンなんだから、このターン終わったら、わたしのターン?

………。連続3ターン、自分のターン。そら、凶悪すぎです。そんな訳、ないだろう……。

でも、ねぇさんの勘違いは続きます。
自分のターンには、必ず「属州」が買えます。相手は「屋敷」を何枚か処分しているが、自分も何枚か処分している。そして、「呪い」のカードも取っている。自分は、「公領」1枚勝っているはずだけれど…。このターンに「属州」を買って終了すれば+6点。より勝利を確実にするためには、このターン「公領」買って、自分のターンで「属州」を買うことだ。そうすれば、+9点。

そのためには、とりあえず5金にしなければ……。

「村」-「貢物」で、3アクション、+2仮想金です。「拷問人」をプレイすると、自分に影響があるので、あまりプレイしたくないところですがとにかく5金にしたい。
「拷問人」プレー、7金。
アタック効果は?次に8金にとどかなければならない。今、「賢者の石」は4金。2枚カードを捨てれば7金にしかならない(これも間違えです。カードを2枚捨てれば、「賢者の石」が5金になって、「銀貨」、「銅貨」で購入できます)。「呪い」をとって+3-1で差し引き+2点にしよう。
7金になったので、目的は達したけど、アクション残っているので、「執事」で+2金にしておこう。さすがに、アクションあるけど、もう1枚「拷問人」を撃って、自分に「呪い」1枚くらうのは無駄。
9金。でも、「公領」。
すぐ次のわたしのターンで終わるわよ~。

まあ、本当に、ねぇさんが、こんなことを考えていたかどうかは謎ですが、多分、こんな感じの思考の流れです。

で、りんの19ターン目。

「えー、次、わたしのターンと違うの??」

ねぇさん、いくらなんでも、それは非道すぎです。
ここで、りんが、「属州」を買えれば、大爆笑の幕切れだったのですが、残念ながら、届かず「公領」。
でも、ここでも、りんもミスしていますね。
ラスト1枚。「支配」のターンにわざわざ「公領」買って自分のターンにつなげようとした。「拷問人」で「呪い」を取ったということを冷静に見れば、ねぇさんが、次のターンに「属州」に手が届くのはわかるはず。
だから、ここでは、「執事」は+2仮想金ではなくて、バクチでも、「+2カード」をすべきでした。まぁ、次にドローした手札を見ると、「村」が無駄に2枚手に入ってきただけで終わっていそうですが。

20ターン目、ねぇさん。「属州」購入。

30対28で、ねぇてんでした。

うーむ、2人ともにプレイミスがめだった戦いでした。

あのシャッフル後、「支配」がすぐ来るというのが、ねぇさんの強運ですねぇ。でも、宝くじは、買わないとあたらないですから、それもやっぱり、作戦なのだと思います。
2点差。わたしが、プレイミスしていたところが、「屋敷」3枚分。それから、多分、14ターン目の間違えが大きかったです。

お互いに、まだまだ、精進していかねば。

2点差……悔しい。

ドナルド・ヴァッカリーノ,Donald X. Vaccarino
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発売日:2009-04-10
 

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発売日:2010-07-03
 

  1. 「ドミニオン」は、勝利点が同点の時には、ターン数が少ない方が勝利するというルールがあります。そして、「追加のターン数は、勝敗決定のターン数には入らない」ということになっています。多分、その時に数えやすいように追加のターンは、-1のターン数で数えられているのだと思います。 []

坂東真紅郎,森瀬繚,海法紀光,読書「堕天使」がわかる,エルリック・サーガ,ソフトバンク クリエイティブ,ソフトバンク文庫,ソロ,坂東 真紅郎,森瀬 繚,海法 紀光

「堕天使」がわかる サタン、ルシフェルからソロモン七二柱まで

いろいろな悪魔が、どうやって作り出されていったのかという感じの話が多くて、なかなか興味深かったです。

まあ、なんで他の悪魔のところでふれているのに、アリオッチのところで、エルリック・サーガへの言及がないのかとか、気になるところは、ツッコミどころは、それなりにあるのですが。

でも、こうやってみると、悪魔って悪いヤツばかりでないということがわかって、おもしろいです。

プレイ記録,ボードゲーム,ボードゲーム日記,ボードゲーム雑記,年末雑記あ・そ・ぼ,すごろくや,カルドセプト,ソロ,トレーディング・カード・ゲーム,ドミニオン,ボードゲーム,魔女,DS

あれで、終わったらイカンだろうということで、「年末雑記 その3」です。
やっぱり、終わらなくなってしまった……。

ドミニオン

さて、前回は、「ドミニオン」にはまった話を書きました。
今回は、今さらという感じもありますが1、この「ドミニオン」というゲームが、どんなゲームなのか紹介します。

ドミニオンは、でっかい箱2に入っていますが、カードゲームです。
約500枚のカードが箱の中に入っています。そのうち、250枚ぐらいは、特殊能力がついた特殊カード(王国カード)です。

「すげ、カードばっかりや。これ、無理かも……」

けっこう、言語依存が強いゲームは、遊ぶまでに時間がかかるわたしたちでした。

でも、いろいろルールを読んでいると500枚のカードすべて使うわけではなさそうです。

カードは、大きく分けてゲームに直接関係あるものが、3種類。

  1. これを集めたら勝ちの「勝利点カード」。これは、自分の領土が広くなっていくイメージなんでしょうか?「屋敷」、「大公領」、「属州」のカードがあります。それぞれ、「1点」と「3点」と「6点」です。
  2. これがなければ始まらない「お金は大事だよ~」の「お金カード」。「銅貨」「銀貨」「金貨」があります。それぞれ1円、2円、3円とうちでは呼んでいます(笑)
  3. そして、このゲームのエッセンス「王国カード」です。ほとんどが特殊を持つアクションカードです。

あと、特殊な「呪いカード」というのがあって、これは、「-1点」の勝利点カードです。これは、自分で購入することも出来るみたいですが3、「王国カード」の「魔女」というカードを使ったときに相手におしつけるカードで、基本的に「魔女」のカードを使わないときは入れなくていいカードみたいです。
これはだから、「魔女」のカードに付属しているカードみたいな感じだと思います。4

あと残りは、「ゴミ箱カード」と「置き場カード」。
1枚だけ入っている「ゴミ箱カード」は、ゲーム中に処分されたカードの捨て場で。
「置き場カード」は、このゲームで使う、得点カート、お金カード、王国カードが、1種類1枚ずつあります。これは、それぞれのカードの下に裏向けに置いて、ゲーム中そのカードがなくなった(買うことができない)ことを示すためのものです。

王国カードは、25種類あるのですが、1回のゲームでは、そのうち10種類しか使いません。
そして、カードの説明は、この王国カードにしかついていませんので、その10種類さえわかればいいわです。

10種類の王国カードは、どう組み合わせてもいいのですが、ルールブックに、おすすめする5種類の組み合わせが書いてあります。
さらに、そのなかでも、「最初のゲーム」というのが、名前からして、最初におすすめです。そして、ルールにも、ちゃんと「最初にプレイする場合のおすすめ」と書いてあります。

わたしは、「すごろくや」から、メビウス訳のゲームを購入しました。
メビウス訳のゲームは、王国カード24種類のうち、主要な訳の必要なものについて、1種類について1枚ずつ訳がついてあります。
これは、「王国カード」そのものに貼るものではなくて、「置き場カード」に貼って利用することになっています。

これだけだとわかりにくいということで、わんこさんの「ボードゲームランド」においてある「全カードリスト」と「シーン別カードリスト」(これは、「海長とオビ湾のカジノロワイヤル」の方が作られたもののようです)をダウンロードさせてもらって、プリンターで印刷して使わせていただきました。
特に、最初に遊ぶときは、この「シーン別カードリスト」は、メチャクチャ使いやすいです。

はじめてねぇさんと2人で「最初のゲーム」を遊びました。
このときは、ルールを確認したり、カードとリファレンスを交互に見たりしながらだったので、1時間ぐらいから1時間半ぐらいかかりました。
でも、慣れてくると、今は2人で遊んでいて30分ぐらいで勝負がつきます。
このサックリと簡単に勝負がつく癖に、「ものすごく考えて遊んだ」という感じがたまらないのです。
自分の作戦がばっちりはまったときも楽しいですし、うまくいかなかったときも、次はどう修正していこうかというのが、楽しいのです。

ゲームは、けっこう簡単で、1回やったら、やることは理解できます。
自分の番にすることは、3つしかないです。

  1. 5枚の手札の中から、アクションードを出して、1アクションをする。
  2. お金カードを出して、カードのストックからカードを1枚購入。購入したカードは、自分の捨て札の山に。
  3. 使ったアクションカード、お金カード、残った手札を全部捨てて、自分の山札の上から5枚カードをとって、をまた手札にする。
    このときに、自分の山札がなくなったら、捨て札をシャッフルして山札にする。

基本は、これだけです。
手札5枚。完全使い切り。使わなかった分は、捨て札になります。

最初、自分は1円のお金カード7枚と1点の勝利点カード3枚の合計10枚のカードをもっています。
これをシャッフルして、5枚ドローする。
最初の5枚の手札には、お金カードと勝利点カードしかないので、アクションはなんにもできません。

で、アクションカードを買って出来るアクションを増やしたり、2円や3円を買って手札に高価なお金を増やしていったり、勝利点カードを買って勝利を目指したりします。

買ったカードは、自分の捨て札に入ります。だから、自分の山札がなくなって、シャッフルするときと、自分の山札のなかに入ってきます。

こうして、未来のためにカードを購入して、カードを循環させて遊んでいきます。どんどん、自分のカードデッキが強くなっていきます……というか、いくはずです。予定では(笑)

ゲームは、6点の勝利点カードがすべて売り切れるか、3種類のカードが売り切れれば終了になります。

これだけのゲームなのですが、何がおもしろいって、自分のカードの山が、どんどん自分の作戦通りに育っていくのがおもしろいのです。

アクションカードは、1回の手番に基本1枚しか出せません。でも、それぞれに特殊能力がついていて、さらにアクションカードを出せるようになるカードや、基本5枚の手札にさらに山から3枚く能力があるカードなどもあります。
さらには、相手の邪魔をするカード、それを防ぐカードなどいろいろです。
はじめは、これをいろいろためしてみるのが、おもしろかったです。

最初のゲームで大人気だったのは、「村」というカードです。1枚山からカードをひいて、さらに2枚までのアクションカードを出すことが出来ます。

「1カルテ2アクション51カルテ2アクション、1カルテ2アクション、1カルテ、2アクション、3カルテン6、まだ、アクョションが残ってるけど、これぐらいでゆるしといたろう!!」

というのが、楽しかったです。
えーと、基本、1手番に1アクションしかできないのですが、アクションを増やすカート続けば、いくらでもアクションの付け足しができるんです。

「村」のカードは、+2アクションかつに+1カードもついてますので、たくさんあると、こういう連鎖がしやすいわけです。

ただし、これが良いということで、アクションカードばっかり買っていたのでは、このゲームには勝てません。このゲームにの勝利条件は、あくまで、勝利点カードの得点をたくさん集めることなのです。

でも、ここもよくできていて、勝利点カードは最後に得点になるだけで、一切ゲーム中には役に立ちません。というか、むしろ、手札が5枚しかないので、このカードが手札に入ってきたら、すごく邪魔です。
だから、ある程度、自分のカードデッキが充実してくるまで、欲しくないわけです。7
このルールも良くできているなぁと思います。基本的に勝利点カードは枚数も少なくて早い者勝ちなのですが、あんまりにも早くに勝利点カードを大量に買い込むと、カードデッキの中身が勝利点カードばかりになって、どうしようもならなくなってきます。

1回目遊んだときは、「村」と「3点」と「1点」のカードが売り切れて終了しました。
2人とも、「6点」のカードには、ほとんど手が出ず。6点のカードは、8円もするんです。けっこう、8円払うのは、難しかったりしました。

やり方、わかったから、もう1回。
同じ「最初のゲーム」で遊びます。

それから、おすすめの組み合わせの「大量の金」、「相互作用」を、その日のうちに2回ずつ、計6回遊びました。
遊ぶたびに、いろいろな発見があります。

「1カルテ2アクション」の連続は派手に見えるけど、もしかして、別のアクションカードと絡んだ方が強くないか?

とか、

勝利点カードは邪魔なんだから出来るだけ小さな点数は取らないで、6点だけ取っていった方が良いんじゃないか?

とか、

3円とか、けっこう大事とちゃうん!

とか、

1円とか1点とか、いらんのちゃうん!

とか

うわ、アクションカードいっぱいあるのに、「+1アクション」するカードがない、じり貧や~!

とか、

「玉座の間」の上に「玉座の間」を重ねておくそこにさらに、アクションカードを……うわ、ない!

とかとか。

これがでも、本当に有効か、本当にダメダメかどうかは、実際に自分でやって、痛い目にあったり(笑)、

「オレって、天才?」

と叫びながら、楽しんで見つけてください。

今のところ1番印象に残っているのは、「変遷」を遊んだときです。

わたしが、圧倒的に6点のカードを買い占めていました。しかも、最初のターンに5円がきて魔女を購入、その後も、もう1枚「魔女」を購入して、相手のデッキのなかに-1点の「呪い」を送りまくり。
ねぇさんは、デッキもボロボロになって、4円ぐらいしか手札にこなくなっていました。

で、ねぇさん、ひたすら4円で買える「庭園」のカードを購入。さらに、買う枚数が複数のアクションカードが出たときは、必ず0円で買える1円を購入。

1円なんて買えば買うだけ、自分の首を絞めるようなものと、冷ややかな目で見て勝利を確信、6点のカードを買い占めてゲームを終了しました。

で、点数計算。

わたしは、6点を買い占めて、6点×8枚=48点に、最初から持っている3点を足して51点。

ねぇさんは、「庭園」を買い占めていました。このカード、自分のデッキのカード枚数10枚につき1点。魔女の呪いを受け続け1円を買い続けたねぇさんのデッキの枚数は……80枚!!
えっ!8点×8枚=64点!!!
その他にも、6点以外の3点、1点は何枚か取っていて、12枚ぐらい送り込んでいた8、呪い分を引いても……。

がーん、負けました。
4円の「庭園」カードが、1枚8点のカードになるとは!!

その後、4人で遊んでみましたが、2人のときとそれほど印象がかわらず、2人から4人まで、しっかりと楽しめます。

たくさんの人が指摘しているように、ソロプレイ的という欠点は、確かにあります。
もし、攻撃系のカードがにかったならば、10種類の王国カードが置かれた時点で、どのカードの組み合わせが最速で6点のカードを集められる組み合わせかというのは、確率的に計算できてしまうのかもしれません。
(↑ あくまで確率の話で、カードのひきという運の要素があるので、一概にはいえないのですが)
でも、それは、そう簡単に計算できるものでもないと思いますし、お互いに作用していく攻撃カードが、とてもいいアクセントになっていると思います。

トレーディング・カード・ゲームには、手を出さなかった9りんですが、かつてテレビゲームをしていたころは、カルドセプトとか、そういうトレンディング・カード・ゲーム系のテレビゲームを遊んでいました(そして、今もDS版を遊んでいますが)。

トレーディング・カード・ゲームは、デッキを構築していく楽しみと、実際にそのデッキを使ってゲームをしていく楽しみがあります。このデッキを構築していく楽しみというのは、割と孤独な楽しみでした。
でも、このゲームは、そこも一緒に遊ぶ楽しみにしていると思います。

それに、カードは、みんなの前に平等にあります。若干、先手番の人が有利な面がありますが、経済力とか、そういうゲーム以外の部分で、ゲームがながれていかない理不尽なところがない。

そして、自分のデッキがどんどん強くなっていく楽しさ。さらには、勝利点カードが入ってきて、自分のデッキがまわらなくなっていくさまは、領土が広がって、やがて、腐敗が始まるようではないですか!!

「うわ、デッキが腐ってきた……」

1回のゲームで、本当にいろいろな楽しさを味わわせてくれるゲームです。

おすすめのゲームを一通りすれば、王国カードはすべて使用したことになります。そうすると、だいたいの一通りの効果が理解できるようになります。

その後は、ランダムで10種類の王国カードを選んで遊んでいます。

1階で、年末のそうじをがんばっていたねぇさんが、

「1回、ドミる?」

と呼んでいます。(手伝わずに、「あ・そ・ぼ」の更新してて、ごめんなさい)

多分、今年最後のゲームは、「ドミニオン」です。
そして、来年、最初のゲームも。

あ、そうそう。
慣れてきたとろこで、また、おすすめゲームに戻ると、また、新しい発見があったりします。
何回でも、楽しめる~。

ということで、久方ぶりの長文でした。長々と、失礼いたしました。

  1. ネットでも、いろいろなところで取り上げられています。 []
  2. でも、この箱、次に遊ぶときに遊びやすい賢い収納になっています。 []
  3. する人がいるのかどうかは不明。 []
  4. でも、ルール訳には「呪いカードは、すべてのゲームで使います。」って書いてあるので、ちょっと混乱します。 []
  5. ドイツ語で「+1カード」には「+1karte」と書いてあって、「+1アクションは」には「+1Aktion」と書いてあるので、訳がなくても割とわかります。あと、「+1Kauf」というのがあって1枚たくさんカードか買えるのもあります。これはもちろん、1カウ(笑)と言っています。 []
  6. どうやら、カルテの複数形らしい。 []
  7. てなことがわかったのは、1回目のゲームが終わってからですが。 []
  8. ルールを間違っていて、2人なのに呪いのカードを10枚に減らしていなかった []
  9. さすがに、あれは経済的にやばいというのが見ていてわかったので []