五つの箱の物語
ソフトなやおい。おもしろくないことはないんだが、微妙な感じなんだよな~。
絵は、好みなんだが。話も、もうちょっとはじけるとおもしろくなりそうなんだが……。
ソフトなやおい。おもしろくないことはないんだが、微妙な感じなんだよな~。
絵は、好みなんだが。話も、もうちょっとはじけるとおもしろくなりそうなんだが……。
うーん、微妙な感じ。まだ、おもしろいとも、おもしろくないとも。
でも、はかない感じと、ほのかに匂う、やおいな感じが、そんなに悪くないです。妖怪話をかいているみたいで興味をもったのですが、そっちの方は、確かに雰囲気がありそう。
しかし、イマイチコとは……親がつけた名前ではないな……。でも、この作品集は、まさのその名前の通り。イマイチ……よりは、少し上ぐらいの感じです。
「Gの日記」、「トゥルーデおばさん」の2作は、なかなか、読ませる感じです。
でも、あとは、なんか、ギャグっぽくなっていきます。
悪くないんですが、最初の2作で、ちょっと期待がふくらむと、肩すかしをくらいますねぇ。
諸星 大二郎の持ち味といえば、そうなんですが。
ラストスパートは、思いっきりお約束の展開です。
この展開は、好きなんですよねぇ。かなーり、計算ずくで出てきている展開ではあるのですが(笑)
まあ、キャラクターを突き放しているからこそできるともいえるのだろうなぁ。
この人は、良くも悪くも、多分自分のキャラに愛着がないんだなぁと、つくづく思いました。
そこが、作りとしてしっかりと押さえられているので、一定のレベルの作品にはなる。でも、それ故に、暴走していく楽しさはない感じです。
わたしは、狂気なのが好きです。