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神聖都市伝説 最終戦争シリーズ12

九月の地平線

美人大車に、長髪の永都。
この長髪が原因で、後で真砂流さんが犠牲に。

わたしは、秋田書店版の順番で物語を読んだので、永都を初めて見たときは、すでに長髪だったんですよ。でも、こうやってみると、だんだん髪の毛が長くなっていく様子や、大車が美女に成長していく様子がわかって楽しいです。

海に帰れ

「九月の地平線」、「海に帰れ」、「風の笛」が、わたしの中では、同じ話なんですよ。
大車がすねて危機に陥り、永都がちょっとキレながら助けに来る。

ものすごく物語を動かしたいのに、動かすことができない状況でかかれたのかなぁという感じです。
好きな話なのですが、ちょっと物足りないものを感じます。それでも、かきつづけるということが大切なのかもしれません。

神聖都市伝説

ジェッツ・コミックスで出てました。
これは、秋田版の後に読んでいるはずです。

なんせ、秋田版のソマの王は、覚醒してからはずっと、ほぼ瞑想していたり、サイコフライトしていたりで、あんまり動いているところを知らない。
で、これを読んで、「おぉ、ソマの王強い」と思った記憶があります。

なんか、本気出せば一気に勝てそうな感じもあるのですが、まあ、この人目覚めて、ずっとこの調子で暴れたら、世界や、精霊たちに迷惑かかりすぎだしなぁ。どうも、そのせいで、後で精霊の反発をくらって世界が滅びたのではないかとか思っています。
そして、「花咲く帝王の樹々」の世界に繋がっていく?

風の笛

ジャッカルとかは、その後、活躍していますが、笛吹きはいつか回収されるのでしょうか?
というか、けっこう人が多くなりすぎな感じもありますねぇ。

イリラさんですら、活躍の場がけっこうないからなぁ。たしか、まだこの人、花嫁になってないよね。
でも、そうやってばらまいておいたものが、後々、活きてくるのかも。

双龍

これ好き。
意外な人が、けっこう意外な役をしていて笑います。

風の智天使

これ、すごく好きなんですが、今にして思えば、「ドン伝」よりも先にこれを読んだというのは、けっこう不幸だったかもしれないとも思います。
因縁のキャラがいても、わからないですからねぇ。
後で読み返して、

「あぁ、ナガルコットって……」

とか思いました。

あと、笑さんが消えた後、突然、

「おれは真砂流だ」

のシーンになって、ここもかなり唐突に感じたのです。
まあ、後で「ドン伝」を読んで納得して、おぉ、なんて複雑な構造を持つお話だと思ったりしていたのですが、実はけっこう直線だったという(笑)

まぁ、旧作を出しながら、連載中の新作も出していきたいという秋田書店の思惑もあったのだと思います。

落ち着いていると思っていた唯がけっこう乱暴者ですよねぇ。

風々ちゃんの昼休み

こういう小さい話好きです。
風々かわいいです。

そういえば、最初、風々と大車が出会う話も、感じとしては「九月の地平線」と同じ様な感じだった気が。大車、いっつも、さびしいな。

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ふたりエッチ65

表があれば裏もある。
まあ、実は裏は、けっこう蛇足というか後から無理矢理な感じもあるみたいですけどねぇ。

あと、年代的なものもあるのかもしれないけれど、わたしも原作に気が行かないオタクは、オタクとして認められない。いや、人に認められてなるようなものではない気もしますが……。

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3月のライオン おさらい読本 初級編

ファンブック。
これはカバー絵も描き下ろしだし、中身も充実していて楽しかったです。

特に、「ヤングアニマル」のマンガ家さんたちへのインタビューが、いい。羽海野 チカの人となりが、見えてくる感じがします。

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年上ノ彼女6

完結。
大団円。

しかし、わたしは優柔不断とか、逃げるとかいうのが、どうも物語としては嫌な感じみたいです。特に、男が逃げる話には(最終的にもどってきたとしても)、厳しいようで、あんまり楽しめなかったかなぁ。
これ、浮気もしてない風にかかれていますけど、揚羽側からみたらどう見たって浮気だし、揚羽が年上だったり、1度結婚していたりという、ある意味持っている後ろめたさやコンプレックスをいいようにもてあそんでいる様にしか見えないんですよねぇ。
そんな余裕が本人にないのはわかるけれど、それでも、そういうことをあんまり認めたくない気持ちの方が先に立ちます。

まあ、本人達が良いというんだから、良いんだろうとは思うのですが。
人の弱みにつけこんでいる感がなぁ~。

ということで、3巻までは良いと思うけど、あとは蛇足かなぁ。

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3月のライオン11

ものすごい「悪意」。どうしようもない「悪」は、多分、こんな顔をしている。

ツイッターで羽海野 チカがものすごく辛そうなつぶやきをしていたのは、多分、これをかいていた時なのかなぁと思ったりしながら読んでいました。読者ですら、持っていかれそうなのだから、共感型でお話を作っている作者は、もちろん、もっと持っていきれそうになっていたんだろうなぁ。

桐山くんは、あかりさんとひっつくのかと思っていましたが、そうでもないのかなぁ。