シュリレ・シュテレ一覧

東京わんだーぐらうんど その6 ゲームマーケットは燃えているか?後編

さて、バネストでの買い物も終えて、会場をぐるりと見て回ります。

知り合いのいるブースで、知り合いのゲームを購入したり。
知り合いと出会って、挨拶をしたり。
バネスト前でオセロみたいなコマを並べて超能力らしきことをしておられる方を見たり(笑)

「『カナンの開拓者』が、けっこうお手頃な価格である~~」

と、会場を1周したらなくなっていたり、

「『ミスターダイヤモンド』だ~。入札しよう!!」

とか言っていたら、入札の締め切り時間が来ていたり、

「えー、『シュリレ・シュテレ』なんて、どこにあったんですか?」

「普通に、競りにかけられてたよ~」

「えー、欲しかった~」

「なんか、1位、2位の人が、取りに来なかったから、3位でけっこあう安く手に入った」

てなエピソードがありまして、メビウスのブースの前に。

数独

ブースの前には、フリーで遊べるテーブルがありまして、そこに、話題のゲームが置いてあります。

「あっ、『数独』や~」

海外では、めっちゃ流行っているパズルらしいです。
で、クニツィアが、それを題材に、ゲームにしたものです。

これ、遊んでもいいねんなぁ……。なぁ、なぁ、なぁ、と、ちょっとおそるおそる箱を開けてルールを読む、ゲームマーケットなれしていないわたしたち。

数独

すると、メビウスの店長・能勢さんが、わざわざテーブルまで来て下さり、ルール説明をしてくださいました。

「数独」。けっこう簡単なルールで遊べました!!

パズルは、81こある升目すべてに、ルールに従って全部矛盾なく数字をおければ正解というものです。

ゲームですが、81こある升目にルールにしたがって数字をおいていくところは同じですが、全部おききるのが目的ではありません。

手番のプレーヤーは、数字の書いたタイルを1枚めくります。そこに書いてある数字を数独のパズルのルールにしたがって、配置します。配置すると、点数を数えて得点ボードのコマを動かしていきます。

手番でやることは、タイルを1枚めくって、ボードに配置して、点数を動かすだけ。
だんだんとタイルがボードに配置されれば配置されるほど、次のタイルを配置するのが難しくなります。また、どんどん入ってくる点数も大きくなるようになっています。
そして、めくったタイルが配置できなくなったら、ゲーム終了。点数の大きい方が勝ちです。

別に、全部タイルがおけなくてもいいですし、自分が配置できるタイルも、手番に1枚めくって1枚配置するだけなので、今、点数を最大限とれるところをさがす感じのゲームです。
だから、かなりタイルのめくりの運に勝敗は左右されます。考えどころは、見落としのあるなしかなぐらいかも……。

ただ、遊んだ感じでは、だんだんと点数が鰻登りに増えていくところは、けっこう気持ちよかったです。
裏面には、簡単な子ども用がついていて、けっこうお得感ありました。

『ゆうもあ』向きかな?

遊んでいるうちに、話題のゲームだったからか、ギャラリーつきまくりでした。

えーと、ときどき見落としで、数独のルールからはずれて配置してしまったタイルがでてきます。
プレーヤー全員が見落としてしまった時は、「そのまま、無視してゲームを続けて下さい」という一文が、ルールにありました。

「そんな見落とし、せえへんよなぁ」

とか言っていたら、1カ所しておりました……。
そして、ギャラリーの人から、3回ぐらい、

「えっ、ここあかんやん!!」

という指摘を受けておりました。

「こういう見落としがあったときはねぇ、無視しプレーするって、ルールブックにも書いてあるんですよ……」

ビバ・ルールブック。ありがとう、クニツィア。

そんなこんなで、お昼です。

「競りの本番は、昼からですよ~」

という声にうしろ髪を引かれつつ、そんなんにまで参加したら、身が(お金が)もちませーーんということで、東京を後にしました。

うーん。楽しかったです。


7月おてばん その6 歌えや歌え

シュリレ・シュテレ

「シュリレ・シュテレ」は、ツォッホの変なゲーム(笑)です。

何が変って、そのでかいコンポーネント。
何が入っているかというと、まあ、ゲームボードや、カードなんていうのは、ごくふつう。
各種チップや、得点マーカー、布袋っていうのも、普通。

で、「木製CDプレーヤー」っていうのは、何ですか?
これが、昔の黒電話のダイヤルみたいなやつです。でかい。
なんか、上に木が2本突き刺さっています。

そして、CDセット。これは、2つ折りになるジャケットとなかにいれるやっぱり昔の黒電話のダイヤルみたいなものからなっています。

どうやら、このコンポーネントの形からして、生き馬の目を抜く音楽業界のゲームであるということが理解できます。
そうこれは、自分のレーベルのスターたちをヒットチャートのトップにのしあげて得点を稼いでいくゲームなのです。

さては、まずは、自分のレーベルを決定しなければなりません。
でも、自分のレーベルが決まってから、音楽業界がはじまる訳ではありません。
もうすでに、熾烈な競争が始まっている音楽業界のなかに、自分が飛び込んでいくのです。
そう、こんなふうに。

カードが1枚ずつめくられます。カードには、スターの名前とビジュアル、そして、そのスターが、どのレーベルに所属しているかがかいてあります。ビッグなスターは、2社掛け持ちなんていう人もいます。

さて、めくられたカードは、ゲームボードの今週の14位から、順番に、おかれていきます。これかせ、今週のこのスターの順位です。

プレーヤーは、この14位から1位までにスターがおかれているときに、いつでも、自分のレーベルを宣言することができます。
レーベルは、1人1こです。そして、他のプレーヤーが選んだレーベルは、後のプレーヤーは、選ぶことができません。
はっきり言って、はやい者順です。
ただし、あわてて選びすぎると、上の方の順位が見ずに選ばなければなりませんし、そうかといって、のんびりしすぎると、おいしいレーベルは、全部取られてしまうことにもなりかねません。

さて、全員のレーベルが決まって、今週の14位から1位までが、すべて決定したら、本格的にゲームスタートです。

どうやったら、得点できるのか?

まずは、自分のレーベルのスターが、1位から6位までに入る。これは、当然という感じですね。そして、1位にはたくさん点数がはいって、6位にはちょびっとです。

それから、新しい1位を予想して当てたプレーヤーにも、点数が入ります。時代を見抜く目があるということで。

さらに、これからのバンドを見抜く目も必要です。「今週の注目」に選んだバンドが、ランクアップした場合は、ランクアップした分だけ点数がはいります。
ただし、「今週の注目」に選んだバンドが、ランクダウンした場合は、その分だけ、点数が減ってしまいます(笑)

こうして、点数が増えたり減ったりして、70点とった人が勝ちます。

ところで、スターたちの毎週の順位は、どうやって変化していくのか。
これも、なかなかよくできていて、みんなの総意で変化していきます。詳しくないのでわからないですが、競馬ゲームとかに、こんなシステムのゲームがあるような気がします。

でも、このゲーム、そんなシステムよりもインパクトが強いのが、そのギミックです

プレーヤーは、自分のレーベルを決めたときに、CDとジャケットを受け取ります。
このCDは、前にもかいたように、昔の黒電話のダイヤルみたいになっていて、円い穴が外周に空いています。
穴の数は、14個。そう、ボードにいるスターたちの数と同じです。

プレーヤーは、新1位を予想する「予想チップ」を次に1位になると思うスターの今の順位に1枚おきます。
それかせ、同じ様に、人気が急上昇すると思われるスターに、「今週の注目チップ」をおきます。

さらにプレーヤーは、数字の書かれた「黒いチップ」と「赤いチップ」を好きなスターの上におきます。

「黒いチップ」は、数字の分だけスターの順位を押し上げます。
「赤いチップ」は、数字の分だけスターの順位を下げてしまいます。
これが、よくできているところで、「予想チップ」と「今週の注目チップ」は、それぞれ、「+1」順位を押し上げます。
ただし、それぞれのチップは、各プレーヤー、全部違うところにセットしなければなりません。
つまり、「黒いチップ」で数字の大きいものを使えば、すぐに1位の予想なんてできそうなのですが、それが、同時にはおけないわけです。

ここからが、このゲームの見所ですよ。
自分のCDに、チップをセットしたら、それをCDレコーダーにセットします。
他の人に自分の予想がわからないように、ジャケットをしたままプレーヤーにあわせて、ジャケットを引き抜きます。
そうすると、CDプレーヤーの穴のなかに、自分のチップが、落ちていくんですよ。

全員が、そうして、自分のCDをセットして、ジャケットを抜くと、おもむろに、係の人が、木の棒をもってCDを回すんですよ

ち、蓄音機?

このCDプレーヤーですが、下に「返却口」がありまして、「14位」のところまでまわすと、14位においた全プレーヤーのチップが、コロコロところげ落ちてきます

ということで落ちてきたチップを合計して、14位のスターの順位がどうなったのかを決めます。

こうして、1位までみていきます。
そして、順位が決定したら、それぞれのプレーヤーの得点計算になります。

スターの道は、けわしいのです。
現在、11位から14位までだったスターは、順位を1番でも落とせば、チャート落ちしてしまいます。
チャート落ちしたスターは、ゲームから除外され、なんとそのスターのレーベルは、マイナス点になってしまいます。

最初に、上位に居座ることができたスターをもつレーベルは、ラッキーです。
でも、売れっ子スターたちも、「殿堂入り」という引退(?)が、待っています。

自分のレーベルのスターたちを押し上げるのも楽しいのですが、「予想チップ」と「今週の注目チップ」は、それぞれプレーヤーの選んだレーベルの色をしていて、誰がどのスターを注目したかがすぐにわかります。
そして、この予想も楽しいです。
地道に、自分のところのスターを予想して1歩でも押し上げるか、上昇気流に乗っている他社のスターに賭けるか?

スターは、有名スターのパロディになっています。
知っていると、もっと、おもしろいと思います。

みんなが知ってるマイケル・ジャクソンもどきなんかは、注目度ダントツで、ランク外からスターの道を駆け上り、一気に殿堂入りしてしまいました。

うーむ。日本のスターの生写真とか使って遊ぶと、より、いろいろな邪念が入ってきて、おもしろいかもしれん。
だれか、つくって~。

えーと、まあ、なによりも、そのギミックがすごすぎるのですが、ゲームとしても、けっこうおもしろかったと思います。
考えどころ?あるような、ないようなおもしろさでした。


2004年 7月 おてばん

「おてばん」に、初参加です。

少し、仕事が落ち着いてきましたので、大人のゲーム会にも、積極的に参加できるうちに参加です。

遊んだゲームは、

「貴族の務め」
「サンファン(日本語版)」
「マジェラン」
「イモムシイモムシ」
「シュリレ・シュテレ」
「サンファン(日本語版)」
「ドメモ(ピラミッドカードゲーム)」

ということで、「サンファン(日本語版)」を2回も遊びました。ゲーム会で、こういうことも、めずらしいですね。
遊んでみたかった「貴族の務め」も遊べたし、ギミックの楽しい「ヒットチャート」も遊べたし、「ドメモ」はやっぱり面白くて、なかなか、満足度の高い1日でした。

そして、楽しくおしゃべりをして帰ってきたら、もう次の日になっていたのは、内緒(笑)