サスペンス一覧

過去からの悪夢

秘密9

「深淵をのぞく時、深淵もまたこちらをのぞいているのだ」

ですよねぇ。

心理的サスペンス的な怖さは減ってきていますが、キャラクターの身近な人間が犠牲になるというのは、また、別の怖さがあります。
清水 玲子、容赦なしです。


大人のラノベ

空の中

実は、「図書館戦争」が読みたいなぁと思っていた有川 浩。初読みです。
期待していた以上に、面白かった。まだまだ、おもしろい小説を書く人は、いっぱいいるなぁ。

ライトノベルがスタートでも、ラノベを越えていく人の作品というのは、読む価値があるな~と再確認。桜庭 一樹、冲方 丁、有川 浩と、なかなか、高確率でいい感じです。

最初読んだときは、「E・T」がしたいのかと思っていたら、途中で、「火星人襲来」みたいなパニック小説になったり、心理サスペンスっぽくなったり、いろいろ楽しませてくれました。
で、割とちゃんとSFしてるんじゃないかというところも、好感度高いです。

寄せ集め的な感じもあるのですが、そこが安心感にもなっていると思います。
そして、最後はこの人独特のところに着地した感じです。

うん、結構、硬派なところも好きです。
大人のライトノベルといわれて、納得です。

角川書店,角川グループパブリッシング
発売日:2008-06-25
 


軽いミステリーが好きみたい

リスタデール卿の謎 クリスティー文庫56

今回は、有名人が1人もでてこない短編集です。
でも、これ、おもしろかったです。

ものすごく、軽い感じのミステリーというか、サスペンスな短編集でした。

キャラクターが、わかりやすく立っているというのが特徴かな。短編だと、こういうすっきりしたお話が、読みやすくて好きです。


多才ですね

ブラック・コーヒー クリスティー文庫65

戯曲集です。

1つは、ポワロの推理物。1つは、サスペンスで、ミステリーではない感じ。
どっちも、おもしろい。
多才です。

性格が際だっているところが、アガサ・クリスティーのいいところですが、戯曲だとそれがさらに極端になる感じです。
わかりやすさ重視ということでしょう。


なんで面白くないんだろう?

催眠 hypnosis

わたし、実は心理学徒なんですよ。といっても、いい加減な勉強しかしていないので、興味本意なことしかわからないんです。

で、この本。心理学、多重人格と、興味深いキーワードがいっぱい。そして、サスペンス仕立て。

もう、面白くないはずがない!!
と思って、それなりに期待して読みだしたのですが……。まるで、面白くない……。

なんだろう?
真実としてかかれるカウンセラーの能力が偏見に満ちているからか?多分、顔の表情から、考えていることは読み取れないはず。

キャラクターの魅力も、乏しい。
おっちゃんとか、おばちゃんとか、嫌いなわけではないんだが……。

なによりも、もしかしたら文体がのらないのかも。

うーん。かなり苦労して最後まで読み進めました。
なんか、面白くなる要素はありそうなんですけどねぇ。

ねぇさんからは、テレビドラマは面白かったという微妙な情報が。そして、この続きの千里眼のお話は、この小説の続きではなくて、ドラマ版の方の続きらしい。
うーん、いろんなシリーズがクロスオーバーするのは、好きなんですけどねぇ。

これは、初期のころの作品なんですよね。最近のは、面白いのかな?

うーん、微妙。もう1作ぐらい読むか?