サイボーグ009 10
「地下帝国ヨミ編」のパート2にして完結編。
これで、サイボーグ009自体も一旦完結した感じだったのですね。これは、なんというかかっこいい終わり方です。
石ノ森ワールドも、連結されてきました。
幻魔大戦だけでなく、サイボーグ009の世界も。
これは、初期のマンガ版の幻魔大戦でも、あった設定だけど、この世界では、イワン・ウィスキーがこの罪を犯したために、ブラックゴースト団やサイボーグ達がいなくなっているのですね。そのあたりの解釈も、ものすごくさりげなくかかれていて凄い。
これは、読みたかった続編やわと言える1冊です。
まあ、逆に、平井・石ノ森ファンじゃなければ、けっこう置いてけぼりなのかもしれませんが。
でも、読んでいるのは、ファンだよねぇ。
このコミックスを機会に、新しいファンが増えて欲しいです。