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宝石の煌き

さて、そろそろいい時間ということで、締めのゲームは、「宝石の煌き」です。

みなさん、日本ボードゲーム大賞の投票は、お済みでしょうか?
わたしは、投票しました!!

毎年、何に投票したのかをブログに書こう書こうと思っていて、結局、結果発表されたときには何に投票したのかを忘れているわたしです。
ということで、今回は、ここに書いておこう。

わたしは、今年は、次の5つに投票しました。

  1. 宝石の煌き
  2. ロココの仕立屋
  3. コンコルディア
  4. カシュガル
  5. タシュ=カラール

以上の5つでした。

うーん、「ダンジョン・オブ・マンダム」も、「5本のきゅうり」も、「シェフィ」も、いい感じですし、「ブルームーン」とかも、おもしろくなって来そうな感じですが、今はちょっと、重いゲーム寄りになっている感じかなぁ。

さて、2014年の日本ボードゲーム大賞の最有力候補(とわたしが勝手に思っている)のこのゲーム、もう、40回ぐらいプレーしているのですが、この前、京の勉強会に出させていただいて、実は、今までルールを間違っていたことが判明しました。

まあ、間違っていたというよりは、抜けていたルールがありました。
やっぱり、知っているつもりのゲームでも、人にインストしてもらったり、人のインストを聞くのは大事です。

抜けていたのは、カードをがめて金を1枚取る場面です。この時にがめるカードは、場にオープンにされているカードだけだと思っていたのですが、実は、山札の1番上のカードをがめても良いそうです。

「え~~~」

っと思って、ルール読みなおしたら、確かにそう書いてありました。
うーん、知らんかった。
もしかしたら、最初にルール読んだときは、「ふぅん」ぐらいの感じで読んだことがあったのかもしれませんが、まあ、すっかりきっぱり、忘れ去られておりました。

「というわけです」

と、和邇乃児さんにも、落ちていたルールを説明。

「まあでも、そんな変わらないよねぇ」

というお言葉をもらいました。確かに。基本的に、オープンになっているカードをがめないと、後でそのカードが、邪魔になってきます。
でもまあ、最終局面では、山から引いた方が正解になる場面もあるのも確かです。

例えば、自分がスタートプレーヤーで、あと1枚金があれば、次のターンにすでに握っているカードが完成して15点越えることが出来る時。
他のプレーヤーも、12、3点でリーチがかかっているけれど、今オープンになっているカードでは、15点にはならない。でも、宝石はけっこう貯めていて、下手なカードがめくられて得点を取られれば(多分、貴族タイルであることが多いと思われます)、ゲームが次の自分までまわってこないとき。
こういう、絶対に、場のカードを新しくしたくない時というのは、あります。
そういう、自分は何をがめても大丈夫で、場のカードを更新したくないときは、時々はありますからねぇ。

さて、今回。
貴族カードは、赤が3枚被っています。この展開では、おそらく赤が絡む貴族カードを集めるのは無理っぽい。
でも、だからといって、2人が赤を無視して1人に赤が集まると、エラいことになりそうな感じです。

長期戦になりそうな感じなので、レベル1のカードも、負担が軽いカードは、けっこう積極的に集めていく感じでした。

わたしの最近の戦略としては、軽いカードをがめて、「金」を積極的にとっていく感じです。ちょっと、そして、握ったカードを出す時には、「金」を使わずにため込む。
ただ、今回、軽いと思って握ったはずのレベル1のカードが、けっこう出せなくて、苦しかったです。

和邇乃児さんも、

「あぁ、これは、いつものセオリーとは違うことをしている……」

と、ちょっと手札を握りすぎている感じでした。

案の定、貴族カードは誰も取れずに、一進一退な感じでした。
が、わたしが、5点カードを取れる体制に。そして、わたしの手番は、1番ラスト。
あのレベル3のところにある、5点のカードさえ押さえられなければ、それを取って終われます。

和邇乃児さんが、12点だったかなでリード。わたしは10点なので、まだ見逃されているかなぁ……。
目線で読まれたりするといやなので、自分の手番がまわってくるまでトイレに行ったりしておりました。

で、わたしの手番。
よかった、残っております。

「では、このカードをもらって、15点!!手番、ラストなので終了!!」

「えー、もう15点!」

「これ、押さえられるかと思って、ドキドキしていました。」

「2位は、12点。同点の場合は?」

「同点の場合は、カードが少ない人が勝利します。」

ということで、久々の1位。
1位、りん、15点。2位和邇乃児さん、12点。3位でこねぇさん、12点。

ということで、2015年最初の湖畔のゲーム会は終了しました。

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四週連続の湖畔のゲーム会の後、しばらくぶりの11月最後の湖畔のゲーム会が、2014年11月29日(土)にありました。
すでに、年がまたいでしまいましたが、2014年の未消化分のレポートです。

いつもの場所、いつものメンバーです。

アクアスフィア

アクアスフィア
まずは、1つ目は、「アクアスフィア」です。
ゲーム会の1週間前ぐらいに家に届いて、でこねぇさんと試遊。その後、1週間でルールを読み込んで、落ちやすいルールとか、間違えやすそうなルールとかをまとめて、満を持してのプレイです。

このメンバーで、重いゲームで、インストをわたしがするっていうのは、大変に珍しいことですな。
インストに対する苦手意識は、未だになくなりません。軽いゲームのインストは、それなりに数をこないしはいるのですが。
いいゲームの評価が、へぼいインストのせいで下がるといやというか怖いなぁと。

まあでも、ときどきは、インストします。というか、最近は、「ロココの仕立屋」も、「コンコルディア」も、「プラエトル」も、たどたどしいながらも、インストしたような気がします。
「コンコルディア」は、おの重さのゲームにしてはビックリするぐらいルールは少ないですが、「ロココ」は、よくインストできたなぁと思います。
そういえば、「密使」のインストもしたぞ。ゴールする条件が、しっかりと伝わっていなかったけど……。

さて、「アクアスフィア」のインストですが、まあ若干、詰め込みすぎな感は免れませんでしたかねぇ。
だいたいにして、フェルトが要素を詰め込みすぎだし。
まあ、でこねぇさんは事前にやっていて大体ゲームをわかっていますし、足りないところはおぎなってもらいなが、和邇乃児さんに説明。

わかりにくかったところは、1手番で何ができるかというところだったみたいです。
手番でできることは、「プログラミング」することと、「アクションの実行」をすることのどちらか1つと説明したのですが、これが、「プログラミング」して「実行」といういう流れになっているために、1手番で両方するのかと思わせてしまったようでした。
うーん、ここは、1手番に選べるアクションは、「プログラミング」と「実行」と「パス」の3つがあって、どれか1つしか出来ないという説明の方がわかりやすかったかも。「パス」は、アクションの説明がいらない部分なので、「どっちもしたくない、又はできないときはパス」的な言い方をしたのですが、1手番に1回だけ出来るアクションとして、「パス」の説明をすることで、「プログラミング」と「実行」も、1手番に1回できるアクションとして明確に示せたかも。

あと、ボットの搬出口からの押し出しのルールが、充分ではなかったようでした。ここは、どうしても、今、搬出口に入ったボットが、そのまま押し出される(特に後半に、各プレーヤーのボットが1体ずつ搬出口にいるときは、それしか起きない)というのは、違和感があるようでした。

まああと、「プログラミング」で、「プログラミング」のところにボットを置くという意味は、若干わかりにくい……というか、わたしやでこねぇさんも、間違えかけていました。

まあでも、いちおうルールを説明して。

「うーん、大体ルールはわかったけど、何をしたらいいんだろう??なにが、強そう??」

まあ、わたしらも、間違ったルールでお試しプレイをしただけなのでなぁ……。

「多分、時間マーカーは、超大事です。あと、点数的には、クリスタルが大事かなぁ……。実は、潜水艦とか、研究室完成の5点は、けっこう小さくて、アルファベットを揃える方が大きいと思います」

それぐらいしか、わからないなぁ。

ということで、1ラウンド目スタート。
初期配置を見て、いろいろ作戦を考えます。

研究カード。
研究カードは、大きくわけると4種類のカードがあります。即座にインスタントに効果を発揮するカード、ゲーム中1度だけ好きタイミングで効果を発揮するカード、中間決算のときに効果を発するカード、ずっと効果が続くカードです。
即座に効果を発揮するカードは、ボットを特定のプログラムアイコンに載せた上で、時間マーカー2枚を貰えます。1
ゲーム中1度だけ好きなタイミングで効果を発揮するカードは、技師を矢印無視して、真横のマスに移動してボットをプログラムすることが出来ます。
中間決算のときに効果を発揮するカードは、時間マーカーを1枚払えば特定のプログラムアイコンにボットを置くことが出来るというものです。
ずっと効果が続くカードは、さらにバラエティに富んでいます。
技師が指令室で特定のプログラムアイコンのマスを踏んだ場合に時間マーカー、クリスタル、知識点のどれかが貰えるカードと、大タコを捕獲した時に時間マーカー、クリスタル、知識点のどれかが貰えるカード。
対面のセクターに時間マーカー1枚で移動できるようになるカード、移動力が2いる隔壁を移動力0で移動できるカード。
潜水艦を配置するときの時間マーカー消費が1/2になるカード。
自分の行動によって搬出口からボットを取り除くとき、自分以外のボットを取り除くけば1体につき1知識点を得られるカード。

勝利するためには、たくさんボットを「実行」させる必要があります。
単純に考えれば、1ラウンドに指令室3マス分しかプログラミングできませんので、1ラウンドに出来る「実行」は3回です。(初期にプログラミングされているボットのことは考慮に入れていませんが)。
1ラウンドの間に「プログラミング」できる機会が増えれば増えるほど、「実行」できるアクションが増えていきます。

インスタントにプログラムアイコンにボットを置くことが出来る研究カードは、時間マーカーまで獲得できて、単純にそのときだけの効果をみれば強いです。ただし、使用済みのカードも、自分の研究所の容量を圧迫します。
だから、序盤なら、出来る限り繰り返し効果があるものの方がよさそうです。

指令室の技師を真横に移動できるカードも、単純に1回分プログラミングの回数が増えます。強そうなのですが、効果はゲーム中1回でけっこう使いどころが難しいです。

「プログラミング」の機会を増やすという意味では、序盤で取れれば、中間決算の時に特定プログラムアイコンにボットを置くというカードは、何度も使えます。中間決算時に時間マーカー1つ必要ですし、特定プログラムアイコンにしか置けないという不自由は多少あるのですが、次のラウンドからは、「プログラミング」の機会を常に+1できます。またこのカード、4ラウンド目の中間決算で、ボットをプログラムアイコンにのせて個人ボードの得点を取った後、最終決算の時に個人ボードのストックに戻して時間マーカーを2枚ずつ獲得して時間マーカー1枚につき1点を得るという裏技にも使えます。けっこう、この研究カードは、安定しているようです。

指令室をの特定プログラムアイコンのマスを踏むカードは、時間マーカーやクリスタル知識点を取るという行動を同時にしているので、プログラミングなしに「実行」の回数を増やしていると考えられます。そのアクションを常に踏むと決めると強いかもしれませんが、かなり動きが制限されてしまいます。あと時間マーカー+2枚というのは、しょぼい気がします。
「大ダコを捕獲したとき」も、プログラミングなしに「実行」の回数を増やしている系です。利用するためには、大ダコの捕獲プログラミングを必ずしなければならないので「指令室の特定プログラムアイコンのマスを踏むカード」と同じように感じます。が、このプログラミングは、時間マーカー3枚を使ってしてもよいのです。しかも、コントロールスペースのエリアマジョリティを狙っていくなら、その時セクターにいるの大タコは失点になってしまうので、大タコ退治、けっこう重要です。
ただし、これらのカードは、同じアクションで効果が出るカードを揃えると、1つのアクションをしたときに複数の効果があって、けっこう強そうな気がします。
アクションをばらけて、どうやってもボーナスが得られるようにという考え方もあるかもしれませんが、そうすると効率が悪そうです。

移動時間軽減系のカードは、単純にあると一気に行動範囲が増えて便利です。でも、潜水艦配置の時間マーカー軽減タイルは、今は、もしかしたら罠なんじゃないかと思っています。

1ラウンド目にして、研究カードに、「大タコを獲得した時+1クリスタル」というのと、「大タコを獲得した時+2時間トークン」というのが2枚出ています。
あれを2枚とも取れれば、大タコを倒すたびにクリスタルと時間トークンが貰えてお得そうです。まあでも、2枚は許して貰えないかなぁ。

取りあえず、カードを獲得できるような形で動いていきます。本当は、2枚ともカードを獲得してからタコを退治しに行きたいのですが、さすがにそこまで都合のいい感じで配置はされていません。

「+1クリスタル」の研究カードを取って、タコを退治してと進めていきます。
でこねぇさんは、潜水艦を先に置いていく作戦、和邇乃児さんは、アルファベット2つかかれた「研究室拡張」を取りにいって、最終決算で大得点を狙う作戦のようです。

ということで、1ラウンド目にしてラッキーなことに、「大タコを獲得した時」のカードを手に入れることができました。

「あっ、その研究カード、わたしが手に入れないといけなかったのに!!なんで、わたし潜水艦に行った!!」

でこねぇさんが、悲鳴を上げます。
なんか、「大タコ退治したとき+2時間マーカー」を狙っていたようです。

これは多分、序盤にまとめて取らせたらいけないカードだと思います。
1ラウンド目の中間決算へ。

「これ、セクターのエリアマジョリティの点、大きすぎ!!」

たしかに。エリアマジョリティは、取ると6点、とれないと0点。
他の中間決算の得点は、2台の潜水艦を配置していてボットに仕事させていても最大6点。研究室を拡張して、クリスタルの収容量を増やして3こあつめて6点です。こちらは、その得点を取るまでに気何ステップも必要な上に、他のプレーヤーとも競合してしまいます。

「なるほど。でも、今回は、もう追いつかない気がするぞ」

たしかに、1ラウンドぐらいしないと、知識点をどう集めていったらいいのか、自由度が高すぎて見えにくいです。
その点、ちょっとでも練習している、わたしとでこねぇさんは、有利です。

「わかってきたところで、もう1回、はじめっからスタートします?」

「いや、今回はこれで行ってみよう。どうせ、何回もすることにきっとなる」

ということで、続行。
大タコを倒すだけで、クリスタルと時間マーカーが一緒に貰えるというのは、なかなかに強かったです。
わたしは、このまま大タコを倒し続けるために、大タコの捕獲量を増やせるように研究室を拡張していきます。

でこねぇさんは、時間マーカーの収容量を増やして時間マーカーをため込んみながら、潜水艦を置いていきます。大タコ退治、研究の拡張とまんべんなくこなす感じです。もったいないなぁと思ったけど、研究カードを後のラウンドで取りに行くのも作戦だったのかも。

和邇乃児さんは、効率よくアルファベットが2つある「拡張研究室」をとっていきますが、その分、能力が伸びなくて苦しそうです。時間マーカーの収容量が少ないので、フリーのプログラミングが出来ません。そのため、どうしても手番が早く終わってしまうためにエリアマジョリティが取れません。エリアマジョリティを取るには、後出しが得です。潜水艦は、でこねぇさんと共に確実に出しています。

わたしは、潜水艦は2こしか出せていないので、プログラミングして時間マーカーを積極的に取り行く感じです。
移動力が2必要な隔壁に隣接するセクターは入るのがやっぱり大変で、でも、1度ボットを置くと強そうな感じでした。

最終決算。1位、りん91点。2位、和邇乃児さん82点。3位、でこねぇさん79点。
わたしは、研究室完成ボーナス+5点をもらいました。アルファベットは、4つ揃って10点だったかな。
和邇乃児さんは、アルファベット全部集めて21点。潜水艦全配置の5点もとってたかな。
でこねぇさんは、潜水艦全配置できなかったので、ちょっと悔いが残ったようでした。

「まあ、これ1回やってる人はずるいよなぁ」

「でも、和邇乃児さん、練習の時、いないから~」

「アルファベットの得点が大きいかと思ったけど、みんな、けっこう取れるから差がでなかったなぁ」

「これ、潜水艦を全部出しても、中間決算で仕事しているボットの得点って、実はそんなにメチャクチャ増えない様な気が…」

「拡張研究室のアルファベット2つは、AとB、CとD、EとFと並んでる。なんにも考えずにAとCとEとか、1つとばしにとっていると効率悪いんだ」

「時間マーカーとエリアマジョリティ大事」

「今度は、今よりは上手く出来そうな気がする」

「でも、どーしたらいいのかーー」

と、まだ、モヤッとした部分を残しながら、いろいろ次に向けて考えられる良いゲームでした。

うーん、どうやったら得点を効率よく取っていけるか。

「潜水艦配置」と「研究所カード獲得」は、あとのラウンドで獲得するほど高得点になります。でも、潜水艦は自分の配置が人より遅れるほど高コストになりますし、研究カードはインスタントでないと使う機会が減ってしまいます。
「潜水艦配置」の場合は、「潜水艦配置1/2コスト」の研究カードがとれないとしんどいかなぁ。でも、中間決算の時間マーカーの補充を1枚だけでいくのは、それほど苦しい感じはなさそうな気がしますが、どうだろう。
「研究所カードの獲得」をあとのラウンドにまわす場合は、3、4ラウンドまでに研究室の研究カードの収容量を増やして、後半になったら、インスタント効果のカードを取りまくるというのはありかなぁと思いますが、これ3、4ラウンド目に並べられるカードによってかなり不安定のような気もします。

今回、クリスタルはけっこう余っていたので、クリスタルの大量確保というのも、高得点になりそうなのですが、これも、並べられる「研究室拡張」によって、まったく無理ということはあり得ます。この場合は、クリスタルを増やす研究カードは、必ずいりそうな感じです。

今回の展開とはまったく逆に、大タコガン無視という方法は?この作戦をとるのなら、エリアマジョリティを取りに行ってはいけない。よって、早く動いて早くパスしたりしながら、または、人が大タコを倒したセクターに滑り込むようにしながら、エリアマジョリティ以上の得点をとっていかないといけません。おそらく、上にかいた「クリスタル獲得」とセットで動ければ……。

これ、けっこうある作戦が強いのではなくて、状況によって勝ち筋がまったく変わってくるものすごい深いゲームなのかも。

さて、次回はどんな展開に??

シュテファン・フェルト,Stefan Feld
Pegasus Spiele
発売日 :
  1. ホビージャパン訳では、時間マーカー2枚捨てるとかかれていますが、アイコンが違うので間違えです。 []

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シビライゼーション

思ったよりも、「ハンザ・テウトニカ」が煩雑ではなかったため、舐めてかかっていた「シビライゼーション」。
もとは、パソコンゲームだったとか。ん?でも、そのパソコンゲームの元はボードゲームだったとか?
まあ、けっこう昔からあるゲームみたいです。
ちょっと、むかしのコンピュータのシミュレーションゲームや、ウォーゲームを思わせるところがあります。

まずは、それぞれの担当する国をランダムで決定。
わたしは、ロシア。でこねぇさん、ローマ。和邇乃児さんアメリカ。
国が決まると政治形態と指導者が決まる。ロシアは、共産主義で、指導者はエカテリーナ。ちょっとその組合わせなっとくいかないんですが……。でこねぇさんは、共和制で指導者はユリエス・カエサルだったかな。和邇乃児さんは、民主主義で指導者はリンカーン。
時代も、見事にバラバラです。

まずは、今取った、指導者の独自の能力の説明。
エカテリーナは、人の都市に自分のコマを潜入させて、コマを消費することにより、他のプレーヤーがすでに収得していく技術をただで収得できる。
つまり、敵の宮廷(あるのか?)にスパイを送り込んで、技術を盗んでくる。おぉ、それはちょっと、エカテリーナっぽい(笑)

共産主義は、工業的なことをするのには向いているけれど、文化的なことをするのには向いていない感じ。
で、ローマ、アメリカにも、それぞれ、指導者の能力と政治形態の能力がある。

終了条件は3つ。
1つ目。経済的勝利。お金系の技術を15個集めて15コインを集める。これは、経済的に世界を支配するという感じです。
2つ目。軍事的勝利。だれかの首都を軍隊で落とす。落とすのは、1国だけでいいそうです。
3つ目。文化的勝利。ボード上にある芸術の分野のトラックを進めていって、最後まで持って行く。
4つ目。技術的勝利。技術カードという特殊能力を使えるカードがあって、それは、レベルごとに積み上げていく。5レベルの技術を収得できたら勝利。

それぞれの勝利について、どうやってら、その条件を満たすことが出来るのか、それぞれの説明。

どれもけっこう大変そうです。うーん、感じとしてはエカテリーナは、技術で行けといわれている感じかなぁ。
共産主義は、芸術が苦手みたいなので文化的勝利としいうのは、難しそう。

でも、けっこう、それぞれの勝利が自国の能力アップと絡み合っているところもあって、一点集中にすることは無理そうな感じもあります。

部隊には2種類あって……。部隊を生み出すためには……。
マップ上には、倉庫があって……。未開の村が……。

戦闘には、歩兵、槍兵、騎馬隊の3種類が3すくみの形であって、技術をアップすれば攻撃力が増えて、さらに技術をアップすれば空軍が出来て……。

自分の都市の周りには、いろいろな施設を建てることが出来て、建てるといろいろな効果を発揮して、でも、建てるためにはその建物を建てるための技術が必要で、地形もあっていなくてはいけなくて……。

文化的な建物を建てることが出来て、その建物にも特殊能力があって……。

でも、文化的な建物の特殊能力を無効化するような能力も……。

すいません。「シビライゼーション」なめてました。
ルールブック32ページは、ダテじゃありません。午後3時ぐらいからインストを始めてもらい、ゲームがスタートしたのが午後5時半でした。

インスト2時間半!!
ゲームは、どれぐらいかかるんだろう……。
まあ、いろいろやることを考えて、少なく見積もって3時間ぐらいかなぁ。

ちょっとビビりながらのスタートです。

ルールは多いのですが始めは国同士も離れているし、始めは出来ることも少ない感じで、やってみるととまどうことは、割と少ない感じです。
ときどき、細かいルールとして、ここどうなってるのというのがあるぐらいです。

自分の部隊を生産して、未知の世界に派遣していきます。

和邇乃児さんの国は、未開の村がけっこうあるので、そこを征服しながら。
でこねぇさんは、ローマが文化的な国なので、文化を上げようという目標を立てたようです。

それぞれの国は、首都とは別にもう1つ都市を造ることが出来ます。
都市の周りの土地からは、地形に応じた資源が出てきます。出来るだけ、資源のたくさん出そうなところに、それぞれ都市を置いていきます。
でも、それだけでは資源の出方が弱かったり、出ない資源もあるので、都市の周りにいろいろな施設を建てていくことになります。
まあ、その施設を建てるのにも、資源が必要だったり、技術が必要だったり、地形があっていないといけないのですが。

あっ、わたしの建てた都市の周り、水の地形ばかりだ……。
ということで、超港ばっかりの都市ができておりました。(港は、売り切れておりました)

まあ、そんなこんなで、みんな2つ目の都市を建てました。
で、わたしは、スパイするために、2人の都市の周りをブラブラ。

部隊は、2部隊がくっついて行動することが出来ます。ロシアだけは特殊能力で、最初から3部隊くっついて行動できます。他の国は、技術をあげないと2部隊でしか行動できない。
で、1部隊でフラフラしていると、敵の部隊から攻撃されかねない。
都市に、1部隊をスパイとして滑り込ませると、まだ2部隊あるので、まぁ、それなりに安全。

最初に、戦闘を仕掛けてきたのは、でこねぇさんです。こっちがスパイを滑り込ませて、2部隊に減ったタイミングを見計らって、移動、攻撃してきます。

「戦闘のルール、聞いてもさっぱりわからないから、1回攻めてみるわ」

非道い(笑)
しかも、でこねぇさん、戦闘中に常にカードを後出しできるという文化的な建物を建てています。

キミ、文化で行くのとちゃうのか。殺る気、満々やなぁ。

「移動に割り込んで、1部隊の移動を無効化するカードを使います」

わたし、たまたまそういうカードを引いていました。

「えーー。そんなん知らん」

まぁ、初めてのゲームにはありがちなこと。
これで、1部隊対2部隊に持ち込みました。

戦闘は、基本カードの数比べです。まあでも、それだけで簡単なカードゲームになりそうな感じと和邇乃児さんがおっしゃるとおりいろいろ考えることがあります。

なんとか、防衛。

このスパイ能力は、強いです。
普通は、1ラウンドに1回しか技術を習得できないのですが、これを使うことで1ラウンドに2回、技術を習得することが出来ます。
ユニットは、毎ターン生産できるレベルのもので、使い捨てにしてもそれほど高価な感じはないのです。
しかも、わたしの都市の周りって、工業とお金だけが豊富にでて、芸術はほとんどでないという。
芸術に専念というアクションがあるのですが、やったのは、ほとんどやることがないターンだけでした。

ただし、これ強いのは、他のプレーヤーが、わたしの技術と違う技術を習得している場合だけです。
和邇乃児さんは、技術収得するときに、常にわたしの技術を見て、同じ技術を習得するようにしていたので、結局、和邇乃児さんからは、1回もスパイできませんでした。
でこねぇさんからは、4回ぐらいスパイしたかな。

わたしは、他国に攻め込むつもりなんて一切なかったです。技術を平和的に教えていただければ、それだけでOK。いわば、国際友好のためだけの部隊。
まったく、戦争なんて不毛なだけですよ。
でも、3部隊で他のプレーヤーの国のまわりに部隊を待機できるというのは、でこねぇさん、和邇乃児さんにとっては、大変プレーシャーだったみたいです。

でこねぇさんは、技術で戦闘レベルをあげるものを積極的に取っていきます。
そうすると、わたしの国際友好のための部隊も襲いかかられると危険ですので、同じ技術を上げざるおえない。

「いいの?そんな不信感の死のレースを走って?」

平和を願う我が国の願いは聞き入れられず、しかたなく……、

「ロシア、空軍持ちました」

「ローマ、核技術……。あっでも、ウランがない」

ウランは、自然にはでない資源のようで、カードの中や、未開の村に眠っている可能性があるみたいです。
でも、この時点で、残っている未開の村は、1つだけ。

核武装する古代ローマ。そんなローマは、嫌だ。

でこねぇさんも、技術はロシアの後追いをしなければならないことに気がつき、技術レベルではなくそして、文化のレベルを中心に上げていきます。
都市の周りは、文化的な建物ばかりで、1ターンに2、3個文化トラックを進めていきます。
和邇乃児さんは、方向転換、コインを集めを。

前半のダッシュによるロシアの科学技術は、レベル3。しかも、きれいなピラミッド型で、最大効率で技術を集めています。

首都を落とされたらゲームオーバーですし、都市を攻められると周りの施設も全滅になって大ダメージです。
それだけは、避けたい。

とすると、攻められないためにすることは、軍拡か?軍拡なのか?

軍拡だ~。

こわいのは、文化で取れるカードのレベルがどんどん上がっていくことです。レベル1でも、けっこう強力なのに、レベル3のあのカードのなかには、どんな非道いのがあるか。
まあ1回無政府状態にされたり、しながらなんとか耐える。

「ここで、好きにさせたら負けるので、ロシアに捨て身の攻撃をかけます!」

「その移動に割り込んで、1部隊移動不能にします!!」

「えっ!」

今度は、レベル1の技術でした。
なんとか、しのいだ。

「あ、最後の村からウランが出てきた!」

それが、この世界で唯一のウランでした。

「ロシア、宇宙技術完成!!」

平和が1番。
でも、抑止力は必要……かも。

でも、でこねぇさんも文化で、あと1歩まで進んでいたし、和邇乃児さんも、コイン11個ぐらいまで集めていました。
多分、2人ともあと2、3ラウンドで終わってたかも……。

ゲーム終了まで5時間……。
晩ごはんも食べずに……。

いやもう、「コンコルディア」は出来ないから(笑)

「でもこれ、ルール説明が再度必要になる前に、もう1回しないと時間がもったいないなぁ」

今回、ちょっと戦闘ルールとか間違っていたところもあったようで、近いうちに再戦。

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ハンザ・テウトニカ

8月30日(土)。

「本気の重ゲーを見せてやる!!」

とばかりに、和邇乃児さんが購入、持ち込んだゲームは、「ハンザ・テウトニカ」と「シビライゼーション」の2つでした。

「こっちのルールは、多分、大丈夫。『シビライゼーション』の方は、ちょっとまだ不安。
 だから、こっちからやろう」

と和邇乃児さんが言うので、1つ目のゲームは「ハンザ・テウトニカ」。

「ハンザ・テウトニカ」。聞いたことはあるけど、遊んだこのないゲームです。
箱絵のおっちゃんの顔は、どこかで見たことがあるよあな絵柄。でも、メーカーのマークが見たこともないようなマークです。

「これ、なんていうメーカーのゲーム??」

今調べてみました。アルゲントゥム出版。聞いたことない。ちなみに、ゲームデザイナーは、アンドレアス・シュテディング。こっちも、知らない。2010年のドイツ年間ゲーム大賞の推薦作だそうです。

「ハンザ・テウトニカ」は、ハンザ同盟の商人になって、都市を結んだり支配したりしながら、名声点を稼ぐゲームです。

基本、自分の番になったら、ワーカーをボードに早い者順で配置していくのでワーカープレイスメントのゲームみたいな感じもありますが、配置できるワーカーの数がアクションポイントで決まっていくのでアクションポイントのゲームの様でもあり、また、道を延ばしていくので路線引きのゲームでもあるようで、また、道の両端にある都市を支配したり支店を置いたりするので陣取りの要素もある。そしてなによりも、それぞれのプレーヤーに、今自分がどれぐらいの能力を使うことができるのかを示すための個人ボードがあって、そこには始めワーカーが置かれていてスキルが隠されていて、ワーカーが取り除くことによって、そのスキルが使えることを示すという「テラミスティカ」や、「エクリプス」のようなシステムがついています。

年代的に見ると、もしかして、このゲームのシステムを元に「エクリプス」とか、「フラミスティカ」のボードが考案されたのかな?

だから、ちょっと要素が多い目です。でも、意外とそれぞれの要素がうまく絡み合っている感じで、ルールそのものは、それほど複雑には感じなかったです。

全体で使うボードは、地図になっています。道と都市が示されています。だいたい都市と都市は、2マスから4、5マスぐらいのマス目の道で繋がっています。
基本的に、都市にはワーカーを置く場所が1~3つぐらいあって、そこに自分のワーカーを置ければ、その都市に商店を出したことになります。1自分しか、その都市に商店を出していなければ、その都市を支配していることになりますが、他のプレーヤーの商店もある場合は、より厳しい条件の場所にワーカーを置いているプレーヤーが支配していることになります。
こうやって、都市を支配して、ネットワークを作っていく感じです。
また、都市には、特殊能力がある都市があります。

基本、自分の手番でやれることは、

「財力の分だけ自分のストックからワーカーを取りアクティブにする」
「アクティブなワーカー1個を道に配置する」
「配置したワーカーを移動力と同じ数までマップ上の好きな道に移動する」
「繋がった道のワーカーを取り除いて道の両端のどちらかの都市に店を建てる」
「繋がった道のワーカーを取り除いて道の両端のどちらかの都市の特殊能力を使う」
のどれかです。

最初は、「ワーカーを道に配置する」か「自分のストックからワーカーを取りアクティブにする」しか出来ません。ワーカーには、2種類あります。普通の四角いキューブと丸いワーカーです。丸いワーカーは腹心の部下。四角がただの部下。もちろん、腹心の方が貴重で、腹心は部下の代わりに使うことが出来ますが、部下は腹心のかわになはなりません。都市に商店を建てるときに、かならず腹心ワーカーしか使えない都市というのも存在します。

「ワーカーを道に配置」は、アクションポイントの数だけ出来ます。ワーカーが余っていても、アクションポイントが少ないと少ししか配置できません。最初は、みんな2アクションポイントしかないです。
基本的に、速い者順なのですが、どうしても他のプレーヤーのワーカーが邪魔な場合は、自分のワーカーを配置するときに追加でワーカーを自分のストックに戻して、他のプレーヤーのワーカーを押しのけて自分のワーカーを配置することが出来ます。部下ワーカーを押しのけるには自分のアクティブなワーカーを1つ、腹心ワーカーを押しのけるには自分のアクティブなワーカーを2つストックに戻さなければなりません。押しのけられた方のプレーヤーは、押しのけられたワーカーと追加でストックのワーカー(押しのけられたワーカーが部下なら1つ、腹心なら2つ)を、押しのけられた道に接する道に配置することが出来ます。

こうやって道に配置したワーカーで都市と都市をむすぶことが出来たら、「繋がった道のワーカーを取り除いて道の両端のどちらかの都市に店を建てる」か、「繋がった道のワーカーを取り除いて道の両端のどちらかの都市の特殊能力を使う」かのどちらかが出来るようになります。

「都市に店を建て」その都市を支配するには、道から取り除いたワーカーの1つを都市に配置し、その他のワーカーを自分のストックに戻します。
それ以後、その都市に接する道から誰かがワーカーを取り除いてアクションするこどに各都市について1点入ります。
両端の都市を支配していて、他のプレーヤーがその道でワーカーを取り除いてアクションをしてくれると一気に2点入るわけです。

また、「都市の特殊能力」を使うことにすると、道から取り除いたワーカーをすべて自分のストックに戻し、自分の個人ボードの該当するスキルの場所のワーカーを取りアクティブにします。
スキルには、アクションの数にかかわる「行動力」。ストックからワーカーをアクティブにするときの数にかかわる「財力」。ワーカーを道から道へ移動させるときの数に係わる「移動力」の他に、都市に部下を配置するときの場所に係わる「地位」とゲーム終了時の点数計算にかかわる「影響力」の5つがあります。
ワーカーをこのボードから取り除いくとそのワーカーの下にかかれたスキルのレベルが上がっていきます。

「繋がった道のワーカーを取り除いて」なにかするときに、その道にはボーナスタイルがあることがあります。
これを持っていると、いろいろ追加のボーナスアクションをすることが出来るようになります。
道にボーナスが落ちている感じ。

使用したワーカーは、自分のストックに戻ってきます。ストックにいるワーカーは基本的に使用することができません(使用できるのは、たしか他のプレーヤーに追い出された場合ぐらいです)。なので、使用できるアクティブなワーカーはすぐになくなってしまいます。
その場合、「財力の分だけ自分のストックからワーカーを取りアクティブにする」ことが出来ます。

基本の動作は、これだけ。
ワーカーをアクティブにする。ワーカーを配置する。ワーカーを取って都市に係わるアクションをする。
細かいルールはあるけれど、けっこう動きとしてシンプルです。

ゲーム中に点数を取れる動きは、都市を支配して他のプレーヤーが道を使ったときに得るか、東西の2つ都市が繋がるように都市に商店を配置すると7点だったかなの点数が入ります。

ゲームは、誰かが20点とるか、ワーカーを配置できない都市が10個になるか、ボーナスタイルマーカーが切れて配置できなくなるとゲーム終了です。

その後に、最終の得点計算をします。

でこねぇさんが初手番。わたし2番。和邇乃児さん3番。

最初にできるアクションは、2つだけ。
取りあえず、ゲーム中に得点取るために出来ることって、都市の支配か、東西の都市がつながるように都市のネットワークを作っていくかです。

多分、最初はスキルを上げていくことになるんだろうなぁ。そうすると、最初はスキル系のところに配置するのがお得かなぁ。
どのスキルが大事だろう……。

まぁ、単純に考えて、1番大事なのは、「行動力」だろうなぁ。

てなことを考えていたら、でこねぇさんは、まったくスキルとは違ったところにワーカーを配置したので、ビックリしました。
そこは、ワーカー2つ、つまり2アクションで道が引ける場所でした。なるほど、東西の都市をつなぐのを考えたわけかな。
しかも、そこなら誰にも邪魔されない。

で、2番手。
わたしは、「行動力」のスキルを上げる都市の道にワーカーを2つ配置。ここの道は3つで繋がるので、次の手番で都市を支配かスキルを上げることができるはず。

3番手の和邇乃児さん。
わざわざ、ワーカー1こをわたしの配置している道に置いてきます。ここ狙っているのか?
なぜ、そんな邪魔を。
そう考えると、でこねぇさんの1手目は、邪魔されないのでいい感じかなぁと。

手が進むにつれて、この和邇乃児さんの人が狙っている土地に1個だけワーカーを置いておく作戦は大事だということがわかってきました。
ワーカーの数も多くないし、アクションも少ないので、一気にあっちの道にもこっちの道にもワーカーを配置してツバつけておく感じではなくて、道を1つずつ攻略していく感じになります。
そうすると、1個だけお邪魔ワーカーを置かれたところは、そのお邪魔ワーカーをのかさなければしかたなくなります。のかすと自分のワーカーは追加で消費。相手はストックからワーカー追加で無料でワーカーが追加出来てしまいます。人の邪魔をしながら、自分は1アクションで複数のワーカーを配置できる事になるわけですね。

ずるい。なにそれ。

多分、これかなり、都市のネットワークを作るときのポイントになると思います。
まあでも、そんなことに気づくのは、もうちょっと進んでから。

わたしの2ターン目。和邇乃児さんのコマをのけて、「行動」のスキルを伸ばす都市を支配。
先に「行動」のスキルを伸ばすかどうか迷ったのですが、取りあえず支配。ここって、みんな使いたいはずなので、最初に支配しておけば、点数がどんどん入ってくるんじゃない?

ということで、取りあえず支配から。
ゲーム中20点取ることが終了条件なので、このやり方は、ゲームの終了を早めたかもしれません。

といいつつ、1回1点なので、考えていたほど点数どんどん点数が入ってはこなかったです。

しかし、ここで点数を20点取って終了しても、不安なのは、ゲーム終了後の点数。
だって、20点取ったら終了のゲームなのに、ボードに得点トラックは100点とかかいてあります。
もしかして、ほとんど終了後の得点なのでは……。

さて、だいぶんゲームも進んでいろんな都市が支配されていきます。でこねぇさんは、スキル都市と隣の都市を支配して、人がスキルを使うたびに2点という体制を整えます。
和邇乃児さんは、人が取ろうとする道に1個ずつワーカーを置いて、どんどん自分のネットワークを増やしていきます。

中盤ぐらいなので、もう1回ゲーム終了時の得点の確認を。

各都市の支配者に2点。……うーん、みんな同じ数ぐらいかな。
ボーナスタイルの数。……あんまりない。
最大まで成長させたスキル。……それは、無理そう。
「都市のネットワークの数」×「影響力」。

えっ。
よく見ると、わたしの都市はバラバラにつくっています。そして、最大のネットワークは3つ。
しかも、この3つの都市のネットワークですが、そこからネットワークを外につなげることができるHUBになっている都市は、1個しか商店が置けない都市で、すでに和邇乃児さんに押さえられています。

他のプレーヤーは、けっこうネットワークが繋がっている。
多分、ここがゲーム終了後に、最大の点数になるのではないだろうか……。

あっ、これ詰んでる……。

ボーナスタイルには、商店のスペースがなくても支店としてその都市に店をおいてネットワークが繋がっていることにすることができるタイルというのがあります。

あれだ。

でも、ネットワークが繋がっていないことを指さし確認した瞬間に、和邇乃児さんが取ってしまいました。

「影響力」のレベルをあげる都市はたしか和邇乃児さんが支配していたのですが、道のもう一方の端の都市はわたしが支配していました。
「影響力」の都市の力を使うと、和邇乃児さんにも点数か入るけど、自分にも点数が入る。
「影響力」のレベルは、常にワーカーが1コマのけられたら1つずつあがるわけではなくて、最初は、2倍。2つ目のワーカーでも2倍。3つ目だと3倍。というふうに、レベルアップが足踏みするところもあります。

うーん。これは、わたしがバンバン「影響力」をあげて、他のプレーヤーがそこを選べないようにして、わたしだけ4倍とかにして終了するしかないなぁ。

そこからは、終了条件に向かって「影響力」を上げる行動ばかりしました。
なんとか、×3の「影響力」のとこまでは行けましたが、それでも9点。他のプレーヤーは、×2でも15点以上はあったと思います。

しかも、結局、でも、20点に達したのは、でこねぇさんだったような。
ゲーム終了。

ネットワークが繋がっていないと、ダメダメです。
1位和邇乃児さん51点。2位でこねぇさん49点。りん36点。

今回は、最終の得点の取り方がよく理解できてなかったですが、なかなか絡みがあって楽しいゲームでした。
後で考えてみたら、スキル都市はみんなマップの辺境にあって、ネットワークをつなごうとするとつなぎにくい場所にあったりといろいろ罠がしかけてあります。

それを踏まえた上で、もう1回遊んでみたいゲームですねぇ。

おっ、インスト入れて2時間ぐらい。
長いといっても、割とまとまったよいゲームだ。

これぐらいなら、「シビライゼーション」終わった後、もしかしたら、「コンコルディア」を1回するぐらいの時間があるんじゃないですか?
この前、白紙さんに聞いたところによると、「シビライゼーション」も、2時間半ぐらいで終わるらしいし。

アンドレアス・シュテディング,Andreas Steding
Z-man Games
発売日 :
  1. その都市にワーカーを置くためには、まずは、その都市に繋がる道にワーカーをおかなければなららないのですが。 []

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8月の中旬の16日(土)には、湖畔のゲーム会で8人ゲーム会というのがありました。
いつもの湖畔のメンバー3人に、ベテランゲーマーさんと4人家族のベテランゲーマーファミリーをまじえてのゲーム会でした。
これは、お絵かきゲームとか、言語系のゲーム(というか「たほいや」)、コミュニケーション系のゲームを遊ぼうというものでした。

が、なぜか和邇乃児さんをはじめ湖畔のメンバー3人は、なぜか、重ゲーのモードに入っておりまして、この日も、「コンコルディア」がまわっておりました
しかも、2卓並列で(笑)8人ですからねぇ。
「コンコルディア」、いいゲームです。楽しい。
わたしは、和邇乃児さんと同じ卓で2位だったかな。

あと、「操り人形」なんかもしてました。これも、決して軽いゲームではないと思うのですが、まぁ、メンバーが、いつもの3人にベテランゲーマーファミリーだったので、問題はなかったかと。
これは、ベテランゲーマーさんが来られる前に遊んでおりました。時間調整ということで、ベテランゲーマーさんが来られたらゼームセットというルールで遊んでいました。
トップとっていたのに、タイムリミットの最後のターンで建物を「将軍」に破壊されて2位に転落。
1位は、ベテランゲーマーファミリーの長男くんでした。さすがの英才教育。

お絵かきゲームは「エセ芸術家ニューヨークに行く」、言語系ゲームは「たほいや」を、コミュニケーション系のゲームは「コンセプト」などをしっかりと遊びました。

あと、「マスクメン」など軽いゲームも遊びました。
これも好きですが、どうやって動けばいいのかは、未だにわかりません。

そして、時間制限があるベテランゲーマーさんとベテランゲーマーファミリーが帰ったあとは、いつものメンバー3人で、「ケイラス・マグナカルタ」や、「襲ノ色目」を遊びました。
「ケイナス・マグナカルタ」は、今まで3、4回は遊んでいるはずなのですが、

「おぉ、そんなルールだったか~」

となかなか新鮮な気持ちで遊べました。たしか、最初の方にお城にしっかりと貢献していた和邇乃児さんが勝利しました。

「襲ノ色目」は、3人だとちょっと変則ルールになるというのがわからずに、ちょっと途中でオタオタしてしまいました。
もう1回遊んでみないと感じがわからないかな。