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さて、今年もまた、1年の終わりでございます。
本年中は、本当にお世話になりました。
来年度も、よろしくお願いいたします。

2013年に、ちょっとつまらない部署に異動になりまして、大分、落ち込んだりした2013年、2014年だったのですが、今年からは、元の仕事に復帰して自分の中では良かったなぁという1年でした。まあ、元の仕事の方が、波乱に富んでいるということと、この2年間の間で、だいぶ仕事の腕があきらかに落ちているという問題はあるのですが、それでも、楽しい毎日を過ごしています。
まあ、それにともなって、若干忙しくなって、2013年度には書けていたボードゲーム系の話が、またまた出来なくなったのは、ちょっと残念ですが。
2016年は、ちょっとでもまた、子どもたちと遊んでいる様子も、伝えていけるような状況になっていればよいなぁと思います。

まあ、ブログが記事が書けなかったのは、仕事が忙しかっただけではなくて、あきらかに、「スプラトゥーン」に時間を取られているということもあります。
8月ぐらいに購入して遊び始めたゲームですが、夫婦共々、はまって遊び続けています。そして、なぜか、家には2台のWii Uがあるという……。

去年からは家でゆっくりの大晦日です。なんとなく、年越しの時にはイカになっているような気がしないでもない。

ではでは、今年1年を振り返ってみます。

ゲームハウスのゲームたち

2014年の記事によると、ゲームハウスにはその年、944種類のボードゲームがあったそうです。
「playgameボードゲームデータベース」によると、今年は、994種類のボードゲームが登録されています。
ということで、この1年で50種類のゲームが増えたようです。だいたい、この4年ほどは70種類ずつ増えていたようなので、さすがに、ちょっとペースは落ちてきているかなぁ。予想としては、年内4ケタと思っていましたが、それは、来年に持ち越されました。
きのう、今日と棚を2つ増設して、なんとか置き場所をつくりました。
家の拡張は、ねぇさんが退職したら始めるそうです。あと、数年後です。

日本語化されるゲームはますます増えていますが、なんであのゲームが日本語されないの~というゲームもあります。日本語版だけの話でなくて、なんで、「コンコルディア」の「サルサ拡張」は、日本で売らないの?とか。売れてないのかなぁ。そうは思えないけれど。
まだまだ、いろいろと日本語化や、輸入については、リスキーな部分もあるんだろうなぁと思います。

それでも、確実に広がっている感じは年々感じます。

わが家のニュース

なんといっても、デジタルゲーム解禁がでかいかなぁ。
まあ、今のところ、2台のWii Uは、ほぼスプラトゥーン専用機なのですが。それでも、OKな感じで楽しんでいます。まあ、2人ともそんなに反射神経ないから、ヘタですが。

ボードゲーム系のニュースは、そんなにないなぁ。

2015年、よく遊んだゲーム

テーブルの上が物理的に物が積み上げられていたり、今年後半は、スプラトゥーンが中心になったりということで、2人でボードゲームすることは、かなりめっきり減りました。「湖畔のゲーム会」主催の和邇乃児さんが去年に引き続き東に行っておられるということもあって、ゲーム会の回数がちょっと減ったかな。
その代わりに、けっこう子どもとは遊びました。
でこねぇさんの友だちの子どもの双子とか、あと職場の近くにいる子どもとかとよく遊びました。

ということで、今年1番よく遊んだゲームは、1位「宝石の煌き」、2位「ゆかいなふくろ」、3位「なつのたからもの」、4位「ごきぶりサラダ」、5位「ラブレター」、「ドメモ」、「お先に失礼しま~す」、と、けっこう定番の短いカードゲームが上位です。

「湖畔のゲーム会」の中心は、割と重ゲーになってきましたねぇ。もちろん、「宝石の煌き」とか、インストなしでさっと挟めるゲームもやっておりますが、1つ重ゲーが設定されて、それを遊ぶのが中心になっています。
重いゲームも楽しいです。

1位の「宝石の煌き」ですら、16回ぐらいしか遊べてない。このゲームは、去年は遊ばれた回数2位だったのですが、去年の方がよく遊んでいたということで、今年はちょっと全体的に遊べていなかった1年だったかもしれません。
「宝石の煌き」は、ボックスアートがあんまり面白くなさそうというので、子どもには敬遠されているのですが、1回遊んでみると気に入られることが多いです。

そうそう、出る出るといわれていてまったくでなかった「ドミニオン」のipad版がやっと出ましたねぇ。さっそく入れましたが、あんまり遊べていないのが現状です。
「ドミニオン」は、「冒険」という新しい拡張がでまして、当然購入したのですが、まだまだ、3、4回しか遊べていないです。

来年も、楽しい良い年でありますように。
いっぱいいっぱい遊べますように。

それでは、良いお年を。

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コンコルディア

コンコルディア ブリタニア/ゲルマニアマップ

コンコルディア ブリタニア/ゲルマニアマップ
もうそろそろ、最後のゲームということで、新マップがきた「コンコルディア」です。
新マップもリバーシブル仕様です。ブリタニアマップが狭いマップで、ゲルマンマップが広いマップ。

拡張マップではない「コンコルディア」では、イタリアマップと全ローママップがあって、イタリアマップが2~3人用、全ローママップが3~5人用でした。これは、マップ上に遊ぶ人数にあわせてどの種類のカードが何枚はいっているかが表にして印刷されていて、それでわかるのですが、今回、このカード枚数がかかれた表がありません。
もしかしたら、狭いブリタニアマップでも5人でプレイしたり、広いジャーマンマップでも2人でプレイしたりしてということがあるのでしょうか?
まあ、別に好きにすればいいといえばいいのですが、ちょっと迷うところです。

まあ、3人ならば、どっちのマップのOKなわけですが。

「狭いのと広いのどっちがいいですか?」

「まぁ、3人なら狭い方がおもしろいでしょう」

ということで、ブリタニアマップです。
ブリタニアマップは、船と開拓者のスタート位置が違うのが、今までのマップと大きく違うところです。
といっても、2つの街がそれほど離れているわけでもないです。マップが縦長で、南の方にからスタートして、だんだん北上していく感じです。
「長官」カードを使用しても、「煉瓦」が手に入らないのはいつものマップと同じ感じですが、「食料」は他のマップよりも手に入りやすそうな感じです。

初手は、でこねぇさんで、「建築家」。それを「外交官」でコピーするのは、定石な感じかなぁ。
最初の家をどこに置くのか。わたしは、1つは煉瓦都市に配置しておくのが大事なような気がします。安いし。
「煉瓦」は、煉瓦都市以外の家を建てる時に必ず必要になる資源です。
このゲーム、資源を得る手段が想像以上に少ないです。
初期の手札で直接資源を得られるのは、「長官」だけです。あとは、「商人」を使って資源を交換したり購入したりして必要資源を調達しないといけません。

「長官」をプレイすると、手番プレーヤーは属州を指定して、その属州にある1番高価な資源を手に入れることが出来ます。その時に、指定された属州に家を持っているプレーヤーは、その家のある都市の資源を手に入れることが出来ます。
「煉瓦」は1番安い資源です。つまり、長官をプレイした時に、煉瓦都市に家を置いていない限り、その属州から「煉瓦」を得ることは難しいのです。
逆に煉瓦都市に家があれば、自分で「長官」をプレイすることで、高価な資源にプラスして「煉瓦」を得ることもできますし、誰かが「長官」をプレイした時に、ついでに「煉瓦」を得たりする機会があったりします。
まあ、なかなか人の家が建っている属州を「長官」で選んでもらえないのですが。でも、他のプレーヤーと同じ煉瓦都市に家を建てたりすると、そうしてもらえる確率が増えます。

もう1つ「煉瓦」を確保する作戦としては、高価な資源を「商人」の力で「煉瓦」に変換する方法です。
これでも機能すると思いますが、どれだけ「煉瓦」を確保しておくのかというのを読むのけっこう難しい感じです。初期手札に商人が1枚しかなくて、調節がかなり難しい気がします。

後から購入する専門家カードに「石工」という自分の煉瓦都市の分だけ「煉瓦」を得ることが出来るカードもありますが、これを活かすためにも、煉瓦都市は必要です。

購入するカード列には、専門家カードの「石工」と「農夫」です。「煉瓦」と「食料」。この2つのカードは、実は両方とったら勝つんじゃないかという位、相性のいい組み合わせです。
「煉瓦都市」をつくるには「食料」が1つ必要。「食料都市」をつくりには「煉瓦」と「食料」1つずつ必要。つまり、「石工」と「農夫」の専門家カードを揃えれば、それだけで、「煉瓦都市」、「食料都市」の両方の資材が賄えるのです。
そして、どちらの都市も、建築費が安い。どんどん、マップ上に広がることが出来ます。

あとは、この2つの都市に家をどんどん建てていけば、それぞれの都市の数だけ「ミネルヴァ」の得点が増えていき、同時に「食料都市」の分だけ「ユピテル」の得点も増えていき、ほぼ「煉瓦都市」の分だけ「サトゥルヌス」の得点が増えていく簡単なお仕事になります。1

うーん。カードの購入列には、しっかりと「石工」と「農夫」がはじめから並んでいます。

1手目で、いきなり「元老院議員」をプレイして、「石工」と「農夫」を購入するとどうなるか?
初期資源の「煉瓦」と「食料」が全部なくなります。
そうすると、「商人」を使って「食料」をつくらなければ、煉瓦都市に家を建てられません。そして、「煉瓦」をつくらなければ、煉瓦都市以外に家を建てられません。
「商人」が1度に扱える資源は2つなので、「煉瓦」と「食料」をコインだけから、複数変換しなければなりません……。
そうしないと、せっかく手に入れた「石工」と「農夫」が無駄になってしまいます。
………無理無理無理。

ということで、やっぱり、わたしの初手は、でこねぇさんの「建築家」を「外交官」コピーして、煉瓦都市と食料都市に家を建てます。
しかも、煉瓦都市は、近くに空いた都市がないので、でこねぇさんのすでに作った都市に一緒に建てます。同じ都市に家建てても安い。これも、煉瓦都市の良いところです。

まあ、こんな風に始まったわけですが、ハッと気づくと和邇乃児さんが、先に「元老院議員」をプレイして、「農夫」を取ってしまいました。
これで、「石工」を取られるとまずい。ということで、わたしは、「石工」をゲット。
でこねぇさんは、「鍛冶」を取って、まずは、「ミネルヴァ」のカードを分け合う形で。

わたしは、「石工」があるので「サトゥルヌス」のカードを集めていきます。目指せ、1枚11点。

後半。
カードの獲得数を出来るだけ増やしたい。そして、出来ることならば、最後のカードを購入して、「コンコルディア」カードをゲットしたい。
人の資源、自分の資源を見回して、「元老院議員」、「外交官」、「護民官」のカードの動向が熱い。

なんとか、「護民官」は2枚とも、手に入れました。1枚だけしかカードを購入できませんが、その代わり追加の資源を払わなくてもいいというカードです。ちょっと、カードを取ることに関してはアドバンテージがある感じ。

それでも、自分の「元老院議員」は温存して、「外交官」で「元老院議員」をコピーして、出来るだけカードを手に入れたい。
他のプレーヤーが「元老院議員」を使った後でも、相手に資源が残っていたら自分が使った「元老院議員」や、「護民官」をコピーされてしまうかもしれない。
たとえ相手が「外交官」を使用していても、もう1枚持っている可能性があるというのが、後半の怖いところです。

あと、手札のリセットのタイミングも大事です。後半は、ギリギリまで頑張るのではなくて、カードを増やせる機会をできるだけ増やさないといけません。人がカードを増やせて、自分が増やせないという状況は避けたい。

なんとか、最後の1枚を残して、これを自分だけが購入できる状態に持ってきました。

「もう終わり??」

というこの場面から、「石工」のミネルヴァの得点と「サトゥルヌス」の得点を上げるために、まだ、建築。1つ都市を建てるだけで、両方の得点があがりますので。

「えー、まだ終わらないのなら、あっちしておくのに~」

とでこねぇさんが、資源をゲット。そうすると、最後の1枚が購入できるようになります。
そこで、わたしが、最後の1枚を先に購入して、ゲーム終了のトリガーを引きます。

「えっ、さっき終わらさなかったのに、今、終わらせるの??」

「いや、だって、これ買われるといやだから。」

得点計算。

1位りん、109点。2位和邇乃児さん、104点。3位でこねぇさん、98点。

コンコルディア勝ち。
コンコルディアの7点を取られたら、ヤバかったです。
コンコルディア大事。

マック・ゲルツ,Mac Gerdts
ニュー・ゲームズ・オーダー
発売日 :
  1. まあ、カード購入して集めるのには、ちょっと苦労をすると思いますが。 []

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クク21

夕ご飯は、コーンシチューでした。
食べ終わったので、全員集合。

ポッドちゃんは、「ペアペア連想ゲーム」をリクエスト。
アミーゴちゃんは、「クク21」をリクエスト。

キミたち、意見をまとめてから伝えろ(笑)

「『ペアペア』やったら、アミーゴやらへんもん!」

「じゃあ、ポッドも『クク』やったらせえへん!」

いや、どっちも、人数多い方が、楽しいゲームですから。どっちもするから、どっちも入れ。

まあ、「ゆかいなふくろ」、「カードライン 動物編」とポッドちゃんのリクエストが続いたので、先に、アミーゴちゃんリクエストの「クク21」から。

今回は、ポッドちゃんも「スルー」が正しくできました。だいぶん慣れてきた。
でも、今回も、ハコテンになったのは、ポッドちゃんでした。

1位アミーゴちゃん、28点。2位でこねぇさん、21点。3位みな蔵さん、18点。4位りん、7点。5位ポッドちゃん、0点。

わたしも、1回もコイン取れてないですねぇ。

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クク21

さて、皆さん遊ぶ用意が出来たので、まずは、「クク21」から。
前回、「式典」のカードは、「自分から交換を申し出て」というルールでやっていましたので、そこは、修正しておきます。

「『式典』ですが、前ポッドちゃんのやったのが正解でした。なんせ、このカードを手放して『5』以上のカードが来たら、『ご祝儀ありがとうございます』って言って下さい」

親が山札とカードをチェンジした時の効果は、かいてあるけど、ぱっと見ちょっとわかりにくくて注意が必要かも。
たしか、「クク」の「カンビオ」の場合は、最強の「ふくろう」のカードは、確か山からめくられた場合は交換不可だったような気がするのですが、「クク21」の場合はなんの説明もかかれていません。つまり、「クク21」の「ふくろう」のカードは、交換不可にはならずに交換できるということのようです。確かにその方が、普段の交換可能というルールと矛盾なくわかりやすい感じです。ただ、普通の「クク」の「カンビオ」に慣れていると間違えます。

あと、今回なぜかポッドちゃん、「馬」とか「家」を持っている時に、カード交換してから、

「スルー!!」

って言ってました。
前回、そんなことなかったのにな。カードを交換してから宣言する「式典」のルールだけをゲーム前に説明したので、それが残ってしまったのかもしれません。

勝負は、2ラウンドに3人アウトになって、コインが貯まりまくる回があって、その回を制したわたしが勝ちました。

1位りん、22点。2位みな蔵さん、17点。3位アミーゴちゃん、16点。4位でこねぇさん、15点。5位ポッドちゃん、0点でした。

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アン・ギャルド

「王さまのマカロン」が、あっという間に終わったので、次。まだ、ポッドちゃんはゲームをする感じではないらしい。というか、3DSに夢中。
2人用で遊んで楽しいゲーム。それなりの時間で遊べるゲームうーむ。

最近の2人用のお気に入りは「タシュ・カラール」ですが、これは、カードのテキストを読む特殊能力バリバリのゲームで、ちょっと難しそうです。そして、大体ひどいことが起こるので、でこねぇさんですら、もう遊んでくれません(笑)おもにわたしは、BGAで遊んでいます。

「これは、おもしろいよ」

と出した、予想通り2014年の日本ボードゲーム大賞だった「宝石の煌き」は、なぜか、断固拒否。
うーん。箱の絵が怪しすぎるのか??

最近、でこねぇさんと遊んでいるゲームは、「コンコルディア」とか、「アルルの丘」とか、重いゲームが多いです。
うーん、「フタリコラ」は出来そうですが、大人対子どもでするのは、微妙か。

いろいろ探して、出してきたのは「アン・ギャルド」。

「これしましょう」

と並べだしても拒否しないので、このゲームを。

「アン・ギャルド」は、フェンシングをテーマにしたボードゲームです。
いろいろな版が出ていますが、今、手に入りやすいのは、ニューゲームオーダーの日本語版です。なんと、この日本語版は、日本のフェンシングの選手の写真が使われています。まあ、日本のフェンシングの選手は、まったくしらないですが、それでもそういうローカライズは楽しいです。

以前、ラベンズバーガー社から「デュエル」という名前で、「アン・ギャルド」をリメイクしたゲームが出ていて、それは、メビウスゲームスが取り扱っていました。
ただし、「デュエル」は、「アン・ギャルド」よりもちょっと攻撃のルールが簡単になっていて、その代わりに試合に特殊な条件をつけるカードがついていました。

今回は、試合に特殊な条件をつけるカードはなし、移動攻撃ありのオリジナルルールの「デュエル」です。

でも、いきなり全部のルールを入れて遊ぶのは、ちょっと難しいので、段階的に付け足していきます。
元々、「デュエル」のルールも、基本ルール、標準ルール、応用ルールに分けられています。

最初は、基本ルールです。
一直線のボードの端と端に、それぞれ自分のコマを置きます。これが、フェンシングの選手です。
プレーヤーには、手札として5枚のカードが配られています。カードは、数字かかかれています。

手番のプレーヤーは、その手札から1枚を選んでプレーして、その数字の分だけ自分のコマを動かします。
コマは、前でも後でも、好きな方に動かすことができますが、ボードから出るような動きや、相手のコマを飛び越してしまうような動きをするカードを出すことはできません。
1枚カードをプレイして、コマを移動させると、手札が5枚になるまで補充して手番終了です。

最初は、取りあえず前へ進んで相手に近づいて行くしかできません。お互いに間合いをつめていきます。

こうして、お互いに充分に近づいて必殺の間合いに入ったら、攻撃します。攻撃も移動と一緒でカードを1枚出します。ちょっきり相手までの距離と同じ数字のカードを出すことができたら攻撃成功です。
基本ルールでは、攻撃をしたらゲーム終了で、攻撃をした方が勝利します。

つまりどうなるかというと、カードの最大値が「5」なので、「5」の間合いに入らないように、動こうとします。そうすると、コマが離れたところをヒョコヒョコと移動しているだけになるように感じるかも知れません。
でも、攻撃が決まらないまま山札がつきてしまったときもゲーム終了で、その時には、スタート位置から出来るだけ前に出ている方が勝利します。
また、あまり後に逃げてばかりいると、相手に端に追い詰められしまうこともあります。自分の手羽で移動できる手札がない場合は負けてしまいます。
こうやって、先に5勝した方が勝利します。

まずは、1回戦目。
まあ、ルール説明ということもあるので、不用意に相手の間合いに飛び込んでみる。

「ここで、3出せたら攻撃終了やで」

「3!」

ということで、取りあえず一敗。

2回戦目。
今度は、アミーゴちゃんが果敢に攻めてくるけど、わたしにちょっきりのカードがない。安全を見て、カードがない場合はバックばかりしていたら、後に追い詰められて移動不可に。
2敗目。

このあたりで、慣れてきただろうということで、次は、標準ルールであるパリイのルールを付け足します。
今までは、攻撃は必ず受けてしまっていたのですが、このパリイのルールが入ることで、相手の攻撃を防御することができる様になります。
パリイの方法は、相手が攻撃で出したカードと同じ数字のカードを出すことです。そうすると、相手の剣をなぎ払ったことになり、さらに連続でカードを出して動くことができます。
もしここで、さらに同じ数字のカードをもっていたら、パリイから連続で相手に攻撃して反撃することもできます。
その他、標準ルールには、カードを複数枚出して攻撃する方法とそれを防御する方法もあるのですが、そっちは、後で追加することにして、取りあえず、このパリイのルールを追加しました。
このときに、

「同じカードは5枚しかないよ」

ということを伝えておきます。ここからは、カードの枚数は重要です。

3回戦目。
さて、このルールが追加されると、お互いに間合いに入らないように後に下がっていくだけではなくて、積極的に相手の懐に入っていくという作戦もでてきて楽しいです。(もっとも、アミーゴちゃん、けっこう、このルールなくても懐に突っ込んでいましたが)

「3」のカードを2枚持って、わざと間合いが「3」の場所に突っ込んでいきます。
すると、アミーゴちゃんが「3」で攻撃。
すかさず、こっちも「3」でパリイ。そして、そのまま「3」で攻撃。
取りあえず、1勝。

4回戦目。
アミーゴちゃんは、割と小さい数字からスタートして、大きな数字は残す感じでプレイしていました。わたしは、どっちかというと最初大きな数字で間合いをつめていって、小さい数で攻撃する感じです。
またまた反撃で勝利して、りん、2勝目。同点。

5回戦目。
さすがに、りんが飛び込んでいくところに素直に攻撃をしたら負けるということに、気がついたみたいです。
間合いに飛び込んだら、攻撃せずに後に下がったり、反撃に反撃を返してきたりします。
我慢できなくなって近づいて来たところを、攻撃、反撃、攻撃で倒す。
3勝目。

「ここで、さらに難しいルールを」

というと、

「えー、イヤだー」

というので、このままプレイ。できら、移動攻撃のルールまでいきたかったけど、まあ、このルールだけでも充分おもしろいので、これでいいか。たしか、「デュエル」のルールはここまででした。

6回戦目。
間合いに飛び込んだわたしに、アミーゴちゃんの攻撃。りんの反撃。その攻撃にアミーゴちゃんの反撃が決まって、ご満悦
アミーゴちゃん3勝目。またまた、同点。

7戦目。
お互いに様子を見合っていましたが、下がりすぎたりんがカードを出せなくなって負け。
アミーゴちゃん4勝目。なかなかのシーソーゲーム。そして、アミーゴちゃん、リーチ。

8戦目。
後がないわたし。
今度は、アミーゴちゃんを追い詰めてカードを出せなくして勝利。
4勝目。りんも、リーチ。

実は、けっこうあっさり勝つのではないかと思っていたので(最初の1敗は、ハンデぐらいの気持ちで)、まさかの最終戦。

ラストは、割とあっさりとわたしの攻撃で勝負がつきました。

次は、複数枚のカードを出して攻撃のルールと移動攻撃のルールを入れて遊んでみたいですね。

ライナー・クニツィア,Reiner Knizia
ニュー ゲームズ オーダー
発売日 :