アーサー・コナン・ドイル,日暮雅通,読書Arthur Conan Doyle,コナン・ドイル,シャーロック・ホームズ,シャーロック・ホームズの回想,光文社,光文社文庫,新訳シャーロック・ホームズ全集

シャーロック・ホームズの回想 新訳シャーロック・ホームズ全集

1年に1冊ぐらいずつ読んでるシャーロック・ホームズです。

安定したおもしろさがありますねぇ。

なんか、思っていた以上に、ホームズとワトソンは、仲良しですね。ちょっと、ホームズは、ワトソンをバカにしているところがあるのかと思っていたけど、ホームズの方が、ワトソンのことを好きなんだとなんか伝わってきました。ラブラブだ。いや、変な意味ではなくね。

最後の事件は、続きがあると知っているのに、しんみりします。コナン・ドイル自身は、続編なしのこれで終わりって思っていたので、ちょっとは、しんみりしたのかなぁ。
でも、モリアーティ教授は、どんな犯罪をおかしたのかは、さっぱりわかんないですねぇ。

アーサー・コナン・ドイル,日暮雅通,読書Arthur Conan Doyle,コナン・ドイル,シャーロック・ホームズ,シャーロック・ホームズの冒険,光文社,光文社文庫,子ども,新訳シャーロック・ホームズ全集

シャーロック・ホームズの冒険 新訳シャーロック・ホームズ全集

初短編集です。
おもしろいわ、コレ。

以前(30年ぐらい前か……)よりも、おもしろく感じます。これは、子どもの読み物ではないな(笑)

解説には、ホームズとワトソンの怪しい関係について書かれているのだけれど、わたしは、なによりもこの2人の健全さに感動してしまいます。

江戸川乱歩,読書アガサ・クリスティー,コナン・ドイル,ハードボイルド,マンガ,ミステリー,京極 夏彦,光文社,光文社文庫,夢枕 獏,妖怪

鬼の言葉 江戸川乱歩全集25

江戸川 乱歩も、新井 素子も、夢枕 獏も、本やマンガ好きな人が、本やマンガについて語っているのを読むのは、とっても楽しいです。

この本の内容、兄貴から聞いた話がけっこうるような……。
しかし、兄貴は、こんな本、読んでいたのだろうか。
一時期、ミステリーにこっていたことがあって、あの人、わりとこういう外壁(というか理論)から埋めていくようなことをするので、読んでいたのかもしれませんねぇ。

で、兄貴は、ミステリーというよりは、ハードボイルドな小説に向かっていって、その頃のりんは、SFに向かっていって、純粋な推理小説からは、離れていったのであった。

最近は、ちょっと自分的には、ミステリーのブームです。
アガサ・クリスティー、乱歩を今更読んでいますし、コナン・ドイルも、読み返し中。
そしてなによりも、日本のミステリーも、ちょっと読んでいます。本格推理ものは、けっこう少ないですけどね。でも、京極 夏彦の妖怪シリーズなんかは、江戸川 乱歩に読ませてあげたいです。

どんな感想を書くか、ドキドキします。

アーサー・コナン・ドイル,日暮雅通,読書コナン・ドイル,シャーロック・ホームズ,光文社,光文社文庫,四つの署名,新訳シャーロック・ホームズ全集,緋色の研究

四つの署名 新訳シャーロック・ホームズ全集

ハドスンさんが、トレイの上に依頼人の名刺をのせて運んでくる。

憂いを秘めた依頼人。

ホームズとワトスン2人のやりとり。

ロマンス。

読んでいて、シャーロック・ホームズの好きな要素が、全部この「四つの署名」に入っていることが判明しました。

昔は、確か「バスカヴィル家の犬」が、最高に面白いと思っていたんです。
短編は、あんまり好きでなかったので。
でも、多分、この本があったから、後に続くシャーロック・ホームズのシリーズを読む気になったんだろうなぁと思います。
「緋色の研究」は、わけわかってなかったですしね。

ラストシーンが大好きでした。宝探しの1番最後のところ、ワトスンの告白のところですね。
今読んでみると、そのシーンで終わったと思っていましたが、「解決編」がちょっとついていましたが。
今回、その印象が、初めて読んだ小学生高学年から中学生ぐらいのときと変わってなかったのが、けっこううれしかったです。

アーサー・コナン・ドイル,日暮雅通,読書アガサ・クリスティー,コナン・ドイル,シャーロック・ホームズ,光文社,光文社文庫,四つの署名,学校,推理小説,新潮文庫,新訳シャーロック・ホームズ全集

緋色の研究 新訳シャーロック・ホームズ全集

シャーロック・ホームズの第1作目です。

実は、シャーロック・ホームズのシリーズは、兄貴の影響で小学校高学年ぐらいから中学生ぐらいの年齢のときに新潮文庫で一通り読んでます。その後、高校か大学時代に、もう1回読み直しているような気もするのですが……。読んでないかな?
たしか、新潮文庫のシャーロック・ホームズのシリーズしか、文庫本ですべてのシャーロック・ホームズ物が読めるのがなかったのではないかと思います。あやふやな記憶ですが、特に、「シャーロック・ホームズの事件簿」とか「最後の挨拶」なんかは、あんまり他の文庫には入っていなかったようです。
あと、新潮文庫のシャーロック・ホームズは、訳がいいと有名だったようです。

最近、アガサ・クリスティーや、江戸川 乱歩を読むようになって、こういう古典的な推理小説はいいよなぁと思って、シャーロック・ホームズも再読しようと思っていました。
ちょうど、光文社で新訳が出たということで、新潮文庫版は読んだことあるので、こっちの方を読んでみようということで、読み始めました。
現在、6巻まで出ていて全9巻。人気のあるのから出しているので、あと3巻ちゃんと出るのかどうかは、若干、心配していますが(笑)

さて、1回読んだことのあるはずの「緋色の研究」です。
2部構成の物語で、第1部でシャーロック・ホームズとワトスンの出会いがかたられて、第2部で犯罪の真相が過去にさかのぼって語られます。

第1部は、けっこう覚えていました。あのいきなりのラストも。
それで、第2部で、謎解きが…というのも覚えていたのですが、第2部の内容は、まったく、まるっきり、全然覚えていませんでした。
というか、多分、これを読んだとき、ストーリー、絶対理解できていなかったと思います。

なんとなく、名探偵な雰囲気だけで読んでいたようです。

えーと、そういえば、長編でまともにストーリーが話せるのって、「バスカヴィル家の犬」だけかも。理解できているのは、それだけではないだろうか……。

いや、その分、はじめて読んだかのように楽しめました。
ホームズ好きだわ。

次は、「四つの署名」ですね。
「四つの署名」は、ラスト・シーンが、すごい好きなんです。