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ブリュージュ

購入したけれど、やってないゲームあるぞということで、「ブリュージュ」です。
「ブルッヘ」という題でも流通していたようですが、ゲームハウスにあるのは、アークライトの完全日本語版です。いや、あれ??ただの「日本語版」です。
「ブルッヘ」も、「ブリュージュ」も、同じ街の名前だそうです。「ベニス」と「ヴェニス」みたいなものかな。

前の湖畔のゲーム会で、「春秋戦国」を遊んぶ前に、ちょうど、「ブリュージュ」のルールブックを読んでいて、能力のあるカードを城に突っ込んで特殊能力を使うところや、カードに複数の使い方があるところとか、ちょっと似てるとか思っていましたが、やってみたら、似た感じのところは少なかったです。

というか、「ブリュージュ」の方は、1つま城の中に複数の能力カードを突っ込むことはできません。そういう意味では、どっちかというと、「銀杏都市」の方が「春秋戦国」に似た感じでした。

和邇乃児さんが、1度遊んだことがあるということで、インストをお願いする。(ルールブック読んでいたのではないのか??)

「でも、あんまり覚えていないなぁ……。そんなに難しかった感じはないけどなぁ」

ということで、ルールブックを確認しながら、インストしていただきました。

ブリュージュの街をいろんな人の力を借りて発展させていくゲームです。

まずは、手札にするカードを山から引きます。カードは、ユニークカードが160枚ぐらいあります。

カードの表には、ブリュージュの街を発展していくのに協力してくれるいろいろなキャラクターがかかれています。このカードは、5種類の色で分類されています。
カードの裏は、表と同じ5種類の色で、お城の絵がかかれています。

まずは、得点表示用のコマを得点トラックの5点のところに置きます。

ザワザワ。
「5点スタートということは、得点、減ることもあるんだ……」

このカードがふた山に分けられて、カードホルダーに裏向きに入っています。この2つの山のどちらを選んで1枚ずつ、手札が5枚になるまで補充します。
1枚ずつ、どっちの山から手札にするのか山の1番上のカードを見てきめていきます。つまり、引く時に、2つの山からやまのどっちのカードを引くかを選べます。欲しい方の色のカードを取っていく感じです。

全員が手札を用意できたら、スタートプレーヤーは、5つのサイコロを振ります。サイコロも、カードと同じく5色あります。
サイコロの「5」と「6」の目が出ると、全員が、その目のサイコロと同じ色の脅威マーカーを受け取ります。これは、3枚集まると、即座に災害が起こってペナルティが襲いかかってくるという恐ろしいチップです。
初期の得点が5点だったのは、この災害で得点が減る可能性があるということです。

その後、街に投資して名声を上げることができます。
ここで、投資する額は、サイコロで「1」か「2」がでたサイコロの出目の合計です。投資をすることで、名声を1つだけ上げることが出来ます。
ただし、「1」か「2」の目が何も出ていないときは、誰もこの名声を上げることが出来ません。

ここまでは、全員の処理で、ここから、スタートプレーヤーからの手番となります。
各プレーヤーはカード1枚をプレイして、6つのアクションから1つを選びます。
6つのアクションは、

  • ワーカーを得る
  • 収入を得る
  • 脅威マーカーを取り除く
  • 家を建てる
  • 建てた家へ人物を配置する
  • 運河を建築する

まず、収入を得るは、カードを1枚プレイして、そのカードと同じ色のサイコロの出目分だけ、お金をもらうことが出来ます。
最高6金。最低1金。

ワーカーを得るは、カードを1枚ぷレイして、カードと同じ色のワーカーを2こもらいます。これは、必ず2こもらえます。このゲーム、ワーカーも5色に分かれていて、なにかをする時には、対応する色のワーカーが必要らなります。

脅威マーカーを取り除くは、カードを1枚プレイして、カードと同じ色の脅威マーカーを1枚取り除くことが出来ます。もらう時は、全員一緒にもらう脅威マーカーですが、こうやって除去することによって、数が変わってきて、災害を受けるタイミングが変わってきます。
脅威マーカーが貯まっているということは、その色のサイコロが大きな出目だったということなので、お金にするか、除去に使うかは、ちょっと迷います。

家を建てるときは、建てる家と同じ色のワーカーを1つ消費します。そして、カードを裏向けにして自分の前に並べます。カードの裏側には家がかかれています。
家は、ゲーム終了時に1点になります。

建てた家に人物を配置するのには、お金がかかります。必要なお金は、カードにかかれています。お金を払って、自分の前の空き家の上に人物カードを配置します。人物カードは、それぞれ、別々の能力を持っています。160種類ぐらい。大きく分けると、4つぐらいに分けられます。
1つ目は、インスタント。出した時だけ能力を発揮するカードです。
2つ目は、パーマメント。出した時から、自動的にずっと効果を発揮するカードです。
3つ目は、発動型。1ラウンドに1回だけ使えるカードです。発動するのにワーカーを払うなどのコストが必要なものもあります。
4つ目は、得点型。終了時に、条件に応じてボーナスで得点が入ります。
また、人物カードは、それぞれに得点を持っていて、ゲーム終了時にその分の得点がプラスされます。

最後の運河を建築するは、ボードゲーム上の自分の運河の場所に、順番に運河タイルを配置していきます。配置するには、ボードで示された色のカードとお金が必要です。最初の設営は安価ですが、だんだんと高コストになっていきます。
すべての運河タイルを建築することが出来れば、最終得点ボーナスのチップを得ることが出来ます。このチップは、早く取ったプレレーヤーほど高得点になっています。

あと、ゲーム中のどこかの時点で、名声、雇用した人物の数、建築した運河の数が単独1位になったら、それぞれのボーナスチップを表向けにすることが出来て、そこにかかれた得点がボーナスとなります。これは、後から1位になったとしても、ボーナスはそのまま残ります。

このカードプレイを4ターン繰り返したら1ラウンド終了で、また、手札補充に入ります。
2つのカードホルダーのどちらかが切れたら、ゲーム終了になります。

まあ、160枚のユニークカードに、どんな能力があるかとか、人物カードの得点はどれぐらいが相場なのかとかは、カード同士の組み合わせによってどんなことが起こるかとかは、とにかくやってみないとわからないです。
多分、1回目は、お試しっぽくなるかなぁと思います。

最初は、手札のドロー。
うーん、やっぱり色が被らないようにドローするのが基本かなぁとか言いながら、ドローしていきます。
なんせ、特に最初は、なんの情報もありませんからねぇ。

最初わかりやすいのは、単独1位ボーナスです。まあ、最初にとって置いた方が取りやすそうですからねぇ。
わたしとでこねぇさんは、取りあえず名誉トラックを上げていきます。これは、どっちかが意地の張り合いをやめるまで、続く。
わたしは、ラウンドに運河を作って、単独1位ボーナスをもらいます。
和邇乃児さんは、それには乗らない形で、まず、家を建てて人物の数の単独1位ボーナスを狙います。

サイコロの大きな目で、お金を補充して。わたしも家を建てたいけれど、うーん、ワーカーが足りない。
なんか、運河の建築にも、家を建てるのにも同じ色のワーカーが必要な状況になってしまいます。

その間に、和邇乃児さんは、どんどん人物カードを出していきます。強そうだったのは、家を1つ建てれば、対応する色の脅威マーカーを1枚減らせるという人物です。

わたしは、けっこうバランス良くいろいろなことに手を伸ばしていたので、災害が怖い。2つ貯まった災害はチップは、地味にチマチマと手番を使って取り除いていました。

災害なんて、全く気にせず貯めまくっていたのが、でこねぇさん。バンバン、堤防を建築していって、あっという間に追いつかれました。
雇用する人物カードでも、堤防関係のカードを出していました。
そして、災害の被害を2回ぐらい受けながら(それでも、2回ぐらいしかうけてないからなぁ)、堤防をすべて完成させていました。

後半戦では、サイコロの「1」、「2」の目が全く出ずに、名誉トラックで、わたしもでこねぇさんも、立ち往生。結局、この単独1位ボーナスは、誰も貰えない共倒れでした。
後半、明らかにでこねぇさんが、ラウンドスタート時にお金がないときがあったのに……。

わたしは、赤のコマを使う発動型の人物を雇って、他の色のコマを赤のコマを産み出す発動型の人物も雇ってと、なんとかコンボが動くようにしたのですが、遅すぎました。

ゲーム終了。
でこねぇさんが、運河全部建築して、さらに、運河で追加ボーナスを貰える人物を雇って、すべてが絡みあっている感じでした。

結果、でこねぇさん42点、和邇之児さん42点の同点。
同点の場合は、お金の多い方が勝利。

1位和邇之児さん、42と2金。2位こねぇさん、42点。3位りん、36点。

うーん、このゲーム、最初に使える人物カードを見極めて、出すのが大事かも。そこで得意なことに特化して、手数を減らしていく方がよさそうな感じです。

ちょっと、どんなカードがあるかもわかったので、またやりたいです。
これ、2人でも、そんなに変わらない感じでプレイできそうですねぇ。
ただ、それでも、カードの引き運は強そうな感じのゲームではあります。

シュテファン・フェルト,Stefan Feld
アークライト
発売日 : 2014-12-20

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枯山水

枯山水
2005年1月31日(土)。
たまっていた2014年のレポートも書き終えた丁度よい時期に、2015年初めての湖畔のゲーム会がありました。
前回が、12月下旬でしたので、1カ月ぶりぐらいです。

ゲームハウスでは、12月から始まった購入ラッシュが続いております。新年開けてから、今日で既に8個の新たなゲームが到着しております。
2015年中に千の大台に乗せるという計画を、でこねぇさんは、着々と進めおられるようです。

ということで、我が家に新たに来た新作ゲームから。
まずは、「枯山水」。

「枯山水」は、2014年後半で1番話題のゲームだったのではないでしょうか?
東京ドイツゲーム賞の大賞作であり、なによりも、その渋いテーマと素晴らしいコンポーネントで目を引くゲームです。
特に、あの石が素晴らしいですよねぇ。

でこねぇさんは、2013年には、あんまり興味を示しておられませんでしたが、年末に京の勉強会に参加してプレイさせていただいた後は、

「欲しい…。欲しい…」

となってなっておりました。
まあ、確かに一見の価値のある、コレクター心を擽るゲームです。

ただ、ちょっと手に入れるのは大変です。
石は、メーカーの人が1つ1つ手で色を塗っているそうな。そのため、けっこう1回1回の生産数が少ないようです。
未だに、店で売りに出されても、1時間後には売り切れになっているという瞬殺ゲームです。
メーカーから「ショップに出荷した」という情報がツィッターに流れたら、次の日ぐらいから、ショップのページに張り付かないといけない(笑)

12月にも1回か2回、出荷されるタイミングがあったのですが、その時は購入できず。1月になって、やっと手に入れることができました。
2月下旬にも、出荷されるそうですので、欲しい方はご注意を!!

このゲーム大好きということで、でこねぇさんが担当して、インスト。

個人ボードに、枯山水の庭を造っていくゲームです。砂の紋様や苔がかかれたタイルを並べて、その上にいろんな種類の石を置いて、素敵な枯山水の庭を造っていきます。
最終的に、庭のでき具合によって、得点が決まります。途中経過での得点というのは一切なくて、本当に、ほぼ庭のでき具合で得点が決まるという、なんというか潔いゲームです。

最初、各プレーヤーは、カードを2枚配られます。名庭園カードと作庭家カードです。
名庭園カードは、日本の名庭園がかかれています。1これは、一種のお題カードで、そのお題の通りに石を配置した場合、終了時にボーナス得点が入ります。
また、作庭家カードは、枯山水を作った有名人たちのカードです。((多分。1人も知らんがな……。))こっちは、ゲーム中に1回だけ自分だけが使える特殊能力がついています。

自分の手番は2つのフェーズからできています。各フェーズできることから1つを選びます。

1つ目のフェーズでは、まずは、タイルを1枚引きます。
このタイルが、庭の模様のタイルで、いろいろな種類のタイルがあります。大きく分けると、苔のあるタイルと苔のない砂の模様だけのタイルがあります。
このタイルを自分の個人ボードに配置していって、自分の好みの庭を作っていくわけです。まあ、引き運もありますので、なかなか思い通りにはいかないのですけどね。
引いたタイルは、「自分の庭に配置する」以外に、「保管する」、「捨てる」、「他のプレーヤーに譲渡する」ことができます。

自分の庭に配置する場合は、最初の1枚はボードの左上隅か左下隅から。これまでに置いたタイルがある場合は、そのタイルに辺が接するように配置していきます。タイルは長方形で、横長に置かなければなりません。天地が逆さまに置いてもかまいません。配置の制限はそれだけで、別段、模様が繋がらなくても置くことができます。ただし、出来る限り、模様が繋がるような美しい配置をした方が高得点になります。

引いたタイルをすぐに配置したくない場合は、「保管」するか、「廃棄」するか、「他のプレーヤーに譲渡」します。
「保管」する場合は、そのタイルを自分のボードの右下の仮置き場に置きます。ただし、保管できるのは1枚だけです。そして、1度保管したタイルはもう廃棄や譲渡をすることができなくなります。
「廃棄」する場合は、そのカードをゲームから取り除きます。ただし、廃棄するためには、「徳」を1段階捨てなければなりません。「徳」と言うのがなにかというのは置いといて、まあ、せっかく運命的に巡り会ったタイルを捨てちゃうなんていうことは、あんまりいい行為ではないということなのでしょう。ちなみに、徳がないと廃棄することもできないです。
「譲渡」は、交渉が成立すれば、他のプレーヤーにタイルを渡します。譲渡を受けたプレーヤーは、直ちにそのタイルを配置しなければなりません。譲渡をすると、「徳」が2段階アップします。人に譲ると徳を積んだことになるわけです。

2つ目のフェーズは、「座禅」、「石を置く」、「禅僧ゴマの移動」、「カードの使用」の4つの内から1つ選びます。
「座禅」をすると、徳が1段階アップします。精神を磨いて徳を積むのです。
「石を置く」は、自分の個人ボードに石を置くことができます。石は、いろいろな種類にわかれていて、石ごとに得るのに必要な「徳」のレベルが決まっています。例えば、超いい感じの船石2なら、徳が7レベル以上必要みたいな感じです。つまり、「徳」というのは、いい石を得るための能力値みたいなものです。でも、1度石を配置すると、なぜか、徳は0に戻ってしまいます。精神力を使い果たしてしまうのか?3実は、石を持ってくるにはものすごい負担を人に強いている4のかもしれません。石は、基本的に上下左右で連続しておくことができません。でも、苔のあるタイルが並んでいる場合のみ例外として連続して置くことができるようになります。
石は、禅僧ゴマのいる縦列のタイルの上にしか配置できません。ただし、徳がマックスの場合は、フォースの力で禅僧ゴマを気にせずに、好きなところに配置することができます。ちょうど禅僧コマがいるタイルの上に石を配置した場合は、禅僧ゴマを上下左右に自動で1歩動かすことができます。
「禅僧ゴマの移動」を選ぶと、自分の禅僧ゴマを上下左右に1歩動かすことができます。
「カードの使用」は、最初に1枚配られていた作庭家カードをプレイして効果を得ます。

こうやって、タイルを配置したり、禅僧ゴマを動かして石を配置したりして、自分だけの一期一会なお庭を造っていくわけですが、ここにもう1つ、徳の効果があります。それが、「強奪」。
強奪ですので、当然、徳は減ります。これは、譲渡の全く逆。手番のプレーヤーがタイルを置こうとした瞬間に、徳を2減らして、

「それをよこせ!!」

と奪っていってしまうのです。恐ろしい。もう、欲しいタイルがあれば、徳なんていってられない。無理矢理、持って行って自分の個人ボードに置いてしまいます。

……なんて、わがまま。非道……。
まあ、言葉は「強奪」なんて泥棒的ですが、おそらく、今まで貯めてきた「徳」を使って、ものすごい威圧しているのではないかと……。

こうして、誰かの個人ボードのタイルがすべて埋まれば、ゲームを終了に向かいます。
タイルが埋まったプレーヤーは、もう、フェイズ1のアクションも、譲渡してもらうことも、強奪もできません。5
そして、全員のタイルが埋まったら、ゲーム終了です。

得点は、けっこうややこしいです。
石の置き方で、得点があります。対角線に置いたり、桂馬に置いたり、決められた種類の石を決められた場所や、配置で置いたり。
いろんな種類の石を使うとボーナスがあります。
タイルでボーナスがあります。渦の模様を造っていたらとか、苔のないタイルがつくる長方形の大きさとか。あと苔のついているタイルはそのままで2点だとか。タイルの紋様が繋がっていないところは、マイナス2点だとか。
残った徳は、1レベル1点。
そこに、名庭園カードの得点をあわせて、合計点が多い人の勝ちになります。

さて、カードを配られてゲームスターとです。
わたしに来たカードは、名庭園カード龍源院と作庭家カード雪舟です。

龍源院のカードは、達成したら11点。名庭園カードは、10点から15点までのカードがランダムに配られます。まぁ、得点が低い方が達成できやすくなっているはず……。なのですが、このお題、いきなり、石が連続して並んでいるんですけども。
ということは、左から1番列の中央と左から2番目列の中央には、必ずタイルを置かないといけない。

実は、苔のあるタイルっていうのは、けっこう貴重品です。
早い時点で出てきてくれればいいのですが……。なんか、前回、京の勉強会でやらせていただいたとき、わたしの庭、苔が2つ位しかなかった記憶が。不安が頭をよぎります。
お題で置く石は3つ。2つが左に寄っていて、もう1つは、1番右です。おそらく、禅僧ゴマの移動であっちに行ったりこっちに行ったりのロスをしていたら置けなくなります。そうすると、左側の石から配置したい感じなのですが、これが、苔のタイルが配置できない限り石が置けません。

1ターン目。なぜか、全員苔入りタイルを引きます。今だけは、いらん感じ。最初のタイルは、左端の列の1番上の段か1番下の段にしか置けません。置きたいのは、2段目なんだよ~。

とりあえず、左上に配置。座禅を組んで待ちます。徳はどんどん積み上げられていきますが、そもそも、お題で最初に置かなければならない石は星マークです。これ、どんな石でもいい。高い石を置くのはもったいない。

業を煮やして、「雪舟」のカードを使用。雪舟は、タイルを3枚めくって、そのうち1枚を配置、残り2枚はペナルティ無しで廃棄できるという能力を持っています。

「雪舟、キミに決めた!!」

ここで一句。

雪舟で 3枚めくって 苔は無し

だれも、苔タイルが出ないので、強奪もできないまま進みます。紋様は、なんとか繋がっているけれど、石がまったく置けません。無駄に徳だけが貯まっていきます。

左1列目の1番上は、苔のあるタイルです。ここから、右にタイルが並んでいます。今、石を置けるのはこの苔のあるタイルの上だけです。そして、この下に置くタイルは、苔があるタイルのはずですから、連続していても問題ない。うーん、徳がもったいないから、今回、苔が出なければ、石を置くかぁ。1番上の段に立石(小)、立石(大)、立石(小)と置くと三尊石ボーナスで15点も貰える。そして、お題では、1番右に置く石は、ちょうど1番上の段1番右の列に立石(大)を置くと、お題とかぶせることができます。6

さらに、タイルをペラッ。やっぱり、苔はない。

「石を置きます」

徳が0に。

さらに、一句。

強奪が 出来ない時だけ 苔タイル

と、次の瞬間から、みんななぜか、苔タイルを引き始めるという……。
まあなんというか、ひどい。

それでも、なんとか1枚苔が出て、臥石を苔の上に配置。臥石は、縦列中央に置くと3点になるらしい。縦の2段目中央に配置しておけば、無駄になることはないかぁ。

1番、苔をタイルを持っているのは、和邇乃児さん。でこねぇさんも、それなりに。わたしだけが、2枚だけ。

「苔でろ、苔でろ」

やっとでました。苔。しかも、前に配置してある左列2段目中央にぴったり合致する形です。
あぁ、やっとゲームが進められる……。

「それ、強奪します」

和邇乃児さんに、あっさり強奪されました。
ここから、和邇乃児さんが、強奪の嵐。苔ありまくり。そして、タイルを置ききります。あとは、石を置くだけ。

わたし、まだ石2こしか置いていないです。そして、点数を取れる形にまったくなっていません。大体、最初の1個目の石を配置した時に、2番目に置く下にタイルが配置されていなかった(苔タイルを獲得できていなかったため)ので、禅僧ゴマを動かすのに1手番使わなければならなかったりして、けっこう出遅れております。

でこねぇさんも、タイル置き完了。
こうなると、わたしは、後、引いたタイルを配置していくだけです。譲渡して徳を一気に上げることもできないのできません。
タイルは埋まっていくだけですので、終わりまでのターンはだいたい読めてきます。そうすると、置ける石の数も見えてきます。あと、高いの1つか安いの2つぐらいしか置けません。
もちろん、廃棄はできるのですが、そうすると徳を消費してしまいます。
他のプレーヤーは、あとは徳を貯めて石を置くだけですから、そうすると相手に時間を与えてしまうだけになってしまいます。

置いてある石は、左側の2つだけ。

………詰んだ。

しかも、最後になって、無駄な繋がらない苔タイルが連続で2枚も出てきます。

結局、立石(小)をフォースの力で1番右端上に設置して、ゲームお題カードだけをクリアして、ゲーム終了でした。

得点計算。

「縦列の中央に臥石置いているから3点。」

「それ、中央じゃないよ」

えっ?
縦列の中央ではなくて、中央の縦列で、中央の縦列っていうのは、縦の真ん中つまり、上から2段目のことではなくて、横並びの真ん中のことなんだそうです。

「はぁ~、意味、わからへん」

さらに、結局、最初に置いたは立石(小)は、三尊石ボーナスにはならず無駄になりました。7

1位でこねぇさん、43点。2位和邇乃児さん、40点。3位りん、30点。

うーん。苦手。
まあ、配置ルールの勘違いは、多分、わたしが悪かったとして、それでも、得点になる石の配置がいろいろあって、良くわからない。
良くわからないというよりは、思ったよりも、複数の組み合わせはできないと考えないといけないのかもしれません。
いろいろあるから、いろいろできるような気になるけど、配置できる石の数って、もちろん石の価値の高さや、譲渡し合っているかによっても変わるけど、5つできたらけっこう多い。3つぐらいと考えていた方がいいのかも。
それを思っていないと、なんにもできなかいままに終わった感じになります。

なんか、若干、名庭園カードとか、作庭家カードとかの強さの差も気になります。
わたしが名庭園カードを見てたら、なんかお題をクリアしただけで桂馬置きボーナスが達成されるカードがあったりします。これ、15点になっているけど、実質クリアしたら自動的に20点取れることなります。こういうカードは、15点ではなくて、20点として調整されているのかなぁ……。達成自体が、難しいカードなのかなぁ。
あと、作庭家カードも、今回の雪舟は、使える方の能力だと思うのですが(引きが悪くて役に立ってませんでしたが)、「賢庭」なんて、メチャクチャ強い気がします。この人がいたら、最後に無駄になった石を動かして、無理矢理、対角線や桂馬が作れます。

うーん。まあ、最初は確かに、人が苔タイルを引くまでは、徳を0にするべきではなかったんだろうとか、日本語を誤解しないとか、だいたい置ける石の数を考えて計画するとか、もう1回やったときに直すべき点はいろいろあります。
でも、それでも、引きというコントロール不能な部分が大きい。
いや、もっと雰囲気を楽しむゲームなのかなぁ。
でも、自分が計画通りの思い描いた形の庭が造れたら、楽しいかもとは思うのですが……。

作庭の道は、1日にしてならずじゃ。

最後に一句。

美しさ 追求する者 業深く

追記。

なぜか、うちの枯山水は、立石(大)と立石(小)の裏についているマークが、全部、立石(小)のものでした。

山田 空太
ニュー ゲームズ オーダー
発売日 :
  1. 多分…。見たことあるようなのもあります。 []
  2. という石の種類があるらしい []
  3. 超能力で、石を動かして庭まで持ってくる説。 []
  4. 奴隷が石を運んでいる説。 []
  5. スペースがないですから。 []
  6. と思っていましたが、今、ルールを確認すると三尊石ボーナスは、1番上の段に連続して置かないといけないのでした。完全に、勘違いをしておりました。 []
  7. まあ、これも連続でなくつくって「はぁ~」となった可能性大です。 []

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カヴェルナ

カヴェルナ
年の瀬の12月29日(月)。
2014年最後の湖畔のゲーム会が、ゲームハウスで行われました。
メンバーは、いつもの3人です。

実は、年末は、毎年けっこうゲーム購入ラッシュな時期です。ゲームマーケットが終わって、その年のエッセンの話題作が日本に入ってくるのがこの時期なのだと思います。
あと、各社、クリスマス商戦ということもあってか、このところ話題作の日本語版のラッシュでした。

ということで、今回は、新作祭です。

まずは、ウヴェ・ローゼンベルクの1番の話題作。「アグリコラ」の正当な後継ゲームである「カヴェルナ」です。

デカい!!箱が!
「アグリコラ」も、大概、いっぱい詰まっているゲームでしたが、「カヴェルナ」はそれ以上です。だいたいにして、箱が置く棚が困るぐらいに分厚いです。
そこにぎっしり、コマやボードなんかが入っています。

他の方のブログなんかでも紹介されていますが、ものが多くて、けっこうタイル抜きとかも大変です。

大概のゲームは、購入後に、タイルを抜いたりコマを小袋に小分けしたりした後、ルールを読みながら、ちょっとコマをやタイルを1人で並べてみるということをするのですが、並べるだけでも大概の時間がかかりました。

やりながら思いました。

「だれか、これを止める人がいなかったのか??」

これは「アルルの丘」を購入して、それを並べているときにも思いました。

「ウヴェ様、やりたい放題!!」

「カヴェルナ」は、並べ後、ルールを見ながらでこねぇさんにインストしたら、アクション・スペースの説明で、だいぶ切れられました(笑)

「も~、見たらわかるんと違うん!!」

「まあでも、わたしも違いがあるかどうかわからないので、1つずつ……」

まあ、1回目はテストプレイというか手探りなので、仕方ないです。
それでも、大きなプレイミスがなかったのは、やっぱり、「アグリコラ」という偉大なゲームが前提になっているからですね。

前回2人プレイのときは、初心者モードということで、部屋少ないバージョンでやりました。
まあそういう体験があって、今回は2回目ということで、インストも、だいぶコンパクトに……。なるはず……。

えーと、個人ボードをもって、アクションスペースのためのボードをならべて、資源置き場をつくって、それにさらに部屋置き場のためのボードを4枚。その4枚のボードの上に、50種類ぐらいの部屋タイルを並べます……本当に、ウヴェ様、やりたい放題だな(笑)
まあ、その準備だけでも、時間的にも、スペース的にも、コンパクトとはいえなかったりしますが……。

気を取り直して。
ドワーフになって、武装して探索したり、畑を耕したり、牧場を作ったり、洞窟を掘って坑道を作ったり、坑床を掘ったりして、得点を稼ぎます。

まずは、大切な収穫の説明。最初の2ラウンドは、収穫がありません。でも、それ以後は、ほぼ毎ラウンド終了ごとに収穫があります。
収穫は、アグリコラと同じ用に、麦・野菜の収穫があって、家族への食糧供給があって、それから、動物の繁殖があります。でも、犬は繁殖しません。
もちろん、家族に食糧供給ができないプレーヤーにはマイナス3点の物乞いカードが待っていますし、産まれたばかりの赤ちゃんドワーフは、食料1つで充分です。
収穫があるアクションスペースの下には、収穫を表すチップが置いてあります。各ラウンドが終わったら、このチップをひっくり返します。このうち3枚は、「?」がかいてあって、これらがめくられてると、「今回は収穫フェイズがまったくなし」とか、「人数分の食料を払って収穫はなし」とか、ちょっとしたイベントが起こります。

「まあ、でも『?』がどろこにあるかわからないんだから、飯の用意はしとかないといけないということだよな…」

まぁ、「収穫フェイズなし」ならば、ラッキーな感じです。
食事は、「アグリコラ」と違って、「かまど」とかなくても、いつでも動物でも麦でも野菜でも食料に変換して食べることが出来ます。その基本的な変換率は、個人ボードの下の方にサマリーがかかれています。
なんと、お金やルビーを払うことでも、食料を得ることができますので、ドワーフたちは実は農夫たちよりも文化的な生活をおくっているのかも。

アクションスペースの説明。でこねぇさんの言うとおり、まあ大体、見たら理解できる感じです。ちょっと、エラッタがあるので、そこは訂正。でも、それも言葉は間違っていますが絵を見たら正しいので、絵に従うようにという話をします。
アグリコラと違って、子どもを増やすアクションスペースは、いつも、必ず同じラウンドに出てきます。いつものように、子どもを増やすためには部屋が必要。今回は、部屋の種類がいろいろあるますが、子どもを増やすのに必要な部屋は、リビングと呼ばれるオレンジ色の部屋です。そして、後半は、このアクションスペースは裏返って、リビングを作ると子どもを増やすが一緒に出来るようになるよという説明。

あと、「アグリコラ」にはない、武装というアクションと探索というスペースがあるので、それの説明。武装は、でこねぇさん大好きなので、主にでこねぇさんが説明(笑)
武装したドワーフだけが、探索に行くことが出来ます。武装できるスペースは、3人戦だと1つだけだったかな。鉱石を払えば、8レベルまでなら払った鉱石の数と同じレベルの武装が出来ます。
探索のアクションスペースには、探索が出来る回数もかいてあって、探索2なら、アクションをするドワーフのレベルまでの探索を2回して効果を得ることが出来ます。例えば、「犬を得る」と「牛を得る」とか。ただし、基本的に1回の探索では、同じ効果を複数回選ぶことが出来ません。
レベルが上がると、できることはだんだん凄くなってきます。たしか、安く部屋を作ったりということもできたと思います。探索4とかに、高レベルの武装ドワーフが入ると、けっこう手番をギュッと圧縮できそうです。
それぞれのレベルでの探索の効果については、個人用にサマリーにかかれています。
ただし、武装ドワーフを使うには制限があって、ワーカーの配置をするときには、レベルの低いものから順番に配置しなければなりません。
もし、武装していないドワーフがいたら、そのドワーフを先に配置してから、レベルの低い順に配置していくことになります。

強いアクションができるワーカーほど、後に出さないといけないというこの制限は、うまく出来ています。
ただし、ルビーを払うと、この順番を無視していきなり武装ドワーフを仕事に出すことが出来ます。

「このゲームねぇ、ルビー大事です」

「ルビー大事、どこかのサイトで読んだような気がする……」

このルビーは、「カヴェルナ」の世界では、けっこう万能のワイルドカード的な資源で、いつでも支払うことで、他の資源やシングルタイルに変換することが出来ます。

個人スペースの説明。洞窟の中と外に分かれているよということ。
洞窟のなかは、掘っていかないといけない。掘った後、新しい部屋を置いたり、鉱床を整備したり。最初に掘ったときに置いたタイルによって、後で部屋になるか、鉱床になるかが変わってくるので、タイル配置の計画は大事です。タイルは、最初にあるエントランスホールから繋がるように置いていきます。
外は、森を開拓して、畑とか、草原とかにします。草原には、あとから柵を置くことが出来ます。また、おなじみの厩もあります。こちらも、タイルを置いていくときは、エントランスから繋がるように置いていきますが、畑は隣あっていなくても大丈夫です。また、森に直接厩を建てることもできます。
どちらのスペースにも、そこにタイルを置けば、ボーナスとして食料やブタが貰えるスペースがあります。

動物の飼い方は、「アグリコラ」とちょっと違うところもあるので、注意が必要です。
まず、犬は家畜でないので、スペースがなくても、何匹でも飼うことが出来ます。
1種類の家畜を柵に1タイル2匹、草原の厩で1匹、エントランスルームには1匹、飼うことが出来ます。また、柵の中に厩があれば、普通の柵の2倍の数まで飼うことが出来ます。これは、「アグリコラ」と同じく基本です。
さらに、動物ごとに飼える場所が追加であります。「ヒツジ」は、犬がいれば、犬の数+1匹まで草原で飼うことが出来ます。「ブタ」は、森に建てられた厩でも1匹飼うことが出来ます。また、「ロバ」は、洞窟の中の1つの鉱床で1匹飼うことが出来ます。

次は、部屋。
まあこれが、「アグリコラ」でいうところの進歩だったり、職業だったりします。
だいたい50種類ぐらい(笑)全部が、ボードにはじめから並んでいて、全部、選択可能。このゲーム1番のウヴェ様やりたい放題ポイント(笑)
まあでもこちらは、「アグリコラ」のカードとは違って、公開情報なので、確認というか共通理解はしやすいです。
でこねぇさんと、2人でテストプレイしたときは、はじめてだったので、部屋の数を抑えてのビギナー用部屋だけ(それでも、30部屋ぐらい並んでいたと思いますが)を使ってプレーしました。

「部屋の種類が多いプロ仕様と少ないビギナー仕様がありますが?」

「では、多い方で」

はい。
まぁ、大事なのは、特別な部屋としてリビングがあるということ。「部屋をつくる」というアクションと「リビングをつくる」というアクションがあって、「部屋をつくる」で「リビングをつくる」ことはできますが、「リビングをつくる」で「部屋をつくる」ことはできません。

部屋は、大体ボードごとに似たような効果のものが整理されてならんでいるのですが、大きく分けれると3つぐらいに分けられます。
1つは、オレンジ色の「リビング」です。「リビング」は、基本的に、人が住む部屋です。この部屋をつくらないと、子どもを増やすことが出来ません。
2つ目は、緑色の「継続効果部屋」です。これを持っていれば、なにかをなにかに変換できたり、何かを作るときに割安になったりします。例えば、家畜や、麦、野菜は、なにもなくても食料に変換できますが、より変換効率をアップしてくれたり、武装したドワーフの武装をすべて外してくれる部屋というのもあります。
3つ目は、黄色の「ボーナス部屋」です。これは、なにかをお金に変換したり、ゲーム終了時の自分の盤面や状況によって、得点になります。例えば、武装しているドワーフ1人につき3点になる部屋などがあります。
この「ボーナス部屋」の組み合わせで大きく得点を狙っていくというところは、「グラスロード」とよく似た感じでしょうか。
ちなみに、同じくウヴェ・ローゼンベルグの「アルルの丘」も、いろいろな効果のある建物を建てていくゲームです。
「フタリコラ」、「グラスロード」、「カヴェルナ」、「アルルの丘」と建物でコンボを考えていく感じは、よく似ています。

ただ、「カヴェルナ」は、得点要素はいっぱいあります。
ワーカー、動物、野菜、ルビー、お金が、1つ1点。
小麦が2つで1点。
自分のボードに置いた、部屋、牧場、鉱床などのそのものの得点。
ボーナス部屋の得点。
何も置いていない自分のボードのスペース1つにつき-1点。
いない動物の種類ごとに-2点。
物乞いカードが1枚-3点。

「アグリコラ」の様にバランス良く農場経営をしていくこともできますが、動物、野菜、ルビーなどの得点に上限がありませんので、ひたすら動物を増やすことに特化した作戦をとることもできそうです。複数の「ボーナス部屋」を集めて、それに最適化した農場をつくっていく作戦も強そうです。

最後に、「アグリコラ」とはちょっと違う部分を繰り返しになるところあるけれど確認。
麦、野菜をまくときは、1種類2つまでしかまけません。
犬は、繁殖しません。
動物、小麦、野菜の得点に上限はありません。
畑と畑ははなれていてもOK。

多分、インストで40分ぐらい。「アグリコラ」経験者じゃなければ、1時間ぐらいかかるかな。

さて、このゲームですが、4人戦だと武装2人、非武装2人の戦いになるだろう、3人が武装コースに向かったり、3人が非武装コースに向かったりすると、少数の作戦の方をとった1人の方が勝つだろう…的なことが、ルールブックにかかれています。
おそらく、ワーカープレイスメントなので、被る作戦を取る人が多い方が不利になるようにバランス調整されているようです。

この前、2人でテストプレイしたときは、ぜひ「カヴェルナ」にしかない武装を味わってみたいということで、2人とも武装ルートでした。多分、より極端に武装に特化したでこねぇさんが勝利していたと思います。
2人なら、どう分かれても1対1て、バランスがとれています。
じゃあ、3人なら??

1人になった方が強いような気がする……。まあ、このあたりは、3人用のアクションが追加されますので、そのあたり、どう転んでも大丈夫のように調整されているようにも思いますが、それでも、独自路線を行った方が得な気がします。

でこねぇさんはきっと、武装でいきたいはず。派手好きだから(笑)和邇乃児さんも、きっと、武装するんじゃないかなぁ。最初は、試してみたいから。
そうすると、わたしは、今回はアグリコラ的な動きで、どれぐらいやれるか試してみよう。

という感じで、様子見。
でこねぇさん、和邇乃児さんは、案の定、武装でいく感じです。

そうこうことで、わたしは、割と「アグリコラ」的な動きで、「子どもを増やす」アクションスペースに向けて、リビングを増設して下準備。「アグリコラ」と違って、いつ、このアクションが出てくるのかが見えているので、タイミングが計りやすいです。
順調に、人を増やしていきます。

食料は、基本の変換にたよるだけでは、厳しそうです。中盤の毎ラウンド収穫になる前に、なにか建物を建てて食料を確保できる体制を取る必要があると思います。
まあそれでも、かまどがなくても調理できるので「アグリコラ」ほどキツキツではありません。
今回は、わたしは、「ビアルーム」を建てました。小麦2つが3金と食料4に変換できます。
でこねぇさんは、「調理場」という「野菜」と「小麦」1セットを食料5に変換する部屋をつくっています。
これは、前回、お互いに逆を建てていて、

「いいな~」

と思っていたのを、今回、建ててみた感じです。
これで、大小麦畑を経営して食料を確保しますが、「野菜」をでこねぇさんに押さえられて取れない。
よく考えたら、これ、お金で購入するという手もあったのですねぇ。つい、「アグリコラ」にないことは忘れがちです。

お金と共に、もう1こ忘れがちなのは、ルビー。
これが、1こで2食料になります。そして、万能の資源です。普段、累積スペースに5食料とか貯まっていたら取りに行くのですが、ルビーが4つだけと、たいしたことないかなぁ……とか感じてしまいます。でも、よく考えたら、これ8食料です。4人分の食料。
しかも、後半の武装組には、重要。取らせてはいけない。
これを取れたのは、大きかったです。
まぁ、これも慣れてきたら、なかなかあり得ないラッキーでしたが。

あと、あったのは、

「あっ、模倣アクション忘れてた~」

という悲鳴も。これは、食料を2つ消費しますが、もうすでにワーカーがいるアクションをコピーできるというものです。
これを使えば、「探索4」とか、強力なアクションをコピーできたはず。
後半レベルが上がって強くなってからの武装ドワーフは、この探索の取り合いになっておりました。

でこねぇさんは、全員を武装させて、「武器倉庫」、「携帯食料倉庫」に行くつもりの様です。「武器倉庫」は、武装ドワーフ1人につき3点に、「携帯食料倉庫」は、ゲーム終了時に自分の全ドワーフが武装していたら8点になる部屋です。
でこねぇさんは、人数出しているので、両方取れるとヤバい感じの得点になりそうな感じです。

でも、「武器倉庫」は、やばいと思った和邇乃児さんがカット。このあたりも、2人の武装作戦が被ってくれて良い感じです。

わたしは、非武装なので、全員非武装なら8点の「祈祷部屋」を建てます。そして、使い道がない鉱石を山のように持っていますので、「鉱石倉庫」を建てました。これで、使い道がない鉱石も2つ1点。

あと、目指していたのは、「談話ルーム」。つくったときは、インスタントでとなりにあるリビング1つにつき1食料産み出し、ゲーム終了時には、となりのリビング1つにつき4点になる素敵な部屋。最高で16点。これで、素点0点の簡易リビングを置いても大丈夫。多分、12点ぐらいになっていたはず。

犬もけっこういました。

最終得点。
1位りん、82点。2位和邇乃児さん、65点。3位でこねぇさん、59点でした。

うーん、終了までインストこみで5時間ぐらいかかりました。
まぁ、今回は、探索の時にいちいちみんなで行動を確認しながらやっておりました。これ、慣れてきたら、選んでいる間に次の人の手番をしてもいいよとルールブックにはかかれています。
次回からは、インストもなくなって3時間ぐらいで遊べるのではないかと思います。

勝利点を取る方法がいっぱいあるので、いろいろ試してみたくなりますねぇ。

ランダムな要素は、ラウンドのアクションの出方ぐらいです。
組合わせがとても多いので、最適解がでるとは思いませんが、いつもすべての部屋などが使えますので、「これが強いプレイ」と感じるプレイがあれば、あまり展開は変わらなくなってしまうかもしれません。
これは、そのプレイが本当に強いのかどうかではなくて、プレーヤーが固定していると、プレイも固定してしまう可能性があるということです。
それを考えると、膨大な組み合わせから1部を取り出して、「今回ない効果に基づいた作戦は絶対に取れないんだ!!」という、「アグリコラ」とか「ドミニオン」の作り方というのは、ものすごいなぁと思います。1
でも、それは固定した「自分が強いと信じている作戦」しか取らないプレーヤー側の問題でもあります。
この「カヴェルナ」、「アルルの丘」と、最近のやりたい放題ウヴェ様ゲームは、そんなプレーヤーに、

「あんな方法も、こんな方法も、試してみな。ランダムなくても、なんぼでもチャレンジできるゲームを作ったから」

という挑戦状なのかもしれません。
わたしは、「カヴェルナ」って、「アグリコラ」よりもストレスが少なくて、そこは良いなぁと思っています。
「アグリコラ」のようなロングテールになるかどうかは……。これからのプレイ環境にもよるからなぁ……。

  1. まあ、だから「ときどき、しばしば、クソゲーになる」とか言われるわけですが。 []

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落水邸物語

落水邸物語
さて、自治会から帰ってきたのが20時すぎで、20時半ぐらいから「グラスロード」を始めたので、もう大概の時間です。
でも、4人でしかできないゲームがあるので、ぜひしたい。

ということで、「落水邸物語」です。

トリックテイキング・ゲームです。
わたしはトリックテイキング・ゲーム好きです。
実は、トリックテイキング・ゲームと「ドミニオン」と「ラミィキューブ」は、1日中やっていても大丈夫なレベルです。

1日中やっていても飽きないというわけではなくて、だんだんと頭がトリックテイキング・ゲームや、「ドミニオン」や、「ラミィキューブ」に特化されていって、トリテ脳や、ドミニオン脳や、ラミィキューブ脳になっていく感じが好きなのです。
そういえば、以前、

「『ドミニオン』をしていると、頭の中にドミニオン汁が分泌されている感じになる」

とドミ中1プレーヤー(わたしではないよ)から聞いたことがありますが、トリックテイキング・ゲームしているときのわたしも、多分、同じ感じなのだと思います。

元々、ボードゲームにはまるきっかけは、トランプの「ナポレオン」でした。
ちょっと前までは、「ウィザード」とか、「七つの印」みたいな、割とシンプルなトリックテイキング・ゲームでないとトリップしなかったのですが、最近は、「トリックマイスター」とか「ドワーフの王様」とかのヘンタイ系(笑)でも、トリップ出来るようになりました(爆)

でまぁ、トリックテイキング・ゲームは、機会があればしたいのですが、実はわたしのまわりのゲーマーは、同じようなゲームをそこまでしたいとは感じないようです。
そして、3人ではあまり面白くない。4~5人は人数が必要ということで、あまり遊ぶ機会がなかったのです。

さて、そんなトリテ好きのわたしが、ずっと探していたゲームが、「落水邸物語」です。
同人ゲームで、かつて1度だけ、白紙邸で遊ばせていただいたことがあったのですが、それ以降、なんとか手に入らないかと探していたまぼろしのゲームです。
これを最近、ゲームフィールドさんが、再販したということで購入していたのですが、4人でゲームをするという機会に恵まれず、そのままとなっていました。

そのゲームを和邇乃児さんも、ちょうど購入されていて、かぶった(笑)。
これを、今回の最後のゲームとしよう。

さて、「落水邸物語」は、トリックテイキング・ゲームの中でも、かなりユニークなルールを持つゲームです。
全部のカードをプロットしてから、最後に置いたカードがらほぼ全自動で流れるトリックテイキング・ゲームです。
プロット好きにもたまりません。

裏向けに、カードを出していってすべて置き終えたら、最後に置いたカードからカードをオープンして、トリックを取っていきます。
基本、他のプレーヤーの出したカードを見ずに出していますので、リードしたカードが強いです。でも、スートは3色なので、必ず1トリック中にだれかが同じ色をだしていることになります。それが、リードスートだったりすると、計算したのとは違った番狂わせが起こります。

トリックを取ったプレーヤーは、そのトリックの隣に置かれた得点カードを手に入れます。得点カードは、赤色と青色の得点があって、その得点の差の絶対値が最終的な得点となります。つまり、全部のトリックを取るとプラスマイナス0点になってしまいます。
以前、1回しかやったことないのですが、プラスのカードも、マイナスのカードも取りまくって、けっきょく得点が伸びなかったような記憶があります。

リメイクということで、ちょっと以前とはルールが変わっているのかな?以前は、トリックを1枚もとらなかったら3点というルールはなかったような気がします。

トリックを取りまくるか、まったく取らないかという極端なことはやりやすそうな気がするので、今回は、トリック取らない作戦で。
と思ったのですが、でこねぇさんとわたしの作戦が被ってしまい、2人ともトリックをとってしまいますひどい。

こうして、スタートプレーヤーを交代しながら4回戦が終了したら、今までの得点を合計します。

3点って、けっこう大きいです。ということで、一発逆転を狙って、2回戦以降も、トリック取らない作戦を取ったのですが、これも、ことごとくでこねぇさんと被って、結局、4回戦中1回も達成ならず。ひどい。

1位白紙さん、10点。2位和邇乃児さん、9点。3位りん、2点。4位でこねぇさん、1点。

ということで、今回は終了。

4人、5人で遊ぶの機会も、必要ですねぇ。
また、お越し下さいませ。

  1. ドミニオン中毒 []

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この後、わたしは、自治会の会議があるので、一旦退室。
S本くんも、仕事ということで、

「今日は、2つしかでけへんかった~」

と、帰って行かれました。

わたしは、1時間ぐらい自治会の会議に出ていました。その間に、のこった3人は、「宝石の煌き」、「ラミィキューブ」、「エグニマ」と遊んでいたようです。
わたしが、ゲームハウスに戻ってきたときには、「エニグマ」の真っ最中でした。
和邇乃児さんもパズル強いと思ったけど、白紙さん凄え。タングラム普通に解いてる。

グラスロード

グラスロード
これは、ソロプレイのときの盤面です

それが終わって、4人でできる適当な重さのゲームということで、「グラスロード」をチョイス。
最近、ぞくぞく日本語版が出たり、ゲームが日本に入ってきたりしているウヴェ様こと、ウヴェ・ローゼンベルクのゲームです。

これも、ゲーム会の1週間ぐらい前に手に入れて、でこねぇさんとインストの練習がてら、数回遊んでおりました。
そのときは、まぁ、「アクアスフィア」ほどではないですが、試行錯誤を繰り返して、なんとか正しいルールにたどりつくことが出来ました。
で、そのとき思ったのは、このゲームは、バッティングゲームなので、2人でするよりも4人でした方が面白そうということだったのです。

初4人プレーでした。
でこねぇさん、わたし以外はしたことがないということで、わたしがインストを。

プレーヤーは、15種類の職人を使い、自分のガラス工場とレンガ工場の2つの工場を利用して、自分の個人ボードの土地に建物をたてて、得点を競い合います。

プレーヤーは、それぞれ15種類15枚ある職人カードと、個人ボードと、生産ホイールを受け取ります。
この個人ボードに、建物を建てていきます。この個人ボードに建てた建物が最終的に得点になります。

建物は大きく分けて3種類あります。
1つは、変換系の建物です。これは、ある資源を別の資源に変換したりします。1度建てれば、いつでもなんどでも利用することが出来ます。上手により宇出来れば、ジワジワと効果を発揮します。序盤に建てた方が効果が高そうです。
もう1つは、インスタント系の建物です。建てた瞬間にだけ効果を発揮します。一気に資源をゲットしたりすることができます。これは、序盤、中盤、終盤のいつ建てても、自分の作戦とあえば便利な感じです。ただし、このゲームでは、1度建てた建物を取り除いたりすることは出来ません。だから、よく計画して建てないとあとで邪魔になってしまうかもしれません。
最後の1つは、得点系の建物です。ゲーム終了時の個人ボードや、生産ホイールの状態によって得点を得ることが出来ます。個人ボードには、始めからこの種類の建物が3つかかれています。その建物だけは、アップグレードして、さらに効率のよい建物に変換することが出来ます。これが大きな得点元ですから、基本的には、この建物を目指すのですが、あまりにも序盤に建ててしまうと、効果もないし、自分の戦略が相手に読まれやすくなってしまったりもします。だからといって、あまりにも、終盤過ぎると、思っていたものが手に入らなかったりするかもしれません。いつぐらいから、この建物を狙いだすかは、けっこうポイントになるような気がします。

建物には、それぞれ、その建物を建てるためのコストと、その建物自身が持っている素点もあります。だから、基本的には、得点系の建物をめざしてプレイするのだと思いますが、けっこう素点が4点とかの高い変換系やインスタント系の建物がある場合は、そちらの得点もバカにならないです。

さて、建物をたてるためのコストは、生産ホイールに置かれている資源から払います。
この生産ホイールが、このゲームのすごい発明です。
生産ホイールは、ガラス工場とレンガ工場を表していて、そこに基本の資源を入れることによって、ガラスとレンガを製造します。
普通のゲームだと、

「『珪石』と『飯』 と『炭』と『水』と『木』1を1つずつ支払って、『ガラス』を作ります」

って、いう感じで、プレーヤーが、基本の資源を支払って、「ガラス」や「レンガ」などの高級な資源に変換します。
でも、このゲームでは、なんと、必要な資源が工場に持ち運ばれたら、直ちに、自動的に、「ガラス」や「レンガ」を作ってくれます。プレーヤーの意図に関わりなく、勝手に資源を利用して!!
オートメーション工場。(いや、多分、工場で働いている人はいます)
その処理も、めんどくさくなくて、本当にオートメーションです。それを表しているのが、この生産ホイールです。
はじめ、ルール読んだときは、まったく意味がわかりませんでしたが、理解してくると感動します。
しかも、この生産ホイールという仕組みだけで、基本の資源のもてる上限や、「ガラス」、「レンガ」の持てる上限の数も示しています。
実物と仕組み、ぜひ見てください。

さて、資源を集めたり、建物をたてたりするために、15人の職人を使っていきます。
15人の職人は、資源を集めたり、個人ボードに新しい地形タイルを置いたり、建物をたてたりと、さまざまな能力を2つの組合わせでもっています。職人によっては、コストを払わなければ能力を発揮しないカードもあります。
それぞれもっている15枚の職人カードから、今回使いたい職人カードを5枚選びます。
スタートプレーヤーから順番に、そのラウンドに使うカードをさらに5枚のなかから1枚選び、プレイしして、その職人の能力を使っていきます。
このとき、他のプレーヤーが選んだカードの中にスタートプレーヤーが選んだカードがあれば、たのプレーヤーは、そのカードを出さなければなりません。
ここが、バッティングゲームになっています。もし、他のプレーヤーがだれもそのカードを出さなければ、職人の2つの能力の両方をプレイしたプレーヤーは使うことが出来ます。でも、だれかとバッティングした場合は、バッティングしたすべてのプレーヤーは、2つの能力のうちどちらかしか使うことが出来ません。

ここ、2人ゲームと3人以上のゲームで少し違っていました。2人ゲームの場合は1人ずつカードを決めてプレイしていくのですが、3人以上でする場合は先に全員で1枚カードを選んでから、1人ずつプレイすることになります。同じラウンドに同じ職人カードをふせた場合、その職人はバッティングしないことになります。
今回、このルールを忘れてしまっていて、通常のルールよりも、バッティングがしやすくなっていたと思います。

こうやって、全員がふせたカードを公開したら、また、全員が1枚ふせて同じようにスタートプレーヤーから公開していきます。
そうして、ふせた3枚のカードを公開したら、1回戦が終了します。
つまり、選んだ5枚のカードのうち、3枚は必ずプレイして、少なくとも2つあるうちのどちらかの効果を使うことが出来るのですが、あとの2枚はバッティングしないとまったく無駄になってしまいます。

1回戦が終了したら、建物を補充して、また、15枚の職人カードから5枚を選ぶ作業にうつります。
そして、次のスタートプレーヤーから2回戦目が始まります。
こうしてた、4回戦したらゲーム終了で、得点を計算します。

選ぶ5枚のカードですが、3枚は必ず出せるわけですから、そこは計画が立つかなぁと。

「これで資源を補充して、これで『森』を除去して、そうすると生産ホイールが動いて、そうすると、このカードであの建物が建つぞ」

てなことを考えるのですが、両方のアクションができるつもりで出したら、バッティングされて、一方しか選べなかったり、人が出したカードとバッティングしていたためにコスト集まっていないのに後から出すつもりだったカードを1枚目から出さざるをえない状況になったり……。
けっこう、やってみなければわからない感じになっています。

それにさらに、慣れない生産ホイールが拍車をかけます(笑)

「あー、まわっちゃった……」

てなことは、やっぱり起こってしまいます。

「うーん、見えにくいゲームやなぁ」

とは、和邇乃児さん。
ルール自体は、ウヴェ様の最近のやりすぎワーカープレイスメント(誰か止めるヤツはおらなんだかい)2なゲームに比べて、とてもわかりやすいものになっていると思うのですが、まあ、どうなるかというのは、何回かやってみたいなと見えにくいところはあります。
たしかに、ワーかプレイスメントは、ルールは多いのですが、そのアクションをした結果というのは、見えやすいです。
得点は、多分30点もとれたら凄い感じかなぁ。その後、何回かソロプレイをしましたが、1番良く取れたときで27点でした。そのあたりも地味な感じです。

始めルールを読んだときは、カードのバッティングということで、「魔法にかかったみたい」を思い浮かべていたのですが、このゲームって実は、「宝石の煌き」に近いのではないかと思っています。
最初に並んだ建物を見て、建物の素点で得点を稼ぐのか?得点系の建物で高得点が稼げるのか?博打を打つのか?みたいなことを計画して、プレイしていく。

そして、3回戦目、4回戦目には、きっと建物をたてる系の職人カードが使われるはずだから、それにむかって、バッティングしても大丈夫なように用意しておく。
あと、ラウンドの始めにいきなり建物をたてる系の職人カードを使われたりして焦ることもあるので、人の資源の様子を見ておくというのも超重要です。けっこう、インタラクションがあります。

まあ、建物の種類が多いので、その組み合わせによって、絶対に強いという確定した作戦というのはないと思います。
それでいながら、ゲーム中に出てくる建物自体は少なく、すべてオープンなので説明は比較的簡単なところもよくて、わたしは、けっこう好きなゲームです。
でも、変換系の建物とかも、どれをどう変換したらお得なのかけっこう難しいです。今回、わたしは、1回戦目に変換系の建物を取ったのですが、1、2回しか使えませんでした。このあたりの使いこなしができると強くなるのだと思います。

結果。1位でこねぇさん、23点。2位白紙さん、20点。3位りん、18点。4位和邇乃児さん17.5点。

今回、でこねぇさんは素点だけで17点。得点系の建物で6点取っています。初期建は、全部0点というかなり極端な得点でした。
得点系の建物は、1つ4点以上ぐらいにならないと苦しい感じですが、それも、オープンになっている建物によるかなぁという感じです。

しばらく、へピーローテーションで遊びたい感じですが、さて。
取りあえず、今回、ルール間違いをしていましたので、次は正しいルールでせねば。

  1. 多分、「ガラス」のなかに「飯」が混入しているのではなくて、これは労働力的なものだと思います。「炭」とか「木」も、炉のためのものですね。 []
  2. 「カヴェルナ」とか、「アルルの丘」とか。 []