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ロココの仕立屋

ロココの仕立屋
長いスパイリウムが終わって、ココスで夕食。
さて、そろそろ最後のゲームかな。なにをしよう。

まあ、明日もお休みですから、ゲームハウスに泊まっていってもいいのだから、ちょっとぐらい長いゲームでもいいかなぁ。
「アグリコラ」をルール説明からするのは、まぁしんどいけれど。

ということで、これも5人で遊んでみたかった「ロココの仕立屋」をチョイスです。
これは、2人からのゲームとしいうことで、でこねぇさんと2人で遊んだり、和邇乃児さんを入れて3人で遊んだりしているゲームです。
でも、4人以上で遊んだことはないので、裏の大きな舞踏会のボードは今まで使ったことはなかったのでした。
今まで、2人、3人で遊んでいたときの感じでは、親方による雇用が超重要な感じでした。特に、親方で親方を雇用して、さらにその親方で誰かを雇用するというのが、手数が増えて、親方のカードも増えて、強そうな感じでした。
でも、5人プレイだと、雇用できるカードが4枚だけなので、1ターンに2回雇用なんてことは、ほぼ無理なはず。
じゃあ、どうなるのか??

遊ぶ前から、ワクワクしてきます。

前も、書いたかと思うのですが、これ、今のところ今年のベストゲームです。まあ、遊んでいる回数では、圧倒的に「カシュガル」なのですが、遊ぶチャンスがあれば、逃したくないなぁと思っています。

この5月4日の時点では、まだ発表になっていませんでしたが、今年のドイツ年間ゲーム大賞のノミネートが先日発表されました。
で、この「ロココの仕立屋」は、黒ポーンの年間エキスパート大賞にノミネートされていました。わたしは、これが黒ポーンをとるんじゃないかと思っています。他の「イスタンブール」も、「コンコルディア」も、まだ、遊んだことないんですけどね。

このゲームは、基本にデッキビルドがあって、点数の取り方もエリアマジョリティがあったり、早い者勝ちがあったり、セットコレクションであったりと、いろんなゲームのシステムを寄せ集めた感じで目新しいところはあんまりないと言われているようです。
でも、ゲーム中にやっていることとフレーバーととってもよくあっていて、いろいろなルールがあるのに、ものすごくイメージしやすいんですよ。
そして、いろんな方法で得点することができるので、いろいろな作戦をためしたくなります。

あと、これもよく考えたら、計画してその結果を見ていく系のゲームだと思います。ゲームなんて、どれでも計画するだろうと思うかもしれませんが、その計画が自分に見える何かの形で残っているようなゲームが好きなんだと思います。
このゲームでは、デッキは、ランダムでドローするのではなくて自分で選ぶので、その部分が計画にあたるのです。

てなことを書いてますが、まぁ、今まで5人で遊んだことがなくて、5人でやったらどうなるのか知りたくて、ぜひ、遊んでみたかったわけです。

ということで、長文ゴメンの「ロココ」3部作、スタートしたいと思います。

マティアス・クラマー,Matthias Cramer
ルイス・マルツ,Louis Malz
シュテファン・マルツ,Stefan Malz
Pegasus Spiele Gmbh
発売日 : 2014-04

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髑髏と薔薇

髑髏と薔薇
5月4日は、でこねぇさんの会社の方達が、ゲームハウスには集まって、ゲーム会でした。

子連れ、独り者いろいろで、りん、でこねぇ、和邇乃児さん以外は、ゲームをほとんど遊んでいいな人たちが中心です。

昼ご飯に、でこねぇさんお手製のバターチキンカレーを食べようということで、午前中からスタート。

たくさんの人が来るということで、前の日に、いろいろ多人数で軽いゲームを用意しておりました。

最初は、軽く「髑髏と薔薇」。
これは、わたし、2年ほど前までは、よく小学生と遊んでいました。

「ドミニオン」、「ラブレター」、「バックギャモン」、「ラビリンスパズル」などに続いて、よく子ども達と遊んだゲームです。

今は、子どもが遊びに来るような仕事場ではなくなってしまったので、あまりあそべていないのですが、人数があるていどあつまったときは、8人まで遊べる簡単なゲームということで、重宝します。

プレーヤーは、それぞれ、自分のエンブレムのかかれたコースターを4枚受け取ります。

表は、それぞれのエンブレムがついています。裏は、2種類あって、「髑髏」の絵がかいてあるものが3枚、「薔薇」の絵がかいてあるものが1枚あります。

このカードをみんなで伏せて置いて、薔薇だけを何枚めくれるのかを宣言して、宣言した数だけめくれるかどうか度胸試しをするというゲームです。

まずは、プレーヤーは、全員、自分の前に1枚コースターを選んで置きます。
コースターを置くためのコースター置き(?)もあって、これは、表が髑髏、裏が薔薇になっています。
最初は、全員、髑髏です。

で、最初のプレーヤーは、自分がめくろうと思う数を宣言します。

「3枚」

どうしても、宣言したくない場合は、自分のコースターの上に、もう1枚選んでコースターを追加で上乗せして、手番を次の人に送ることができます。

もし、前のプレーヤーが、こうやってコースターを上乗せした場合、次のプレーヤーは、宣言するか、自分も上乗せするかを決めることになります。

もし、だれかが枚数宣言をした場合、もう、だれも上乗せすることはできません。次のプレーヤーは、それ以上の枚数を宣言するか、もしくは、宣言したくない場合は、パスをします。
パスをした人は、その回のゲームが終わるまでは、もうゲームに参加できません。

こうやって、どんどん、めくれる枚数をつり上げるか、パスするかをしていって、最後に1人残ったプレーヤーが、自分の宣言した枚数だけカードをめくります。

最初は、自分がコースター置きの上においたコースターを上からめくっていかなければなりません。
自分のコースターがすべてめくられたら、だれかの1番上のコースターをめくっていきます。その時は、その人の選んだ人のコースターをすべてめくる必要はなく、1人の1番上をめくって下にまだ裏向きのコースターが残っていても、別の人の1番上のコースターをめくってもかまいません。

こうして、見事、宣言したのと同じだけのコースターをめくれれば、その回のゲームは勝利です。

勝利したプレーヤーは、コースター置きを「薔薇」の面にします。
1回勝利。
そして、だれかが2回勝利すれば、その人は、このゲームの勝者になります。

が、途中で、「髑髏」をめくってしまった場合、そのプレーヤーは、自分の手持ちのコースターを1枚失ってしまいます。
4枚すべて失ってしまうと、ゲームから脱落してしまいます。
自分以外の全員がゲームから脱落してしまっても、ゲームの勝者になることができます。

果敢にめくりに行って2回の勝利をめざすか?
人が脱落するのをひたすら待つか?

「3枚」

と自信たっぷりに宣言しているあのプレーヤーのコースターは、「薔薇」のような気がします。
3枚。自分以外、あと2枚だけめくればいいなんて、楽すぎます。

でも、つぎのプレーヤーが、

「4枚」

と吊り上げたとたんに、パスにまわるための罠かもしれません。

じゃあ、パスしておく??

「パス」

「パス」

……。

「えっ、オレがパスしたら、この人3枚めくるだけでOKなの??」

それは、甘すぎるだろう……。
でも、こっちは、「髑髏」をおいているんだよなぁ。
「4枚」って言ったら、さすがに「5枚」に吊り上げたりしないか??

という感じで、自分の番にまわってくるごとに、ドキドキしながら宣言をしていきます。

今回、わたしは、あんまりゲーム慣れをしていない人たちなので、あんまり「髑髏」をいれてこないだろうと思って、果敢に宣言にいったのですが、けっこう「髑髏」ばっかりでした。

非道いときは、わたしがスタートプレーヤーで、

「3枚」

とコールしたら、全員パス。
わたしの仕込んだカードが「髑髏」で、自爆というのもありました。

ということで、1番に脱落しておりましたよ、このゲーマーは。

………、まだ初心者ですから(笑)

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カシュガル

カシュガル
4月27日(日)。
ゴールデンウィークが前半のこの日、いつものメンバーで、湖畔のゲーム会でした。

4月19日から23日までの1週間は、ずっとシール作りにはげんでおりました。
で、シールも貼り終えて、今回のゲーム会でデビューです。

まぁ、まだ若干、ルール的にきになるところはあるのですけどね。

ちょっと、職業の名前が変わっているよというのと、メビウス訳とはルールが変わっているカードがあるよということを説明して、スタート。

ゲームハウス版カシュガルは、以下のような訳になっております。

女貴族→貴婦人
パン焼き職人→パン職人
甲板長→船頭
外国商人→行商人
後援者→パトロネス
怪しい権力者→黒幕
行商人→露天商
籠作り→かご職人
雑貨商→女雑貨商
女性薬草士→女薬草商
市場の女性→市場の女
女性ラマ商人→女ラバ商
献酌侍従→酌取り
女性農園主→女農園主
勇士→勇者
給仕→女給
鍛冶職人→鍛冶屋
女いかさま師→女奇術師
荷馬車制作者→荷車職人
女営林業者→森の農婦
下級貴族→シナモン公

「パトロネス」は、自分的にも若干どうやねんという感じもするのですが、「黒幕」はいい訳だと思っております。

ルール的には、

  • 「船頭」のルール説明が、多分、「コショウを-4にしてその直後に9にすることはできません」ではなて、「する必要がない(1つ目のアクションをつかえばいいから)」的になるのではないかなぁ。
  • 「情婦」のカードの2つ目のアクションが、「このキャラバンのカードを1枚、キャラバンの最後尾に入れる」ではなくて、「キャラバンのカードを1枚このキャラバンの最後尾に入れる」。
  • 「預言者」のカードのアクションが、「捨て札からカードを1枚選び、このキャラバンの最後尾に入れる」ではなくて、「捨て札からカードを1枚選び、キャラバンの最後尾に入れる」。

なんではないかということで、ルールを変えております。
ギーグの日本語訳も参考に、ボランティアの英語の訳を一応の根拠としているのですが、ギーグの日本語訳もよく見れば、ボランティアの英訳を元にしていると書いてあるので、もしかしたら、メビウス訳があっているのかもしれません。
ドイツ語出来る方、教えていただきたいです。

前回は、割と点差が広がらない感じでしたが、今回は、3人のなかで、わたしだけが、全然、うまくいかない感じでした。

最初は、「酌取り」から圧縮をかけて、ものすごく生産できる体制をつくっているのに、得点カードを購入するためのアクションカードがまったく手に入らずに沈没。

もう、1回。

みんながだいぶわかってくると、なかなか、いいカードが捨て場に落ちてこないのです。
で、族長で無理無理に引きに行くと、必要ないものがかぶって手に来るという。

もう、『スパイス商人』1枚の列をもう作っているのに、『スパイス商人』と『女奇術師』を引くとか……。

金以外の生産体制はできていて、あとは売り払うだけなのに、「蹄鉄職人」2枚引いてくるとか……。

いやでも、4回目だけはいい勝負でしたが、それいがいは、10点ぐらいの差がついたので、多分、引きのせいだけではない。

うーん。

うなっておりました。
しかし、こんなに同じゲームを何回も続けて遊ぶのは、「ドミニオン」以降かも。
2人で遊ぶゲームだと、「バトルライン」のブームや、「レース・フォー・ザ・ギャラクシー」のブームなんかがありましたが、このリプレイ性の高さはなかなかです。

楽しい。

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キーフラワー

キーフラワー
なに、その黄色

3月29日は湖畔のゲーム会。3月2回目(笑)
実は、3月中旬にも、小学生2人とお母さんがプラスして、湖畔のメンバーでちょっと遊んでいたので、本当は3回目かも。
りん家は、今年度は、地区役員で全然ゲーム会に行けなかったのですが、けっこう、それなりに重いゲームも遊べたのは、湖畔のゲーム会のおかげです。

今回、1つ目ゲームは、「キーフラワー」です。

キーシリーズって、「キーラルゴ」しか今までしたことなかったのですが、ものすごい傑作という感じはしなかったです。
けっこうおもしろかったけど、ルールが多いバカゲーという印象でした。
うーん、潜水服と蛸のビジュアルが、バカっぽいかったのかな。海に潜るのは、楽しかった記憶があります。

でも、その後、わたしの周りで再び遊ばれることもなく、それ以降、キーシリーズは遊んでいなかったのですが、今回、和邇乃児さんが新規購入されたということで、キーシリーズの最高傑作の誉れが高い「キーフラワー」を遊びました。

こっちは、ビジュアル的にバカゲーな感じはないです。
六角タイル、色とりどりのミープル(キープルと呼ばれていたような)と木のコマ、ついたて。ものすごくきっちりしたゲームな印象です。

「これは、ヘビーローテーションになる予感がする!!」

という和邇乃児さんのインストでスタート。メンバーは、いつもの和邇乃児さん、でこねぇさん、りんの3人です。

あと、調べてみたら、どうやら「キーラルゴ」は、キーシリーズではないようです。まぁ、印象全然違う。だまされた(誰にだ?)!
ということで、初キーシリーズでした。

多分、ルールは、けっこうややこしいです。
やってみたら、すんなり分かるのだけど、説明するのはややこしいゲームです。楽しいけれど、ゲームハウスで購入はないかなぁ……インストができない。

春、夏、秋、冬の4つの季節、1年間のゲームです。
冬が終わると決算になって、最終的に得点の多い人が勝ちです。

それぞれ、自分の村として初期タイルをもってスタートします。
赤、青、黄色の3色のミープルを8つずつランダムに袋から引いてきて、自分のミープルにします。
これが、競りのお金的なものになり、また、自分がなにかアクションをするときのワーカー的なものになります。
これ、何色をいくつ持っているかというのは超重要な情報になりますので、他のプレーヤーからは見えないように、ついたての後ろに隠して管理します。

それぞれの季節では、いろいろな土地のヘクスタイルを競って、自分の村を発展させていきます。
春には春の土地が競りに出されてというように、それぞれの季節で競りに出される土地タイルの種類は決まっています。
ただし、すべての土地タイルが1ゲームですべて使われるわけではなくて、ランダムで選ばれた数枚だけ使われるということで、1回のゲームごとに展開が変わるようになってきます。

タイルは、競り落とすと自分の土地になります。いろいろな地形があるので、その地形が一致するように自分の村として初期タイルにくっつけて配置していきます。

土地は、そこにミープルを派遣することによって、いろいろな効果をもたらします。例えば、資源を産出したり、ミープルを増やしたりすることができるのです。
ミープルを派遣するだけで効果を発揮する土地もあれば、ミープルを派遣して資源を支払うことで効果を発揮する土地もあります。

この土地の利用、おもしろいことに、自分の持っている土地だけでなく、他人の土地でも、今、売りに出ている土地でも利用することが出来ます。
その土地にワーカーとしてミープルを派遣すると、すぐに、その効果が使えます。

ただし、季節が終わると、そのミープルは、他のプレーヤーの土地を派遣した場合は、そのプレーヤーのところに行ってしまいます。そして、売りに出ているタイルに派遣した場合は、没収になってしまいます。自分の土地に派遣したミープルは自分のところに戻ってきます。

ミープルは、競りをするにも、アクションをするのにも必要。だから、ミープルを減らさないためには、出来るだけ自分の村を魅力的にして、自分のミープルをそこに派遣したり、人に来てもらったりするのが大事かも。

そうすると、自分の村を魅力的にするために、競りをがんばらなくては。
みたいなことを考えます。

ミープルの色も重要です。競りやアクションで、そのタイルに配置できるミープルの色はなんと1色だけです。
だれかが、ある土地を赤いミープルで競りだしたら、その土地はもう、赤いミープルでしかせり上げることが出来ません。赤いミープルを持っていなかったら、その土地の競りに参加することすらできません。
また、アクションも、すでにその土地にミープルが置いてあれば、同じ色のミープルでしかアクションをすることができません。しかも、前に出されたミープルよりも上回る数のミープルが必要になりますし、各土地タイルの上には、合計6つまでしかミープルを置くことが出来ません。

得点は主に、土地タイルについています。だから、土地タイルを自分のものにして村の土地を増やさなければ、点数になりません。そして、おそらく点数の高いカードは、あまりアクションの効果が強くなく、使い勝手がいいカードは点数が低いようになっている…はずです。さらに、アクションをして資源を払うことで、土地を改良してアクションの効果がアップしたり、点数が跳ね上がったりします。

冬のタイルは、基本、条件を満たすことで点数になるカードです。これだけは、ランダムにめくられるのではなく、最初、各プレーヤーにランダムに配られた冬タイルの中から、冬が始まるときに1枚以上選んで出すことになります。
自分の秋の終わりの状況で、最も都合のよいタイルが出せるということですし、また、このタイルで最大限の点数がゲットできるように冬に向かって備えていくということでもあります。

さらにさらに、土地のタイル配置も重要です。資源は、基本、資源が出る土地の上に産出されます。
そして、別の土地でその資源を利用するためには、その産出した資源を利用する土地まで移動させる必要があるからです。
だから、資源を産出する土地の近くに資源を利用する土地をできるかぎり上手に配置したいわけです。

だから、「マイトフォロー」でミープルを「競り」と「ワーカープレイスメント」(エリアマジョリティもついてるよ)しながら、「リソースマネージメント」して、「タイル配置」しろ。しかも、全部が影響し合っているよ~というゲームなのです。
まぁ、おそらくこの説明だけでは、なんのこっちゃだと思います。わたしの説明がテキトーということもありますが、でも、本当にそういうゲームなのでした。

でも、不思議とプレイが始まると難しい感じではないのです。

1つは、最初に配られた冬タイルによって、自分の方針がある程度きめられるというのがあると思います。
今回、わたしの手の中には、資源タイルを集めたら得点という土地タイルが2枚ほどあったので、それに向かっていこうという感じで進めていきました。

それから、基本やることは、ミープルの配置だけ。ミープルを競りに使ってビットするか、ワーカーとして使ってアクションするかのどちらかです。

まぁ、それでも、最初はオープンされたタイルの分だけのアクションがあるわけですが、資源の必要なアクションは、資源をとってからすることになりますし、人がミープルを置いたところは、もうその色のミープルしか置けなくなりますので、割と序盤の選択肢って
「何していいのか、わからーーん」

とはならない感じでした。

土地をゲットして配置したりというのは、季節と季節の間で、これも思ったよりもわかりやすいです。

ただし、かなり計画的にしていかないと、資源が足りなかったりしますので、事前の計画は大事で、計算のために長考する場面はありますが。

でも、煩雑なことをしている感じではなくて、考えていることがつながっている感じがあって良かったです。

さて、わたしは、今回、初手番でした。
まぁ、普通に考えて競りかなぁ。で、タイルを見渡してみたら、アクションをしたら、なんでも好きな基本の資源が1つ出るというタイルがありました。これ、タイルを改良すると基本の資源3種類が一気に出るタイルになります。

「これだー!」

ということで、競りに。
割と、わたしのミープルの色は、ばらけていました。

「あー、それ強そう」

てな声を聞きながら、まぁ、これを頑張って取っていこうと。そして、夏が始まってすぐに土地を改良して…ということで、資源もとって……。

どんどん、順番にミープルを配置していきます。

……和邇乃児さん、でこねぇさん、どんなけ黄色のミープル持っているねん……。

春が終わってみれば、わたしのゲットできた土地は、それ1枚。他は3枚ずつ……。
やっちまっちゃったかな??

ということで、夏からできる限りタイルを取る作戦。基本、点数の高いタイルを取っていきます。
あと、冬タイルに備えて、ミープルの数よりも資源タイルを重視で。

さて、基本のミープルは、「赤・青・黄色」の3色なのですが、土地でアクションすることによってもらえる「緑色」のミープルがあります。
これは、アクションしない限りもらえないので、なかなか手に入りません。これで、競りに行ったり、アクションにいったりすると、レアなので、その土地を押さえやすいです。この土地タイルを和邇乃児さんが押さえます。多分、夏か秋のタイル。
緑のミープルを持っているのは和邇乃児さんのみ。

でこねぇさんは、地道にミープルを増やしたり、資源を変換していく作戦のようです。

冬。自分の手札からわたしが出したタイルは1枚。3点✕1種類の資源タイルの枚数分という効果の土地タイルです。
このために、同じ資源タイルばかりを集めて、使わずにキープしていたのです。
多分、ミープルが少ないわたしは、全力でこの1枚をゲットすればいいはず。逆に、他のプレーヤー達は、このタイルをもらっても点数にならないだろうから狙ってこないだろう。

あとは、スタートプレーヤーがとれれば、そのマーカーが何でも資源の代わりになるので、スタプレも取れたらラッキーぐらいのつもりで。

ミープルは、対応できるように3色ばらけて集めました。でも、これは数が少なくなるので失敗だったかも。

でこねぇさんは、資源を移動させて、土地タイルを改良したい感じです。

で、和邇乃児さん。

「じゃあ、でこねぇさんのところのこの移動を使って、資源をこっちに動かします」

「ギャー、それわたし、今、使おうと思ったのに!!」

最後は、ミープルが減ってもいいということで、人のアクションも使いまくり(笑)

「このタイルは、緑のミープルで競ります」

和邇乃児さん以外、誰も置けません。

でも、あの和邇乃児さんの村の土地タイルを使えば、すぐに、緑のミープルは手に入る。
「じゃあ、この緑のミープルを産むアクションを緑のアクションでしよう~」

鬼(笑)

緑のミープルは、最後まで和邇乃児さんが独占でした。

そして、競り。

「えー、まだ黄色でてくるの~」

ことごとく、わたしは競りに負けてしまい、自分の出したタイルも取れませんでした。
うむむ。

というか、

「和邇乃児さん、何枚黄色もっているねーーん!!」

緑だけでなく、黄色のミープルもいっぱい。
冬タイルをけっこう、取られた。

多人数だと、多分、各季節に置かれるタイルが増えると思うので、また広がりが増えるかな。もしかすると、4人とかの方がさらに楽しいかもしれません。6人だと、見るところが多すぎになって難しくなりすぎる気がします。

結局、和邇乃児さん 62点、りん、42点、でこねぇさん34点でした。

最後の競りに一切勝てなかったのが……。
いっちょかみするつもりで、ミープルの色をバランス良くしていたのが敗因かなぁ。あと、資源タイルを集めるのに必死で最終ラウンドにむけて充分なミープルがなかったです。

次は、あーしてみたい、こーしてみたいと、リプレイ性が高いのに思わせる。
再戦したくなるよいゲームです。

セバスチャン・ブリーズデール,Sebastian Bleasdale,
リチャード・ブリーズ,Richard Breese
R&D Games
発売日 : 2012-11

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さて、今年もまた、1年が終わっていこうとしています。

今年も、いろいろな方とボードゲームを楽しみました。
今年も、どんな1年だったか、振り返ってみます。

なんと3年ぶりのボードゲームの「年末雑記」でございます。

ゲームハウスのゲームたち

2010年の記事によると、ゲームはウスには、その年、656種類のボードゲームがあったそうです。
「play:game ボードゲームデータベース」によると、今年は、869種類のボードゲームが登録されています。
そして、今年最後に「ロココの仕立屋」が来る予定なので、2013年の集計としては、870種類のゲームがあることになります。

ということで、この3年で、214種類のゲームが、増えたようです。平均年間70種類ずつ増えているようですね。
うーん、平均ペースかな。

家の拡張は、まだ実現していません。

ホビージャパン、アークライト、メビウスゲームス、テンデイズゲームスなどからも、日本版パッケージでもたくさんゲームが出てうれしい限りです。やっぱり、日本語版は、遊びやすいです。

そして、ここ数年の動きとしては、今までゲームマーケットなどに参加しなければ手に入りにくかった日本人のデザイナーが作ったゲームが、結構、流通に乗り出したことでしょうか。
まあ、まだまだ現地に行かないと手に入らないゲームもいっぱいあるのですが、話題のゲームはけっこう手に入るようになりましたね。
その中で、最大の収穫は、カナイ セイジさんの「ラブレター」だと思います。
2012年度は、これを子どもたちと遊びまくりました。

また、今年は「人狼」の年でもありました。まぁ、わたし自身は、それほど人狼を遊ぶ機会はなかったですが……。
あっ、子どもと年に一回ずつぐらい遊んでいたか……。でも、これだけ有名になってくると、実は子どもとは遊びにくくなってしまった部分もあります。

テレビなんかの影響で、イジられ芸人が、

「お前が死ね!!」

とかやられているところが映ると……。1
それを見た保護者は、自分の子どもがアレをやっているのかと思うと、あんまりいい気分はしないはずなので。

基本、ほのぼのとやっているのですが、それを大人がその場で一緒に遊んだり見ていないと心配されちゃうかなぁと思うのです。

まぁ、遊び方は人それぞれなのですが、子どもと遊ぶときはゆるーく楽しくなるように遊びたいですので、派手に残酷にならないように言葉づかいとかにも注意しています。
「殺す」とか「リンチ」とかは使っておりません。
まぁ、大人でも、好き嫌いが激しいゲームであるというのは、そういうところなのだと思います。

2011年、よく遊んだゲーム

play:game ボードゲームウェブサイト」を利用させていただいて、プレイ記録をつけていますので、どんなゲームを遊んだのかは、振り返りやすいです。

2011年から振り返っていきます。
まあでも、例によって例の通りの1番です。

1位 ドミニオン 314回
2位 薔薇と髑髏 36回
3位 ぴっぐテン 29回
4位 ファミリア 19回
5位 ハイブ 18回

などとなどです。
1位の「ドミニオン」以外は、子どもたちと繰り返し遊んだゲームが、多いです。
軽いゲームが多い年でした。

大人としたゲームでは、2010年から引き続き「レース・フォー・ザ・ギャラクシー」がわが家では、流行っておりました。「アセンション」もけっこうやった。

「ドミニオン」を除いてのこの年のベストゲームは、「薔薇と髑髏」かな。

2012年、よく遊んだゲーム

1位 ドミニオン 127回
2位 ラブレター 29回
3位 バックギャモン 25回
4位 クク21 19回
5位 ドラゴンの宝

ドミニオンは、ねぇさんと家で遊ぶのが少なくなった感じです。その分、子どもとよく遊んでいて、この年だけで遊んだ4人ぐらいの子が、サンタさんに「ドミニオン」をもらったという記録を打ち立てました。
モンスターだ。

バックギャモンは、ドロッセルマイヤーズの公式バックギャモンボードがいつもポーチに入っていて、ねぇさんと暇があればいつでもどこでも遊んでいました。
特によく遊んだ場所は、ダイハツカフェででした(笑)
あと木製ボードを職場に常備して、遊びに来た子どもたちと遊んだりしておりました。
多分、この年、「さあ帰ろう、ペダルをこいで」を見て、バックギャモンが遊びたくなった年だったのだと思います。

そして、「エミネントドメイン」も大好きです。あれ、いいゲームだと思うんだけどなぁ……。なんか、出た瞬間にディスられて、消えてしまったのが残念です。
わたしは、超オススメしておきます。

この年のベストゲームは、「ドミニオン」を除いたらダントツに「ラブレター」ですねぇ。大人にも子どもにも、大人気でした。
これがなければ、多分、「エミネントドメイン」がベストだったと思います。

今年、よく遊んだゲーム

今年から職場が変わってしまって、子どもたちが遊びにこれないところになってしまったので、3月以降、子どもとめっきり遊べなくなりました。
そのため、繰り返して遊ぶ回数が、圧倒的に少なくなっています。

1位 ドミニオン 132回
2位 ラブレター 23回
3位 ラビリンスパズル 13回
4位 アグリコラ 12回
5位 ラミィキューブ 9回

まぁ、1位はいつもの通りです。
2012年よりも多くなったのは、「ドミニオン 暗黒時代」があまりにも難しくて、全国大会前に練習を重ねたからです……が、予選落ちでした。2012年は、予選を勝ち抜いたのですが…。

「ラブレター」、「ラビリンスパズル」は、1月から3月の職場が変わるまでの間に、子どもたちと遊びまくっていたようです。

「アグリコラ」は、湖畔のゲーム会の〆の定番(笑)

だから、今年は、湖畔のゲーム会が12回ぐらいあったようです。もっとも、最後のゲーム会では、「アグリコラ」してないですけど。

「ツォルキン」、「テラミスティカ」が強かったかな。

どっちが好きかと聞かれれば、わたしは、「ツォルキン」です。プレイ回数は、「テラミスティカ」の方が多いですが。
「フタリコラ」こと、「アグリコラ 牧場の動物たち」もすごくいいです。特に拡張入れてから、楽しい。

「十二季節の魔術師」、「ユークロニア」、「ギルドマスター」、「村の人生」なんかも、もっと遊びたいゲームです。

「ロシアンレールロード」、「蟻の国」も、1回だけではわからないゲームなので、何回か遊びたいですねぇ。

うーん、今年のベストは、「ドミニオン」を除いたらものすごく迷いますが「ツォルキン」で。すごい豊作だった気がします。

では、来年も、楽しい年でありますように。

  1. すいません。人狼のテレビ番組みたことがないのでイメージです。まあでも、テレビって特にバラエティは特に、基本、残酷でわかりやすい刺激の強いものが多いと思っていますので、そんな感じかなぁと。特に「人狼」は推理ゲームと思われていて、なんか惨劇な感じがあるのでよけいに。 []