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ハチミツとクローバー10

いよいよこれで、最終巻です。

なんか、作品自体も、出版社を変わったり、雑誌をかわったりといろいろあったみたいですが、まったくそんなことは知らずに、この3カ月ぐらいで、10巻の物語を読みました。
自分にとっては、こういう出会い方が、この物語にとっては、けっこうラッキーだったかもしれないと思っています。

映画予告編に惹かれて読み出したのに、結局、映画は見てないなぁ(笑)

「成長」のためにある特別な場所。
いつかみんな、そこからいなくならなくてはいけない場所。
二度と帰れない場所。

でも、二度と帰れなくても……。

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ハチミツとクローバー9

そして、山田さんと真山の話から、ラストの森田さんとはぐちゃんの話へ。
10巻でフィナーレということで、大きな転換点の9巻です。

以下、ネタばれありということで。

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ハチミツとクローバー8

いい顔になったと思った竹本くんですが、なんか、悟りすましているという感じもしないでもない。
もっと、もがいてもいい気がするんですが……。

この巻は、山田さんのお話。
以下、ネタばれありです。

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ハチミツとクローバー7

竹本くん、いい男になって帰ってきましたねぇ(笑)

でも、その今みせている強さが、本当の強さなのかどうかは、まだ見えないです。

というか、一瞬は強くなるんだけど、またきっと、弱くなることもあります。で、以前とかわらないなぁと感じたりしながらも、少し強くなったところが見えてきたり。

そんな感じで成長していくのかなぁ。

多分、羽海野チカは、かなり残酷なかきかたをしていて、竹本くんには、はぐちゃんや森田さんの様な「天才」はないんですよねぇ。

もちろん、「天才」がないのが、イコール「幸せでない」とつながるかどうかはわからないのですが……。それに、求められているのは「天才」だけではなく、実直に仕事をしていく人間もとても大切です。

でも、幸せなんて無くてもいいから、「天才」が欲しいって思うときも、確かにあります。

でも、今は。 

はぐちゃんに告白する竹本くん。いい顔でした。

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ハチミツとクローバー6

うーん、10巻で完結の様です。

折り返しのこの巻は、そろそろ物語にいろいろ結論をつけていってくれるような動きがチラホラ。

1人ずつそれなりの「答え」を出していこうとしている様で、まずは、竹本くんからはじまるようです。

しかし、森田さんは、森田さんなりに、冷静ではなくどうしようもない恋をしているようです。

しかし、この様子だと、森田さんは、山田さんとくっつくような展開になるのでしょうか?

あのセリフって、愛の告白に聞こえます。

でも、野宮さんという人もいましたねぇ。

これからの展開は…

いや、教えてくれなくてもいいです。すぐ読むから。