僕らはみんな死んでいる♪4
いろいろなことが、浄化されないまま、グルグルとまわっています。
これ、どこに着地点を持って行く気なんだろう?
着地の仕様があるのか心配な感じです。夢オチ?
いろいろなことが、浄化されないまま、グルグルとまわっています。
これ、どこに着地点を持って行く気なんだろう?
着地の仕様があるのか心配な感じです。夢オチ?
基本的には、面白いと思います。
前も書いたと思いますが、基本、この人のかく、ゴツゴツとした人間が好きなので。
まあ、物事が、単純化されているのは、物語なのだから仕方ないですね。
サリの年齢の間違えは、編集が勝手に修正したとみたが、どうだろう?
子どもの頃から、鬼の出てくるお話が好きでした。
そして、その鬼を意識したのが、木原 敏江の「夢の碑」でした。
意識して鬼を追いかけ始めてから出会ったのが、馬場 あき子の「鬼の研究」です。わたしは、それまで(そして今でも)、物語の世界が大好きで、物語で泣いたりしたことはあったのですが、はじめて物語の形をしていないものでも、感動するのだなぁと知った作品でした。
そして、その「鬼の研究」のなかで、1番印象に残っていた話が、この「伊勢物語」のなかのエピソードでした。
そのエピソードが、このマンガの1話目になっていて、なんか、木原 敏江からはじまって深まっていったものが、また、一周して戻ってきたようで、なんだか不思議な感じがします。
そして、よかった。
なんか、この人の描く、ごつい人間が、男も女も、好きなんです。
なんか、生身だなぁという感じがします。
短編むきなのかなぁ……。
「竜の結晶」とかは、すごく好きなのですが。でも、あれも後半の外伝みたいな短編が、ものすごく良いのです。
いろんなところで恋愛フラグがたちまくりの4巻です。
しかし、このマンガ(も?)、基本、イケメン=マジメというイメージです。
こういうマンガを読むと、行動がどうであれ、イケメン=マジメというのをインプットされちゃうのかなぁ~。
マンガにそれほど力はない?
いやいや、それぐらいの力がないと、読む意味もない。