GENJI4 源氏物語
たしかに、いろんなものを切り捨てたために、きわだった部分もあるなぁと思いました。
きれいにまとまった最終話のあとに、「特別編」をつけたのは、悪意だなぁと思いますが……。
でも、夕霧はいないという……。
きら版の雲居の雁も、ちょっと見てみたかったです。
「きら源氏」の2巻目です。
どうやら、4巻で完結したようですので、少しずつ読んでいきます。
物語は、いらないところをバッサリと切り捨てて、気持ちいいほどです。
しかし、葵が、あのまま死んでしまうとは、元の話をしっている者としては、ビックリでした。
これは、「源氏」の物語であって、次の世代には、絶対に続いていかないという明確な宣言でもあるなぁと思います。
でも、このあたりは、ストーリーは大胆ですが、人物解釈は、今までどうりという感じです。
やっぱり、わたしは、葵は好きですねぇ。1番好きなのは、雲居雁ですが、きっとこの「きら源氏」には、出てこないだろうなぁ……。だいたい、夕霧が……。
で、朧月夜の解釈は、ストーリーこそ、元の話をおっていますが、人物解釈は、なかなか大胆です。
わたしのイメージでは、朧月夜は、ゴージャスな女なんですけどねぇ(笑)
うーん、ちょっと、ゴージャスさがたりないと思ったりして……。
お笑い格闘マンガ「ラブスパルタン」です(笑)
2巻完結編です。この人の描く格闘マンガは、スゴイ好きなので、「竜の結晶」みたいに10巻ぐらい続いて欲しかったですが。
綺麗な終わり方ではありますねぇ。
もんでんあきこのマンガのいいところは、キャラにいろんなタイプがいることですねぇ。
もちろん、格闘家の人たちは、けっこう同じ種類の人たちが集まっちゃうわけですが、それ以外の人たちも、丁寧に書かれています。
それが、「竜も結晶」では、蒼竜だったりしますし、この話では、三宮さんと雨野だったりします。
特に、雨野があんなに愉快なキャラクターだったとは、思いもしなくて笑いました。
「若い娘がなんというはしたないことを…」
というところで、爆笑してました。キミは、いくつだ?
タイトルの言葉は、三宮さんのお祖父ちゃんが言うセリフなんですけど、最近読んだ夢枕獏の「陰陽師」にも、似たようなセリフがありました。
本当に、そうなんだろうなぁと思います。
ただ、やっぱりあのタイプの男は、自分からは動かんなぁ。
来てくれなかったら、それはそれで、女の子いなくても人生を過ごしていくタイプ。
必ずしも、恋愛が人生の最重要項目というわけでもなく、何がしあわせかは、人それぞれわからないんだけれどもね。