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ハチミツとクローバー5

わたしは、はぐちゃんと竹本くんがひっついて欲しいなぁと思います。
もちろん、全員がそういう関係から、独立していくっていう結論も、充分にありうるのだけど…。

でも、日本に帰ってきた森田さんとはぐちゃんの勝負を見ていると、お互いの恋に気づいていないけど、お互いに理解し合っているのは、なんとなくわかります。

うーん、好きって、どういうことなんだろう?難しいですよね。

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ハチミツとクローバー4

真山が、山田さんのことをキープしてるっぽいとこが……。

そうですよねぇ。気持ち知ってて、一緒にいるんだもんねぇ。理花さんへの思いも、なんとなく恋ではないような気が。
まあ、こんなことがあったら、確かに呪縛されてしまいます。

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ハチミツとクローバー3

森田さんは、自分がはぐちゃんが好きなことに、あんまり気づいていなかった様子です。

うーん、他人のことはよく見えるのに、自分のことはわからないというキャラは、真山だけかと思っていたのですが……。けっこう、自覚して動いていると思っていたので、これは意外。

しかし、この人の謎って、いろいろあるな。

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ハチミツとクローバー2

少女マンガは、少年マンガに比べると読むのに力がいるので、ゆっくりとしかすすみませんが、コレ、名作かもしれない…。

というか、もう、名作と認められている作品なんですね。わたしが知らなかっただけで。世の中には、まだまだ、わたしがしらないおもしろい作品が眠っているようです。

それぞれに、いろいろと抱えていることがあって、そしてむ、それを知らないながらも、一緒にいて心を許せる空間と時間があって。
これって、なにも、若者だけではなくって、どんな年代の人間でも、欲しいと思っているものではないかと思います。

森田さんは、自分の恋に気づいていないようだし。はぐちゃんは、やっと、人と関わり合うことができるようになってきたところ。

お互いのことを知っていても、知らなくても、(過度にではなく自然に)気遣いあって生きていくということは、できそうな気がします。

そして、ところどころ、重くならないように、爆笑させてくれます。

でも、生活って、そんなもんだよなぁ。深刻ぶっている時間よりも、笑っている時間の方が、多い方がいいです。

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ハチミツとクローバー1

「DEATH NOTE」の映画を見に行ったときに、この「ハチミツとクローバー」の実写映画の予告編が流れていて、

「あっ、おもしろそう…」

ということで、購入してきました。

その予告編で、わたしがおもしろそうと感じたところは、あの

「人が恋におちる瞬間をはじめてみてしまった」

という名セリフと、なんともいえない、「青春」っぽい雰囲気です。

「青春」っぽい雰囲気というと、ちょっとベタベタですが、なんだろう?大人になっていく前の「特別な時間」の物語にけっこう弱いのです。
例えば、映画だと、ソフィ・マルソーの「ラ・ブーム」(実は「ラ・ブーム2」の方が好きですが)とか、あんな感じですねぇ。

でも、映画の予告編を見て、映画の方にいかずに、原作のマンガの方にいくのは、やっぱり、わたしがマンガ読みだからだと思います。

ということで、1巻を読み終えました。

1巻は、典型的な「下宿もの」のマンガです。
こういう下宿での生活は、ものすごく懐かしさを感じさせられます。

そのなかで繰り広げられる友だち関係、人間関係、恋愛は、ずっと続いていくものではなくて、毎年少しずつ変化していくし、自分が卒業してしまう頃には、大きくリセットされてしまいます。

でも、そういう「時間制限」があるが故に、キラキラ輝いて見えるのだなぁと思います。

なんか、すごい当たり前のことしかかけていませんが。

「ハチクロ」、よいです。
2巻を買いに行ってきます。