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ギプフ

いよいよ、小学校も終業式だそうです。
子どもたちと遊ぶのも、春休みに入りちょっと休憩ということになります。

でも、3月30日には、「うつぼゲーム会」で子どもたちと遊ぶことができますし、従兄弟の子どもたちも春休みということで、遊びに来ることがあるかもしれません。

4月で部署がえということもあって、子どもたちが春休みがあけころ、どういうことになるのかはわかりませんが、どこにいっても、どんな環境でも、なんとかやりくりして、子どもたちと遊んで行けたらなぁと思っています。

さて、ゲーム会のレポートを書いている間も、子どもたちとはちょくちょく遊んでおります。
最近は小さい子たちがよく来るので、「妖精さがし」や、「キャッチ ミー」、「コンチェルト・グロッソ」なんかでよく遊んでおります。

で、今年度、ここで子どもたちと遊ぶ多分最後のゲームは、なんと「ギプフ」です。
このゲームは、やる人を選ぶので(やっぱり高学年じゃないとねと思っています)、正真正銘の2回目です。
対戦相手は、もちろん前回と同じく5年生の子です。

まあ、前回は、練習ということで。
今回からが、本当の戦いといってもいいでしょう。
前回やったとき、あまりにも力に差がありすぎたということで、今回はりんの方がコマ3枚落ち、15枚対12枚での対戦です。
1枚ずつコマを落としていって、妥当なところを探るという手もあるかなぁと思ったのですが、子どもにとって相手がレベルを下げていくより、相手のコマが増えていった方が、レベルが上がったと感じるんじゃないかという考えの元、こんな感じてでやってみました。
もちろん、負けるのはあんまり好きではないわたしですので、これでも、負ける気なんて全然ないです。

どうやったら、コマが取られるかということを理解したようで、こっちが3枚ならぶと、必ずジャマのコマを入れてくるようになりました。
それどころか、こっちのコマを取ってこようと攻撃してきます。

この前は、コロコロと次々にコマを取られていたのに、1回だけで、えらい上達した感じです。

げげ。12枚のコマに対して、ボードはちょっとせますぎな感じです。
2、3手先を考えておかないと、すぐに自分のコマがなくなってしまいそうになります。
あと1枚、相手のコマは取れないけど、もうそろそろ回収をかけないと。

というときに、作戦か偶然か、作っておいた3列を邪魔してくずされてしまいました。
もう、どこにいってもコマの回収は不可能です。

最後の1手を打って、わたしの負け。

「次は、2つコマ落として対戦するで」

うーむ。最後の1手は見事でした。

「最後の邪魔、偶然か?ちゃんと考えた作戦か?」
「作戦、作戦」

うーむ。信じられん(笑)
次会うときは多分、6年生になったとき。
2つコマ落としで再戦してその言葉の真偽を確かめるのを楽しみにして。
今年度のここでの子どもたちとのゲームは、終了です。

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いよいよ、プレイする日がやってきました。
久方ぶりに、

「オバケしよう」

とやってきた5年生ですが、今日は、時間もいっぱいあります。
なんか、話を聞くと、昨日卒業式で、もう午前中で授業が終わるようになったのだそうです。
うーむ。春休みになると、また、遊べなくなるなぁ。そろそろ、本年度の遊び納めになりそうです。

「今日は、『ガイスター』と違って、こっちの2人用ゲームするで」

ということで、「ギプフ」です。

わたしもはじめて、相手もはじめてなので、コツみたいなものは、全然わかっていません。それどころか、どんな勝負になるのか、どれぐらい時間がかかるのかすらわからないドキドキの中のスタートです。

ギプフは、ゲームボードじょうに、白いコマと黒いコマを交互に配置していくアブストラクトゲームです。
コマは、黒白どちらも、15個ずつあります。プレーヤーは、それぞれ自分のコマの色を決めます。
ゲームボードは、たくさんの線が引いてあって交差しています。線と線の交差のしかたは少し変わっていて、碁盤や将棋盤のように直角に2つの線が交差しているのではなく、60度の角度で3つの直線が交差しています。
だから、ゲームボード上には、正方形ではなく正三角形がたくさんかかれることになります。囲碁と同じように、正三角形の中ではなく交点の上にコマがおかれていくきます。

線の一番端からコマを押し入れます。すでにボードに配されているコマは、そのコマに押されて次の交点に移動します。ただし、押されたコマが反対側の端から出てしまうような押し入れ方はできません。

こうして、交互に端から自分のいろまコマを押し入れていきます。
同じ色のコマが4つそろうと、そのコマを自分の手元に戻して、ボードに押し込むコマとして再び利用することができます。そのとき、その4つのコマに直線上で接続しているコマも一緒に取り除きます。これが、自分のコマの場合は、リザーブとして使えますし、相手のコマの場合は、捕獲して相手に再利用できないようにすることができます。

最終的に、どちらかの手番で押し込むコマがなくなったほうの負けになります。

こうやって書くと、また、ちよっとマニュアルだけ見ていると、難しそうなゲームに思えます。
実際に、今、書いていて一番表現しにくいゲームの1つです。
他のページの紹介では写真などもありますので、あわせて見ていただければいいと思います。

しかーし。
このゲームも、やってみるとルールを理解するだけならけっこう簡単です。
奥は深そうですが。

5年生も、わたしも、ルールだけは理解してプレイ。でも、どこにコマを配置していけばいいのかというのは、イマイチ理解していません。

とりあえず、相手のコマをとれるように配置していきます。相手は、はじめてということで、どこに注意したらよいのかわからなかったのか、ポンポンと相手のコマを3枚ぐらいぐらい取ってしまうと終了してしまいました。

もっと、時間がかかるかと思っていましたが、はやっ。
インストもいれて、20分ぐらい?

「もっと、自分のコマがかえってくるようにせんとあかんのかなぁ…」

というのは、5年生の子のつぶやきです。
ちょっと、一方的な戦いだったので、いやになってないかが心配だったのですが、そんなことはなさそうで少し安心しました。

その後、時間がちょっと余ったので、彼のリクエストに応えて「ガイスター」を1回。
負けませんで~。
ということで、いつものパターンの脱出完了です。

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デュボン

5歳の可能性には、限界がないのだなぁ。とつくづく感じた午前中がおわって、「その4」は、午後からの様子です。

午後です。
昼食が早く終わって、まだファミリーが帰って来ていないということで、わたしが、「デュボン」を教えてもらうことに。
この前、プロジェクトコア高槻店で購入した「ギプフ」と同じシリーズです。
そういえば、「ギプフ」も、まだ1回もプレーしていません。
ちなみに、前回の「うつぼゲーム会」では、子どもたちが、コマをおはじきのコマの代わりにしてはじいていました。

ドーナツ型のコマを使います。コマは、ドーナツ型で、いくつも積み重ねられるように、みぞがついています。
2人でする対戦ゲームで、プレーヤーは、白と黒のどちらかになります。白いコマ、黒いコマ、どちらも11個ずつあります。
それから、3つのデュボンコマとよばれる赤色の特殊なコマがあります。
最初は、ボードにこれらのコマを1つずつ交代で並べていくことから始まります。

ボードにすべてのコマがおけたら、ゲームスタートです。
1回交代で、自分のコマを動かしていきます。
コマは、6方向を囲まれていないとき他のコマの上に移動することができます。
最初、1つも積み上がっていないコマは、隣のコマの上にだけ移動することができます。
積み上がったコマの一番上にあるコマの色が、積み上がったコマ1セットの持ち主ということになります。
コマは、積み上がれば積み上がるほど、移動の距離が増えてきます。2つ積み上がれば、2つ離れたマスまで移動しなければなりませんし、3つ積み上がれば、3つ離れたマスまで……。と、どんどん移動距離が伸びていって、最後には、ゲームボードからはみ出してしまい動けなくなってしまいます。

デュボンコマは、単独では動くことはできませんが、上に黒白どちらかのコマがおかれると、普通のコマと同じように動かすことができるようになります。

移動した結果、3つあるデュボンコマと接続できないコマや、積み上がったコマのセットは、すべてゲームボードから取り去られます。

移動できなくなったらパスになります。
白黒どちらも移動できなくなったら、ゲーム終了になります。
自分の色のコマ、積み上がったコマのセットをすべて積み重ねて、高い方が勝ちになります。

ちょっと、試しにという感じだったので、コツとかは全然わかりませんでした。
でも、「高くしたら勝てる」けど、「高くしすぎると動けなくなる」というのと、「デュボンコマを自分の積み上げたコマのなかに取り込んでおけば、とりあえず接続を切られる心配は少なくなる」ということぐらいは、理解できたかな?

囲碁とか、将棋をイメージしていましたので、もっと時間がかかるかと思っていましたが、20分~30分ほどで1プレー。思ったほど、重くなかったです。
もっとも、これから、「勝とう」と思って考えるプレーをしていったら、そのイメージは、どんどん変わっていくのかもしれませんが……。

もう、2、3回やって、ちょっとコツの部分まで理解したかったですが、子どもたちが帰ってきました。
うん。子どもたちと遊ぼう。

「きみらは、このゲームのルールは知らんの?」

「うん。これは、おはじきにするしかしらんわ」

きれいなコマなので、おはじきは、やめてーー。われるー。
ヒーン。

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ブラフ

えーと、本当は、前に遊んだメンバーが集まれば、「ラー」の遺跡タイルと厄災タイルを抜いたので、もう1度「ラー」に挑戦してみたいと思っているのですが。

わたしの拠点にしている地域の小学校は、今、インフルエンザの流行真っ盛りということで、どうやら、「ラー」組の4年生たちは、学校も休んでいるようです。

そして、彼らが来ないところに、また別グループの4年生が。
いんなにいろいろなグループが、しかも、同じ学年のグループが、入れ替わり立ち替わり、この短期間のうちに遊びに来るというのは、けっこう、めずらしいパターンです。

今までは、いろんな学年の子が、でも、けっこうメンバー固定で来ていることが多かったですから。

うーん、4年生というのは、情報網も、他の学年と違うのかもしれません。

で、今日来たのは、2人なのですが、さっそく、断りもなくゲームをゴソゴソとやっています。
また、自分らだけで遊ぶつもりのようです。

あ、侮れんわ。

カードゲームをさがしていたみたいですが、「そっとおやすみ」は、缶を開けてカードを見て、

「あかんわ」

と一言。
やっぱり、「そっとおやすみ」は4年生を呼ばず、4年生も「そっとおやすみ」を呼ばなかったか!
思わず横で見ていて爆笑していましたが、実は、ただ単にやったことないのでルールがわかんなかっただけかもしれません。

はい。すぐ横で何を選ぶのかなぁと黙ってみておりました。
こっちからは、極力さそわない。好きにさせるというのが、いちようのわたしのルールです。

「ワードバスケット」とかも見ていたのですが、これを2人でやってもちょっとむなしそうだというのはわかったようです。

「おっちゃん、オススメのゲームは?」

「人数によるなぁ。何人でするつもりや?」

「2人かなぁ」

「2人?2人のゲームなぁ。2人、2人……」

2人用のゲームといえば、「カフナ」、「ギプフ」、「ガイスター」とかかなぁ。と考えていたわけです。

「おっちゃん入れて、3人でもいいで」

決して、わたしも一緒にいれろとか、そんな催促をしたり、わざと焦らして、3人と言うのを待っていたわけではありません。
でもまあ、どうしても一緒に遊びたいというのなら、しかたないじゃないですか。
彼らも、新しいゲームを知っておけば、また、友だちと遊ぶときの幅が広がるというものです。

時間を見て、20分ぐらい。
ちょっと人数は少ないけれど、よし、「ブラフ」。

3人。サイコロたった15個スタートです。
その分、極端な目が出やすくなって、数は当てにくくなります。
説明しながらの1回目。
どんどん、子どもたちのサイコロは減っていきます。
わたしは、まだ大丈夫。
サイコロ、10個。

「10個やったら、だいたい3個~4個ぐらい同じサイコロがあるのが相場や」

てな感じで言ってあげていると、

「それ、言うたらおもしろくないやん」

と頼もしい一言。
まあでも、じゃあどうやって、だいたいの数を知るのかと言うことをとりあえず教えて、以後、黙っておくことにします。
で、子どもがしてきた宣言は、

「3が6つ」

言わんこっちゃない。なんちゅう、宣言してくんねん。サイコロ全部で10個やぞ。
おっちゃんのとこ、たしかに「★」と「3」で2つ「3」あるけど、きみらのサイコロあわせて5つのうち4つが「3」やなかったらあかんねんど。

「あるわけないやろう。ブラフや!!」

子どものサイコロ、「3」と「★」。
もう1人、「★」3つ。

「そんな、あほなーー」

今日は、3人ということで、負け抜けルールでやってみました。
1回戦目は、それでも、りんが1位だったのでした。

でも、2回戦目。
スタート早々、同じような極端な★の目にやられてしまって、一気にサイコロを3つぐらいなくしてしまいました。
1番はじめに、負け抜けしてしまったという……。

「1人負けたら、ゲームはじめっから!」

なんぼ言おうかと思たかしれん。

子どもたちも、

「おもしろかったー」

と満足な様子でございました。

「あと1つルールあるし、今度、教えるな」

こんどは、振り直しのルールを教えて、本格的な「ブラフ」をまたまた楽しみたいと思っている週末でした。

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プロジェクトコア高槻店

 

新しいお店も開拓しましたが、やっぱりりんの基本は、このお店です。
大阪までは遠いので、行くのは月1回ぐらいにしようといいながら、12月~1月のあいだに4、5回は行ってしまっています。

年末によったときには、「ナッシュ」と「ビーバーバンデ」と「ギプフ」と「ラー」を購入しました。

「ナッシュ」は、「バンプレス」の2号に載っていたゲーム。「ビーバーバンデ」は、「バンプレス」の10号に載っていたゲームです。
「バンプレス」の2号と10号をプロジェクトコア 高槻店で購入して、帰りの電車の中で読んでいると、さっきゲーム屋で見たゲームが、載っていて、けっこう子どもにもできそうなルールで、

「あぁ、なんでさっき買わなかったんだよ~~」

と電車から飛び降りて、また、高槻にもどろうかと思ったぐらいでした(その時は、そのあと高槻にこれほど来ることになるとは思ってもいなかったという…)。

どちらも、レビューによると20分程度で終わる短いゲーム。そして、シンプルなルールで、小学校の低学年ぐらいの子でも、遊べそうです。

「ビーバーバンデ」は、今までの1回戦だけ「マンマミーア」の地位を奪いつつあります。
もちろん、「マンマミーア」は、とても楽しいゲームなのですが、現状の時間設定では、最後まで遊べません。
その点、「ビーバーバンデ」は、時間が来たと思えば、その場でノックして終了することができますので、せわしない世界で遊んでいるわたしたちにとっては、とっても、遊びやすいゲームです。
どっちも、それほどしゃかりになって覚えなくてもいい、覚え系のゲームです。

「ナッシュ」は、箱を開けて最初に思ったのは、

「お、『フォレロッテ!』だ!!」

です。

メーカーが、「フォレロッテ!」と同じで、サイコロの入り方、カードの入り方、カードの裏面のロゴなどが、「フォレロッテ!」と同じだからです。
箱は、上箱、下箱にわかれてパカッと開くタイプではなくて、グリコのキャラメルの箱みたいなタイプです(伝わりますか?)。
うーむ。この手の箱は、ちょっと開け閉めがしにくいという欠点があります。特に片づけるとき、箱の中に入れる舌の部分が、カードをひっかけてカードが折れたりしちゃうんだよなぁ。

「6ニムト」や、「ボーナンザ」みたいに、パカッと開くタイプの箱の方が好きだなぁ。ただ、パカッと開くタイプの箱は、持って移動するときにもパカッと開いてしまうという欠点もありますが…。

「フォレロッテ!」は、どっちかというと人とあまり関わりなく、1人でサイコロをころがしていくゲームでした。一方、「ナッシュ」は、騎士同士の戦いがテーマとあって、人の城を攻めにいったりと積極的に人に関われるようになっています。
このゲームは、まだ実際に遊んでいないのですが、多分、「フォレロッテ!」が好きだった子たちは、気に入るのではないかと思っています。
「ギプフ」は、ちょうど「ノイエ」の7号でのデザイナのクリス・ブルム氏のインタビューやレビュー、「バンプレス」の9号の特集などを読んで、

「今までアブストラクトゲームには、あんまり興味ないなぁ」

と思っていたのが、ちょっと変わりつつあったために購入しました。

あと、「うつぼゲーム会」に行ったときに、ギプスプ・ロジェクトのおそらく「デュボン」(だったと思うのですが)を見かけて、全然、ゲームとかはしなくて、やり方とかはわからなかったのですが、

「ちょっと、かっこいいなぁ」

と思ったからでもあります。
それから、ちょっと計算高いところでは、ちょうどこのころ、自分の中で、

「子どもと一緒にゲームを遊ぶときに、親に受け入れやすいゲームとは?」

とか考えていて、

「親が見て子どもがかしこそうに見えるゲーム。それは、アブストラクトゲームではないだろうか?」

てなことも考えていたということもあります。

まあ、子どもがわたしのところに遊びに来るのは、やっぱり親の許しがあってのことです。
わたしの願いは、夕食後のちょっとした時間などに、家族が食卓を囲んでゲームをしている姿です。
もちろん、ゲームのことを大好きな人間が、自分たちでサークルなどをつくって遊んでいくという今までのボードゲームの文化は、とても大切だと思います。
この日記を読んでいただければわかるように、わたしも、そんなサークルや集まりに参加させていただき、とても、楽しませていただいています。
その楽しさを、家庭に少しでも広めていきたいと考えているわけです。

そのためには、やはり、保護者の理解というのは、大切になってくると思います。
楽しいゲームがたくさんあるのに、保護者が引っかかる可能性があるゲームをするよりは、少しでも受け入れられるゲームをしたいなぁと思うわけです。

だからといって、おもしろくない見た目だけ小難しそうなゲームをやるとか、勧めるという意味ではないですよ。
やってみておもしろくなければ、子どもは正直ですから、すぐに来なくなります。

そのうちに、親をまきこんでいきたいなぁと思っているのですが、まぁ、託児所ぐらいに思われていればいい方なので、気長にいきたいと思っています。
子どもが、ゲームで一人遊びしている様子を写真に撮って帰られたお母さんもいるので、「まきこむ」の「ま」ぐらいはできたかな?
でも、まだこの子の場合は、一人遊びだったんだよなぁ。

「ギプフ」は、たっぷり時間がとれて、少し子どもが少ないときに、1回じっくりとしてみようと思います。

あと、もう1つぐらい大きいゲームがほしいなぁと店内を見回します。
競馬のゲームとかもおもしろそうなのですが、子どもにはちょっとかなぁ。ルールがということではなくて、上でしゃべっているように内容的な問題です。
うーん。お父さんには、大うけかもしれないけど、やっぱりまずかろう。
といいつつ、碁石をチップにして、5、6年生の子に「クク」は教えてますので(しかも「大人の時間」という言葉つき。だって、これメチャクチャ理解しやすい言葉です。ほぼ一発で子どもも理解します。この言葉考えた人は天才やーー)、基準は、りんの中にあるすごくあやふやなものです。

候補にあがったのが、「プエルトリコ」と「貴族の務め」と「ラー」でした。

一番最初に候補から落ちたのが、「プエルトリコ」。はやっているし、やってみたいゲームではありますが、今のわたしのゲーム環境で、プレイできるわけがない(笑)。子どもともできないだろう(時間的にも、ルール的にも)。

ということで、候補はあと2つ。
「貴族の務め」か、「ラー」か。

「貴族の務め」は、「じゃんけん」のゲームと、「安田均のボードゲーム大好き!」に書いてありました。
一方の「ラー」は、「競り」のゲームという情報を仕入れています。
「じゃんけん」と「競り」なら、「じゃんけん」の方が簡単そうです。

「貴族の務め」のマイナスファクターとしては、「泥棒」。貴族の務めとして泥棒をやとって人の美術品を盗むということをゲーム中にしなきゃいけない。
うーん、ちょっと抵抗あるかなぁ?

「ラー」のマイナスファクターとしては、「神様」。ゲームとは多分何の関係もないのだろうと思うけれど、宗教関係については、きびしく考えられているお家もあります。
そういったお家の子が混ざる場合は、「オバケ」が出てくるゲームなどはできませんので、とうぜんこの「神様」も難しいでしょう。
そうすると、その子は(ある程度は自分の信仰の問題なのでなっとくしていますが)、ゲームには参加できないことになってしまいます。
まあでも、その場合は、その子がいないときだけ「ラー」をするということも、注意すればできます。

簡単そうで子どもたちとできそうなのは「貴族の務め」なのですが、「ラー」は親からの苦情がなさそう(苦笑)。

うーむ。と、ちょっと箱をとってみる。

「貴族の務め」プレイ時間60分~90分。
「ラー」プレイ時間50分。

「競り」ゲームと「すごろく」ゲームで、なんで、「すごろく」ゲームの方が長い時間かかるのだろう?
もしかして、「ラー」の方が簡単??

30分という制限時間から考えると、両方プレー不可能ということも考えられるが、とりあえず、短い方を買っておくべきだな。

ということで、「ラー」を購入しました。

家で、箱を開けて、
うーーむ。難しそうだ。

「競り」ゲームということで、1人では不可能かもしれないけれど、ルールを見ながら、タイルをならべたりしてみます。
こみいった交渉というのがないので、1人でも、ルールを理解するぐらいのことはできました。

「なにこれ。すごいプレーしやすい」

見た目から、想像もつかないほどわかりやすいルールです。
点数計算に少し癖があって、早見表みたいなものを作った方が良さそうですが、

「これやったら、子どもにもできるわ」

という印象でした。
時間が問題ですので、遺跡のタイルを抜いて、2期でおわりということになるかもしれませんが、それでも、充分に楽しめそうです。

この「ルールわかりにくそう」と思わせるゲームのセットに対して落差のあるわかりやすいルール。
それから、いろいろな方法で点数をとるやり方。
どっかで、経験あるぞ。
エポックから出たゲームで、難しそうやと思ってわたしが敬遠したゲーム。しかも、やってみたら、一番簡単やったあのゲーム。

「アフリカ」と似てる。

「ラー」のデザイナーは、「アフリカ」と同じくライナー・クニツィアでした。
そんなことも知らんと買ったのか?と言われそうですが、知りませんでした。
子どもとするのにいいよ、以前、「The Game Gallery掲示板」の書き込みで勧めていただいたデザイナーでした。

ラッキー。そして、わたしの選択は正しかった(爆)

問題は、早見表を作っている時間がないということでね。

さて、以上は、年末のお話。
新年あけてからも、行ってきましたよ。プロジェクトコア 高槻店。
以前に書いたとおり、ゲームウォークというイベントがありましたので、遊ばせてもらいに行きました。

せっかく大阪まで行ったのだから、なんかゲーム買わないとねぇ。
うーん。
なんか、あるゲームで、ほしいものは、みんな買い尽くしたという感じがしないでもない……。

今日、遊ばせていただいた「そっとお休み」とかは、ここにはないんだよなーー。
うーむ。前回、買うのを見合わせた「貴族の務め」にしようか?
↑ 何で「プエルトリコ」を買わないことにしたのか、その理由は、すっかり忘れているらしい。同じ理由で、買ったって意味ないだろうに。

「『ババンク』は、持ってますか?」

と白紙さん。

「聞いたことないです」

と見てみると、けっこうちっちゃな箱に、とっても濃いめのおっちゃんとおばちゃんの絵(この際、りんの顔かて濃いということや、この日にちょうどやった「ダークサイド」というゲームで、もっとも見かけがあやしいプレーヤーに認定されていたということは、Webで読んでいる人にはわからないので内緒です)。

こわい絵なので、目に入っていても、買ってなかったと思います。

「どんなゲームですか?」

と聞くと、一緒にゲームしてくださっていた方が、いろいろと教えてくださいました。

クイズ番組で、最後の問題だけ1万点とか一発逆転のチャンスがあったりします。なんか、そういう感じのおバカなところ(とは言わなかったかな)か、すごく楽しいゲームなのだそうです。
ゲーム時間は、30分。
あ、けっこう軽い。できるかも。
対象年齢、12歳以上って書いてあるなぁ。そこが気になるといえば気になるけど、対象年齢12歳以上なら、10歳ぐらいからできるでしょう。

クイズというのが気になります。

「あのー、言葉がドイツ語で書いてあるとか、そんなことはないですか?」

この日遊んだ、「ダークサイド」は、わたしにとっては、すごくうけたゲームでしたが、言葉がドイツ語で、白紙さんは、わざわざカードに日本語訳を貼っておられました。
「うつぼゲーム会」でやられていた「プエルトリコ」も、たしか、訳のカードを作って遊んでおられたのを見ました。
そういった作業は、少しきびしいです。

「全然、そんなんないですよ」

ということで、「ババンク」を購入しました。

家に帰って、ルールを読んでみる。
うーん。カジノのゲームか。
子どもとは、無理かな?

一応、1人で、コマをならべたりして遊んでみる。

「あ!このゲーム。たしかに、遊んだらうけるやろうな」

カジノで、お金を稼ぐゲームなんですが、そのお金の稼ぎ方が、後になるほどうなぎのぼりになって、まさに、一発千金、一発逆転のゲームなんです。
クイズ番組の点数といっておられたのは、そういう意味でした。わたしは、てっきりクイズゲームだと思って、「クイズ」がドイツ語で書いてあるのかと心配してたのですが、もちろん、そんなことはありません。
どっちかというと「ブラフ」系で、「ギャンブル」という感じではありません。

やりたいな。

「ギャンブル」というと抵抗ありますが、クイズの賞金だったら抵抗ないかな?
どこのテーブルに、いいカードが隠れてて、どこのテーブルに、悪いカードが隠れているかを当てるクイズ。
じょうずに当たると、50万点(円じゃないところが、ポイント)!!

うーむ。出来そうな感じ。

高槻からの帰りのJRの中で、バラックさんとこんな会話を。
なん個ぐらいゲームを持っているかという会話の後、

「まあ、でも、ゲーム増えるの止まるかなぁと思ってるよ。わたしが買うのは、軽い子どもと出来るゲームばっかりやから」

と言うりんに、バラックさんは、

「そう思うでしょ。それが、そうはいかないんですよ」

と笑っておられました。
さて、どっちが正しいか?
ところで、この「お買い物」日記も、あと2日ぐらい続く予定です(笑)。
結論は、でているようで。