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ドラえもん7 藤子・F・不二雄大全集

このあたりは、リアルタイムで読んでいるというよりも、コミックスで読んだのかなぁ。
けっこう、印象に残っているお話が多いです。ドラえもんを読み始めたのが、このあたりの話からなのかもしれません。

この藤子・F・不二雄全集ですが、泣かせる解説が多いですねぇ。吉本 ばななの「オバケのQ太郎」の解説も泣けましたが、今回の瀬名 秀明も、けっこう良いです。

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オバケのQ太郎5 藤子・F・不二雄大全集

旧版の「オバケのQ太郎」は、ここで終了。

なんと、O次郎も、U子さんも、まだ出てきてないです。
特に、O次郎なんて、かなり前からいそうですが……。

オバケの仲間は、基本、ドロンパとP子だけみたいです。そして、P子の性格が、けっこうハスッパです。

でも、おもしろいです。

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オバケのQ太郎4 藤子・F・不二雄大全集

アメリカオバケ、ドロンパ登場。ニヒルでハンサムなヤツです。でも、けっこう今見ると、目がうつろで笑えます。

オバQのスペックの低さは、でも、他のマンガには無い魅力を生み出していると思います。それは、子どもが、本気で遊んでいること。
ドラえもんとかだと、なにかをするのは、どこか実験的なところもあるのですが、オバQの場合は、すべて遊びです。それが、ものすごく素敵。
だから、後の藤子 不二雄のマンガと比べても、パターンが多い気がします。

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海の王子1 藤子・F・不二雄大全集

「オバケのQ太郎」以前の藤子 不二雄って、知らないような気がします。多分、今回のこの「海の王子」を読んだのが、はじめてです。

まだ、自分のスタイルを作る前とということで、展開自体は波瀾万丈なのですが、今の目で見ておもしろいかというと、とっても微妙……というか、けっこう読むのが苦しかったです。

まあ、これも、貴重な歴史の1ページということで。

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オバケのQ太郎3 藤子・F・不二雄大全集

あとの作品に比べると、Qちゃんという存在そのもののスペックが、ものすごく不安定な分、発想がものすごく自由です。悪く言えば、マンガ的でテキトー。でも、そこが、素敵です。

P子とか、そういった存在も、計算されて出てきたものではなくて、連載されている中で、自然と生まれて育っていったんだなぁとつくづく思います。

あと、絵の中に、ものすごく石ノ森 章太郞のにおいを感じるのですが。女の子とか、おっさんとか。

すごい、いい時代だったんだろうなぁ。