ゆうもあ,ゆうもあゲーム会・大阪,ゲーム会レポート,プレイ記録,ボードゲーム,ボードゲーム日記,2003年12月ゆうもあ・大阪忘年会Geistentrappe,あ・そ・ぼ,こぶたのレース,にじいろのへび,ゆうもあ,ゆうもあゲーム会・京都,ゆうもあゲーム会・大阪,イヌイット,オバケだぞ~,カエルがチュッ

オバケだぞ~

ゲーム会終了後、事務所に場所を移して、反省会&忘年会&ゲーム会。
いつもは、次の日に仕事があるということで1、事務所での反省会には参加できないのですが、今回は、年末ということで、月曜日は仕事が休み、参加することができました。

なんせ、「ゆうもあ」の忘年会ですからねぇ。
反省会をして、食事をした後は、ゲーム三昧でした。

やって見たかったゲームをいろいろ体験できました。

「オバケだぞ~」は、「Geistertreppe」という原題で「あ・そ・ぼ」では紹介していたゲームです。
「ガイスター」によく似たオバケごまを使って遊ぶスゴロクゲームです。
これは、「ゆうもあゲーム会・京都」で目にしてから、すごーく遊びたかったゲームなのです。

遊んだ方の話を聞くと、評価が高かったり、低かったりと、いろいろ。
1回自分で遊んでみなければ(笑)と思っていたわけです。

「ガイスター」と同じくドライマギーア社のゲームです。箱の絵は、暗闇の廃墟の階段をすすむ4人の子どもたち。
ボードは、少し大きめで、廃墟の階段の雰囲気です。
コマは、自分を表すてるてる坊主の形のコマが4つと、オバケのコマが4つ。
このオバケのコマですが、「ミッドナイトパーティ」のように、上からカパッとてるてる坊主のコマにすっぽりかぶせることができます。
「ミッドナイトパーティ」と違うところは、オバケゴマを持ち上げると、磁石の力でなかのてるてる坊主のコマも持ち上がることです。

てるてる坊主のコマは各プレーヤーを表す4色なのですが、オバケのコマには色の違いはありません。
だから、オバケのコマが上からかぶさってしまうと、どのコマが誰のコマかわからなくなってしまいます。

ルールは、初級ルールと上級ルールがあります。

まずは、簡単な初級ルールから。

サイコロを振っコマを進めていくのは、普通のスゴロクです。
さて、このサイコロですが、やっぱりというかなんというか、数字以外に「オバケ」の目というのがあります。
オバケの目が出ると、好きなコマにオバケゴマをかぶせて、オバケにしてしまいます。
そうすると、そのオバケは、もう何色だったのかわからなくなります(笑)
速くゴールに着いた人が勝ちですので、数字が出たら自分のコマを動かすのですが、自分のコマがどれかわからなかったら、適当なコマを動かさなければなりません。

やっているうちに、プレーヤー全員のコマがオバケになってしまいます。
さて、全員がオバケになって、次にサイコロで「オバケ」の目がでたら、今度は、「オバケ」同士で入れかえることができます。
自分が最下位ならば、1位と入れかえれば、いっきにトップに立つことができます。

これは、自分の手番以外でも、じっとゲームに集中していなければいけないというところが、なかなかにいいなぁと思います。
いつ自分のコマが入れかえられるか、わかりませんからねぇ。
小さな子どもなら、これでも充分にたのしめると思います。

ただし、基本は自分のコマを前に進めるだけですから、自分のコマがどこにあるかだけを追い続けていれば、あとは単純なスゴロクゲームです。
だから、小学校中学年ぐらいから上になると、ちょっとルールが単純すぎるなぁ、「入れかえ」のルールって、あんまり有効に働いてないなぁと感じるかもしれません。
まぁ、わざと人のコマを動かして混乱させるという手も使えるのですが、全員が自分のコマだけおっていればいいので、大人はそんな手にはまず絶対にひっかかりません。

さて、そこで、初級ルールが簡単すぎる人には、上級ルール。

上級ルールは、自分の色を表すチップを各プレーヤー、それぞれが持ちます。
全員のコマが、オバケになるまでは、初級ルールと同じです。

さて、全員のコマがオバケになって、次にサイコロで「オバケ」の目が出ます。そうすると、初級ルールと同じようにオバケ同士を交換してもいいです。でも、もう1つ、プレーヤーのチップ同士を交換することができるのです。

自分が今まで「黄色」だったのに、いきなり取り替えられて「赤色」になったりするわけです。
そうすると、当然、自分の色だけでなくって、他のプレーヤーの色もすべて覚えていなければなりません。

こうなると、

「あれ、それ動かすの?ブラフ?かんちがい?えっ、それでよかったっけ」

という疑心暗鬼が生まれてきて、なかなかに楽しめます。

わりと4色、覚えられそうな感じでしたが、プレー時間がのびればのびるだけ、自分に信用がおけなくなってくるという、なかなか楽しいゲームです。

1つのコマがゴールに入れば、ゲーム終了です。
それぞれ、正体を現して、順位を決めます。

楽しいゲームで、わたしは気にいました。
ただ、このゲームまだ日本では発売されていないのではないかと思います。
「こぶたのレース」、「ガイスター」のドライマギーア社のゲームということで、「ぱふ」などで売られるとうれしいなぁと思うのですが。
さて、どうでしょう。

 

 

カエルがチュッ

えーと、ツォッホの変なゲームです(笑)

一味ちがうわ。好きですツォッホ。でも、このゲームは、購入リストには入ってないです。

「イヌイット」と同じように、手の感覚を使って遊ぶゲームです。
ただし、「イヌイット」は重さを感じるゲームでしたが、「カエルがチュ」は長さを感じなければなりません。

プレーヤーは、カエルです。
多分きっと、王子様がばけているカエルなのだと思います。
だから、自分の色のカエルコマを持ちます。

このカエルコマなのですが、なんか、イヤな感じですごいリアルなんですが(笑)
いや、わたしがキャラクターな動物に慣れすぎているということなのかもしれませんが……そのリアルさは、「にじいろのへび」のへびの比ではありません。
カエルにキスしたお姫様って、本当にチャレンジャーだったのだなぁと感心してしまいます。

ゲームは、すごく小さな子でもプレイできるぐらいのシンプルさです。

各プレーヤーは、それぞれたくさんの木の棒の入った袋を持ちます。
ボードには、端と端にしるしがあって、まずは、2本あわせてその長さになる棒を袋のなかから選びます。このとき、もちろん、袋をのぞいたり、試しにおいてみたりすることはできません。袋を手の中に突っ込んで、

「エイヤ!」

と2本の棒を選ぶわけです。

さて、全員が選ぶことができたら、実際にその棒をおいて、棒の長さを比べてみます。
まず、長すぎたプレーヤーは、失格です。
目標の長さに1番近いプレーヤーは、使った2本の棒のうち長い方を利用することができます。2番目に近いプレーヤーは、使った2本の棒のうち短い方を利用することができます。

ボードの横には、リアルなカエルコマが、横一列にならんでいます。適当な距離をおいて、ゴールであるお姫様(ただの女の子?)がおかれています。
さて、さっき1位と2位だったプレーヤーは、自分の棒をカエルから、お姫様にむかって、のばすことができるのです。
そうつまり、今まで「棒」と呼んでいたものは、なんと「カエルのベロ」だったのです。

次は、1番負けている人が、次のお題になる長さをしていします。
そしてまた、2本棒をえらんで……。

というように、ゲームが進んでいきます。
はやく、「ベロ」がお姫様について、キスできた人が勝ちになります。

たしか、お姫様がカエルにキスしないといけないと思うのですが、このゲームでは、カエルの方が、積極的です(笑)
箱の絵が、ちょっとセクハラっぽいのも、わたしてきにはマイナス。だって、オススメするときに、ちょっと恥ずかしいじゃないですか。

もしかすると、呪われて人間になってしまった「カエルのお姫様」を、カエルの王子様がキスして、カエルに戻すという設定なのかも(笑)

プレイしてみて、わたしは、とっても下手ということがわかりました。だから、ちょっと評価が厳しくなっているのかもしれません(汗)
ただ、失敗した棒は、どんどん減っていってしまうので、後半になればなるほど、より難しくなってきます。その分、長さの目標が自分で決められるのですが、これがけっこう有効に働かすの難しかったです。
だから、けっこう極端に得意苦手によって、結果に差が出てしまうような気がします。

苦手だと、子どもにはつらいんじゃないかなぁ
とりあえず、大人ともう1回遊ぼうという気にはならないかな。
子どもと遊んで、子どもの反応を確かめてみたい気はします。

けっこう、「イヌイット」と同じで、子どもの方が得意なのかもしれません。

  1. 「ゆうもあゲーム会・大阪」の開催は基本的に日曜日 []

ゆうもあ,ゆうもあゲーム会・大阪,ゲーム会参加報告,ボードゲーム,ボードゲーム日記ゆうもあ,ゆうもあゲーム会・大阪,アンダーカバー,オバケだぞ~,カタン,カラバンデ,カードラビリンス,ゲーム会,バルーン・カップ,ボーナンザ

今年はじめての「ゆうもあゲーム会・大阪」に参加してきました。
周りにどれぐらい人が参加したのかわからないぐらい、今回は、ゲームに没頭しておりました。
むむ。スタッフとして……。いや、子どもと遊んでいたんだから良しとしよう。

遊んだゲームは、

「カード・ラビリンス」
「マスターラビリンス」
「ラミィキューブ」
「カタン」
「カラバンデ」
「バルーン・カップ」
「ボーナンザ」
「九路盤囲碁」
「オバケだぞ~」
「アンダーカバー」

などなどでした。
1回、遊びたかった「バルーン・カップ」が遊べてよかったです。
あと、「アンダーカバー」は、時間がなかったので1回しかできませんでしたが、もう1回遊びたかったかな。
お母さん達のウケもけっこうよかったです。

わたし的には、「オバケだぞ~」が、めっちゃ楽しい。
早く、日本で売り出して欲しいです。

ゆうもあ,ゆうもあゲーム会・大阪,ゲーム会参加報告,ボードゲーム,ボードゲーム日記ねことねずみの大レース,ゆうもあ,ゆうもあゲーム会・大阪,アレクサンドロス,アングーラ,イエローストーン,イヌイット,オバケだぞ~,カエルがチュッ,カルカソンヌ

11月の「ゆあもあゲーム会・大阪」には参加できなかったので、2カ月ぶりの「ゆうもあゲーム会・大阪」です。
そういう気がしないのは、このところ、ほぼ2週間に1回ぐらいのペースでゲーム会に参加しているからですね。

さて、おそらく今年最後のゲーム会です。
遊んできたゲームは、

「生き残りゲーム」
「手さぐりゲーム」
「レーダー作戦ゲーム」
「モンテローラ」
「ベンガベンガ」
「イヌイット」
「ねことねずみの大レース」
「キング・ルイ」
「キャントストップ」

などなどでした。
「アングーラ」を持っていったら、子ども(と一部大人)になかなか受けておりました。

ゲーム会終了後、事務所に場所を移して、反省会&忘年会&ゲーム会。
そこで遊んだゲームは、

「オバケだぞ~」
「カエルがチュッ」
「王位継承」
「アレクサンドロス」
「トゥー・メニー・クックス」
「イエローストーン」
「リストラの朝(仮名)」
「カルカソンヌ 城」
「七つの印」
「森の影」
「五色百人一首」

などなどでした。

うつぼゲーム会,ゆうもあ,プレイ記録,ボードゲーム,ボードゲーム日記,子ども,2003年1月うつぼゲーム会うつぼゲーム会,オバケだぞ~,ゲーム会,ミッドナイト・パーティ,子ども,学校

ミッドナイトパーティ

きのうは、ご心配をおかけしました。
まだ少し、のどは痛むのですが、1日働いてきて、熱も上がらずということで、体調は、もどりつつあります。

そろそろ、だいぶんたってしまいましたが、1月26日に参加した「うつぼゲーム会」の方のレポートを載せていこうと思います。
そのうちに、各ゲーム会ごとに、まとめてページをつくりたいと思っていますが、それは、いつになることやら(笑)

前置きは、これぐらいにして、さて、スタートです。

月に1度の「うつぼゲーム会」でした。
子どもたちとゲームが心置きなくできるぞーーということで、今回は、ウキウキ気分で朝から参加です。
まあ、「きみは、いつも子どもと遊んでるじゃないか」と言われるとそのとおりなのですが、いつもはすごく限られた時間の中で遊んでいますので、なかなか「心置きなく」とはいかないわけです。

実際に、短い時間で遊ぶゲームと、時間を気にせずに遊ぶゲームでは、同じゲームでも面白さが変化するものもあります。
じっくりと考えるゲームは、やっぱり腰を落ち着けて、時間を気にせずにやりたいものです。

子どもたちが集まってきて、最初に盛り上がったゲームが、「ミッドナイトパーティ」でした。
オバケのヒューゴくんの登場です。

ボードには、地下室(地下牢?)からのぼって来る階段と、それを取り囲むようにつくられたろうか、そして、そのろうかを囲むように部屋が配置されています。
プレーヤーは、自分のコマの色を決めます。コマは、ジェントルマンのかたちをしたものとレイディのかたちをしたものがありますが、かたちは雰囲気だけのものです。
オバケのヒューゴくんは、地下につながる階段の1番下で、パーティが始まるのを待っています。

プレーヤーは、順番に1体ずつ、自分のコマをパーティ会場のろうかに配置していきます。
このとき、ろうかの同じマスのなかには、1人の人しか入れません。

全員が、レイディとジェントルメンのコマをボード上にすべて配置すれば、ゲームスタートです。
プレイヤーはサイコロを振って、出た目だけコマを動かしていきます。
このバーティのお客さんたち、今夜は、社交が目的だからなのか、いっこうに部屋の中に入ろうとはしません。ろうかを、グルグル一方通行に歩いているだけです。
きっと、歩きながら、

「あーら、奥様。お聞きになられました?」

とか有閑な人らしい、むなしい会話を続けているわけですな。
動き始めれば、同じマスに人が入っても大丈夫です。
サイコロの目の分だけ、グルグル、グルグルとまわっていきます。

でも、そのサイコロの6つの目のうち2つには、なんとオバケの絵が描いてあります。
はじめオバケは地下の階段の1番下にいるのですが、サイコロでオバケの目が出ると3歩ずつ階段をのぼって、みんながパーティをしている廊下にとびだしてくるのです。

オバケが1階に飛び出すと、パーティは、パニック状態におちいります。みんな我先にろうかから部屋に飛び込みます。
そして、部屋に飛び込むと、オバケが入らないようにすぐにカギをしちゃうので、部屋には、早い者勝ちで1人しか入れないのです。

オバケに追いつかれたり、追い越されたりすると、捕まって地下室に送られてしまいます。さて、うまくオバケから逃げ切れるのか?
はやく捕まれば捕まるほど、マイナス点が大きくなります。

今回、プレーされていたゲームは、わたしの持っているリメイク版、謎の中国語版「ヒューゴ」ではなくて、昔に発売された日本語版の「ミッドナイトパーティ」でした。
ルールも、それにあわせて、改定された「ヒューゴ」ルールではなく、「ミッドナイトパーティ」ルールで行われました。

どこが違うのかというと。このゲームでは、パーティのお客さんであるジェントルマンやレイディのコマを動かして遊びます。そのとき、「ヒューゴ」では、自分の色のコマしか動かせません。でも、「ミッドナイトパーティ」では、だれのどの色のコマを動かしてもよいことになっています。
ですから、「ミッドナイトパーティ」だと、

「オバケより後ろにいるから追いつかれなくて安心」

と思っていると、人に自分のそのコマを動かされて、オバケのすぐ前に持ってこられたりするわけです。

今回、わたしは、ゲームに参加せず見ていただけでした。
大人も交えて遊ばれていたのですが、とっても盛り上がっていました。
「ヒューゴ」ルールで、わたしも何回か遊んだことがあって、そのときの感じでは、楽しいけれど何回も遊ぶと飽きてしまうかなぁでした。ちょっと、小学校の高学年以上でゲームに慣れている子は、物足りなく感じるかなぁと思っていました。
でも、今回の「うつぼゲーム会」での「ミッドナイトパーティ」は、だれてしまうこともなく、大盛り上がりを見せておりました。

ゲームをよくされるファミリーの子どもたちも、このゲームは、はじめてみたいでした。そして、何よりも、一緒に遊んでいる大人たちが、子どもたち以上に、ワーワー、キャーキャーと楽しい雰囲気を作り出していたのがよかったのかもしれません。

その後、お昼からも、「ミッドナイトパーティ」は、遊ばれていました。
ルールがわかりやすいこと、かなり多人数(8人まで)でプレイできること、なども含めて、やっぱりこれから子どもたちにゲームを進めていく上で、かなりオススメのゲームです。

盛り上がっているテーブルを横目で見ながら、こんど、地元の子どもたちと遊ぶときは、1回、「ミッドナイトパーティ」ルールで遊んでみようと思うりんでした。

ひとつ告白をしておくと、今までずっと、オバケの名前を「ヒューゴー」だと思っていました。
このサイトの今までの日記や、掲示板には、ずっと「ヒューゴー」と書いていました。
でも、それは過ちと教えてもらいました。
正しいルールブックに載っている日本語の名前は、「ヒューゴ」です。
ここで、今までの嘘をお詫びするとともに、訂正させていただきます。

「コンピューター」と「コンピュータ」みたいなものでしょうか?
思いこみというのは、おそろしい。
わたしは、レオ・レオニの「フレデリック」を、ずっと「フレドリック」だと思っていた人なので……。

そのうち、ここで書かれているものも、訂正させていただきます。
そのうち、そのうち。