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若き狼の肖像 アダルト・ウルフガイ・スペシャル

アダルト・ウルフガイ、本当のラストです。
これは、天使とかが出てこない時代のウルフであり、ファン的にもうれしかったのではないかと思います。
まあ、わたしは「幻魔大戦」以降の読者なので、そんなに天使にもそれほど抵抗がある訳ではないですけどね。
若いウルフは、けっこう自信過剰の乱暴者です。
でも、ときどき、未来のウルフの意識も紛れ込んでいるみたいで、おもしろい。

あぁ、犬神 明って、父と同年代の人なんだなぁと。今生きていれば……。

郷子とのなれそめのお話。
こうやって、2人は親友になりましたという話だと思っていたら、そこまでいかなかったというのは、ちょっとピックリしました。
ラストも、かっこいいんだけど、ここで終わるのという感じです。

綿貫が、いいキャラでねぇ。魅力的です。

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人狼天使 第3部 アダルト・ウルフガイ・シリーズ9

ラスト。
あと、「若き狼の肖像」はあるものの、アダルト・ウルフガイ・シリーズは、これ以上未来には進んで行かない。
そして、さすがにこの先を書こうという人もいない。そういう意味では、希有な作家であったのだなぁと。だれも、書けるとは思えない。

雛子とのその後も、なんにも書かれないまま。

でも、このラストは良いんだ。

「8マン」の言霊がきたと言っていた平井 和正は、生きていたら、この続編も書いてくれていたのかなぁ。
新しいアダルト・ウルフガイになったのだろうか?

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人狼天使 第2部 アダルト・ウルフガイ・シリーズ8

なんというか、ニューヨークに来てやっと動き出すウルフという感じです。
ちゃんと、お話自体は、メトセラプロジェクトを追いかけているようなので、ホッとしました。なんか、全然、違う目的でこっちにきたのではないかという気もしていたので。

敵か味方かが、わからない状況というのはなかなか、おもしろいです。
犬神 明が敵だと思っていても味方かもしれないし、逆もまた、充分にありうる感じです。

ただ、アダルト・ウルフガイ・シリーズは、あと2冊で、1冊は過去編。あとの1冊は、この続きの「人狼天使」の第3部です。そして、おそらく完結していない。
悲しい。

まあ、どこまで行くのか、最後まで読もう。

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人狼天使 第1部 アダルト・ウルフガイ・シリーズ7

「ウルフ・ガイ・イン・ソドム」と「憑霊都市」。
ソドムとニューヨーク。ふたつの悪魔崇拝の街で繰り広げられるウルフの孤独な戦い。

まあ、悪徳のなかに同性愛までいれちゃっていいのかというのは、今のモラルからすると、私的には完全にアウトではあるが……。まあそのあたりは、精神的な結びつきがというよりは、肉体的な快楽を追い求めてはいけないという戒めではあるのかも。

ソドム時代のウルフの中に、現代のウルフの意識があって、いろいろ考えています。この時間が過去から未来に一方的にながれているわけではないという感覚は、なんというか平井 和正の凄さだなぁと思います。時間的な過去・未来の他に、魂の経験としての別の軸の過去と未来がある。
まあ、それをぼくたちは、どう読んで良いのかわからないのですが。
そして、ソドム時代のウルフは、普通の人間なんだというのが、けっこう衝撃的。

まあでも、天使が出てきて、話がまったく違うところにいくのではなくて、メトセラ・プロジェクトを追っている形なのは、ちょっと安心した。
そこも、だんだん怪しくはなってきていますが。

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人狼白書 アダルト・ウルフガイ・シリーズ6

さて、ここからは、再読ではなくて始めて読む「アダルト・ウルフガイ・シリーズ」です。
ここから、天使が出てきて、まあ、昔からの読者にとっては、評判が悪くなるところです。

それでも、わたしは「幻魔大戦」からはいった読者なので、そんなに、天使達には抵抗がないのでは……。と思って読み進めていました。
抵抗はないっちゃないし、おもしろいと思うのですが、まあ、確かに当時突然これ突然読まされたら、怒り出すわと思います。

なんせ、今まで肉弾戦がメインだったのが、精神世界の戦いがメインになってくるしなぁ。なんか、オレ流でいくぜと突っ張っていた主人公が、天使にへいこらしているのも、まあ、違和感あるわねぇ。
それでも、このシリーズの凄いところって、犬神 明といういうキャラが、考えてみたら前からストイックで優しいキャラで、存外ぶれていないところなんですよねぇ。

犬神 明を見ていると、陰中の陽という言葉を思い出します。

表現は、ひごいストレート過ぎて、純粋すぎて、犬神 明(いや、平井 和正)、本当に大丈夫?欺されてない?という印象は凄くします。
そう考えると、「幻魔大戦」は、あれで、一歩引いて見ているところがあったんだなぁと。
それせでも、こっちの方面でも、本質的なところで、団体と個人をものすごく切り離して考えていたりと、本当に一貫しているところは一貫しているなぁと思います。

ちなみに、車の中で一部を一緒に聞いていたねぇさんは、

「大丈夫?あやしい宗教にはまってるのちゃう?幸福の科学みたい…」

との感想を。
いやいや。オーム?幸福の科学?こっちこそが、元ネタよ!!……ダメじゃん。