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インフェクション30

最終巻。

いろんな選択の上でこの世界は成り立っている。
その中には、もちろん選択しないというのも、選択の1つ。

このマンガは、それぞれがそれぞれの選択をするという方法を選択した。うーん、この話の結論というか、落としどころとしてはそうとしかしようがないかなぁと思います。
もしくは、選択を保留するという選択かのどっちかしか取りようがない。

でも、実はそれは人間にとっては1番きつい厳しい選択だったような気もします。

だって、モータルとインモータルが、一緒に生きている世界ですからねぇ。けっこうな地獄だと思うのですが、どうでしょう。
しかも、それが自分の選択でそうなっちゃって、誰にも責任を押しつけることができないとしたら……。

あとから、やっぱり、やめたってできるのかな。
そして、2世、3世は、どうなっていくんでしょうか。成人したら、選択できるのかな。
まあ、やっぱりやめたができるのならば、それはそれで、どこまでも「保留」に近い選択ということになるのかもしれません。それでも、モータルとして生きようとして年取ってから、やっぱりヤダってなったらどうなるんだろうとか、いろいろ疑問はつきないですねぇ。

うーん。
まあ、ちょっと消化不良感も残るけれど、なんか、新しい地平を見せてくれた気もします。同時期に読んでいた「ドメスティックな彼女」よりは、こっちの方が好きでした。

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ドメスティックな彼女27

妊娠。そして、次巻が最終巻ということで、まあ、落ち着くのか。
そういえば、この主人公はずっと好きではなかったのですが、「軽井沢シンドローム」や、「我が名は狼」とか、たがみ よしひさのかく主人公たちは、そんなにイヤじゃないのは、なんでなんだろう。
単純に、作品にであった時期が、思春期とおっさんになってからという違いはあるのかもしれない。
でも、たがみ主人公には許せて、この主人公にはゆるせないなんかがあるんだよなぁ。

耕平ちゃんだって浮気してたしなぁ。でも、耕平ちゃんは、許せる格好良さだったのです。

主人公の年代の違い……。実は、そんなに違ってないような気も。
うーん、主人公の積極性の違いかなぁ。

あぁ、そういえば、同じマガジン系のちょっとエッチなところも同じ「インフェクション」の主人公も、そんなに反発を感じないです。このマンガの主人公と同じくクズだとは思いますが。

まあ、あんまり芸能報道が好きではないのでやっていることは共感しないが、わたしが思っていることは記者さんに近いと思う。

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インフェクション28

犯人の明確な意図が話される巻です。そろそろ、ラストに向かって走り始めた感じです。
死を世界からなくしていいのか。
その問いに、それぞれは、どう答えるのか。

しかし、紗月の考えていることも、確かにと思わせる。人間って、自分自身で裏の理由なんて気づいていないことも多い。

さて、どんな結論がでるのか、楽しみです。

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インフェクション27

これは、凄い。
と思ったけれど、割とSFが目指しがちな共同意識をもった生命体ってこんな感じなんだろうか。

みんな、人間を越えていて、もしかするとこの戦いが終わる頃には、人間は1人もいなくなっているのではないかと思えたりします。

ラスボスは、いったい何を考えているのか。
理想郷的なものではなくて、科学者だから、ただ実験?

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インフェクション26

人間のままでは生き残れない状況にどんどんなっていくなぁ。
そうして、設定上それをしないと意味がないとわかってはいるが、見方がどんどん覚醒していって敵に回るというなかなか悪夢な展開。

こっち方向の進化だけだと、実は物語的にも、敵を攻略する上でもいきずまってしまうのではないかと思います。
別の解答が用意されているのかな。