餓狼伝25
新キャラ。
出てきたと思ったら未完のまま完結……。
いったい、なにが?
これ、好きなんだけどな~。しかし、世代交代とかかき出すと、「誰が1番か?」というシンプルな問いは、なくなっていきます。難しいところです。
将棋マンガです。
まあ、将棋自体が純粋な勝負事なので、マンガとの相性は悪くないのかも知れません。
「ハチワンダイバー」や、「しおんの王」と違うところは、棋譜が出てくるガチガチのストロングスタイルなところです 。
でも、これは、主人公の記憶力の良さを強調するための表現のような気がします。特殊能力(必殺技)を持った主人公が、それを武器に戦っていく感じが良く出ています。
その特殊能力が、かえって足かせになったりもします。
でも、 性格は悪いけどマリノンのしたことは間違ってないとも思います。
それが悪いと感じるのなら、それは、甘さだなぁと。それに気づくぐらいまで話が進むとおもしろいなぁと思います。
まあでも、パクれと言われなくても、無意識にストーリーの原型がはいってるい人が、ウケる監督なんだろうと思います。
宮崎 駿とかは、まさにそういう感じです。
あとは、努力して、物語のかたちを勉強していくしかない。三田 紀房は、意識して同じフォーマットの物語の上に、違うウンチクを載せていく。それでも、充分、それなりにおもしろかったりする。
多分、細かいところはいいのにイマイチな若い監督に足りないのは、そういうところ。
「ドラゴン桜」の広告代理店版みたいなお話です。まあ、ビジネス話だから、「エンゼルバンク」か。だから、それなりにウンチクがあっておもしろい。この人、こんなのばっかりなんだ(笑)
売れる空気を作る。空気を作れば、ものは売れる。
多分、それは、本当だと思うのですが、その空気が問題だよなぁ……。と、あんまり空気が読めないわたしなんかは、思ってしまいます。
空気を作れは、考えさせるなと同じ意味だと思うからなぁ。正しい必要は、なにもない。
でも、それは、本当にいいのか?
売れることが、ビジネスマンの生き甲斐かな?誇りを持てる物を売っていくことに喜びを感じたいわけですよ。
まあ、地道にコツコツとは、前提条件で、その上で「空気」をという話なのは、重々承知の上で。
タブーだらけの世の中です。あぶない物には触れずに、おいしい情報だけを垂れ流して……と言っている気がする。まあ、
「今、おいしい情報だけではだめだ!」
というのも、空気なんだけど……。
なんかね、どこかに洗脳的な思想が入っている気がして、イヤなのかも。