金魚屋古書店14
過去編。
マンガ少年総集編版の「地球へ…」ウチにあります。ねぇさんのだけれど。
「地球へ…」、「野球狂の詩」、「こいきな奴ら」。やっぱり、そのあたりのマンガが出てくるのが一番うれしい感じがしたりする。
これは、全部、マンガ好きだった従姉が読んでて、従姉から譲ってもらったラインナップで、まあ、今の自分の嗜好をかなり方向付けているよなぁと思います。
過去編。
マンガ少年総集編版の「地球へ…」ウチにあります。ねぇさんのだけれど。
「地球へ…」、「野球狂の詩」、「こいきな奴ら」。やっぱり、そのあたりのマンガが出てくるのが一番うれしい感じがしたりする。
これは、全部、マンガ好きだった従姉が読んでて、従姉から譲ってもらったラインナップで、まあ、今の自分の嗜好をかなり方向付けているよなぁと思います。
最終巻。
双子の姉妹が、やがて分かれていく話。
これは、双子でなくてもある話なのかなぁとも思います。双子にすることで、ものすごく見やすくされています。
最初の1、2話は最近の「うそつきパラトセクス」1のイヤな印象があって、そっちに進むのかな~と、読み進めるのにすごく時間がかかりました。
でも、3話目ぐらいからは、全然そんな感じではなくて、なかなか考えさせられるお話でした。
これは、正義さんという人の安定感が、生み出すものなのかも。
物語は、双子の姉妹の少女時代から孫の代までを、たった1巻で一気に駆け抜けます。
姉は独り者として、妹は結婚しておばあちゃんとして生きていく。
お話は、最後には連れ添いとの死別もテーマにもなっていて、それは、うちみたいな家では、なんかいつもに考えたりすることもある。最近、伯母が亡くなって、伯父が一人残されてるのを見るにつけて、とくに感じたり、思ったりすることがあるので。
それは、うちに子どもがいないからかと思っていたけれど、子どもがいても同じなのかもしれません。
よいシリーズだったなぁと思います。1つ1つの物語の中で、突き詰められた結論は出ていないのだけれど、多分、突き詰めていけば正しいことが見つけられるというものでもないのだとも感じています。
図書館にマンガ、けっこう入ってるみたいですね。
マンガ、あってもいいけど、なくってもいいかなぁ……。
どのマンガを購入する買っていう線引きってけっこうできないと思うんですよねぇ。厳選するか、選ばずにドンドン入れるか。で、ドンドン入れると、どうしようもなくなってるのが目に見えてる。
厳選するとしたら、うーん、わたしの図書館には「夢の夢」は、入らないかなぁ。
「トーマの心臓」は、入る。でも、「ポーの一族」は、名作だけれど入らない気がします。
「空の色ににている」と「草迷宮・草空間」は、入るな。
白倉 由美は、なんか1冊入れたい。うーん、「贖いの聖者」かな。でも、これを入れると自分の基準がぶれている気もする。
「金魚屋古書店」のこの巻のお話の中で、「草迷宮・草空間」の本ばかりを集めている人の不思議な話があったけれど、そんな狂気と背中あわせなマンガなら、図書館にあってもいいかも……。
基準が自分でも良くわからないけれど。健全な基準でないのは、確かですな。
少年マンガは、入らないかも…。
今回は、ツボにはまる話は、それほどなかったけど、「美佐江さんの、回数」の話は、結構好きです。
怖い話より、ホンワカした話の方が、好きかな。と言いつつ、ドロドロも、好きなんですけどね。
関わるのは、ごめんですね。
ただのうんちくマンガなのに、結構、構成とかにも凝ってて、マニア心をくすぐります。
まあ、だからといって、わたしはマメでないので、このお話はこのお話の続きとか、検証とかは全くしないんですけどね。
虐待については、乱暴な人だったけど、それでもいいところもあったとか、優しいところもあったとか、そういう単純な話でまとめられないんですけどね。
むしろ、小さないいところはあって当たり前で、それがかえって、隠れ蓑になったり、子どもが親からどうしても逃げられない理由になったり、親自身の自分への言い訳になったりすらします。
難しいとこに踏み込んできたと思いますが、頑張ってかききって欲しいです。マンガの神様、物語の神様が、どうやって、人を救っていくのか見てみたい。