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アルカサル-王城-2

なぜか、全2巻だと思って読んでいて、

「めっちゃ途中で終わっているなぁ~」

と思っていたら、コミックで13巻も出ていたのですね。ということは、文庫では6巻ぐらい。

青池 保子も、なんか、いろんなものを超越してちゃって自分の好きな世界を作っている感じがします。おもい物語でも、すーっと、軽快に語ることが出来るのは、すごいです。

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始皇帝暗殺 小説

けっこう、ノベライズの荒俣 宏は、おさえて書く傾向があるなぁ。画面をなぞっていくのに専念するみたいな。

民族的な違いがあるせいかもしれませんが、イマイチ、登場人物たちの動きがよくわからない。とくに、なんでこんなにモタモタしているかが……。

特によくわからないのは、ヒロインの趙姫。
結局、なにがしたかったのか、なにをさせたかったのか……。だれのことを思っていたのか。

まあわかったのは、「アルカサル-王城-」と同じく、支配者は孤独だということですね。

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アルカサル-王城-1

これと平行して、「始皇帝暗殺」を読んでいます。
王様っていうのは、特に絶対君主というのは、なんともいえずに孤独なものだなぁと……。