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ニューエントデッカー

さて、前回は、途中から参加ということで(さらに「スコットランドヤード」を遊んでいたので)、持っていったけど遊べなかった「ニューエントデッカー」をプレイしました。
「ニューエントデッカー」は、時間がかかりすぎるということで、今までプレーしたことがないゲームでした。
今までは、子ども相手に、1日30分程度の細切れの時間だけが、わたしに許された(笑)ボードゲームの時間でしたので、軽いゲームしか遊べなかったのです。

「うつぼゲーム会」を知り、月に1度は1日中ゲームができるようになったのですが、やっぱり2時間近くかかる重いゲームを子どもと遊ぶために持っていくのは、ためらわれます。

それでも、カタンなどの有名なゲームは、ネットで遊んだりできるのですが、このゲームは、そういった日本語のサイトもなさそうでした。

だから、わたしは以前は、ルール確認のためマニュアルとにらめっこして、1人で4人分の役をして遊んでいました。
ちなみに、最初の方に買ったゲームは、ほとんど全部こんな風にして遊んでいます。「ミシシッピクイーン」も、「エルフェンランド」も、「アフリカ」もです。
比較的ルールが簡単で、遊ぶ機会もあった「ヒューゴ」や、「ブラフ」、「6ニムト!」などはしていません。
「ラー」や、「あやつり人形」、「カタン」などは、やろうとおもったけど不可能でした(笑)。

あぁ、そうそう。大事なのを忘れていた。「指輪物語」は、1人5役でプレーしても、いまだクリアしたことがありません(笑)
これ、ゲーム会にもっていったら、誰か遊んでくれるかな??

ん、なんか話がずれてきたな。だから、ようするに、以前は家で1人さびしくカードをめくってはならべたりしていたわけです。
そして、1人プレーした感じによると、

「時間かかるけど、けっこうオモシロそうだぞ」

と思ったわけです。

ちなみに、「ミシシッピクイーン」では、

「けっこう石炭余るぞ」

とか思っていて、
「エルフェンランド」では、

「1人では全然オモシロくないぞ」

とか思っていて、
「アフリカ」では、

「思ってたより、チョー簡単。これ、子どもと遊べるぞ」

とか思っていたわけですね。

ここで、他のゲームの話を入れるから話がわかりにくくなるな。集中します。

で、期待はふくらんでいたけれど、遊んでくれる人がないよーーというとっても不幸なゲームだったわけです。

「京都ドイツゲームサークル」は、わたしが行かせていただいている唯一の大人と遊べるゲームサークルです。
しかも、半日、ボードゲームをすることができます。

ここだ!ここしかない!!

ということで、京都に「ニューエントデッカー」を持って行かせていただきました。

なんで、1月の第1回のゲーム会から参加しているのに、4月や5月の第3回や、第4回になって持っていくことになったかというと、実はわたしが遠慮していた……なんてことは、全然なくて、

第1回は、「エルフェンランド」を
第2回は、「フラット・エキスプレス」を
第3回は、「ミシシッピクイーン」を

と、その回、その回ごとに、しっかりと自分の「持ってるけどやっていないゲーム」を遊ばせてもらっています。そしてやっと、「ニューエントデッカー」順番が回ってきただけという話です。

さて、「ニューエントデッカー」ですが、このゲーム「カタンの開拓者たち」のゲームデザインをしたトイバーという人がゲームデザインされたゲームです。
それどこから、「安田均のボードゲーム大好き!」によると、なんとこの「ニューエントデッカー」の前身である「エントデッカー」と「カタン」は、はじめは同じゲームの1部だったそうです。

「エントデッカー」は、船に乗って新しい島を発見していくゲームです。「カタン」は、島を開発・発展させていくゲームです。
だから、きっとそのゲームは、島を発見して、開発・発展させていくゲームだったのだと思います(そのまま合わせただけや)。

でも、「エントデッカー」だけで2時間ぐらい、「カタン」で90分ぐらいかかりますので、それらを合わせたゲームって……。
3時間~4時間ぐらいですか?
それって、簡単なウォーゲームのレベルですねぇ。

作った人たちも、

「これは、やること多すぎやー」

と思ったそうで、2つのゲームにわかれたのだそうです。

そて、このゲームのルールなのですが、すごいよ。
わたしの持っているのは、エポック社の日本語ルールが入っているやつなのですが、箱と同じサイズのマニュアルは、なんと8ページです。

でも、遊んでみると、それほど難しくないです。わたしにとっては、「カタン」より簡単です。

そのルールを、読む人にわかるように、簡潔に伝えられるかどうかは、ちょっと自信がないなぁ。

ということで、ルール、実際のプレーの様子(覚えているのか?)は、また、次回にまわします。

しかし、今日のは、「京都」のレポートとは、とてもいえないなぁ。
看板に偽りありです。

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いってきまーす

 

今日は、うつぼゲーム会の日です。

バックの中に「アフリカ」と「ザップゼラップ」と「アンダーカバー」を入れて……。

3つ入れたら、かなりパンパンですな。

あと、小さな「操り人形」と「ピット」も持って大阪へいこう。

うーむ。
もっと大きなバックが…。
いやいや、これ以上は…。

ただいまー

「5月うつぼゲーム会」終了しました。

またまた、新しいご家族が来てくださって、スタッフもふくめて51人の大所帯!!

わたしが遊んだゲームは、

「にじいろのへび」
「九路盤囲碁」
「ガイスター」
「コロレット」
「アフリカ」
「ハニーロード」
「動物のいえさがし1」
「ピット」
「穴掘りモグラ」
「ミッドナイトパーティ」
「ザップ・ゼラップ」

などなどでした。

前回は大人だけで楽しんでいた「ピット」が、子どもにも流行していました。

「ミッドナイトパーティ」
「穴掘りモグラ」
「ブロックス」

などの定番ゲームと同じぐらい

「ハニーロード」

には、大人も子どもも、夢中でした。

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ミシシッピクイーン

「持ってるけどやったことのないエポック発のゲームをしよう」企画第2弾です(笑)
ちなみに、第1弾は、「エルフェンランド」で、第1回の京都ドイツゲームサークルで遊ばせてもらいました。

「6ニムト」と「アフリカ」は、けっこう遊んでいますので、次回は、「ニューエントデッカー」を持っていこうと思います。
長そうなのですが、だれか遊んでくれますか?

「ミシシッピクイーン」は、蒸気船のボートレースのゲームです。
カッチョイイ5色の蒸気船のコマを動かして遊びます。
このコマのどこがカッチョイイかというと、船は外輪船のかたちをしているのですが、この外輪の部分が動くんです。

もちろん、外輪の部分が動くのには、ちゃんと意味があります。
外輪には、1から6までの数字がかかれています。左の赤い外輪の数字は、その船のスピードを表し、右の黒い外輪の数字は、その船の石炭の残量を表します。

ゲームの目的は、2人のお嬢さんを船に乗せて、できるかぎり速くゴールすることです。

船は、6角ヘクスで表された川のゲームボードの上を走っていきます。
ボードは、いくつかに分かれていて、先頭の船が新しい川のボードに入った時点で、次のボードを継ぎ足します。ミシシッピ川は、グネグネと曲がりくねっているので、川が直進しているのか、右折しているのか、左折しているのかは、その時にならなければわかりません。

また、川の所々には島があって、そこには、お嬢さんたちが待っています。船は、ゴールするまでにこのお嬢さんを2人船に乗せなければなりません。
思いっきりスピードを出している船に、スカートのお嬢さんが飛び乗れるはずはありませんので、お嬢さんのいる船着き場では、船のスピードを1まで落とさなければなりません。

はじめは全員、スピード1、石炭残量6からスタートします。
自分の手番ではプレーヤーは、スピードを1変化させることと、船を1回だけ60度の角度にカーブさせることが出来ます。
しかし、川には障害物もたくさんあります。ときには、川が思わぬ方向にカーブすることもあります。また、レースの駆け引き上、どうしても相手を引き離したいときもあります。お嬢さんのいる船着き場の前なので、減速をしなければならないこともおこります。
1以上の急なスピードアップや、スピードダウン、急カーブの時などは、その度に、石炭を消費していかなければなりません。
最初は6ある石炭ですが、ゲーム中減ることはあっても増えることはありません。
0になってしまえばそれ以上は、無茶な運転がいっさいできなくなります。そのまま、島にぶち当たったりしてしまえば、ゲームオーバーになります。
だから、石炭は、ここぞという勝負どころで、しっかりと使っていかなければなりません。

2人のお嬢さんをしっかりと船に乗せて、すべてのミシシッピ川のボードを走りきれば、ゲーム終了です。

さて、ゲームスタートです。
5人でできるゲームということで、最大人数の5人でスタートしました。でも、途中、まだ序盤のあたりで、事情のため1人抜けてしまったので、ほとんど4人でのレースとなりました。

スタート。
みんなは、スピードを1から2へ上げてのごく真っ当なスタートです。
わたしは、いきなり石炭を1使って、スピードを3まで上げてのロケット(というほどでもないか)スタートを切りました。

やけくそではなくて、もちろん作戦があります。
トップを走るというのは、確かに川の流れがよめないというリスクがあります。スピードを出して走っていて、突然、前に障害物が現れたりすると、石炭を大消費してそれをされることになったりする可能性があるわけです。
でも、川はとても幅が狭いのです。前に船がつまっていると、それらを飛び越えて進むことはできません。特にお嬢さんをのせる船着き場のあたりは、島があったり、前を進む船が減速したりと混み合ってしまいます。
このゲームは、手番が「左回り」とか限定されていません。トップを走っているものから順番に自分の船のコマを動かしていきます。
ですから、トップを制していると、いいポジションを制しやすいのです。

作戦は、とにかくトップを維持して、はやくお嬢さんを2人乗せて、一気にゴールに躍り込むです。

コロコロ。
川の流れの向きは、サイコロを振って決めます。六面のダイスには、右と左と直進の矢印が描いてあり、出た目通りに次の川のボードをつなげていきます。
川の中には、船着き場がある島があることがあって、そういった島には、お嬢さんが船を待っているのです。

「小屋があるから、ここには、お嬢さん2ひきね」
1ぴき、2ひきって言わない!」

減速して、船着き場に到着します。

「では、お嬢さんを1人拉致します(笑)」
拉致って言わない!」

なんでしょう。ほら、普段、こういうふんわりスカートでパラソルさしたお嬢さんにあんまり縁がないもんだから、きっと照れているんでしょう。

ゲットしたお嬢さんは、手元においておきます。船に乗せなくてもいい(笑)。
船の構造上、思わず乗せたくなりますが……2人は乗れないんですねぇ。
でも、誰が何人のお嬢さんを乗せているのかというのは、けっこう大事な情報だから、乗せて見えるようにするというのは、けっこう良いアイデアだと思います。

サイコロの出目もそれほど悪くなく変な方向に川が曲がることもなく、最初のダッシュもきいて、お嬢さん2人もゲットして、順調にトップを走っています。
いよいよ、最終のボード。ゴール地点が、見えてきました。

ゴールするときもお嬢さんを乗せるときと同じで、ゴール地点の船着き場に速度1で止まらなければなりません。
後から、わたしの船についてくる船が1艘ありますが、ここまでくれば、もう大丈夫でしょう。

減速して、スピード1。あと1マス。次の手番には確実にゴールです。
後の船も、横からゴール地点を目指してあと1マスのところに移動。スピードは2。

3位、4位の人も動かしていきます。

???

次の手番は、もっとも前を走っている船からです。そして、どちらも同じ場合は、スピードの速い方から。

えっ!

ゴールまでの距離は、わたしも、相手も1です。
そして、スピードは、わたしが1。相手が2。

いすから転げ落ちました(笑)
最後の最後で!

相手の手番が先です。

「1減速して、スピード1にして、ゴール!」

「そのままの速度で、1進んでゴール」

最後の最後に、逆転2位……。
これは、どう考えても、最後に気を抜いたわたしの操船ミスでした。

最後の最後にさられてしまいましたが、なかなか、楽しいレースでした。

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アフリカ

4年生3人と「アフリカ」です。
実は、その中の1人は、以前、わたしと「アフリカ」2人でやったことあります。
そのときのルールは、交易のルールなしでした。というか、わたしも2回目ぐらいのプレーで、どのタイミングで貿易が発生するのかイマイチわかっていなくて、説明できなかったのです。

わたしの持っているのは、エポックから出た日本語ルール版です。
エポックから出たゲームのなかで、「6ニムト」は別格として、まともにプレーしたゲームは、そういえば、「エルフェンランド」と「アフリカ」ぐらいです。

「エルフェンランド」は、京都ドイツゲーム会で遊びました。だから実質、子どもと遊んでいるのは、「6ニムト」と「アフリカ」だけです。

「ミシシッピークイーン」は、購入した当時は遊べそうだと思ったのですが、ちょっと操船が難しいのと、場所がないという理由で断念。

「ニューエントデッカー」は、ルールを知るために1人でコマを動かしたりはしたのですが、どう考えても時間が足りないだろうということで、未プレイのままです。

そういえば、「アクア・ステップ・アップ」で、アクアたちが学園祭か何かの出し物を決めるために、学校で「ニューエントデッカー」をプレイするというお話があったのですが、あれはいったいどの時間を使ってやったのかがものすごく気になります。
話の流れだと、学校に来てすぐに勝負を挑まれて、プレイ開始という感じに見えるのですが、あさのショートのホームルームの時間までに勝負がつくとは思えないんです。
うーむ、1時間目も、学園祭のためのロングのホームルームで、そのまま突入したとか(笑)
そして、その間、クラスメイトはみんなギヤラリーかい!
「アクア・ステップ・アップ」好きなんですけど、そのあたりは、ちょっとつっこんでおきます。

うーん、やってないゲーム、今度、大人のゲーム会に行くときに、持っていってみようかな~。

それを考えると、「アフリカ」は、けっこう時間も手頃、ルールも簡単ないいゲームです。
でも、最初、エポックのゲームを全部見たときは、このゲームが1番難しそうだと思っておりました。だから、購入したのも、エポックから出たドイツゲームのなかでは、1番最後でした。

多分、「ブラフ」とか、他のエポック以外のゲームを買い始めてから買った記憶があります。

渋い色のリアルなアフリカの地図。そして、そこにかかれる六角のヘクスマス。ものすごい数のチップ。
初心者から見ると、「難しいオーラ」がバンバン発せられているように見えるんですよ。

でも実は、「アフリカ」は、3年生ぐらいの子でも理解できる簡単なゲームです。
「難しそう」という理由だけで敬遠されている方がおられたら、ぜひ、1回試してみられることをオススメします。

「アフリカ」は、暗黒大陸と呼ばれた頃のアフリカを探検するゲームです。
プレーヤーは、アフリカの5つの都市から、スタートして、謎のヴェール包まれた暗黒大陸を調査し、富や、名声を得ていきます。
そして、あのリアルな地図、六角へクスマスとくると、シミュレーションゲームをイメージしてしまいますが、全然、そんなことはありません。
どっちかというイメージは、カードをめくって一喜一憂するので、うーん、「ぼうずめくり」に近いかな。遠いかもしれません……。

ゲームボードは、アフリカの地図になっていて、そのすべてが六角形のヘクスマスで区切られています。
その上に、裏向きにしたまるいチップを1つの場所に1つずつおいていきます。
おく場所は、裏向きなので、当然ランダムです。

手番のプレーヤーは、まず0マスから2マス、任意のマスに探検家コマを動かすことができます。ただし、たのプレーヤーのいるマスや、裏向けのチップのおいてある場所には移動することができません。
そして、チップをめくるか、チップを動かすか、ベースキャンプをおくかのどれかの行動をします。
それを2回くり返すと、自分の手番は終了で、次の人の手番なります。

チップには、動物の絵や、原住民の絵、遺跡の絵、いろいろな交易品の絵、宝石、金の絵などがかいてあります。
このチップをめくったり、めくったりチップを動かしたりすることで、点数を得ていくことになります。
めくったり、動かしたりできるチップは、自分の探検家コマが今いるマスか、隣接しているマスのみです。

プレーヤーがチップをめくります。

動物の絵のチップならば、すぐに1点です。また、同じ動物がボード上にいて、隣接するマスが空いていれば、すぐに動物をそのマスに移動させることができます。隣接する同じ動物につきさらに1ポイントずつの点数が加算されます。

原住民の絵のチップならば、原住民のマスのとなりの空きマスの数の分だけ、ポイントをもらうことができます。また、移動させて、さらに空きマスが確保できる土地があれば、すぐにその土地に移動させて、さらに差額分のポイントを得ることができます。

遺跡の絵のチップならば、ベースキャンプを1つもらうことができます。
10個あるベースキャンプがすべてなくなくなり、そのあと遺跡チップが引かれたら、その時点でゲームは終了します。

宝石や、黄金の絵のチップならば、すぐにそこにかかれている宝石や、黄金と同じだけのポイントを得ることができます。

交易品の絵のチップならば、ゲームボードから取り除いて、それを自分のものにすることができます。
またこのとき、1人のプレーヤーが持っている交易品1種類を指定して、その交易品のチップをすべて受け取り、手番で表返した交易品のチップと同じ種類のチップをもらったのと同数だけ相手にわたす交易品の交換をすることができます。
これは、持ちかけられた方は、ことわれないという強烈なものです。
交易品は、同じものをたくさん持っていれば持っているほど、最終的な点数になります。
こうやって、自分のほしい交易品を集めていくわけです。

チップを動かすのは、自分に隣接するめくられたチップが、動物か、原住民の場合のみです。
動物の場合は、元のマスよりも多くの同じ動物と接している任意の空いているマスに移動させることが可能です。このとき、隣接する同じ動物1つにつきさらに1点ずつもらえます。
原住民の場合は、その逆です。元のマスよりも多くの空きマスと隣接している任意の空いているマスに移動させることが可能です。隣接する空きマス1つにつき1ポイントずつもらえます。

ベースキャンプは、プレー開始時に、各プレーヤー2つずつもってスタートします。
探検家コマが空いているマスにあれば、ベースキャンプをおくことができます。
手元のベースキャンプコマをとって、自分の探検家コマがいるマスにおきます。
ベースキャンプには、2つの役割があり、どちらか1つを選択しなければなりません。
1つは、探検です。この場合、ベースキャンプに隣接する表向けの動物のチップ、原住民のチップ、遺跡のチップの数と同じだけの点数が入ります。
もう1つの役割は、財宝を掘り起こす役割です。ベースキャンプに隣接する表向けの黄金のチップ、宝石のチップを回収することができます。
黄金のチップ、宝石のチップは、1番たくさん集めた人と、2番目にたくさん集めた人に、ゲーム終了時、莫大なポイントを与えます。

この説明も、なんだか難しく感じるところなのですが、1回やってみたら、すぐ理解できます。
基本的には、探検者コマを動かして、チップをめくって、めくったチップをながめてあれこれと楽しく考えるという簡単なゲームです。

今回は、わたしが南の端の都市。「アフリカ」プレー経験者の子どもの1人が、北の都市。あとの2人がくびれのあたりの都市から探検隊をスタートさせることになりました。

タイルがちょっとかたよっていて、北の方には、宝石、黄金が密集。そして、わたしが進んだ南の方には、動物と原住民が集中しておりました。

動物が集中していたということでわたし、それから、宝石、黄金がけっこう集中していたということで、経験者の子が、序盤はトップ争いをする感じです。
ほかの2人は、いろいろバランスよく引いてきて、そのせいでなかなか点数が伸び悩んでいる感じです。

中盤、あいかわらず動物王国の南。でも、だいぶんタイルが表になってきたため、動物や原住民の移動がスムーズになってきて、一気に、点数を稼ぐことができます。
宝石、黄金地帯の北では、ベースキャンプが足りなくなっていた(笑)
点数は、ふるわないながらも、後の2人も、確実に交易品をたくさんゲットしています。

終盤戦。中央の2人も、宝石と黄金に引かれて北のほうに上がっていったので、南のほうは、わたしのやりたい放題。
でも、ベースキャンプは、主に「探検」の役割しか、はたしていません。
交易品、宝石、黄金ともに、ほとんど全然持っていないので、今のうちに点数を稼いでおかなければ。

北は混戦地帯です。ほとんどのベースキャンプが北に立っています。しかも、全部「財宝あさり」です。
まったく、貴重な資源を何だと思っているのでしょう。

そして、ゲーム終了。最終結果です。
なんにも足されない素の点数では、今のところ、わたしがトップ、経験者が2位、あと3位、4位という順位になっています。
そこに、交易品の点数と宝石、黄金の点数が加算されます。

りんは、交易品、宝石、黄金、ほとんどなしで、点数変わらずです。

4位だった子は、宝石の2位。それから、4つの交易品が2種類で、+16点です。

2位だった子は、宝石のトップと4つの交易品で、+8ポイントです。
ぐっ、これだけで微妙に抜かれてしまった。

3位だった子が、黄金のトップ、宝石の2位、4つの交易品、5つの交易品をそろえています。
いきなり、+33ポイント!!!

とうぜん、わたしも、2位だった子も抜いて、ついでに50点も超えてのトップに躍り出ました。

やってるときは、結構点差があるように見えるのですが、決算すると不思議と僅差でデットヒートするゲームです。

結局、わたしは3位転落。

「また、くるわ」

と言っていたので、また来てくれることでしょう。

あ、このゲームには、点数のリファレンスがついています。でも、このリファレンス、なぜか日本語に訳されていません。
できたら、エポックさん、こういうところをしっかりとしてほしいです。

リファレンスの日本語訳は、「いが瓦版」のページにありました。
印刷して、使わせていただいています。
ありがとうございます。

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プロジェクトコア高槻店

 

新しいお店も開拓しましたが、やっぱりりんの基本は、このお店です。
大阪までは遠いので、行くのは月1回ぐらいにしようといいながら、12月~1月のあいだに4、5回は行ってしまっています。

年末によったときには、「ナッシュ」と「ビーバーバンデ」と「ギプフ」と「ラー」を購入しました。

「ナッシュ」は、「バンプレス」の2号に載っていたゲーム。「ビーバーバンデ」は、「バンプレス」の10号に載っていたゲームです。
「バンプレス」の2号と10号をプロジェクトコア 高槻店で購入して、帰りの電車の中で読んでいると、さっきゲーム屋で見たゲームが、載っていて、けっこう子どもにもできそうなルールで、

「あぁ、なんでさっき買わなかったんだよ~~」

と電車から飛び降りて、また、高槻にもどろうかと思ったぐらいでした(その時は、そのあと高槻にこれほど来ることになるとは思ってもいなかったという…)。

どちらも、レビューによると20分程度で終わる短いゲーム。そして、シンプルなルールで、小学校の低学年ぐらいの子でも、遊べそうです。

「ビーバーバンデ」は、今までの1回戦だけ「マンマミーア」の地位を奪いつつあります。
もちろん、「マンマミーア」は、とても楽しいゲームなのですが、現状の時間設定では、最後まで遊べません。
その点、「ビーバーバンデ」は、時間が来たと思えば、その場でノックして終了することができますので、せわしない世界で遊んでいるわたしたちにとっては、とっても、遊びやすいゲームです。
どっちも、それほどしゃかりになって覚えなくてもいい、覚え系のゲームです。

「ナッシュ」は、箱を開けて最初に思ったのは、

「お、『フォレロッテ!』だ!!」

です。

メーカーが、「フォレロッテ!」と同じで、サイコロの入り方、カードの入り方、カードの裏面のロゴなどが、「フォレロッテ!」と同じだからです。
箱は、上箱、下箱にわかれてパカッと開くタイプではなくて、グリコのキャラメルの箱みたいなタイプです(伝わりますか?)。
うーむ。この手の箱は、ちょっと開け閉めがしにくいという欠点があります。特に片づけるとき、箱の中に入れる舌の部分が、カードをひっかけてカードが折れたりしちゃうんだよなぁ。

「6ニムト」や、「ボーナンザ」みたいに、パカッと開くタイプの箱の方が好きだなぁ。ただ、パカッと開くタイプの箱は、持って移動するときにもパカッと開いてしまうという欠点もありますが…。

「フォレロッテ!」は、どっちかというと人とあまり関わりなく、1人でサイコロをころがしていくゲームでした。一方、「ナッシュ」は、騎士同士の戦いがテーマとあって、人の城を攻めにいったりと積極的に人に関われるようになっています。
このゲームは、まだ実際に遊んでいないのですが、多分、「フォレロッテ!」が好きだった子たちは、気に入るのではないかと思っています。
「ギプフ」は、ちょうど「ノイエ」の7号でのデザイナのクリス・ブルム氏のインタビューやレビュー、「バンプレス」の9号の特集などを読んで、

「今までアブストラクトゲームには、あんまり興味ないなぁ」

と思っていたのが、ちょっと変わりつつあったために購入しました。

あと、「うつぼゲーム会」に行ったときに、ギプスプ・ロジェクトのおそらく「デュボン」(だったと思うのですが)を見かけて、全然、ゲームとかはしなくて、やり方とかはわからなかったのですが、

「ちょっと、かっこいいなぁ」

と思ったからでもあります。
それから、ちょっと計算高いところでは、ちょうどこのころ、自分の中で、

「子どもと一緒にゲームを遊ぶときに、親に受け入れやすいゲームとは?」

とか考えていて、

「親が見て子どもがかしこそうに見えるゲーム。それは、アブストラクトゲームではないだろうか?」

てなことも考えていたということもあります。

まあ、子どもがわたしのところに遊びに来るのは、やっぱり親の許しがあってのことです。
わたしの願いは、夕食後のちょっとした時間などに、家族が食卓を囲んでゲームをしている姿です。
もちろん、ゲームのことを大好きな人間が、自分たちでサークルなどをつくって遊んでいくという今までのボードゲームの文化は、とても大切だと思います。
この日記を読んでいただければわかるように、わたしも、そんなサークルや集まりに参加させていただき、とても、楽しませていただいています。
その楽しさを、家庭に少しでも広めていきたいと考えているわけです。

そのためには、やはり、保護者の理解というのは、大切になってくると思います。
楽しいゲームがたくさんあるのに、保護者が引っかかる可能性があるゲームをするよりは、少しでも受け入れられるゲームをしたいなぁと思うわけです。

だからといって、おもしろくない見た目だけ小難しそうなゲームをやるとか、勧めるという意味ではないですよ。
やってみておもしろくなければ、子どもは正直ですから、すぐに来なくなります。

そのうちに、親をまきこんでいきたいなぁと思っているのですが、まぁ、託児所ぐらいに思われていればいい方なので、気長にいきたいと思っています。
子どもが、ゲームで一人遊びしている様子を写真に撮って帰られたお母さんもいるので、「まきこむ」の「ま」ぐらいはできたかな?
でも、まだこの子の場合は、一人遊びだったんだよなぁ。

「ギプフ」は、たっぷり時間がとれて、少し子どもが少ないときに、1回じっくりとしてみようと思います。

あと、もう1つぐらい大きいゲームがほしいなぁと店内を見回します。
競馬のゲームとかもおもしろそうなのですが、子どもにはちょっとかなぁ。ルールがということではなくて、上でしゃべっているように内容的な問題です。
うーん。お父さんには、大うけかもしれないけど、やっぱりまずかろう。
といいつつ、碁石をチップにして、5、6年生の子に「クク」は教えてますので(しかも「大人の時間」という言葉つき。だって、これメチャクチャ理解しやすい言葉です。ほぼ一発で子どもも理解します。この言葉考えた人は天才やーー)、基準は、りんの中にあるすごくあやふやなものです。

候補にあがったのが、「プエルトリコ」と「貴族の務め」と「ラー」でした。

一番最初に候補から落ちたのが、「プエルトリコ」。はやっているし、やってみたいゲームではありますが、今のわたしのゲーム環境で、プレイできるわけがない(笑)。子どもともできないだろう(時間的にも、ルール的にも)。

ということで、候補はあと2つ。
「貴族の務め」か、「ラー」か。

「貴族の務め」は、「じゃんけん」のゲームと、「安田均のボードゲーム大好き!」に書いてありました。
一方の「ラー」は、「競り」のゲームという情報を仕入れています。
「じゃんけん」と「競り」なら、「じゃんけん」の方が簡単そうです。

「貴族の務め」のマイナスファクターとしては、「泥棒」。貴族の務めとして泥棒をやとって人の美術品を盗むということをゲーム中にしなきゃいけない。
うーん、ちょっと抵抗あるかなぁ?

「ラー」のマイナスファクターとしては、「神様」。ゲームとは多分何の関係もないのだろうと思うけれど、宗教関係については、きびしく考えられているお家もあります。
そういったお家の子が混ざる場合は、「オバケ」が出てくるゲームなどはできませんので、とうぜんこの「神様」も難しいでしょう。
そうすると、その子は(ある程度は自分の信仰の問題なのでなっとくしていますが)、ゲームには参加できないことになってしまいます。
まあでも、その場合は、その子がいないときだけ「ラー」をするということも、注意すればできます。

簡単そうで子どもたちとできそうなのは「貴族の務め」なのですが、「ラー」は親からの苦情がなさそう(苦笑)。

うーむ。と、ちょっと箱をとってみる。

「貴族の務め」プレイ時間60分~90分。
「ラー」プレイ時間50分。

「競り」ゲームと「すごろく」ゲームで、なんで、「すごろく」ゲームの方が長い時間かかるのだろう?
もしかして、「ラー」の方が簡単??

30分という制限時間から考えると、両方プレー不可能ということも考えられるが、とりあえず、短い方を買っておくべきだな。

ということで、「ラー」を購入しました。

家で、箱を開けて、
うーーむ。難しそうだ。

「競り」ゲームということで、1人では不可能かもしれないけれど、ルールを見ながら、タイルをならべたりしてみます。
こみいった交渉というのがないので、1人でも、ルールを理解するぐらいのことはできました。

「なにこれ。すごいプレーしやすい」

見た目から、想像もつかないほどわかりやすいルールです。
点数計算に少し癖があって、早見表みたいなものを作った方が良さそうですが、

「これやったら、子どもにもできるわ」

という印象でした。
時間が問題ですので、遺跡のタイルを抜いて、2期でおわりということになるかもしれませんが、それでも、充分に楽しめそうです。

この「ルールわかりにくそう」と思わせるゲームのセットに対して落差のあるわかりやすいルール。
それから、いろいろな方法で点数をとるやり方。
どっかで、経験あるぞ。
エポックから出たゲームで、難しそうやと思ってわたしが敬遠したゲーム。しかも、やってみたら、一番簡単やったあのゲーム。

「アフリカ」と似てる。

「ラー」のデザイナーは、「アフリカ」と同じくライナー・クニツィアでした。
そんなことも知らんと買ったのか?と言われそうですが、知りませんでした。
子どもとするのにいいよ、以前、「The Game Gallery掲示板」の書き込みで勧めていただいたデザイナーでした。

ラッキー。そして、わたしの選択は正しかった(爆)

問題は、早見表を作っている時間がないということでね。

さて、以上は、年末のお話。
新年あけてからも、行ってきましたよ。プロジェクトコア 高槻店。
以前に書いたとおり、ゲームウォークというイベントがありましたので、遊ばせてもらいに行きました。

せっかく大阪まで行ったのだから、なんかゲーム買わないとねぇ。
うーん。
なんか、あるゲームで、ほしいものは、みんな買い尽くしたという感じがしないでもない……。

今日、遊ばせていただいた「そっとお休み」とかは、ここにはないんだよなーー。
うーむ。前回、買うのを見合わせた「貴族の務め」にしようか?
↑ 何で「プエルトリコ」を買わないことにしたのか、その理由は、すっかり忘れているらしい。同じ理由で、買ったって意味ないだろうに。

「『ババンク』は、持ってますか?」

と白紙さん。

「聞いたことないです」

と見てみると、けっこうちっちゃな箱に、とっても濃いめのおっちゃんとおばちゃんの絵(この際、りんの顔かて濃いということや、この日にちょうどやった「ダークサイド」というゲームで、もっとも見かけがあやしいプレーヤーに認定されていたということは、Webで読んでいる人にはわからないので内緒です)。

こわい絵なので、目に入っていても、買ってなかったと思います。

「どんなゲームですか?」

と聞くと、一緒にゲームしてくださっていた方が、いろいろと教えてくださいました。

クイズ番組で、最後の問題だけ1万点とか一発逆転のチャンスがあったりします。なんか、そういう感じのおバカなところ(とは言わなかったかな)か、すごく楽しいゲームなのだそうです。
ゲーム時間は、30分。
あ、けっこう軽い。できるかも。
対象年齢、12歳以上って書いてあるなぁ。そこが気になるといえば気になるけど、対象年齢12歳以上なら、10歳ぐらいからできるでしょう。

クイズというのが気になります。

「あのー、言葉がドイツ語で書いてあるとか、そんなことはないですか?」

この日遊んだ、「ダークサイド」は、わたしにとっては、すごくうけたゲームでしたが、言葉がドイツ語で、白紙さんは、わざわざカードに日本語訳を貼っておられました。
「うつぼゲーム会」でやられていた「プエルトリコ」も、たしか、訳のカードを作って遊んでおられたのを見ました。
そういった作業は、少しきびしいです。

「全然、そんなんないですよ」

ということで、「ババンク」を購入しました。

家に帰って、ルールを読んでみる。
うーん。カジノのゲームか。
子どもとは、無理かな?

一応、1人で、コマをならべたりして遊んでみる。

「あ!このゲーム。たしかに、遊んだらうけるやろうな」

カジノで、お金を稼ぐゲームなんですが、そのお金の稼ぎ方が、後になるほどうなぎのぼりになって、まさに、一発千金、一発逆転のゲームなんです。
クイズ番組の点数といっておられたのは、そういう意味でした。わたしは、てっきりクイズゲームだと思って、「クイズ」がドイツ語で書いてあるのかと心配してたのですが、もちろん、そんなことはありません。
どっちかというと「ブラフ」系で、「ギャンブル」という感じではありません。

やりたいな。

「ギャンブル」というと抵抗ありますが、クイズの賞金だったら抵抗ないかな?
どこのテーブルに、いいカードが隠れてて、どこのテーブルに、悪いカードが隠れているかを当てるクイズ。
じょうずに当たると、50万点(円じゃないところが、ポイント)!!

うーむ。出来そうな感じ。

高槻からの帰りのJRの中で、バラックさんとこんな会話を。
なん個ぐらいゲームを持っているかという会話の後、

「まあ、でも、ゲーム増えるの止まるかなぁと思ってるよ。わたしが買うのは、軽い子どもと出来るゲームばっかりやから」

と言うりんに、バラックさんは、

「そう思うでしょ。それが、そうはいかないんですよ」

と笑っておられました。
さて、どっちが正しいか?
ところで、この「お買い物」日記も、あと2日ぐらい続く予定です(笑)。
結論は、でているようで。