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アフリカ

4年生3人と「アフリカ」です。
実は、その中の1人は、以前、わたしと「アフリカ」2人でやったことあります。
そのときのルールは、交易のルールなしでした。というか、わたしも2回目ぐらいのプレーで、どのタイミングで貿易が発生するのかイマイチわかっていなくて、説明できなかったのです。

わたしの持っているのは、エポックから出た日本語ルール版です。
エポックから出たゲームのなかで、「6ニムト」は別格として、まともにプレーしたゲームは、そういえば、「エルフェンランド」と「アフリカ」ぐらいです。

「エルフェンランド」は、京都ドイツゲーム会で遊びました。だから実質、子どもと遊んでいるのは、「6ニムト」と「アフリカ」だけです。

「ミシシッピークイーン」は、購入した当時は遊べそうだと思ったのですが、ちょっと操船が難しいのと、場所がないという理由で断念。

「ニューエントデッカー」は、ルールを知るために1人でコマを動かしたりはしたのですが、どう考えても時間が足りないだろうということで、未プレイのままです。

そういえば、「アクア・ステップ・アップ」で、アクアたちが学園祭か何かの出し物を決めるために、学校で「ニューエントデッカー」をプレイするというお話があったのですが、あれはいったいどの時間を使ってやったのかがものすごく気になります。
話の流れだと、学校に来てすぐに勝負を挑まれて、プレイ開始という感じに見えるのですが、あさのショートのホームルームの時間までに勝負がつくとは思えないんです。
うーむ、1時間目も、学園祭のためのロングのホームルームで、そのまま突入したとか(笑)
そして、その間、クラスメイトはみんなギヤラリーかい!
「アクア・ステップ・アップ」好きなんですけど、そのあたりは、ちょっとつっこんでおきます。

うーん、やってないゲーム、今度、大人のゲーム会に行くときに、持っていってみようかな~。

それを考えると、「アフリカ」は、けっこう時間も手頃、ルールも簡単ないいゲームです。
でも、最初、エポックのゲームを全部見たときは、このゲームが1番難しそうだと思っておりました。だから、購入したのも、エポックから出たドイツゲームのなかでは、1番最後でした。

多分、「ブラフ」とか、他のエポック以外のゲームを買い始めてから買った記憶があります。

渋い色のリアルなアフリカの地図。そして、そこにかかれる六角のヘクスマス。ものすごい数のチップ。
初心者から見ると、「難しいオーラ」がバンバン発せられているように見えるんですよ。

でも実は、「アフリカ」は、3年生ぐらいの子でも理解できる簡単なゲームです。
「難しそう」という理由だけで敬遠されている方がおられたら、ぜひ、1回試してみられることをオススメします。

「アフリカ」は、暗黒大陸と呼ばれた頃のアフリカを探検するゲームです。
プレーヤーは、アフリカの5つの都市から、スタートして、謎のヴェール包まれた暗黒大陸を調査し、富や、名声を得ていきます。
そして、あのリアルな地図、六角へクスマスとくると、シミュレーションゲームをイメージしてしまいますが、全然、そんなことはありません。
どっちかというイメージは、カードをめくって一喜一憂するので、うーん、「ぼうずめくり」に近いかな。遠いかもしれません……。

ゲームボードは、アフリカの地図になっていて、そのすべてが六角形のヘクスマスで区切られています。
その上に、裏向きにしたまるいチップを1つの場所に1つずつおいていきます。
おく場所は、裏向きなので、当然ランダムです。

手番のプレーヤーは、まず0マスから2マス、任意のマスに探検家コマを動かすことができます。ただし、たのプレーヤーのいるマスや、裏向けのチップのおいてある場所には移動することができません。
そして、チップをめくるか、チップを動かすか、ベースキャンプをおくかのどれかの行動をします。
それを2回くり返すと、自分の手番は終了で、次の人の手番なります。

チップには、動物の絵や、原住民の絵、遺跡の絵、いろいろな交易品の絵、宝石、金の絵などがかいてあります。
このチップをめくったり、めくったりチップを動かしたりすることで、点数を得ていくことになります。
めくったり、動かしたりできるチップは、自分の探検家コマが今いるマスか、隣接しているマスのみです。

プレーヤーがチップをめくります。

動物の絵のチップならば、すぐに1点です。また、同じ動物がボード上にいて、隣接するマスが空いていれば、すぐに動物をそのマスに移動させることができます。隣接する同じ動物につきさらに1ポイントずつの点数が加算されます。

原住民の絵のチップならば、原住民のマスのとなりの空きマスの数の分だけ、ポイントをもらうことができます。また、移動させて、さらに空きマスが確保できる土地があれば、すぐにその土地に移動させて、さらに差額分のポイントを得ることができます。

遺跡の絵のチップならば、ベースキャンプを1つもらうことができます。
10個あるベースキャンプがすべてなくなくなり、そのあと遺跡チップが引かれたら、その時点でゲームは終了します。

宝石や、黄金の絵のチップならば、すぐにそこにかかれている宝石や、黄金と同じだけのポイントを得ることができます。

交易品の絵のチップならば、ゲームボードから取り除いて、それを自分のものにすることができます。
またこのとき、1人のプレーヤーが持っている交易品1種類を指定して、その交易品のチップをすべて受け取り、手番で表返した交易品のチップと同じ種類のチップをもらったのと同数だけ相手にわたす交易品の交換をすることができます。
これは、持ちかけられた方は、ことわれないという強烈なものです。
交易品は、同じものをたくさん持っていれば持っているほど、最終的な点数になります。
こうやって、自分のほしい交易品を集めていくわけです。

チップを動かすのは、自分に隣接するめくられたチップが、動物か、原住民の場合のみです。
動物の場合は、元のマスよりも多くの同じ動物と接している任意の空いているマスに移動させることが可能です。このとき、隣接する同じ動物1つにつきさらに1点ずつもらえます。
原住民の場合は、その逆です。元のマスよりも多くの空きマスと隣接している任意の空いているマスに移動させることが可能です。隣接する空きマス1つにつき1ポイントずつもらえます。

ベースキャンプは、プレー開始時に、各プレーヤー2つずつもってスタートします。
探検家コマが空いているマスにあれば、ベースキャンプをおくことができます。
手元のベースキャンプコマをとって、自分の探検家コマがいるマスにおきます。
ベースキャンプには、2つの役割があり、どちらか1つを選択しなければなりません。
1つは、探検です。この場合、ベースキャンプに隣接する表向けの動物のチップ、原住民のチップ、遺跡のチップの数と同じだけの点数が入ります。
もう1つの役割は、財宝を掘り起こす役割です。ベースキャンプに隣接する表向けの黄金のチップ、宝石のチップを回収することができます。
黄金のチップ、宝石のチップは、1番たくさん集めた人と、2番目にたくさん集めた人に、ゲーム終了時、莫大なポイントを与えます。

この説明も、なんだか難しく感じるところなのですが、1回やってみたら、すぐ理解できます。
基本的には、探検者コマを動かして、チップをめくって、めくったチップをながめてあれこれと楽しく考えるという簡単なゲームです。

今回は、わたしが南の端の都市。「アフリカ」プレー経験者の子どもの1人が、北の都市。あとの2人がくびれのあたりの都市から探検隊をスタートさせることになりました。

タイルがちょっとかたよっていて、北の方には、宝石、黄金が密集。そして、わたしが進んだ南の方には、動物と原住民が集中しておりました。

動物が集中していたということでわたし、それから、宝石、黄金がけっこう集中していたということで、経験者の子が、序盤はトップ争いをする感じです。
ほかの2人は、いろいろバランスよく引いてきて、そのせいでなかなか点数が伸び悩んでいる感じです。

中盤、あいかわらず動物王国の南。でも、だいぶんタイルが表になってきたため、動物や原住民の移動がスムーズになってきて、一気に、点数を稼ぐことができます。
宝石、黄金地帯の北では、ベースキャンプが足りなくなっていた(笑)
点数は、ふるわないながらも、後の2人も、確実に交易品をたくさんゲットしています。

終盤戦。中央の2人も、宝石と黄金に引かれて北のほうに上がっていったので、南のほうは、わたしのやりたい放題。
でも、ベースキャンプは、主に「探検」の役割しか、はたしていません。
交易品、宝石、黄金ともに、ほとんど全然持っていないので、今のうちに点数を稼いでおかなければ。

北は混戦地帯です。ほとんどのベースキャンプが北に立っています。しかも、全部「財宝あさり」です。
まったく、貴重な資源を何だと思っているのでしょう。

そして、ゲーム終了。最終結果です。
なんにも足されない素の点数では、今のところ、わたしがトップ、経験者が2位、あと3位、4位という順位になっています。
そこに、交易品の点数と宝石、黄金の点数が加算されます。

りんは、交易品、宝石、黄金、ほとんどなしで、点数変わらずです。

4位だった子は、宝石の2位。それから、4つの交易品が2種類で、+16点です。

2位だった子は、宝石のトップと4つの交易品で、+8ポイントです。
ぐっ、これだけで微妙に抜かれてしまった。

3位だった子が、黄金のトップ、宝石の2位、4つの交易品、5つの交易品をそろえています。
いきなり、+33ポイント!!!

とうぜん、わたしも、2位だった子も抜いて、ついでに50点も超えてのトップに躍り出ました。

やってるときは、結構点差があるように見えるのですが、決算すると不思議と僅差でデットヒートするゲームです。

結局、わたしは3位転落。

「また、くるわ」

と言っていたので、また来てくれることでしょう。

あ、このゲームには、点数のリファレンスがついています。でも、このリファレンス、なぜか日本語に訳されていません。
できたら、エポックさん、こういうところをしっかりとしてほしいです。

リファレンスの日本語訳は、「いが瓦版」のページにありました。
印刷して、使わせていただいています。
ありがとうございます。

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ボーナンザ

きのうも、書いたのですが、わたしのゲームのやり方は、こんな感じです。

  1. 「リプレイなどの記事」
  2. 「購入」
  3. 「ルールを理解するために一人でやってみる」
  4. 「子どもにルールを説明して実際にプレイ」

「ボーナンザ」は、マンガの「アクア・ステップ・アップ」を読んで、楽しそうだなぁと購入したゲームです。
交渉ゲームということで、普段あんまりしゃべらない子どもとかが、それを通してしゃべってくれたら楽しいなというような思いもありました。
まあ、「1」、「2」とここまでは、順調にきたわけですが……。
そこで、はたと困りました。

交渉は、一人ではできない……

カプコン版の「カタン」を買ったときもそうだったんです。
「ロード・オブ・ザ・リング」や、「ニューエントデッカー」など、けっこう重たいゲームでも、1人でコマを動かすことができるゲームというのは、なんとかルールを理解することができます。

でも、「ボーナンザ」や、「カタン」、「クーハンデル」、「操り人形」など、交渉が絡んだり、相手になにか隠しておくことが重要なゲームというのは、1人で何役もするのは、無理なのでした。

もちろん、「N.Y.チェイス」や、「6ニムト」なども、1人でできるゲームではないのですが、こういったゲームは、比較的簡単なルールです。

そして、「ボーナンザ」は、ルールを読んだだけでは、想像もつかないゲーム(笑)として、おもしろそうなにおいだけさせつつ、お蔵入りになっていたのでした。

バラックさんは、いぜんわたしが、ゲーム日記に「おもしろそうだけどやったことがない」と書いていたのを読んでいてくださっていて、

「ボーナンザやってみましょうか」

と言ってくださいました。

ボーナンザは、カードを使った交渉のゲームです。

カードには、お豆の絵とそのお豆のカードが何枚あるかを表す数字が書いてあります。たとえば、「18豆」のカードは、全部で18枚あるわけです。
それから、下には何枚集めたらいくらになるかが絵と数字で表されています。「18豆」の場合は、「3枚カードを集めれば1ターラー」、「6枚カードを集めれば2ターラー」、「8枚カードを集めれば3ターラー」、「9枚カードを集めれば4ターラー」というふうにかいてあれます。ターラーというのは、この世界でのお金の単位です。
少ないカードほど貴重ですから、少ない枚数で稼げます。「14豆」の場合は、「3枚集めれば1ターラー」は一緒ですが、「5枚で2ターラー」、「6枚で3ターラー」、「7枚で4ターラー」になります。

そう、ゲームの目的は、できる限り同じ種類(番号)の豆を集めて、たくさんのお金をゲットすることです。
ここまでは、簡単。普通のゲームです。

さて、お豆をお金に換えるにはどうするか?
そう、畑にお豆を植えて育てなければなりません。
でも、畑は最初、1人に2つずつしかありません。お金が貯まれば、2ターラーで3つ目の畑を買うことができますが(今回は、4人でしたのでこのルール。5人の場合は3ターラーかかります)、最高でも3つまでしかもてません。
そして、このお豆、贅沢なことに、1つの畑に1種類のお豆しか植えられないのです。

お豆の種類は、「空豆」、「紅花インゲン」、「そらまめ」、「いんげん豆」、「大豆」、「ささげ」、「赤豆」、「ゴガツササゲ」の8種類。はい。わたしは、今、ルールブックをカンニングしながら書いています。聞いたこともないようなお豆もありますが、普段は、「18豆」とか数字でよぶから平気です(笑)。

手札のカードは、最初は5枚。そして、これがこのゲームの味噌。配られたカードは、絶対に順番を変えてはいけない。
同じ種類のカードを集めるゲームですから、ついつい、「同じカードは近くにおいとこ」と思うのですが、このゲームでは、それは御法度です。

別に、「手札の並び替えをすると、対戦相手に自分の持っているカードがばれてしまうから」とかいう、上級者同士の胃が痛くなるような麻雀みたいな理由で、並びを変えるのが禁止されているのではありません。

「手札のお豆のカードは、絶対に配られた順番にしか畑にまくことができない」という、このゲーム独特のルールがあるからなのです。

自分の手番の最初。プレイヤーは、手札の最初のカードを絶対に畑に植えなければなりません。

たとえば、「16豆」、「14豆」、「18豆」、「20豆」、「16豆」と5枚のカードをこの順番に持っていたとします。

このプレイヤーは、最初に絶対に「16豆」を畑に植えなければなりません。

もし今、2つの畑のうち、どちらかが開いていたら、そこにこの「16豆」を植えることになります。
もし、2つの畑のうち、どちらかが「16豆」の畑だった場合は、その畑にこの「16豆」もプラスして植えることができます。

でも、今もし、2つの畑のどちらともに「16豆」以外のお豆が植えられていたら?そして、3つ目の畑をもっていなかったとしたら?
その場合は、今、植えられているお豆のうちどれか1つを換金して、無理矢理空けた畑に「16豆」を植えなければなりません。

換金して、ちゃんとお金が入ってくればいいですよ。でも、畑に植えてあるのが、

「18豆」×2
「14豆」×4

とかだった場合、「18豆」は、3枚集めないとお金にならない。「14豆」は、せっかく4枚まで集めてあと1枚あつめれば2ターラーになるのに、今、売っちゃうと1ターラーにしかならない。
どっちをすてるにしても、とっても、悩ましいことになります。

そして、さらに手番のプレイヤーは、山札から、2枚カードを引いてきて、このカードを処理しなければなりません。このカードは、自分の手番で、どこかの畑に植えてしまわなければならないのです。

一番簡単なこの後からめくった2枚のカードの処理方法は、「自分の畑に植える」です。でも、こんなことしていたら、いくら畑があっても足りないのは、目に見えています。

そこで出てくるのが、「交渉」です。

手番のプレイヤーが、1枚ないし2枚のカードを畑に植えて、山札から2枚のカードをめくったら交渉スタートです。

「めくったカード」が、「自分の畑」に植えてあったら、ラッキーです。そのまま、自分の畑に植えることができます。

でも、「自分の畑」が埋まっていて、しかも、植えてあるお豆が「めくったカード」と違う場合は、どうする?自分の畑を1つ空けるか?

その前に、まわりを見まわすんだ。
だれか、この「めくったカード」をほしがっている人にあげればいいんだ。
そして、もしその人が、自分の畑に植えられるカードを持っていれば、ついでにそれと交換しよう。

交渉のときだけは、手札のどの位置からでも、カードを出していいのです。

だから、さっきのプレイヤーは、自分のカードの一番最初の「16豆」を畑におけなくて困っていましたが、自分の手番がくる前に、この「16豆」を交渉で他のプレイヤーに渡していたら、次の「14豆」は、畑にそのまま植えることができて、ちゃんと無駄なくお金に換金できたのです。

「交渉」ですから、相手も自分もなっとくしないと成立しません。
複数の人から、

「このカードほしい」

とお声がかかれば、条件のいい方と取引することができますし、相手にとってどうしても邪魔なカードは、

「えーい、ただでもってけ」

てなことにもなります。

でも、「相手もニコニコ」、「自分もニコニコ」。
これが、ボーナンザの交渉なのです。

交渉が終われば、交渉で得られた全てのカードは、すぐに畑に植えられます。
そして、手番プレイヤーは、山札から3枚カードを引いて、手札にくわえて、自分の手番を終わります。

こうして、山札が、3回なくなるまでプレーして、なくなった時点でゲーム終了。
ターラーを一番稼いだ人が勝ちです。

ルール読んでもわからないのに、やったことない人は、絶対にこの文読んだだけでは、理解できないな。

うーむ。
まあ、やったことある人に教えてもらいながら、1回プレーすると、思ったほど複雑じゃなくてビックリすると思います(笑)。

りんは、もう理解したぞ。多分……。

で、実際のプレーですが、4人で遊びました。
「ボーナンザ」の交渉は、不思議と「だまされた」という感じがなくて、本当に、みんなニコニコの交渉です。
なんせ、目先の自分のいらないカードがなくなったら、うれしいですからねぇ。
はじめは、自分の手札に少ないカードをできるだけ交渉の場に出していました。

でも、少しずつ交渉がしにくくなってきた。
交渉がしにくいというのは、交渉の余地が少なくなってきたという意味です。
なんでだ?

よく見ると、わたしと同じお豆を植えている人が複数人。
ほしいお豆が競合しているんですねぇ。
そうすると、その競合している「お豆」を植えてない人は強いです。

A:「このカードほしい人」

と言えば、

B:「きみの畑のお豆を2枚あげます」

C:「こっちは、3枚だすよ」

てな感じになって、

A:「じゃあ、これ3枚の方に渡すね」

となっても、

B:「あーでも、もっててもしゃあない、ただでもらって!」

と、人が勝手に、自分の畑を大きくしてくれます。

こう気づいた後も、なんか、どうしても、自分の手札にあるカードの数ばっかり数えて、人の畑なんて見ちゃいない(笑)。

あー、3人も植えてるお豆を自分の畑に植えてしまった!!

てなことばっかりやってました。
で、結果は、ビリッケツ。

強制的に、話さなければ成り立たないゲームだし、交渉がメチャクチャシビアな感じのゲームでもないので、はじめてあった人とかとすると、結構、しゃべるきっかけになって、場が和むのではないでしょうか?

「子どもには、ちょっと難しいかな?」

とゲームを終わったあとにしゃべっていたのですが、ルールを理解している人が、1人ついていたら、できそうな感じもします。

機会があったら、子どもたちとも挑戦してみたいゲームです。

あれ?1/3のつもりが、4/10でした(笑)。
ということで、また、続きます。

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11月3日(日)に、またまた「プロジェクトコア 高槻店」に行って参りました。
今回の目的は、「ウサギとハリネズミ」です。

ここのお店は、毎月1回ボードゲームの品揃えをWebサイトで公開していて、月初めだと、それを見ていくとハズレがないような感じです。

家からだと電車代が往復で1000円を越えてしまうので、1万円ぐらいを予算にボードゲームの買いだめです。
目的だった「ウサギとハリネズミ」。それから、「小説アクア・ステップ・アップ」で紹介されていた「フォレロッテ」。不破さんのホームページ「ファミリーで子どもと遊ぼう」のページで紹介されていた「ラビリンス」なんかを買いました。

「ラビリンス」は、「ジュニアラビリンス」というのも売っていて、どっちにしようか迷ったのですが、「ラビリンス」の方が、タイルの数が多くておもしろそうなので、そっちにしました。

あと、「エルフィンゴールド」という「エルフィンランド」の拡張セットも気になったのですが、どっかのWebサイトで、

「90分?いやいや、『エルフィンランド』をやり慣れた人とやって、インスト含めて2時間ぐらいかかる」

という話を読んだ気がするので、パス。
りんが、ゲームをできる時間というのは、長くても30分ぐらいが限界なのです。

そして、そこで見つけたゲームが、もう一つ。
ホームページには載っていなかったのですが、「ヴィラ・バレッティ」が置いてありました。

これは、今年のドイツ年間ゲーム大賞を取ったゲームです。ドイツ年間ゲーム大賞というのは、どんな賞であるのかというのをりんが説明するのはおこがましいのですが、ようするに、毎年、山のように発売されるドイツゲームのなかでも、より抜きにおもしろいゲームだと認められたということです。
りんみたいな素人は、何買うか迷ったら、ドイツ年間ゲーム大賞のマークの付いたゲーム買っとけば間違いないなんてぐらいの賞なわけです。
で、「ヴィラ・パレッティ」は、賞とって、ドイツでも売れまくって、生産が追いついてないなんて話を聞いていたゲームです。

Webの商品リストには載っていなかったのに、こんなステキなものがあるなんて。
即ゲットでした。

が、しかーし。
家に帰って開けてみたのですが、フックがついてない~。
マニュアルには、確かにフックの写真が載っているのですが、ありません。
うーん?梱包と一緒にゴミ箱に入れてしまったか?
などと思い、ゴミ箱をあさったり、まわりを探したり、箱をひっくり返したしても、ありません。
だいたい、本当に入っているのか、入っているならどんな状態で入っているのかわかりません。
マニュアルをもう1回読んでみます。
「用意するもの」として、フックは書いてありますが、「内容物」としては書いてありません。
ネットで、「ヴィラ・バレッティ」と「フック」で検索をかけてみます。いくつか出てきたサイトを見ると、

「フックは付属していません」

の文字が!!!
でも、よく見ると、宣伝用の巨大ヴィラ・バレッティのことのようです。

わざわざ、「これには、フックは付属していません」と書いてあるということは、「普通版セットにはついています」ということだよなぁ。
まぁ、フックがないから遊べないということもありません。まったくなくても遊べるし、他のものを代用品としてもいいと思います。

どーしよーかなー。

悩んだのですが、期待が大きかっただけに、ショックも大きくて、なんだかあきらめきれなかったのです。

今までに、買ったゲームの部品がちょっと不良だったことは何回かあります。
イエローサブマリンで買ったものですが、「マンハッタン」は、ビルの一角が溶けたようになっていましたし、「エルフィンランド」では、ちょっと他より高さの低い円筒のしるしがあったりしました。

でもまあ、とりあえず使えるならばいいかなぁと思っていたのですが、今回は、まったく入ってないようだということで、「プロジェクト・コア 高槻店」に電話しました。

「フックがないよ。」

と言うことを伝えると、今、担当者がいないので、後日連絡するとのことで、こちらの電話番号を教えました。
で、1日たった今日ですが、お昼を過ぎても連絡がないので、もう一度、こちらから「プロジェクト・コア 高槻店」に連絡を入れました。

「もしもし、きのう電話させていただいた○○ですか」

もう一度、説明しないと通じないかな?しらばっくれられたらイヤだなぁ。等々、いろいろ考えながら、電話をかけたのですが、

「はい。お話伺っております。今、『メビウス』さんの方に連絡させてもらっています。」

と、すっと話が通じて、しっかりと対応してもらえているようでした。
「メビウス」からの返答が入り次第、連絡してもらえるということで、まだこれから、どんな形で、フックが届けてもらえるのか(もしかして、届けてもらえないのか)わかりませんが、この対応を聞いている限り、安心してよさそうで、ちょっとホッとしています。
この経過も、ここに載せていこうと考えています。

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日本語訳のゲームが売り出される

さて、コミックの「アクア・ステップ・アップ」があって、次に安田均さんの「アクア・ステップ・アップ」のホームページができてと自分のまわりのボードゲームの情報もふえてきました。
そしていよいよ、エポック社から日本語のルールのついたドイツゲームが売り出されるというではありませんか!!!
その日がくるのを待ちわびました。
なんだか、3回か4回ぐらい、発売日がのびてしまいました。そのたびに、この企画立ち消えになるのではとドキドキしていました。

そんな悶々とした日々のなか「安田均のボードゲーム大好き!」という本が出版されました。なぜか発行が、「アクア」のコミックと同じ「幻冬舎コミック」なのですが、コミックではなくて活字の書籍です。
これも、「アクア」と同じような感じで、本当に楽しく、くわしくゲームの遊び方が書いてあるのです。
多分、エポック社のドイツゲーム発売と時期をあわせてこの紹介本も発売して、相乗効果をあげるつもりだったのだと思います。
でも、ゲームの発売がのびてしまって、本だけが発売されてしまうことになったようです。

で、この本の中では、「エポック社でドイツゲームが発売されるよ」ということが結構、大きく宣伝されていたわけです。
それを読んで、
「うん。ちゃんと延期しながらも計画は動いているのだな」
と安心したものでした。

毎週、トイザらスに行って、おもちゃ棚にドイツゲームが置いていないかどうか確かめてました。
実際に手に入れるのは、もう少し先の話ですが…

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「アクア・ステップ・アップ」 オバケが開けた新しい扉

さて、そういうわけで、大人になって初のボードゲーム体験は散々でした。
実際、妹は、これ以来一緒にゲームをしてくれなくなりました。
もしこのゲームが「トレインレイダー」でなく、もっと簡単なゲームだったりしたら、きっと今持っているゲームのテストプレイぐらいはつきあってくれていると思います。
↑ だからといって、「トレインレイダー」がダメなゲームであるとかいうわけではありません。ただ、りんのまわりには、一緒にしてくれて楽しみ方を教えてくれる人がいなかったというだけです。
りん自身も、そんなこともあり、ボードゲームから遠ざかるかと思っていたのですが、ここに思わぬ伏兵(?)が出てきました。それが、「アクア・ステップ・アップ」です。

「アクア・ステップ・アップ」は、グループSNEの安田均と友野詳が原作で、田嶋安恵が作画のコミックです。
ボードゲーム大好きな中学生の女の子が、友だちを巻き込みながらボードゲームをしていくというストーリーです。
なんと、1話に1このボードゲームの紹介をするというすごい企画とともに今現在も、「コミック・バーズ」(幻冬社)で連載が続いています。
マンガの中では、すごい大まかなゲームの説明しかしていないのですが(単行本では巻末にくわしいゲームの説明がついています)、ボードの絵、コマの絵なんかもとても丁寧に描いてあって、なによりも、本当に楽しそうに遊んでいるのです。
特に2巻の「ブラフ」を遊んでいるところなんかは、
「やってみたい!!」
と思わせるものがありました。
特に、りんが惹かれたのは、小説版(小説版も2巻まで出ています。2巻まではコミックと一緒に出ていたのですが、3巻からは出なくなって残念です。出版社がかわったせいでしょうか。小説は川人忠明著です)2巻の1連のオバケゲームです。

「ミッドナイトパーティ」と「ファンタスミ」です。
本を読むだけで、伝わってくるメチャクチャ簡単そうなルール。それでいて、盛りあがりそう。
「これなら、子どもにもうけるに違いない!!」
そう思ったのですが、やっぱりドイツゲームは、遠い存在だったのでした。