おてばん,ゲーム会レポート,プレイ記録,ボードゲーム,ボードゲーム日記,更新雑記おてばん,どきどきワクワク相性チェックゲーム,アクア・ステップ・アップ,アクワイア,アップル・トゥ・アップル,カウントダウン,グラグラカンパニー,ドメモ,ドリームファクトリー,ハリウッド

8月は、参加できなかったので、2か月ぶり2回目の「おてばん」参加です。

今回の目玉は、「看板娘」の15人プレー。
A、B、C、すべてのボードを揃えて、参加者全員での大プレーでした。
ゲームそのものよりも、インストをどうするかだという思いがありましたが、素晴らしい簡易リファレンスを全員分用意されていたりと準備も万端。とても、スムーズなインストおよびゲーム運びだったと思います。

それから、「アクア・ステップ・アップ」で紹介されていて、今まで遊びたいと思っていたけど遊んだことなかった「どきどきワクワク相性チェックゲーム」や、「アクワイア」などを遊びました。
そして、これで、「アクア・ステップ・アップ」で遊ばれていたゲームを全部コンプリートしたか??と思ったら、まだ、「ハリウッド」(作中では「ドリームファクトリー」)が、まだ残っていました。

「ハリウッド」。現物を見たことないなぁ。
扱っているのは、バネストさんですね。でも、現在は、品切れ中のようです。

さて、遊んだゲームは、

「グラグラカンパニー」
「ドメモ」
「どきどきワクワク相性チェックゲーム」
「カウントダウン」
「看板娘」
「FBI」
「アクワイア」

などなどでした。
「ドメモ」、「どきどきワクワク相性チェックゲーム」は、よいゲームだ。
と、相変わらず、軽いゲームに評価の高いわたしでした。

「どきどきワクワク相性チェックゲーム」は、本気でビバリーとかから出ないかなぁ。
テイストも、「アップル・トゥ・アップル」に似ているし……。
「気分は億万長者!」とか、出してる場合じゃないと思うのですが……。

ゆうもあ,ゆうもあゲーム会・大阪,ゲーム会レポート,プレイ記録,ボードゲーム,ボードゲーム日記,子ども,2004年1月分ゆうもあ・大阪ゆうもあ,ゆうもあゲーム会・大阪,アクア・ステップ・アップ,アップル・トゥ・アップル,カタン,カラバンデ,カラバンデ アクションセット,ゲーム会,ドキドキワクワク相性チェックゲーム,ピッチカー

カラバンデ

あれ、大阪にあるのは、「ピッチカー」だったかな?「カラバンデ」だったかな?1
まあ、どっちでも、おもしろさはかわらないですね。

「カラバンデ」は、このサイトができた当初から、わたしが、

「ほしい。ほしい。」

と叫んでいたゲームでして、多くの人から、購入の方法を教えていただいたりしました。その当時は、リメイクが出るということはわからなくて、わたしにとっては、幻のゲームだったんですね。

今のわたしの幻のゲームは、「ドキドキワクワク相性チェックゲーム」かな。
これも、日本語版のリメイクがでないかなぁ。題名は、変えた方がいいと思うけど……。「アップル・トゥ・アップル」を出しているビバリーさんあたり、どうでしょう?
↑ 発売元のマテルは、今でも日本にある会社みたいだから、ちょっと無理かな。
これを手に入れると、「アクア・ステップ・アップ」のマンガで紹介されたゲームすべてコンプリートすることになるのですが(あぁ。小説版を入れると「カタンの航海者たち」を持っていません)。
ちなみに、「アクワイア」と「マーメイドレイン」は、持っているだけで遊んだことがありませんが……。

ということで、「カラバンデ」は、あこがれのゲームでして、遊んでみたらやっぱりおもしろいゲームで、大好きです。

しかし、そんなわたし以上に、「カラバンデ」が好きな小学生が、ゆうもあゲーム会・大阪には、存在しています。

えーと、どれぐらい「カラバンデ」が好きかというと……

この日1日で、1番楽しかったゲームを問われれば、「カラバンデ」です。
もちろん、回数的にも、時間的にも、1番プレーしたゲームは、「カラバンデ」です。
というか、ゆうもあゲーム会・大阪は、午前10時スタートで、午後5時終了なのですが、その間、

ずーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっと、

ひたすら、「カラバンデ」だけをプレーしておりました。

さすがに、このゲームが大好きなわたしですが、ルールが単純なこともあり、1時間も続けて遊ぶとちょっと、飽きてきます。
というか、地べたに座り込んで移動するので、けっこうしんどいだろうと思います。

しかし、この小学生の子は、本当に、ずっと、「カラバンデ」だけをプレーしていました。

なんというか、彼ぐらいのプレーヤーになると、やっぱり「カラバンデ アクションセット」は、必要なのだと思います。
周りにいる人、老若男女問わず、どんどんさそって、ひたすら遊んでいました。

でも、彼の

「このゲーム、おもしろい!」

「好きだ!」

というエネルギーは、すばらしいものです。
一緒に遊んだ子どもが、やっぱり、このゲームを「おもしろい!」とすごく感じていたようです。

100の言葉を費やすよりも、すすめる本人が思いっきりそのゲームを楽しんでのめり込むというのは、とっても大切なことだなぁと思います。
「カラバンデ」専属ではありますが、もう、普及隊長と呼んでもいいでしょう。

それにつけて思うのは、「ゆうもあゲーム会・大阪」のノリのよさというか、文化ですねぇ。
どんどん、知らない人でもゲームなさそっていく強さと、それにのってくる柔らかさ。ご家族同士、子ども同士の横のつながりができています。
やっぱり、歴史が長いということと、1か月に1回の開催というのは、なかなか強みだと思います。

ということで、「カラバンデ」を3回ぐらいしました。
単純なゲームだけに、子どもに負けるとすげえ悔しい(笑)

ジャンプ台の後に、細い道とか、無茶なセッティングも難なくクリアしている子どもって、やっぱり、順応力がすごいわ。

  1. 今、調べてきたら大阪で遊ばれているのは「カラバンデ」でした。 []

ゲーム会レポート,プロコアゲーム会,ボードゲーム,ボードゲーム日記,2003年12月プロコアゲーム会あ・そ・ぼ,どろぼうの神さま,ゆうもあ,ゆうもあゲーム会・大阪,アクア・ステップ・アップ,インコグニト,カードラビリンス,ゲーム会,セット,プロジェクトコア高槻店

12月20日(土)は、おそらく今年最後になる大人のゲーム会「12月プロコアゲーム会」が開催されました。

プロコアに行くのも久方ぶりということで、着いてすぐに、なにかいいゲームはないかな~。

「インコグニト」発見。アヤシい雰囲気のあるスパイ物のゲームです。どこがアヤシいかというと、仮面(笑)
サイコロがわりに使う「警告の印」というのがついているのですが、これとか、プレーヤーのコマも、仮面をしています。
舞台は、ヴェネチア。ヴェネチアといえば、大好きなフンケの「どろぼうの神さま」の舞台ではありませんか。そういえば、どろぼうの神さまも、仮面しておりました。ヴェネチアの人って、みんな、あんな感じなのでしょうか(と偏見の目で見るという…)
このゲームは、「アクア・ステップ・アップ」で遊ばれていたゲームで、欲しいなぁと思っていたのですが、現物をみたのははじめてです。
手に入りにくそうということで、さっそく購入。

それから、この前、「ゆうもあゲーム会・大阪」で遊んだ「カード・ラビリンス」。
これは、他の「ラビリンス」のシリーズとならんで、「ぱふ」で売っていてもよいゲームだと思います。
対象年齢も低いですし、なにより6人まで遊べるところがいいです。
ということで、さっそく購入。

まぁ、今日のところはこれぐらいで許しておいてやろうと思ったら、みなさまから、「セット」を買いないさいという強いプッシュが(笑)

えー、お金ない。

「融資やったらしてあげるよ」

優しい言葉。
……融資って、返さないといけないやん。それでは、意味がない(笑)
くれ。
……それは、無理ですか?

「セット」は、この「あ・そ・ぼ」のサイトをはじめたばっかりの1年ほど前に、掲示板で教えていただいた子ども遊べるゲームです。
「ゆうもあゲーム会」でも、なんどか遊ばれているのですが、わたし自信は遊ぶ機会がなかったんですねぇ。

うーむ。みなさんオススメの縁のあるゲームですから、買いましょう。
と、いうことでサイフから血反吐を流しながら、3つもゲームを購入してしまいました。

おかしい。こ、こんなハズでは(笑)
プロコアのスタンプカードとぱふのスタンプカードは、いように速くスタンプがたまります。

店内は、TCGゲーマーな方がてんこ盛り。
やっと席があいたので、みんな座ってゲームをスタートします。

うつぼゲーム会,ゆうもあ,ゲーム会レポート,プレイ記録,ボードゲーム,ボードゲーム日記,子ども,2003年6月うつぼゲーム会うつぼゲーム会,にわとりのしっぽ,アクア・ステップ・アップ,ゲーム会,ザップゼラップ,ヘキセンレンネン,子ども

にわとりのしっぽ

「にわとりのしっぽ」は、以前、京都ドイツゲームサークルで見かけて、プレーはできなかったのですが、「よいな~」と思って見ていたゲームです。

アクア・ステップ・アップでも、「ツィッケ・ツァッケ・ヒューナーカッケ」という題名で紹介されていました。
6月のうつぼゲーム会で遊んだゲームでは、「ザップゼラップ」と同じツォッホというメーカーから出ている子どもゲームです。
ツォッホも、子ども用のゲームをいろいろと出しているメーカーです。けっこうひとひねりがきいたゲームが多くて大人でも楽しめます。

「にわとりのしっぽ」は、六角形のタイルと卵形のタイル、そして、ニワトリのコマを使って遊ぶ、すごろく形式の記憶ゲームです。

すごろく方式の記憶ゲーム?なんじゃそりゃ。

卵形のタイルは、24枚。タイルに描かれたイラストは12種類で、同じタイルが2枚ずつあります。
この卵形のタイルを絵の描いた方を表にして、円くならべます。
これが、すごろくのゲームボードになります。
このゲームボードの上を、ニワトリのコマが進んでいくことになります。このあたりは、同じくタイルをつかう「ヘキセンレンネン」とよく似ています。
でも、「ヘキセンレンネン」の場合は、タイルを一直線にならべて、スタートとゴールがありました。「にわとりのしっぽ」の場合は、円形にならべますので、スタートもゴールもありません。ひたすらグルグルとコースを周るだけになります。

スタート地点は、決まっていません。それぞれのプレーヤーのコマが、等間隔で並ぶようにタイルにコマを配置します。
ニワトリには、取り外しが出来るシッポがついています。そして、追いかけっこしていって、前のニワトリを追い抜かしたときに、このシッポを取ることができるんですねぇ。

こういうゲームだと、進むのにサイコロを使ったりします。「ザップゼラップ」では、サイコロの後に樽魔法を使うわけです(そういえば、「ザップゼラップ」も追いかけっこの要素が入ったゲームです)。
でも、「にわとりのしっぽ」は少し変わっていて、進むためには、記憶力が必要です。

円く配置した卵形のタイルの中に、12枚の六角形のタイルをこちらは裏向けに配置します。この12枚には、卵形のタイルと同じ絵が描いてあります。
ニワトリは、卵型のタイルを時計回りに周っていきます。
手番のプレーヤーは、自分のコマが乗っているタイルの次の卵型タイルに描かれている絵と同じ絵の六角形のタイルをめくらなければなりません。進む絵とめくった絵が一致していれば、つぎの卵型タイルに進むことが出来ます。そして、このあたりはもう神経衰弱なのですが、正解している限り、そのプレーヤーの手番がずっと続きます。
1つの卵型のタイルの上には、1つのニワトリのコマしか入れません。だから、人のニワトリのコマを追い越す場合は、2つ隣のタイルと同じ絵柄の六角タイルをめくらなければなりません。
この時々、1つとばしが入るというルールも、なかなかに効いています。順番を覚えていても、1つとばしが入るとわかんなくなっちゃったりするんです。
相手のニワトリのコマを追い越したら、追い越したニワトリのシッポを抜いて、自分のニワトリのおしりにさすことが出来ます。これ、前のニワトリがたくさんのシッポをもう持っていたら、一気に全部自分がとってしまうことが出来ます。だから、一発逆転も、充分に狙えます。

そして、すべてのニワトリのシッポを集めたプレーヤーが勝ちになります。

えーと、何回も繰り返しになりますが、わたしは、記憶力が悪いわけではけっしてありません。
いや、本当は悪いかもしれませんが、自分では悪いとは思っていません。
でも、場所の記憶、空間の記憶が混ざってくると、とたんにわからなくなってきます。

「どんな絵がいくつ出てきたか?」ということは覚えられても、「どんな絵がどこにあったのか?」は、ぜんぜん覚えられないんです。
もしかすると、誰でもそうかな?
でも、このゲームしている限りでは、「どんな絵がどこに」の記憶力が強いという人も確かにいますねぇ。

遊んだのは、わたしとお父さんと、4年生の子と、2年生の子でした。

むかし、このゲームを見かけただけのとき、こんなことを考えていました。

「子どもだけでやったら、終わらんのとちゃうやろか……」

今回、やってみた感想ですが、

「子どもがいなかったら、終わらんかったかも……」

まあ、記憶の問題は、子どもも大人も関係なく、どっちかというと個人的な能力の問題ではないかと思うにいたったわけですな。

なかでも、2年生の子の記憶力が抜群でした。最後の方なんて、12枚のカードの場所を全部覚えてるんじゃないかというぐらいでした。
卵形の24枚のタイルを1手番で1周したら、勝ちです。
4年生の子と、この2年生の子で、抜きつ抜かれつの大レースでした。

結果、子どもたちは、卵型タイルを2周ぐらい周っていたと思います。
お父さんは、1周ぐらいしてたかな。
りんは……5枚か、6枚分ぐらいしか進んでなかったという……。

思いっきり、子どもたちに得意がられていました。
うんでも、こういうゲームを子どもとするのも好きです。
大人と真剣勝負で、ピリピリするのは、ちょっとイヤかもしれませんが。全員のレベルが、りんなみなら、問題ないかも(それじゃ、終わらないって)。

にわとりのしっぽ

/ Zoch


ゲーム会レポート,プレイ記録,ボードゲーム,ボードゲーム日記,京都ドイツゲームサークル,2003年5月京都ドイツゲームアクア・ステップ・アップ,カタン,ニューエントデッカー,マンガ,子ども,学校

ニューエントデッカー

さて、困った。どんな作戦とったっけ?
このゲームの説明でまだ抜けていたものに、初期配置というのがあります。
海の部分のいくつかと、島の中核になる部分が3つぐらい最初からボードに配置されています。
そして、島の中核になる部分には、「+5」とか「+10」とかのボーナス得点がついてあります。
ゲーム終了時の点数が40点~70点ぐらいになるゲームですから、この「+5」の島や「+10」の島を取ることはとても重要です。
この3つの島の点数にからめなければ、優勝は難しいと思います。

この初期配置には、いろいろな種類があるのですが、今回は1番オーソドックスな基本の初期配置でプレーしました。
7枚の「海ばっかり」タイルによって、世界はだいたい3つの大きい地域にわけられそうな感じです。北西の地域には「+10」点の大陸が、北東の地域には「+5」点の大陸が。そして、探険の始まりに近い南の地域には「+5」点の大陸が、発見されるのを待っています。

まずは、南の「+5」の島を発見するぞという感じでスタートします。

南の外周マスの「+5」のタイルの真下(真南)あたりに探険船を置いきます。

タイル何枚めくろうかなぁ?

いきなり、4コインも出して、表向きのタイルを買うなんてプレーヤーはいません。だってこれは、冒険なのですから。
そして、裏側に「?」マークのついた発見タイルがあれば、すかさずそれを引け(命令形)!だって、これは、冒険なのですから。

発見タイルには、裏に「?」マークが印刷されているものもあります。これは、絶対にイベントがおこるタイルです。
イベントは、いいことも、悪いことも起こり得ます。いいことは、原住民を発見して、いきなりただで探検隊を「族長小屋に続く密林」に配置できたり、財宝を発見して3コイン得たりです。悪いことは、海賊に遭遇してコインを半分奪われたり、嵐でいきなり手番が終了したりです。

いいことがおこるか、悪いことがおこるかは、五分五分です。だから「引いてみよう」という人と、だから「避けよう」という人にわかれます。
もちろん、りんは、「引く」人です。ええ、そうですとも。

マニュアルには、「お金がなくて悪いことがおきても影響が少ないときなどに引いてみよう」なんて書いてありますが、そんな運気の悪いときに、運試しなんしたらダメダメです。泣きっ面にハチになるのが、目に見えてます。

「?」は、絶好調の時に引くものなのです。

「あっ」

海賊。コイン半減。コイン6枚から一気に3枚に(泣)
まぁ、そういうこともあらあな。
そして、次の回、「?」を引かないと、

「えっ、どうしたん。『?』あるよ」

と周りから、優しい声が。
ダメダメプレーの見本ですか?

「?」では、この海賊によるコイン半減が、1番イヤです。

このゲーム、「発見タイル」をめくるにも、「拠点」を置くにも、コインが必要です。
最初に配られるコインは、7コインです。そして、そのコインをどんどん消費していきます。
コインが1枚もなければ、裏向けの発見タイルを買うことすら出来ません。だから、そうならないように、こんなルールがあって、プレーヤーにはコインが入ってきます。
それは、手番開始時に手番プレーヤーのコインが3コイン以下だった場合、6面ダイスを振って、収益をきめるというものです。
ダイスには、「1の目」のかわりに「舵輪」の絵が描いてあります。そして、「2」~「6」の数字の目があります。
誰かがサイコロをふると、プレーヤー全員に収益があります。手番のプレーヤー以外は、「サイコロの目+1」コイン獲得します。ただし、サイコロをふった手番プレーヤーは、「サイロこの目」分のコインしかもらえません。「舵輪」の目の場合は、手番プレーヤーが「2」~「6」の目の中で選ぶことが出来ます。
だから、自分でサイコロを振るのは、1コイン分、損なのです。
そして、1回サイコロをふると、他のプレーヤーよりもお金が少ないために、自分の番がまわってくるたびにサイコロを振るという悪循環に陥ってしまう場合があるのです。

これを、他のプレーヤーは、「収益フェーズ」がまわってきたと大喜びしますが、サイコロ振っている方は、とってもつらいわけです。

で、そのきっかけになることが多いのが、この「海賊」のイベントなのです。

さて、これで、「?」タイルを引く重要性については、わかってもらえたと思います。
話もどって発見タイル、さて、何枚引きましょう?

うーむ。わたしの遊んだ感覚では、2~3枚ぐらい。お金がヤバかったら1枚。余っていたら3枚。普段は2枚という感じです。

何のために発見タイルを引くかというと、基本的には、陸地を発見してそこに拠点をつくるためです。
1枚タイルを引いただけで、陸地が発見できたならば、そこに拠点をつくってもいいわけです。でも、1枚目が、陸地が何にもない海だけの発見タイルであったり、配置できない発見タイルの可能性もあります。
3枚引くと宣言しておけば、3枚のうちどれかに陸地があって配置できる可能性も増えます。でも、1枚目に、いいタイルが出た場合は、2コインをドブに捨てちゃったことになります。

4コインも支払うと、その後、島が発見できても拠点を配置するときにお金に困りそうです。次のターンから、自分の手番が「収益フェイズ」と呼ばれるようになる可能性も大です。

だから、2枚ぐらいで、損しても1コイン分ぐらいが、いいのではないかと思います。

で、ドキドキしながら、エイヤ!とタイルをめくって、2枚とも「海」、「海」っていうことも、けっこうありました。

とにかく、わたしは、南の「+5」の島と北西の「+10」の島を狙って、船を進めていきます。
難しいことは、考えません。
相手が、同じ島に「探検隊」を置いてきたら、躊躇わずに「上陸拠点」です。2つしかないのに、そら、あっという間になくなるわ。
でも、南の島の獲得競争には、勝ててなかったような記憶が(笑)
えーと、確か、わたしが、

「ここに上陸拠点を置いて+5の島までつなげるぞ」

と思っていたタイルに、いきなり島のはしっこのタイルをくっつける人がいて、2点の小島の小島になっていたような。

いいんだ(フン)。ぼくは、はじめっから+10の島を目指しているんだから。

でも、懲りずに上陸拠点などを置くと、けっこういい手だったらしく(笑)、みんなから悲鳴が。

「あー、そんなことしたら、通れなくなるやんかー」

うむ。いい響きだ。
通行料のコインは、自分から減って相手増益ですから、払う方は2倍いたい。
そうしておいて、その先は、自分一人で独占的に開発です。
誰も、偶然そうなったとは思えないような完璧な作戦です。作戦か?

ボーナス島をとれなかった人は、族長小屋の宝物で挽回をはかります。
人気のある族長小屋の前には、探検隊の長蛇の列が(笑)
なんで、みんな、あの小屋がおいしいというのがわかるのだろう。ゲーマーの勘ですか?
ゲームの結果は、実は全然覚えてないのですが、けっこういいところまでいったと思いますよ。
+10点島にからめたし、族長小屋でも、いいものもらいました。3つぐらい宝物もらった記憶もありますが、3/7はもらいすぎなので、思い違いだな。
収益のサイコロも出来るだけ振らないように心がけたし。

50点は超えていたと思います。多分、2位か1位だ。違いましたっけ?(自信なし)

でも、やっぱり1人で遊んでいるのとは、全然違うおもしろさがあります。
ある人は、サイコロを振ったとき「舵輪」が出ました。わたしなんかだと、単純に6コインとか思ってしまうわけですよ。
でも、その人は、計算するわけです。

「おっ。彼は今0コインだぞ。ここで、『2』と言えば、彼の収益は3コイン。そうすると、彼のところでもう1回収益があって、自分は収益フェイズから抜け出せる」

そ、そうかぁ。そんな風に考えるのかぁ。

考えるところは結構あるのですが、運も大事。そして、どうしたら得になるかなぁという道がとっても見えやすいゲームです。でも、得になる道が複数あるから、そこで悩んでしまいます。
こういうしたらいいことがいっぱいあって、それを選んでいくようなゲームは、大好きです。

カタンは、1回出てきた「原料」をもう1回変換しなければならないところとかが、先が見えにくくて難しいなぁと感じるところです。

複雑なルールに思えるかもしれませんが、知っている人に教えてもらいながら遊ぶと、すっと理解できると思います。

子どもでも、できるんじゃないかなぁと思うのですが、時間がなぁ。

時間がいっぱいあるときに、また、遊んでみたいゲームです。

ところで、「アクア・ステップ・アップ」のマンガの中で、学校でこの「ニューエントデッカー」を遊ぶ話があるのですが、あれ、どの時間に遊んでいるんでしょう。
話の流れだと、登校してきた朝のすぐに遊んでいるみたいなのですが、朝は始業の2時間前登校でしょうか?それとも、ホームルームの時間を全部つぶしてやっているのか?もしくは、定番、放課後か?
すっごく、気になるわたしです。